四方幸子
工作舎、2008年10月20日、256ページ
ISBN=9784875024132
[論考]
新しい技術的—経済的パラダイムは、経済的、機能的組織の不可逆的空間論理としてフローの空間をもたらす。そこで問題は、いかにして場所の意味を新しい機能的空間に接合するかということになる。場所にもとづく社会的意味の再建には、社会的、空間的オルタナティブ・プロジェクトの、文化的レベル、経済的レベルそして政治的レベルの三水準にお...
『10+1』 No.27 (建築的/アート的) | pp.73-101
[批評]
I. 社会構造が大きな変換を遂げようとする渦中において今世紀が総括され、社会と芸術間の新たな美学的課題が模索されつつある今、特にヨーロッパにおいて今世紀の創造的ジェネレーターとしてバウハウスの存在が掲げられることが多い。今世紀前半、二つの大戦間のワイマール共和国においてワイマール、デッサウ、ベルリンと転移を重ねながら存...
『10+1』 No.17 (バウハウス 1919-1999) | pp.166-173