質問者さんが書かれているのはクロッキーではなくデッサンに近いようです。 クロッキーは、例えば自分の手を見て、サッと瞬間的に描き上げるようなことを言います。いわゆる速写と言われるもので１～３分くらいで主要な形を捉えて絵にする練習です。 質問者さんの絵には補助線、アタリにような薄い線がありますが、クロッキーでは付かなわいとは言いませんが、アタリのような線を使わずに形を早くとらえて線にします。パッと見てサッと描く瞬発力を鍛える感じです。 モチーフを正確にとらえて描く、その正確さを重んじるのはデッサンです。デッサンの場合は形を正確にとらえること、また陰影の正確さを含めて描いていく感じです。 クロッキーやデッサンというクライテリアにこだわる必要はないと思うのですが、最終的な目的から逆算して、クロッキーとデッサンとどちらが役立つかを選ばれると良いと思います。 クロッキーの場合のコツは「緊張感」ではないでしょうか。正確に越したことはないのですが、形が多少崩れていてもモチーフを構成するメインの線を瞬時にとらえてできれば１分以内に描くことです。この緊張感が直観力を養います。 デッサンは時間は関係なく、写真のようにとにかく陰影を含めて正確に描くことです。線を多用するというより陰影をつけた面でモチーフの質感を正確に表現する意識が必要です。 質問者さんは初めてクロッキー（デッサン）をされたとのことですが、最初は仕方がないと思いますが、できれば線がプツプツ切れる感じでなく連続した線で描けるように挑戦されてみてください。また女性を描く時はカクカクした線ではなく丸みのある滑らかな線で描かれると良いと思います。 以上参考になれば幸いです。