厳密な考察では無いこと(間違ってる可能性もあります)と、結構なネタバレになることをご了承ください。 結論から先に言うと、オーウ、シン、ココは全て同一であると思われます。 理由としてはいくつかあります。 前提として、オーウ、ココ、シンは同時に登場していないと思われますので、同一人物であってもおかしくありません。 そして何よりも、サブタイトルを考えれば、ゼータにとっての"親友"と言えるオーウ、シン、ココは全員魔王(=同一人物)と考えられます。これはウラにとってシンが"親友"であったとしても矛盾がありません。とても美しいですよね。 その上で一応考察してみました。 まず、オーウ = シン 説は、明確には確定出来ませんでした(最終戦の場面で、オーウがシンに成り変わっていた可能性を否定出来る材料が私には見つかりませんでした)。しかし、序盤に即退場3人衆が魔王の力で吹き飛ばされたことや、感情が無い事についての言及が一致していたことなどを踏まえると、同一と考えるのが自然でしょう。 シン = ココ 説についてですが、これは順を追って説明します。 ・シンはゼータによって天空要塞から落とされた ・天空要塞から落ちた先は花畑 ・エンディングで花畑に落ちたと思われるココのセリフ「私はずっとキミ(ゼータ)に殺されたかった」 → ココがゼータに天空要塞から落とされたと推定され、かつゼータが落としたのはシンであるため、シンとココが同一であることがほぼ確定します。 以上から、オーウ = シン = ココ = 魔王 説が一番綺麗で辻褄も合うのかなと思います。 魔王がゼータに対して抱いていた想いは、OPをフルで聞くと何となく分かります。人の強さと弱さ、また正義と悪について、とても考えさせられる作品でした。