SLIK、脚部パイプが複合素材の三脚「スプリント」をリニューアル

SLIK スプリント 230

株式会社ケンコー・トキナーは、AMTパイプ（アルミニウム、マグネシウム、チタン合金のパイプ）を採用した小型三脚「スプリント」シリーズをリニューアルし、3段三脚「SLIK スプリント 230」と「SLIK スプリント 230 HD」、4段三脚「SLIK スプリント 240」と「SLIK スプリント 240 HD」の4製品を6月7日に発売する。

SLIK スプリント 230/240は、ベーシックな2ハンドル3ウェイ雲台「SH-727E」を搭載。

製品名末にHDが追加された230 HD/240 HDの両製品は、3ウェイ雲台「SH-737 HD」を装備した動画対応モデルとなっている。なお、動きの抵抗の固さを調整できる「フリクションコントロール」を備えており、雲台の上下方向と左右方向の2軸で調整が可能。

どちらの雲台も、DIN規格に対応するクイックシューでカメラを装着。取り付け部分は正方形になっており、シューを縦長・横長の両方で取り付けできるようになっている。

また、今回のリニューアルモデルでは、本体（脚3本を取り付けているパーツ）を一新。エレベーターのストッパーツマミが大きく、操作しやすいデザインへと変更されている。

さらに、本体部分に水準器を追加。アクセサリー対応の1/4-20UNCメスネジ（アダプターを外すと3/8-16UNC）を装備し、拡張性が高められている。

開脚角度は3段階に調節可能。脚取付部分にある「開脚ストッパー」の操作により、ハイ、ミドル、ローにセット可能。

ボタンを押し下げると開脚ストッパーが解除され開脚角度を自在に調整できる「ハライチロックシステム」を採用した。脚部のロックは、レバー式。

脚の1本に成型ラバーグリップを備えており、持ちやすさを考慮しているほか、エレベーター下端にはウェイトフック装備した。

SLIK スプリント 230

SLIK スプリント 230 HD

SLIK スプリント 240

SLIK スプリント 240 HD