小谷誠氏は、ゲーム脳肯定論者です。
ハッキリとした証拠としては、2006年に出版された森昭雄氏の著書『元気な脳のつくりかた』に、推薦文を送っている、ということから言えます。
その文章を引用します。
私達は非常に多くの脳細胞の種をもらってお母さんから生まれます。この種の大半は、栄養分がゆき渡らず死んでしまいます。栄養成分が与えられて、生き残った種だけが生長して脳細胞になるのです。脳細胞が勢いよく育つのは、小学校から高等学校時代です。この本では、脳の最も大切な細胞を育てるには、どのような生活を送ればよいかをわかりやすく説明しています。
東京電機大学教授(元学長)、国際生体磁気学会顧問(元会長) 小谷誠
というものです。
ちなみに、他に2名推薦文を寄稿している人物がおり、それは、片岡直樹氏と清川輝基氏です。
この2名については、わざわざ書くことはないでしょう(笑)
この推薦文や、リンク先の文章を読んでいても、小谷氏の場合、まず、脳というのは積極的に使うべきだ、というものが先にあり、そこで運動や読書を推薦している森昭雄氏に接近してしまったのではないか、というのを感じます。ついでに言えば、この人もテレビゲームなどに対して、知識がないのでしょう(シミュレーションゲームであるとか、ノベルゲームであるとか、じっくりと考えるタイプのテレビゲームも多いことを知らないわけですから)
また、
>将棋や囲碁なら問題ないというのも森昭雄氏の主張と異なるような気が
ですが、森昭雄氏自身、言っていることが時と場所を変えると、二転三転するので有名な人ですからね……