令和6年度(2024年度)版電気工事士技能(実技)試験の失敗しない工具の仕様や選び方について詳しく解説します。初受験では、どんな仕様の何が必要なのか選ぶのが難しい(同じ名前の工具でもどれがいいか分からない)ことや、個別購入だと割高になると思いますので本記事を参考にしていただけると幸いです。
技能試験で必要な工具は何か。
技能試験は何が必要?(準備物・工具・電線・器具)でごく簡単に触れましたが、電気工事士試験では、電動工具以外のすべての工具を使用することができます。(1種・2種とも共通)これらを踏まえ、何をそろえるべきか解説します。
なお、揃えるべき工具の概念図を次に示します。
種別 | 指定工具 | VVF ストリッパ | 1種用 追加工具 | 便利 ツール |
---|---|---|---|---|
第1種 | ◎ | 〇※ | 〇 | △ |
第2種 | ◎ | 〇※ | △ |
※HOZANのP-958は必須級。
最低限必要な工具(指定工具)
「指定工具」と言われる最低限必要な工具が電気技術者試験センターから示されています。最低限必要な工具で、これをそろえれば全作業は完結します。ほかの工具で賄えば不要になるものもありますが、ベースとなる工具になり、指定工具基準で必要に応じて工具を増減することになります。
指定工具:作業に最低限必要と考えられる工具
第1種電気工事士・第2種電気工事士ともに共通です。
これは、第1種も第2種も受験案内に同じ記載あることで確認できます。
詳しくは次の記事まとめました。
VVFストリッパ:電線の被覆剥ぎ工具
ほぼ必須工具化してきています。
ストリッパ:電線の被覆を剥く工具
試験は制限時間があるため、時間短縮のためストリッパは必携の状態になってきています。ほとんどの人が持参しています。基本は電工ナイフで被覆剥ぎをするのですが、時間はぜんぜん違いますし、電線へ傷を付けるリスクもありません。
特に、「HOZANのP-958」は電気工事士試験のために開発されたような工具、被覆のストリップ(被覆剥ぎ)以外にも便利な機能を備えており、必須級の道具です。私も持っていますがとても使い勝手がよい工具です。
詳しくは次の記事にまとめてあります。
ナイフとの比較も分かる動画もおいています。
この項で必須と言っているのは、VVFケーブルをストリップできる工具です。第1種に出題されるより線用は次の項で述べます。
第1種電気工事士用に追加があれば便利な工具
第1種だけで必要となる工具です。必要となると言っても、「必須ではない」と思ってください。あれば便利になるくらいです。無しで取り組んでみて、必要性を感じたら購入してみてください。
第1種と2種の工具選定上の大きな違い
扱う電線が違います、「より線※」の電線がでてきます。
・高圧絶縁電線(KIP)8mm2
・600v制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(CVV) 2mm2
・600vビニル絶縁電線 5.5mm2、2mm2 ・・・etc
第1種で追加工具が役立つ場面は「電線を取り扱う場面」です。
「より線」の被覆は、VVF用のケーブルストリッパ(単線※1.6mmや2.0mm用ではなく)ではなく「より線用のワイヤストリッパ」がなければ剥ぎ取ることができません。本数は少ないのでナイフでも対応可能ですがストリッパがあると心強いです。
※単線:1本の金属の線、直径で表す。
より線:細い線をいくつかより合わせた線。mm2で表す。
より線用ワイヤストリッパ
より線の被覆ストリッパです。第1種電気工事士では2mm2や5.5mm2の電線の被覆の剥ぎ取りが可能です。当然電工ナイフでも対応可能。ストリッパを使えば早く、傷つけず対応可能です。
ケーブルカッター
高圧絶縁電線(KIP)や600v制御用ビニル絶縁ビニルシースケーブル(CVV)は太いので、ペンチで一発では切れません。この工具があれば簡単に切断可能です。切断するだけのものでこれを購入するのは少し割高です。
丸形ケーブル(CVV・VVR)外装用ストリッパ
丸形のケーブルの外装をストリップする専用工具。具体的にはVVRやCVVケーブル用です。第2種電気工事士でもVVRは出題されます。第1種ではこれに加えてCVVケーブルが出てきます。出題されなければ使うことがありませんが、不安な方は1本持っておくと安心感が違うと思います。CVVは固いので、これの方がよいです。(KIPは対応不可)
VVRやCVVの外装がとても素早く安全にむけます。
剥きたいところを挟んでクルクルっと2周し、次に横向きにケーブル端まで引き抜きます。あとは手で外装をねじれば簡単にネギのように剥けます。
よく、2周するとはじめと終わりがズレて螺旋になってキレイにできないといいますが、自分もそうでしたが、どっちに偏るかのクセさえつかめばちゃんときれいにつながるように剥けます。
切る深さについてはあらかじめ何度か試して調整が必要です。VVRもCVVも同じ深さでいけるので、一旦決めてしまえば本番で調整の必要はないです。
KIP8についてはこれで剥くことはできません。深さが変わるし、むしろ時間がかかってしまう。ムキチョッパがいいと思います。
自分の試験本番の時はVVFしか出なくてこいつの出番がありませんでしたが、持っていると心強いです。なおND-800Sより少し大きめのND-800のほうがいいと思います。両方持っていて、第一種の実技対策としてはどちらでも大丈夫でした。
Amazon デンサンケーブルストリッパーND-800s商品レビュー
(おまけ程度)便利ツール
おまけ程度のツールです。電線をクリップして束ねて置けるものや被覆剥ぎの寸法が分かる(ストリップゲージ)ものです。なくてもまったく問題はありませんが、少しでも作業の利便性を向上させる目的のものになります。敢えて狙って買う必要はありませんが、工具セットに含まれているおまけ的についでに買うかどうかの判断となります。
圧着ペンチの選び方(超重要)
指定工具になっているリングスリーブ用圧着工具(圧着ペンチ)について説明します。超重要事項です。間違えると取返しがつきません。
柄の色と刻印に注意
圧着ペンチは柄が(持つところ)が黄色を選んでください。
リングスリーブ用は、柄が黄色のものです。刻印も「○」「小」「中」「大」のものです。
単品で買うとよく似ているので注意してください。ご自宅にあるものでも間違えないようにしてください。
JIS C 9711適合品を確認すれば間違いない。
試験用の使いやすいコンパクトタイプ
圧着ペンチは、作業性がよい「大」がないタイプが発売されています。第1種・第2種電気工事士試験ともに「大」は不要としてコンパクトなタイプになっています。大が無いタイプは全長が短いので扱いやすさに優れます。
ネット上のレビューや商品説明に「大」がある・ないの記載があるので、以下を知っておかないと迷うと思います。
私はこういうものが無い時代で特に気になりませんが、コンパクトタイプは
・力が非力な方には軽く使える
・手が小さい方は完全に開いた時が開き幅が小さいので扱いやすい
というメリットがあります。
試験ではどちらでも問題ありません。
将来的に電気工事士として働く時には「大」まであるものが必要になります。
(参考)
特小(○):1.6mm×2本
小:1.6mm×3~4本
小:2.0mm×1本+1.6mm×1~2本
小:2.0mm×2本
中:2.0mm×1本+1.6mm×3~5本
中:2.0mm×2本+1.6mm×1~3本
大:1.6mm×7本
大:2.0mm×5本
中古品(メルカリ等)や100均について
どちらもおすすめしません。ドライバ程度なら問題ないかもしれませんが、機械的な摩耗・損耗が予想されるので中古品の状態に左右されてしまいます。切れ味が悪いものや開きが悪いもの(圧着ペンチやペンチ等)は効率も悪いし試験に対するリスクがあります。
100均は電気工事士に使える工具自体があまり売っていないし、あってもどうしてもレベルが落ちるので好ましくありません。ぎりぎり許容できるのはドライバですが、本記事に書いてあるようなドライバの特徴を踏まえたものは少ないし、試験に適合するものを探すのは大変です。
一番いい工具の揃え方
私のサイトでもたくさんの種類のセットを紹介しています。他サイトにもたくさんあるし、販売サイトにも目移りするほどのセットがあり、結局どうするか決めてに欠けて迷うことも多いと思います。
1つよい方法があります。
工具を段階的に揃える
いきなり便利ツールまで揃えるべきか、そこまでいるのか・・・。高いし・・・。
そういう迷いがある場合は先に練習してみた方がよいです。なるべく投資額を抑えたいと思っているのであれば「指定工具だけ」買ってみて、単位問題をやってみてください。案外すんなりできるなら問題ないので、それだけでよいです。
「時間が足りない・これが苦手」が分かった時に初めてそれに必要な工具を買い足せば無駄がないし不足もありません。
1つ注意事項があります。
なるべく早く技能(実技)試験の学習に取り組む
段階的にそろえる方法を選択する場合は、「早く」取り掛からないとできません。
CBT方式だとかなり早く取り掛かれます。詳細は次の記事参照。
工具セットの紹介
工具をまったく持ってない場合セットで買う方が割安になります。単品で個々に揃えるのは大変ですし選ぶのも面倒です。電気工事士技能試験用として販売されているので簡単に揃えることができます。
基本工具セット【指定工具のみ】
指定工具(電気工事士技能試験を受験するための基本工具)だけのセットです。必要最低限そろっています。投資額を最小に抑えたい方におすすめです。
(注)圧着ペンチは「大」まで使えるタイプです。
基本工具+ストリッパ【指定工具+P-958】おすすめ
ネットでは、余分なものがセットになっていることが多いのですがシンプルなこちらがよいです。
一番上の基本工具セットに、電気工事士試験の最強便利道具P-958VVFストリッパーが追加されているセット。ストリッパ機能やのの字曲げに使える超便利工具で、恐らく受験者のほとんどが持っています。
圧着ペンチ(P-738)は「大」がないタイプで使いやすいものです。無駄がなく、必要なものが揃った一番おすすめの工具セットです。技能試験対策ハンドブック付。
基本工具+ストリッパ【指定工具+P-929】
電気工事士技能試験を受験するための基本工具(一番上の工具セット)に、VVFストリッパー(P-929)がついたセット。VVFケーブルの被覆を剥くのに特化したストリッパ。P-958が多機能で便利なのですが、被覆剥きだけならこちらの方が更に容易に強力です。P-958は多少テクが要ります。 圧着ペンチは「大」がない使い易いタイプ。
基本工具+ストリッパ【指定工具+P-958】+便利ツール3点
電気工事士技能試験を受験するための基本工具+合格シリーズ全て揃ったセット P-958 VVFストリッパーとVVFペンチ(2mm2×3CのCVVケーブルが軽く切れる)が入った工具セット。VVFペンチは特に必要ということはありません。 圧着工具はP-77で、リングスリーブ「大」に対応の大型の少し扱いにくいタイプです。
おまけ3点は次のもの。P-925 合格ゲージ、P-926 合格クリップ(10個入)、DK-200 合格マルチツール。 持ち運びに便利なツールバックが付属。3点セットはあればよい程度です。(←なら載せるな、ですがよかったらどうぞ)
【1種用】基本工具+ストリッパ【指定工具+P-958】+ケーブルカッタ+ストリッパ
第一種電気工事士に役立つ工具が入った工具セット。これで十分です。2種と違うのは、より線を剥くワイヤストリッパとケーブルカッター(太い電線を切るカッター)が追加されています。2種から進んだ方は単品で買い足せばよいです。一式1種のセットを揃えたい方だけ用。
ホーザン(HOZAN)第一種電気工事士試験アップグレードキット
第2種電気工事士→第1種電気工事士にステップアップした方用に、1種便利工具のみ追加可能なセットです。
電気工事試験技能試験対策 工具セットまとめ
私のおすすめは、
上から2番目【DK-28】
です。
P-958ストリッパが本当におすすめで、近年では「電気工事士試験対策用の」工具としてずいぶん進化していて電気工事士試験必携クラスです。指定工具+P-958があれば後は特になくても大丈夫でと言ってもよいです。
圧着ペンチはリングスリーブの「大」が使えるのと使えないのがあります。使えない方が使い易いようです。(「大」は電気工事士試験にでない、また工具が大きくなって使いづらい)。セットに入っているのが一律でないのがなぜかわかりませんが、気を付けてください。
また、DVDやハンドブック等が付いたセットもたくさん売っていますがこれらは技能対策本へ付いていたりyoutubeで動画がたくさんありますので敢えて付属して高くなるのであれば要らないと思います。なるべくシンプルなセットを探しました。
まずは、基本セット+ケーブルストリッパ(P-958)のみ購入し、実際に練習してみて不足を感じてから別の便利工具に手を出すのがおすすめです。(時間に余裕があれば)
単品工具の紹介
すでにいくつか工具をお持ちであるとか、過去に受験済で買い足す、買い替えるなどの方にはこちらの単品工具を選ばれることになると思います。あるいは、第2種を突破され、1種用に買い足されるということもあると思います。主なものをここへ紹介します。
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー P-958
何度も書いています。一押し工具。必須級(というか必須)。これは”超便利”です。まず「のの字曲げ」に使えます。ペンチでやるのが苦手な方には最高です。あまり習熟を要しません(ペンチに比べて)。ストリッパ【1.6×2C、3C 2.0×3C】(エコ対応)にスケール、ケーブルカッターに使えてしまいます!詳細は→【電気工事士(技能)】便利・必須工具:VVFストリッパ P-958
ホーザン(HOZAN) VVFストリッパー P-929
このストリッパは最強ストリッパ【VVF-1.6(2C3C)VVF-2.0(2C3C)エコ対応】です。電気工事士試験に出題されるVVFとエコケーブルにはすべて対応できています。完璧な分高いです。高いけど威力は十分。
詳細は→【電気工事士(技能)】便利工具:VVFストリッパ P-929
【1種用】ホーザン(HOZAN) ワイヤーストリッパ- より線用 P-90-C
第1種電気工事試験では、「より線」が出題されます。芯線が細い線をより合わせた電線です。電線サイズがVVFの場合は芯線の直径(1.6mm,2.0mmなど)で表現されますが、より線は断面積(5.5mm2等)で表現されます。より線用のストリッパを持っていればこれも楽に作業できます。もちろん電工ナイフで代用は可能です。なくても大丈夫です。不安な方は装備しておけば安心です。
2.0mm2や5.5mm2対応の工具を選びましょう。
【1種用】ホーザン(HOZAN) ケーブルカッター N-18
第1種電気工事士試験で用いられる太い電線、KIP8sqやCVV2-2c、CVV2-3cの切断に使えます。ペンチだと切りづらいのですが、これがあれば簡単に切断できます。ただ、それ以外に用途はありません。1種受験用のための道具です。必ずないと困るものではありません。あれは助かる、という工具です。
デンサン ケーブルストリッパー ND-800S
第2種電気工事士のVVRや第1種電気工事士のCVVケーブルの外装ストリップ用です。CVVケーブルは固いので、この工具があると安心感があります。第2種のVVRはVVFと同じような素材なのでナイフでもそれほど苦にはならない印象です。第1種用というイメージです。
第2種でもVVRに苦戦している場合は役立つと思います。
電工ナイフ
普通の電工ナイフです。これで十分活躍するものです。電工ナイフとして販売してあるものであればなんでもよいでしょう。ストリッパだけを持っていると、思ったのと違う品質の電線がでてきて失敗したときにリカバリできません。また、カッターナイフだと力不足(試験センターの案内でも避けてください、と書いてあります)です。電工ナイフはやっぱり職人という感じがします。合格した後もずっと使います。使えます。カッターナイフで代用は避けて電工ナイフを準備しましょう。
ペンチ
至って普通のペンチで問題ありません。が、小さいタイプもあると思います。全長が20cm程度のサイズ感のものを選ぶとよいと思います。ものによって大きく使いごこちが変わることはないと思いますので好みで選んでよいと思います。HOZANのものをリンクしておきます。
【「大」なし】ホーザン(HOZAN) 圧着ペンチ リングスリーブ用 P-738
圧着ペンチは柄が黄色のものでなくてはいけません。「リングスリーブ用」が必要です。ぜったいこれだけはよく確認して購入をお願いします。これは適合品です。本サイトのいろんな箇所へ書いていますが、「大」がないタイプです。試験には、「大」は出ませんので、試験場の使いやすさを求めるのであれば、コンパクトなこちらがおすすめです。
【「大」あり】ホーザン(HOZAN) 圧着ペンチ リングスリーブ用 P-77
圧着ペンチは柄が黄色のものでなくてはいけません。「リングスリーブ用」が必要です。ぜったいこれだけはよく確認して購入をお願いします。これは適合品です。現場(電気工事士になってから)を視野に入れている場合には大まで行けるものを買っておけば無駄にならないでしょう。
ウォータポンププライヤ
指定工具のため、載せています。無いと困るのですが、使うシーンは少ないです。私はウォータポンプではなくて通常のプライヤを持っていきました。アウトレットボックスへ金属管工事をする時くらいにしか使いません。手締めでも締め付けれるのですが、確実に工具を準備しましょう。ウォータポンププライヤとして売っているものであれば問題ないと思いますが小さすぎると小さいので注意しましょう。
プラスドライバ
ドライバー何でもいいようで、選び方があります。プラスドライバは器具に電線を取り付ける時に、電線のクセを抑え込みながら器具にネジ止めする必要があるので、グリップが大きく握りやすいものがよいです(ネジにしっかり力が伝わるよう)。しっかり握れるタイプを選びましょう。電線をネジ止めする時に、先端にビスをはめて電線のクセを押し切ってネジ止めしていくことになると思うので、ネジ山と適合する先端サイズにしなければいけません。かつ磁力があってネジが先端に付くものがよいです。軸長は長すぎない方がよく「軸長100mm、先端+2、軸径6.4」が使いやすいです。
マイナスドライバ
マイナスドライバーも何でもよいのですが、多少こだわりがあります。ネジを締めることはありません。連用取付枠の付け外しや埋め込みスイッチに差し込んだ電線を外す時に使います。器具の大きさが決まっているので、これに適合するサイズを選びましょう(大きすぎても小さすぎてもダメ!)。
適当なものを選び、配線間違いがあってうまく使えないと焦るので、「グリップが大きく」「軸長が長すぎない」ものがおすすめです。「軸長100mm、先端-6、軸径6.4」がよいと思います。
プラスマイナスドライバーセット
上記の2本のドライバのセットです。両方買うならこちらが割安になるのでおすすめです。ドライバは持つところが小さいのは選ばないようにしましょう。Amazon限定品です。
(面倒な人用)工具+練習材料セット
電気工事士試験の技能試験対策には、工具+練習材料(電線+器具)が必要となります。色々集めるのが面倒な場合は、フルセットがおすすめです。セットで買う分割安になりますし、考える手間はありません。
第2種電気工事士用(令和6年度版)
上記のおすすめセット『基本工具+ストリッパ【指定工具+P-958】』に練習材料(令和6年度分器具+電線1回分セット)となります。
(令和6年度第2種電気工事士試験 練習材料&器具の詳細記事はこちら)
第1種電気工事士用(令和6年度版)
上記の『【1種用】基本工具+ストリッパ【指定工具+P-958】+ケーブルカッタ+ストリッパ』に練習材料(令和6年度分器具+電線1回分セット)となります。
(令和6年度第1種電気工事士試験 練習材料&器具の詳細記事はこちら)
工具えらび まとめ
工具はとても大切です。試験結果を左右する言っても過言ではありません。よい工具を選ぶことで使いやすさがずいぶん違い、仕上がり時間に影響するでしょう。
また逆によい工具を過信して練習をおろそかにしてもいけません。きちんとと練習して手に馴染ませて試験に臨んでください。手に覚えさせることが大切です。
工具はコストがそれなりにかかりますが、合格後は電気工事士です。試験を受けて工具を処分するわけではありません。一生使うことができます。電気工事士の仕事に就かなくても日常色々と役立ちます。そう考えれば工具に投資してもよいと思います。よい工具は使い易いですし便利です。本番で頼れるのは工具だけです。いろいろ考えて購入してみてください。
なるべく早めに練習にとりかかり、上に紹介したような便利道具があった方がよいかの見極めをしてみてください。
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