７年前に私の妻は無痛分娩で第一子を出産しました。 痛みが誰よりも苦手な妻はかねてより出産するなら無痛分娩以外無いというスタンスでしたので、無痛分娩をいかに安全に行うかを考えました。 無痛分娩でもそうでなくても出産はリスクがありますから、豪華な個人運営の産院ではなく、総合病院の産婦人科（いざというときに救急センターがある）で探しました。 出産基本費用４０万は国から出ますので、無痛分娩分の差額１０万円を追加で支払いました。 無痛分娩は計画分娩ですので、予定日の前日から妻は入院、当日朝に私が合流。午前中に麻酔と陣痛促進剤を投与し子宮口が開くのを待ちました。 痛みが強くなった際の追加麻酔を自分で流し込めるボタンを手に、午後になりました。 なかなかおなかの子どもに出産の動きがありません。試しに私が妻の足の方から「ｘｘちゃーん、パパはこっちにいるよー！出ておいてー！」と声を掛けてからトイレに行って戻ったらやたら慌ただしくなっており子宮口が開いたとのこと。 そこから４０分。助産師さんの合図で１０回ほどいきんだところで産まれました。助産師さんと妻と私の３人でリラックスして談笑しながらの出産でした。 妻は「え？もう産まれたの？」と驚いていました。 分娩方法は、当然のことではありますが、その苦しみを直に経験する当人に選択の権利があります。 これはご主人に許可を頂くような話ではなく、産む当人が自分で決めてよい（というより決めるべき）部分です。 ただ費用の面については二人共通の「家計」というものもありますから、ご主人に相談が必要かと思いますが、 ご主人が費用負担は認めない かつ 質問者様は産みたい →差額分を自ら捻出する方法を考える、親族に相談するなど。 ご主人が費用負担は認めない かつ 質問者様はそこまで産みたいとも思わない →ご主人に、それなら子どもは作らない旨を伝える となるかと思います。 ご主人が無痛分娩のどの部分を懸念しているかにもよるかと思いますが、安全面で言えば、実績がありかつ救急センターもあるような総合病院だと安心です。 子どもへの愛着が湧かないのでは？という（まあ迷信ですけど）点であれば、うちの子はママからもパパからも大いに愛されてスクスクと育っていますよ。 基本、無痛分娩ですと母体への負担がすくないから、出産後に結構ママが動けます。ですのでパパの負担が減ります。それはパパ側のメリットでもありますよね。そうでなければ、かなりパパは頑張らないとなりません。 もはや先進諸国では出産の８割くらいが無痛分娩だそうですので、日本も追いついてもらいたいものです。