奥羽山脈は、日本の東北地方の中央部を、青森県の夏泊半島から福島・栃木県境の帝釈山地に至る全長約500 kmの脊梁山脈ですので関東山地とはダイレクトに繋がっていません。 奥羽山脈は比較的新しい地形です。 奥羽山脈にあたる場所は日本海の拡大期（約2500万年前から約1500万年前）には海底にあり、その後も火山活動が続いていたものの、海面下にあったのです。 陸地になったのは、約800万年前のことです。 現在まで続く圧縮圧力により褶曲しながら隆起し、両側で逆断層を作って高まり、並行して活動した火山が大規模カルデラを作りつつ高度をさらに増したものです、ですので関東山地とは時代が違います。