私立の薬科大は退学率や国家試験合格率で差がついているので、この2つは見た方が良いです。行政もそこのところは非常に気にしており、こちらのように毎年統計をとっています。 https://www.mext.go.jp/content/20241217_mxt_igaku-100000059_01.pdf ここで、注目したいのは「卒業率」と国家試験の「合格率」です。 京都薬科大学は407人入学して約3/4の321人しか薬剤師になれない。残りの1/4はたとえ人生６年かけてもストレートで薬剤師になれない。でもこれは私立薬学部として非常に良い方です。 大阪医科薬科大は307人入学して約2/3の200人しか薬剤師になれない。残りの1/3はたとえ人生６年かけてもストレートで薬剤師になれない。 これを見ると近大もいい数字を出していますね。148人入学して約3/4の115人が国試合格。また、立命館も大阪医科薬科大よりわずかに良い。正直６年もかけて後もどりができないのだから、せめて大阪医科薬科大を含むこのレベルには入りたい。 基本的に本人次第ですけど、周りの学生や大学側の運営を考えると、まずは京都薬科大学でしょう。次は医学部がある近大も考えた方が良いが、近大薬学部のレベルでも一般入試組は半分以下ですね。