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化学における表記の仕方について質問です。 ある物質の濃度と言われた時はその物質自体の濃度を言うのかそれが電離した場合も含めた(物質量保存則)ものの総濃度を言うのかどちらでしょうか。

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回答(1件)

化学における「濃度」という言葉は、文脈によって指し示すものが異なるため、注意が必要です。 酢酸の濃度の例で考えてみましょう * 「酢酸の濃度」とだけ書かれている場合: * 一般的には、**酢酸分子そのものの濃度[CH₃COOH]**を指すことが多いです。つまり、電離していない酢酸の濃度を指します。 * ただし、文脈によっては、酢酸の電離を考慮して、酢酸イオン[CH₃COO⁻]も含めた総濃度を指す場合もあります。 * 「酢酸水溶液の濃度」と書かれている場合: * 溶液全体としての濃度を指すことが多いです。つまり、酢酸分子と酢酸イオンの総濃度を指します。 濃度の表記の仕方 濃度の表記には、様々な方法があります。 * モル濃度: 1リットルの溶液中に溶けている溶質の物質量[mol/L] * 質量パーセント濃度: 溶液100g中に含まれる溶質の質量[g]を百分率で表したもの * 体積パーセント濃度: 溶液100mL中に含まれる溶質の体積[mL]を百分率で表したもの どの表記方法を用いるかは、実験の目的や扱う物質によって異なります。

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