全キャラクタに対応するキャラクタが居るわけでは無いようですが。 オリジナルの「不思議の国〜」を原著として書きます。 「不思議の国」は、トランプのカード達が暮らしている世界です。女王（クイーン）やジャックなどが居ます。 主人公の「有栖」が、そのまま原著の主人公「アリス」です。 「宇佐樹」がアリスを不思議の国へ誘い込むきっかけとなった「白ウサギ」（他にも原著に登場するウサギが居ますが、これとは別物）。 「ボーシヤ」こと弾間が、原著では永遠に午後のお茶会を続けている、頭のおかしな「帽子屋」（原著の舞台であるイギリスの慣用句に、「帽子屋のように気の狂った」という言葉が元々存在した）。 「山根」が、同じ茶会に参加している（ティーポットに詰められている…）「ヤマネ」です（翻訳書によっては「眠りネズミ」と書かれる）。 「堂道」は原著に登場する奇妙な鳥（実在していましたが絶滅している）ドードー鳥。 「苣屋」は、原著では「ニヤニヤ笑いをする猫」として登場したチェシャ猫（帽子屋同様の慣用表現で、「チェシャ猫のように笑う」から）。 「不思議〜」の主なキャラクタの中で、「今際〜」に該当する人物が出ていない例がいくつもあります。 作中でも、そんな描写がありましたが、「不思議〜」に登場するキャラクタに対応する人物が、今後の展開で何か重要になるのかも知れませんね。