瀬戸内国際芸術祭なるものをご存知でしょうか? 香川県と岡山県の間の瀬戸内海に浮かぶ(一部の)島々を舞台に、現代アートの祭典が、3年に一度、開催されているのです。 その中で、香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃の高台にある 豊島美術館 は、入館料2,000円で、結構、人気があるようです。 ここでみなさまのご意見をお聞かせいただきたいのですが、入館された方はどのような感想を持たれましたか?ということです。 豊島美術館の中には、これと言って展示物は、ありません。 コンクリートの床には、180個余りの小さい穴があり、そこから少量の水が少しずつ出てきて、撥水加工された床を流れて行きます。豊島美術館は、まるで大きな蓮の葉のように、小さな玉になった水や線になった水が、くつついたり、分散したりして、緩い傾斜のために、中央部へ集まって行きます。 傾斜の緩いドーム型の天井は、直径5メートル以上の円形の穴が開けられ、太陽、空、雲、風、光、温度、山、木々の緑、枯れ木、鳥の囀り、虫の声を感じられるのです。時には、鳥や虫も館内に入ってきます。 季節によってそれらは、さまざまに表情が変化します。 (前置きが長くなりましたが)豊島美術館に入館された皆様は、どのような感想を持たれましたか? 本当に良かったと思われますたか? 裸の王様が浮かんだ方は、おられませんか? 2,000円という料金は、妥当だと思われますか?