未成年の子が予想外の妊娠を経て出産し、それが美談のように扱われる風潮に、強い違和感を覚えます。 私の感じ方はおかしいでしょうか? 私は、自分と同じくらいの年齢の子が妊娠・出産しているのを見ると、胸が締め付けられるような強いやるせなさや悲しさを感じます。特に、高校生くらいの年齢で子どもを産んでいる人を見ると、強い違和感や嫌悪感、時には気持ち悪ささえ感じてしまいます。 それは決してその人を攻撃したいわけではありません。ただ、まだ若く、これからたくさんの人と出会い、いろいろな経験を積み、自分の人生を築いていけるはずの時期に、もう「自分のための人生」ではなく「子どものための人生」に切り替わってしまうことに、深いやるせなさを覚えるのです。 自分と同じくらいの年齢で、すでに母親という立場に立っている事実を考えると、どうしても複雑な気持ちになります。 周りの同級生が友人と遊んだり、進学や夢のために努力している中、自分だけが育児や生活に追われる。 そう考えると、あまりにも人生の方向が早く決まりすぎてしまっていて、もったいないと感じてしまうのです。 私は、未成年で出産すべきではないと思っています。 精神的にも経済的にもまだ未熟な時期に、感情に押されて「産む」という選択をしてしまうと、その先の現実の重さに押し潰されてしまうことがあります。 子育ては想像以上に過酷で、責任と覚悟が必要です。 安易な気持ちで産み、その決断一つで自分の未来を大きく変えてしまう、その無謀さや浅はかさに、正直、強い違和感と軽蔑に近い感情を覚えることもあります。 子供が子供を産むという現実に直面するたびに、なぜそんなに早く自分の人生を狭めてしまうのか、やりきれない気持ちになります。 YouTubeで、12歳で出産した海外の子の動画を見たときも、同じように胸が締め付けられました。まだ「自分の人生」を歩む前に、「自分の子が同じことをしないようにどう育てるか」を考えなければならない立場になってしまう。 その現実が、悲しく、切ない気持ちになります。 SNSでは「高校生で子どもを産んで偉い」「感動した」「すごい」といったコメントを見かけますが、私は正直、強い違和感を覚えます。 確かに努力している人もいると思いますが、それを美談として扱う風潮には納得できません。現実には、精神的にも経済的にも未熟な中で育児に追われ、苦しんでいる人が多いのです。「若いのに偉い」と持ち上げることで、そうした現実が見えにくくなってしまっている気がします。 また、「産むことが責任だ」という意見もありますが、私はそうは思いません。 産むだけ産んで満足し、その後に育てられず手放してしまったり、育児放棄してしまう方が、よほど無責任です。 現実的に考えて産まない、という選択をすることの方が、誠実で思いやりのある決断だと思います。 環境が整っていない段階で出産することは、子どもにとっても親にとっても、むしろ残酷な結果になりかねません。 だからこそ、未成年での出産を美化したり、賞賛する風潮に、私は強い違和感を抱きます。私は、産むことそのものが正しいとは限らず、今、本当に産むべきなのか、「産みたい」という感情だけでなく、現実やこれからの人生を冷静に見つめて判断することが大切だと思います。 そして、この出来事を学びとして受け止め、同じことを二度と繰り返さないようにすることも、立派な責任の形だと感じます。 同じように感じたことがある方はいらっしゃいますか?こうした考え方は冷たく聞こえるでしょうか? 未成年の子が子どもを産むことについて、どのように感じますか?