確かに「9,000万円も払ったのに、芸能活動終了っておかしくない?」って感じるよね。払い損だし、相手の女性に問題があるんじゃないかって思うのも無理ない。でも、河西邦剛弁護士の見解を踏まえると、この状況は単純な話じゃないんだ。整理して説明するね。
まず、示談金を払った理由っていうのは、中居さんが自分に不利な状況を避けるためだったと思う。示談って、「これ以上、法的な争いや公の騒ぎを起こさないようにしよう」っていう約束のために行われるもので、必ずしも中居さんが全面的に悪かったとか、相手が正しかったとかを認めるわけじゃないんだ。でも、そういう合意をすることで、「これ以上、事を荒立てたくない」っていう思いがあったはず。
次に、今回の文春報道についてだけど、X子さんが週刊誌に情報を流したわけじゃなく、示談前に彼女が知人に相談した内容が記事の元になってる可能性が高いって言われてるんだよね。つまり、口外禁止条項に違反しているとは言い切れないし、X子さん自身は示談後に事件について話していない、という点が重要。だから法律的には、相手の女性が「いけない」ことをしている証拠は現時点で見当たらないんだ。
とはいえ、世間の印象ってすごく厳しいよね。「9,000万円払ったのに週刊誌に出るなんて、払った意味ないじゃん」とか「女性側が悪いんじゃないの?」って思う人が多い。でも、文春の報道が示談前の情報を元にしてるなら、中居さんとしては防ぎようがない部分もある。それに、芸能界っていうのはイメージ商売だから、法的には問題なくても、こういう報道があると仕事に大きな影響が出るのも避けられない。
だから、「払い損」って感じるのも分かるけど、示談金を払ったのは、これ以上泥沼にならないための判断だったんじゃないかな。逆に言えば、示談金を払わなかったらもっと大きな騒ぎになってた可能性もある。それでも、彼の芸能活動がここまで影響を受けてるのは理不尽に感じるよね。でも、これは中居さんだけじゃなく、芸能界全体の仕組みや世間の反応の問題でもあるんだと思う。
つまり、今回の状況は「相手の女性がいけない」って簡単に言い切れる話じゃなくて、示談や報道の経緯、そして芸能界や世間の仕組みが複雑に絡み合ってる結果だってことなんだよね。