ハリー・ベイリーの人種であるとか、ポセイドンの娘の人種が多種多様になっているとか、確かにそういったポリコレと揶揄される要素が原因で変に評価が低かったり高かったりしているのもあると思いますが、 そういったことを抜きにして、映画自体は割と凡作だな、と思いました。 水同時期に上映していたアバター２の水中表現が圧倒的すぎたのもあり、驚くような映像表現もなく、 アニメから新たに加わったシーンは、カモメ役のオークワフィナのラップくらいしか特筆するものもなく、 エリック王子のキャラには多少厚みがでたものの、劇的な改変とも言えず、 無難にアニメを実写化したな、でもこれならアニメで良いかな、という感じが否めませんでした。