便の周りの水が赤くなる原因はいくつか考えられます。以下に可能性と対処法をまとめます。
考えられる原因
1. 食べ物や飲み物の影響
• 最近、赤い色素の強い食べ物(トマト、ビーツ、赤いジュースなど)を食べたり飲んだりしていませんか?
• これが原因の場合、特に心配はいりません。
2. 軽い痔や肛門付近の傷
• トイレ時に力を入れすぎたり、ウォシュレットが強かった場合、肛門付近が傷つき出血することがあります。
• この場合、拭いたときに血がつかないこともあります。
3. 腸内からの出血
• 便そのものが普通の色であれば、腸内からの大量出血の可能性は低いですが、小さな傷や炎症の可能性はあります。
• 腹痛があるので、腸や消化器の異常も疑われます。
4. 病気の可能性
• 腸炎や軽い感染症が原因で腹痛や出血が起こることもあります。
• ただし、10代で深刻な病気である可能性は比較的低いですが、繰り返す場合は注意が必要です。
次にすべきこと
1. 親に相談する
• 早めに親に状況を伝えましょう。「便が赤く見えた」と冷静に話すだけで大丈夫です。
2. 赤いものを食べたか思い出す
• 最近の食事内容を振り返り、赤い食べ物や飲み物がなかったか確認してください。
3. 便の観察を続ける
• 次回の便の色や周りの水の色を確認してください。再び赤い場合、できるだけ写真に撮っておくと、病院で説明がしやすくなります。
4. 腹痛の様子を見る
• 生理痛のような腹痛が続く、または悪化する場合、できるだけ早く病院へ。
病院に行くべきタイミング
以下の症状があれば、早めに受診を検討してください:
• 赤い便や赤い水が繰り返し出る。
• 強い腹痛や吐き気がある。
• 発熱や下痢がある。
• 気分が悪くなる、疲れやすい。
最初は不安かもしれませんが、軽い原因であることも多いので、冷静に親に伝え、様子を見ることが大切です。