先日スネアの試奏をしました。 同じメーカー、同じフープ、チューニング、サイズ、ヘッド。 シェルによって明らかに鳴り方が違いました。 むしろ、「え？こんなに違うもん？この違い分かんないって耳やばくない？」 と思うくらいで、 特にリムショットは衝撃もしっかりとシェルに伝わってますね、触ってたらブルブル震えますよ。 シェルは音に影響しない理論がごく一部で出ますが、もう明らかに間違いですねw 『ヘッドのみをmfでノーマルショットをした時に限り、シェル差は出にくい』 という理論なら分かりますが。 初心者が「オススメのスネア教えて」と来て、 シェル関係ない理論を間に受けて間違った道に進まないことを願うばかりです。 あ、質問は、 「シェル関係ない理論は、発している本人以外にどれくらいいるのでしょうか？」 です。 『私も自分なりに叩いてみたらシェル関係ないと思いました』という方いましたら教えてください。

mimitabuさん。 検証ご苦労さまです。 私はこれまでのタイコ人生で「同じメーカー、同じフープ、チューニング、サイズ、ヘッド」で、「シェルだけ違う」モデルを叩く機会は、楽器店とドラムのイベント会場の２度ほどぐらいしかありません。 そもそも「シェルによる音の違いはない」事を検証する目的ではなかったので、記憶はシェルによる音の質感の違いを体験した程度に留まっています。 ですが「全く同じスネアを何台も」という機会は、これまでたくさんありました。 そうです、「マーチングバンド」です。 現代の（コースタイル）マーチングスネアは、上半分がアルミ製で下半分、要するにボトム側はファイバーや木でできています。 上半分が金属製なのは、繊維を織り込んだハイピッチのチューニングが可能なヘッドのテンションを支えるためです。 もちろんあの硬質なサウンドにも寄与するでしょうね。 またシェルはオール木製、ベルトスリングで肩から斜め掛けにする、古いスタイルのマーチングスネアもよく使ってました。 さらにウッドフープにロープがけ、まるでアメリカの南北戦争時代の様なロープドラムも、演出で使った事があります。 これらマーチングスネアは同一のピッチ、同一のサウンドであることが求められます。 ですがいくらやっても揃うことはありませんでした。 若い時はいろんなマーチングの講習会、マーチングパーカッションのクリニックに参加しました。 複数のマーチングパーカッションのインストラクターたちともやり取りもしましたが、みんなチューニングに苦労していましたよ。 「音色は揃わない。ピッチさえ完全に統一するのは難しいと言います。 それよりも奏法を揃える方がいい結果になる様です。 でもまあこれは、今回の話とはズレますね。 ＞私も自分なりに叩いてみたらシェル関係ないと思いました 以上、私にはその経験は乏しいです。 申し訳ありません。 しかし「シェルによる音の違いは（ほとんど）無い」なら、ぜひヤマハ、パール、ダイナスティ、ラディックのマーチングスネアでチューンボット片手に試してみて頂きたいものです。 AnsBy diddle