医師と理容師や美容師の意見は違うので、医師の治療は、医師が自分の判断でやめて良いと言わない限り、治ったように感じても、治療を続けて下さい。頭が水虫かもしれないからね(頭に出来た水虫は「タムシ」と名称が変わります)。
基本的なシャンプーの仕方
1.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心に優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は1〜2分間。
2.
ポンプ式シャンプーボトルのポンプ1プッシュ分のシャンプー剤を手に取り、そこに数滴から手にしたシャンプー剤と同量までの水(お湯)を加えて、良く泡立てます。欲を言えば、マシュマロの様な泡になるのが望ましいですが、ある程度キメが細かい泡になれば、okay-dokay。シャンプー専用に出来るのであれば、泡立てネットなどを使って泡立たせるのもいいですね。
3.
泡立てた泡を頭皮に移します。汚れなどを落とす準備はこれで十分ですから、すすぎ洗いに移行して下さい。物足りないからどうしてもと言うのであれば、ここでシャンプー・マッサージ(日本語訳「頭皮マッサージ」)をしますと、指が汚れにくいですよ。ただし、シャンプー・マッサージでは、絶対に頭皮に爪が触れない様にして下さい。
4.
38〜40℃のシャワーを使い、すすぎ洗いに邪魔な髪の毛を優しく掻き分けながら、頭皮を中心で優しくすすぎ洗いをする。時間的目安は2〜3分間。
すすぎ洗いのコツ
一般的に、すすぎ洗いをする際は、俯いていると思われます。この場合、耳の周りと前髪部分がすすぎ洗いしにくく、すすぎ不足になりやすいです。そこで、シャワーノズルを持っていない方の手で、シャワーのお湯を受け止めながらすすいだり、貯めたお湯を頭皮に軽く叩きつけるなど、工夫してすすぎ洗いしましょう。シャワーノズルを頭皮にほとんどくっつける感じ(ノズルと頭皮の間が5〜10mmあるのが理想)で、すすいでもいいですね。
これにシャンプー剤の使用量を半分にして泡立ててからシャンプー・マッサージして下さい。ポンプ半押しが面倒でしたら、100円ショップなどでポンプ付きハンドソープ用ボトルを購入して、これにシャンプー剤を詰め替えて、1プッシュして出てきたシャンプー剤を泡立ててから、シャンプー・マッサージして下さい。
また、通常は、「第二次成長期から男性は60歳くらいまで、女性は30歳くらいまでは1日1回シャンプー剤を使用するのが望ましく、それ以外の人は2日に1回シャンプー剤を使用するのが望ましい」と言われています。
なお、あなたみたいに頭皮にトラブルがある方は、シャンプー剤を2日に1回使用するのが望ましいと考えられています。そして、シャンプー剤を使わない日は、38〜40℃のシャワーで、すすぎ洗いを邪魔する髪の毛を優しく掻き分けながら頭皮を優しくすすぎ洗いして下さい。
肌に洗浄成分が残らない様に、シャンプー剤使用量を少なめにして、シャワーの流れが頭皮に届く様にする事にすすぎ洗いを工夫して下さいね。