まだこういう話が出回ってるんですね。 半分嘘、半分本当です。 まず本当の部分から。 あえてコットンで使わせて、回転を速くし、リピートを促しているお店や美容部員がいるのは事実です。 だから否定はしません。 私も働いていて「うわー」と思ったことが何度もありますから。 次に嘘の部分の説明を。 個々人で実験をするのは無理だし、メーカーがだいじな研究データを開示するわけもないので、データを出せる人がここへ来ることはないでしょう。 （暇なお金持ちが実験機器を購入し、ネットに書き込みをするようなこともあるかもしれませんが） どのブランドの化粧水でも、コットンでも手でもどちらでもいいんです。 それでもコットンで、というのは、コットンでないと本当になじまない場合（アルビオン、コスメデコルテは乳液を先に使うためコットンでないとなじませるのが大変だから）と、メーカーの研究結果だと思われます。 その研究は、たぶんお金を出しても個人では買えないでしょうけれども。 でも、美容部員がコットンをすすめる理由は、もっと簡単です。 手で使われると、いろいろ面倒くさいから。 ハンドプレスをちゃんとしている人ではなく、手で使ってる人って、使い方がいい加減な人が多いんですよ。 で、必ずカウンターで文句を言う。 文句を言われたくないから、メーカーがそうしろと言っているコットン使用をすすめるんです。 まあ、こういう人はどれだけ言ってもコットン使わないんですがね。 それで「ずっと使ってるけど、全然よくならないわ～」と毎回言われることを想像してみてください。 本当にうざいんですよ。 しかもハンドプレスって時間がかかりますんで、誰もやりたがらないんですよね。 説明したってお客さんは絶対やりませんね。 お客さんから悩んで相談された場合は別ですが。 美容部員は売るのが商売ですから、お客さんが簡単に使える方法を紹介します。 化粧水の場合は、それがコットンというわけです。 （ここで、「一緒にコットンも売るんですね！」と思ったら、大きな間違いです。コットンをすすめて一緒に買ってくれるお客さんは、アルビオンとコスメデコルテくらいです。ベネフィークのお客さんだってコットンは別の安価な物を買いますから） 美容部員的には、コットンを使って推奨する量を使ってもらうのが、一番楽なんです。 大量消費させるためよりも、ずっと切実な理由ですよ。 ちょっと風邪気味っぽくなってきて、書こうとしたことが少し頭から飛んでしまいました。 説明不足だったり、わかりにくかったらすいません。