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閲覧ありがとうございます。 心電図モニターについてです。 病棟のモニターはII誘導しか見れませんが。 12誘導ではIIとIのp派をみて洞調律かどうかをみたり p派の形を見る時はv1とIIでみたりと

病院、検査80閲覧

回答(3件)

他の方も言ってますが、モニターではわかりにくい大事なものって、脚ブロックや心筋梗塞判定くらいじゃないですか?不整脈系はほぼわかりますよ。 p波のお話をされていますが、じゃあなぜIとIIを見なければいけないのかわかってますか? v1でよく見えるというだけで、通常はII誘導でもp波見えますが、違いは? 洞調律か異所性心房調律か 右房負荷・左房負荷の有無 WPWやAFLのタイプ判定 これらを指摘できないと問題ありますか?大事なのそこじゃなくないです? この患者さんにモニターする意義はなんだろうかと考えると良いと思います。 必要なものはほぼわかると思います。

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心電図モニターは基本Ⅱ誘導(設定変えれば他もみれますが)ですが、12誘導でもⅡ誘導から見るのと同じで、十分心電図モニターだけでP波からSRかどうか判断できますよ。 まずはP波があるかどうかを見てますね。P波なくRR間隔不整ならAFですし、P波あってRR間隔整ならサイナスですし。 他にも心電図モニターからⅠ°AVB、Ⅱ°AVB、CAVBも読み取れますし、PVCやPACからも判断できます。それとPM挿入しているならスパイクも出るのでスパイクあるならAペーシングなのかVペーシングなのか、AVペーシングなのか。ペーシングないならそれは自己脈なんで混合になりすし。 ただ、残念なのが右左脚ブロックが心電図モニターでは見れないですね。こればかりは12誘導でV1.6見るしかないですね。

12誘導の中に四肢誘導と胸部誘導があり、四肢誘導の中に2誘導があります。 12誘導は全ての誘導を総合して電気の流れの方向を知るためのもので、治療の際に医師が電気の発生場所や不整脈以外の心筋の異常を特定する「材料」として必要です。治療(アブレーションなど)となれば12誘導でも不十分で心内心電図というものも見ます。 緊急で危ないのは不整脈からの血圧低下ですから、病棟では2誘導で不整脈さえ見れたら良いんです。 不整脈は文字通りタイミングが不整なのでまあどの誘導でも見れますが、刺激電動系の方向(左上から右下)に1番近い2誘導で見ます。心臓の傾きから1誘導が見やすい人もいます。 四肢誘導の電気の向きに関して詳しく知りたい場合はは「アイントーベンの三角形」を学べば分かります。 見なければいけないのは下記です •徐脈性不整脈(ブロック、心停止は言わずもがな) •頻脈生不整脈(AF、SVT、VT、VF) •期外収縮については頻発する場合など 極端に簡単に言うと「早い」か「遅い」か「バラバラか」です 上記が有れば本人に症状を聞いて血圧測定して12誘導を取ればOKです