安楽死を推し進めたい人って、何故傲慢な人が目立つのですか？ 勿論、自分で安楽死を望んで自分を安楽死させるならば何も問題は有りません。しかし、全く関係ない赤の他人に向かって「この年齢で延命しても無意味だから安楽死させるべき」と非常に傲慢で独善的な意見を述べる人が少なくありません。医療者が言っているケースも多々あります。その人の命は誰のものかと考えたら、1番はその人自身、2番目には家族、3番目は婚約者や恋人、親しい友人あたりではないでしょうか。では他人や医療者は何番目かと考えたら、最下位もしくはランク外だと思います。特に医療者は直接その人の命に関わるケアを行っているので、2番、3番当たりに食い込んでいると勘違いされているのではないでしょうか。だから患者さんの命を好きに出来る権利を有していると思い込んで、「安楽死させるべき」と簡単に主張出来るのではないでしょうか。口を悪くすれば「人の命の価値を勝手に決めて、何様？」と思います。これではナチスが推し進めた「生きるに値しない命」そのものではないでしょうか。