朝起きるときに、あと5分でいいから寝たいと思うことはありませんか?
特に今の時期は、寒くて布団から出たくないですよね。
もう少し寝たいと思いながらも、自分の体に鞭を打って布団から出ている方が多いのではないでしょうか?
実は、毎朝の貴重な時間を奪っている元凶のひとつが「ヒゲ剃り」です。
ヒゲ剃りにかかる時間は、ヒゲが濃い方で5分~10分程ではないでしょうか?
ヒゲ剃りをしないで済めば、その分長く寝ることができます。
ヒゲ剃りの手間をなくすためには、ヒゲを永久脱毛する必要があります。
永久脱毛をすることでヒゲが生えなくなり、ヒゲ剃りから解放されるでしょう。
ヒゲを永久脱毛する方法には医療レーザー脱毛とニードル脱毛があり、それぞれ違った特徴を持っています。
ヒゲの永久脱毛として適切な脱毛方法は、医療レーザー脱毛です。
なぜなら医療レーザー脱毛は、ニードル脱毛よりも安く、短い期間で、痛みも強くなく永久脱毛を完了することができるからです。
この記事では、ヒゲの永久脱毛に医療レーザー脱毛が適している理由や、その値段、症例写真などを紹介しています。
毎朝もう5分寝ることができるよう、ヒゲ剃りの手間をなくすための参考にしてみてください。
目次
1.ヒゲを永久脱毛するなら医療レーザー脱毛
永久脱毛には医療レーザー脱毛とニードル脱毛という2つの方法があります。
永久脱毛の方法によって、脱毛にかかる費用や永久脱毛が完了する期間、痛みが異なります。
ヒゲを永久脱毛するなら、「できるだけ安価で、脱毛期間が短く、痛みも強くない」方法で脱毛したい方が多いのではないでしょうか?
これらの条件を満たしている方法が医療レーザー脱毛です。
医療レーザー脱毛をおすすめするのは、ニードル脱毛と比べると以下3つの理由があるからです。
・安価でヒゲを永久脱毛できることが多い
・短い期間でヒゲの永久脱毛が期待できる
・個人差はあるが痛みが強くない
医療レーザー脱毛とニードル脱毛の比較 | ||
脱毛方法 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
値段 | 約8万円 | 約40万円 |
施術回数 | 5回 | 15回以上 |
施術期間 | 1年〜1年半 | 3年〜 |
痛み | 痛い | 非常に痛い |
※ヒゲの処理が楽になる程度まで薄くする時の値段・施術回数・施術期間・施術時間の目安
医療レーザー脱毛は、メラニン色素(黒色)だけに反応し熱エネルギーに変換されるレーザーを使用します。
このレーザーがヒゲに反応し、熱エネルギーによって発毛細胞を破壊します。
それに対し、ニードル脱毛は、毛穴一つ一つに手作業でニードル(針)を挿し、毛根に電気を流して発毛細胞にダメージを与えます。
また、脱毛の施術は1回受けたからと言って、脱毛が完了することはありません。3章にて詳しく解説していますが、複数回の施術を受ける必要があります。
※脱毛効果には個人差があるため、施術を行う回数は個人によって異なります。
この章ではヒゲを永久脱毛するなら、なぜ医療レーザー脱毛がおすすめなのかその理由について詳しくご紹介します。
1−1.安価でヒゲを永久脱毛できることが多い
ヒゲの処理が楽になる程度まで薄くするのにかかる値段の目安 | |
医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
約8万円 | 約40万円 |
※ヒゲを医療レーザー脱毛で実施している首都圏大手クリニック5院の平均
※ニードル脱毛を実施している医療機関5院の平均
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると安い値段でヒゲを永久脱毛できることが多いです。
医療レーザー脱毛とニードル脱毛は価格が決まる価格体系が異なります。
ニードル脱毛は処理する毛穴の本数によって値段が決まることがほとんどです。
ヒゲは全体で2~3万本あると言われており、ニードル脱毛はこれらを手作業で処理していくため費用がかかってしまいます。
ヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするのに約40万円かかります。
ニードル脱毛に対し、医療レーザー脱毛はレーザーを照射する範囲と施術を行う回数によって値段が決まります。
レーザーを照射する範囲には鼻下やあごなどがあり、基本的に照射する面積が大きくなると値段があがります。
施術を行う回数が増えるほど値段は高くなります。
医療レーザー脱毛でヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするのに、かかる値段は約8万円です。
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると安価でヒゲを永久脱毛できる可能性が高いです。
そのため、医療レーザー脱毛は経済的な負担をなるべくかけないで、ヒゲを永久脱毛することができるでしょう。
1−2.短い期間でヒゲの永久脱毛が期待できる
ヒゲの処理が楽になる程度まで薄くするのに必要な施術回数と施術期間の目安 | ||
方法 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
施術回数 | 5回 | 15回以上 |
施術期間 | 1年〜1年半 | 3年〜 |
※脱毛効果には個人差があるため、施術を行う回数は個人によって異なります。
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると、短い脱毛期間でヒゲを永久脱毛することが期待できます。
医療レーザー脱毛が短い脱毛期間でヒゲを永久脱毛できるのは、少ない施術回数で脱毛が完了することが多いからです。
ニードル脱毛で、ヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするには、目安として15回以上の施術を受ける必要があります。
ニードル脱毛は毛穴一つ一つを手作業で処理するため、1回の施術でヒゲ全体の全ての毛穴を処理するのは現実的ではありません。
1回の施術で行えるのは、鼻下だけなど、局所的な範囲の施術になります。
そのため、結果としてヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするには、15回以上の施術を受けなければならないことが多いでしょう。
また、肌に強い刺激が伴う脱毛方法なので、ニードル脱毛の施術を一度受けた後、6~8週間程度の間隔をあける必要があります。
よって、15回以上の施術を受けるには3年以上かかることがあるでしょう。
それに対して、ヒゲ全体を医療レーザー脱毛で「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするには、目安として5回施術を受ける必要があります。
医療レーザー脱毛はレーザーによって施術を行うため、短時間で広範囲にレーザーを照射することができます。
そのため、1回の施術でヒゲ全体のムダ毛を処理することが可能です。
3章で詳しくお伝えいたしますが、ヒゲなどの体毛には「毛周期」というものがあるため、一度施術を受けた後、6~8週間程度の間隔をあける必要があります。
5回の施術を受けるには1年~1年半ほどで完了するでしょう。
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べ、1回の施術で広範囲のヒゲを処理することができ、少ない施術回数かつ短期間で永久脱毛を行うことができます。
そのため、医療レーザー脱毛は短い期間でヒゲの永久脱毛を完了が期待できます。
1−3.個人差はあるが痛みが強くない
医療レーザー脱毛とニードル脱毛の痛みと施術時間の目安 | ||
方法 | 医療レーザー脱毛 | ニードル脱毛 |
痛み | 痛い (手汗をかくほどの痛み) | 非常に痛い (体全体から冷や汗をかくほどの痛み) |
施術時間 | 2時間半 | 40時間 |
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると個人差はありますが、痛みが強くありません。また、痛みに耐える時間も短いです。
医療レーザー脱毛やニードル脱毛は細胞にダメージを与えるほどの刺激を与えるため、痛みが伴います。
ニードル脱毛は針を毛穴に挿す痛みと電気が流れる痛みの両方があり、ひとつのムダ毛を処理するのに2回痛いと言われています。
特に顔の皮膚は他の部位と比べると薄いため、痛みが強いです。
その痛みは全身から冷や汗をかくほどの痛みだと言われています。
また、ニードル脱毛は約40時間も痛みに耐える必要があります。
ニードル脱毛は手作業で処理していくため「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くするには、約40時間ほど必要になるからです。
<ニードル脱毛の施術の様子>
医療レーザー脱毛の痛みはレーザーの照射による痛みです。
その痛みは手汗をかくほどの痛みと言われています。
また、痛みを感じる時間は約2時間半です。
医療レーザー脱毛の施術時間はヒゲ全体の施術で1回30分程度ですので、5回の施術を合わせても2時間半ほどです。
<医療レーザー脱毛の施術の様子>
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると脱毛効果を与える時の痛みは弱く、痛みを感じる時間は短いことが多いです。
医療レーザー脱毛は1回の施術は30分程度のため、痛みに弱い方でも耐えることができるでしょう。
医療レーザー脱毛はニードル脱毛と比べると個人差はありますが強い痛みを感じることなく、永久脱毛を受けることができます。
ヒゲ脱毛には医療レーザー脱毛がおすすめ
1章ではヒゲを永久脱毛するなら医療レーザー脱毛が良いということと、その理由について解説してきました。
ニードル脱毛ではなく、医療レーザー脱毛をすすめる理由は以下の3点からです。
・安価でヒゲを永久脱毛できることが多い
・短い期間でヒゲの永久脱毛が期待できる
・個人差はあるが痛みが強くない
この3点より医療レーザー脱毛であればニードル脱毛と比べ、安価で、脱毛期間が短く、痛みも強くなくヒゲを永久脱毛することができるでしょう。
ヒゲを永久脱毛するなら医療レーザー脱毛がおすすめです。
以下ではヒゲの永久脱毛に最適である医療レーザー脱毛の値段や施術回数、脱毛効果等についてご紹介します。
ヒゲの永久脱毛を受ける際の参考にしてください。
脱毛方法には、エステサロンで行われるエステ脱毛や自宅で行える家庭用脱毛器などがありますが、これらは一時的な減毛・抑毛効果しかなく、永久脱毛効果はありません。
2.ヒゲの医療レーザー脱毛にかかる値段
男性の医療レーザー脱毛を専門に扱っているメンズリゼ(https://www.mens-rize.com/)は以下のような料金を設定しています。
「ヒゲ剃りが楽になる」程度薄くするには99,800円、ツルツルにするには150,200円かかります。
メンズリゼの医療レーザー脱毛の値段 | ||
部位 | 5回(ヒゲ剃りが楽になる) | 8回(ツルツルになる) |
ヒゲ全体 | ¥99,800 | ¥150,200 |
あご | ¥36,000 | ¥53,700 |
あご下 | ¥36,000 | ¥53,700 |
鼻下 | ¥36,000 | ¥53,700 |
ほほ | ¥36,000 | ¥53,700 |
医療レーザー脱毛は照射部位と施術回数によって値段が変わります。
ヒゲ脱毛の照射部位はあご・あご下・鼻下・ほほと分かれていることが多いです。
照射部位が大きいほど値段も高くなりますが、クリニックによってはすべての部位を同じ値段で提供していることもあります。
単部位ではなくヒゲ全体のように複数部位をセットで施術したほうが安くなることがほとんどです。
前述したように、1回の施術で脱毛は完了しません。
5回程度の医療レーザー脱毛を受けることで、「ヒゲ剃りが楽になった」と感じることが多いです。
ヒゲをツルツルにするには、8回以上の施術を受ける必要があるでしょう。
1回の施術で脱毛は完了しないため、5回セットなど複数回セットで脱毛プランを設定しているクリニックがほとんどです。
複数部位の複数回セットの脱毛プランを選択すると、お得に永久脱毛を受けることができるでしょう。
3.ヒゲの医療レーザー脱毛にかかる施術回数・施術期間
脱毛は1回の施術でツルツルになると思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、毛周期の関係で1回の施術では完了しません。
複数回の施術を受ける必要があります。
医療レーザー脱毛の施術回数・施術期間 | |
ヒゲ剃りが楽になる | ツルツルになる |
施術回数:5回 施術時間:1年 | 施術回数:8回 施術時間:約1年半 |
医療レーザー脱毛はレーザーを使用するため、施術1回で広範囲のムダ毛を処理することができます。
そのため、ヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度薄くするには5回程度、ヒゲ全体を「ツルツルになる」程度薄くするには8回程度施術を受ける必要があるでしょう。
また、施術にかかる期間は「ヒゲ剃りが楽になる」程度薄くするには約1年、ヒゲ全体を「ツルツルになる」程度薄くするには約1年半必要になります。
前述しましたが、毛には毛周期があり、ヒゲ全体に永久脱毛効果を与えるのは複数回の施術を受ける必要があります。
医療レーザー脱毛で「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで薄くする施術回数が5回程度である理由には、毛周期と医療レーザー脱毛の仕組みが大きく関係しています。
毛周期は、「成長初期」「成長期」「退行期」「休止期」があり、このサイクルによって毛は生えては抜けるを繰り返しています。
医療レーザー脱毛はムダ毛のメラニン色素に反応し、発毛細胞にダメージを与えます。
ムダ毛を通して熱を発毛細胞に伝えるため、ムダ毛と発毛細胞が接している「成長初期」と「成長期」のヒゲに脱毛効果を与えられることが期待できます。
「成長初期」と「成長期」の毛根は毛根全体の10%~20%程度しかないと言われています。
そのため、医療レーザー脱毛でヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで脱毛するには5回程度、「ヒゲをツルツルにする」には8回程度施術を受ける必要があります。
毛周期により、短期間で施術を複数回受けても脱毛効果はあまり与えることはできません。
ヒゲの毛周期は6~8週間と言われているため、施術の間隔を6~8週間空けたほうが良いでしょう。
ヒゲ全体を「ヒゲ剃りが楽になる」程度まで脱毛するには約1年、「ヒゲをツルツルにする」には約1年半必要になります。
【施術1回目】
【施術2回目】
【施術3回目】
施術3回目までの経過写真ですが、しっかり脱毛効果があるということがわかると思います。
5.ヒゲの医療レーザー脱毛の痛み
永久脱毛は細胞を破壊するほどの刺激を肌に与えるため、痛みが伴います。
医療レーザー脱毛でヒゲの永久脱毛を受けた時の部位別の痛みを紹介します。
痛みの感じ方は個人差がありますので、目安として紹介します。
ヒゲの医療レーザー脱毛をする時の部位別痛みの目安 | |
部位 | 痛みの目安 |
あご | ★★★★☆ (かなり痛い) |
あご下 | ★★☆☆☆ (痛い) |
鼻下 | ★★★★★ (非常に痛い) |
ほほ・もみあげ | ★★★★☆☆ (とても痛い) |
医療レーザー脱毛の痛みはヒゲの太さや濃さによって変わります。
そのため、ヒゲは太く、密度が濃い鼻下やあごは痛みが強い言われています。
・あご
かなり痛いと言われています。
熱した剣山で突き刺された痛み、と表現されることがあります。
成人男性でも手汗をかくほどの痛みのようです。
・あご下
あごに比べると痛みは強くないようです。
あご下の痛みは平気とだと思う方が多いようです。
・鼻下
ヒゲ脱毛の中で、最も痛みが強い部位と言われています。
その痛みは、鼻下を思いっきりデコピンされたような痛みと衝撃があるようです。
成人男性でも全身から冷や汗をかくほどの痛みのようです。
・ほほ
あごや鼻下を比べると痛みは強くないようです。
人によっては、ほほのヒゲが薄かったり細かったりします。
そのような方は痛みをほとんど感じないようです。
痛みの感じ方は、日焼け具合や体調によって変わります。
日焼けしている方は、レーザーが肌にも反応してしまうため、痛みは強いと言われています。
永久脱毛は医療機関でのみ行えるため、麻酔を使用することができます。
痛みが不安な方は麻酔の使用をおすすめします。
6.ヒゲの医療レーザー脱毛の副作用・リスク
ヒゲの永久脱毛には副作用やリスクが生じます。
医療レーザー脱毛を受けることで起こる副作用と、起こりうるリスクについて紹介します。
6−1.副作用
副作用には主に以下の3つがあります。
(1)泥棒ヒゲ
施術を受けてから数日間、ヒゲが濃くなったように見える状態です。
泥棒ヒゲは医療レーザー脱毛の熱によって、ヒゲが膨張し濃くなったように見えているだけです。
実際にヒゲが濃くなったわけではないのでご安心ください。
泥棒ヒゲは1週間ほどでヒゲが抜け落ち、解消されることがほとんどです。
また、泥棒ヒゲはヒゲにコシがないため、ヒゲ剃りをしにくいです。
無理やりヒゲ剃りを行うと、肌を傷つけ肌トラブルに繋がるので、注意してください。
(2)赤み
永久脱毛の刺激によって肌が軽い炎症を起こしている状態です。
ほとんどの場合は、濡れタオルなどで冷やすと数時間で収まることがほとんどです。
数日間赤みが続き、ヒリヒリ感が治まらないようでしたら、クリニックに連絡し適切な処置を受けてください。
洗顔後やお風呂上がりに、化粧水などで保湿を行うと治りが早くなるでしょう。
(3)乾燥
施術時のレーザーの熱によって肌の水分が奪われ、水分量が低下している状態です。
正常な肌は水分を油分が一定の割合で混ざり合っており、肌のバリアを形成しています。
しかし、肌が乾燥すると、肌が本来備えているバリア機能を維持できなくなります。
バリア機能が低下すると、雑菌などが肌へ侵入しやすくなり、肌トラブルに繋がりやすくなります。
施術後は、化粧水・乳液などを使用し、保湿を心がけましょう。
洗顔や入浴後は乾燥しやすいので、しっかりケアをするようにしてください。
6−2.リスク
医療レーザー脱毛には起こりうるリスクがあります。
適切な対応をご紹介するので、参考にしてください。
(1)毛嚢炎
写真のような白いブツブツが毛嚢炎です。
施術してから数時間で発症することがほとんどです。
ニキビに似ていますが、ニキビとは異なります。
ニキビの原因はアクネ菌ですが、毛嚢炎はブドウ球菌が原因で発症します。
施術後は肌が傷つき(肌のバリア機能が弱まっている)、雑菌が侵入しやすい状態です。
毛嚢炎は、肌を清潔に保ったり、刺激を与えないことで発症するリスクを軽減することができます。
発症したとしてもニキビケアのように、2~3日清潔に保てば、自然になくなります。
(2)火傷
医療レーザー脱毛は熱によって発毛細胞を破壊するため、火傷するリスクがあります。
施術は医療従事者が行いますが、稀にレーザーの強さを見誤ることで発症してしまうことがあります。
また、日焼けや色素沈着している肌はレーザーが反応しやすいため、火傷してしまうリスクが高いです。
赤みや痛み、水ぶくれが数日経っても収まらない時は、クリニックに連絡し適切な処置を受けてください。
(3)打ち漏れ
打ち漏れとは、施術範囲の一部が適切に照射されず、脱毛効果を与えられなかったことを指します。
打ち漏れが起きると写真のようにかたまりやライン状に残ってしまいます。
2週間ほど経ってもヒゲが抜け落ちず残っている場合は、打ち漏れの可能性があります。
クリニックに連絡し、打ち漏れだった場合は再照射を受けてください。
再照射を受けることで脱毛効果を与えることができます。
7.クリニック選びを失敗しないためにチェックして欲しい6つポイント
近年医療レーザー脱毛を行っているクリニックが増えてきていると言われています。
クリニックによっては、余計な費用がかかって経済的な負担が大きくなったり、満足のいく脱毛効果を得られなかったり後悔してしまう場合もあります。
前章までヒゲの医療レーザー脱毛について解説してきましたが、クリニックが多くてどのように選べばいいのかわからないという方のために、この章ではクリニック選びを失敗しないためにチェックして欲しい6つポイントを紹介します。
以下のものがチェックして欲しい6つのポイントです。。
・医療レーザー脱毛を実施しているクリニックか
・脱毛以外に料金が明瞭になっているか
・痛みに対してのケアがあるか
・毛周期に沿った施術を受けられるか
・アフターフォローがしっかりしているか
・割引プランがあるか
これらについて説明します。
7-1.医療レーザー脱毛を実施しているクリニックか
前述してきましたが、ヒゲを永久脱毛するなら医療レーザー脱毛がおすすめです。
そのため、クリニックを選ぶ際は医療レーザー脱毛を実施しているかどうか確認してください。
稀に、クリニックでありながら光脱毛を実施しているところがあります。
光脱毛は発毛細胞にダメージを与えるのみで、一時的な減毛・抑毛効果しかありません。
永久脱毛効果ではないため、施術を止めると再びヒゲが生えてくることがあります。
7-2.脱毛以外の料金が明瞭になっているか
脱毛料金以外に費用が発生する場合があります。
事前に脱毛以外にかかる料金を把握していないと、「思っていた以上にお金がかかってしまった」という事態になるかもしれません。
クリニックによっては無料であることがあるので、事前にHPや電話にて確認するようにしましょう。有料であるなら、いくらなのか確認してください。
ここでは直接の脱毛以外に発生しうる料金を紹介します。
(1)カウンセリング料・再診料
カウンセリング(初めての来院)または再診(2回目以降の来院)の際にかかる料金です。
カウンセリング料は約3,000円、再診料は約2,000円ほどです。
(2)キャンセル料
予約をキャンセルする際にかかる料金です。
1週間前までのキャンセルであれば料金が発生しないことが多いですが、前日や当日キャンセルだとキャンセル料が発生する場合があります。
(3)肌トラブルの際の診察料・薬代
脱毛には毛嚢炎や火傷などの肌トラブルが発生する可能性があります。
その際の診察と薬にかかる料金です。
軟膏代で500円ほどです。
(4)剃毛料
医療レーザー脱毛は施術する際にヒゲを剃毛する必要があります。
剃毛していないと、レーザーがヒゲに反応してしまい、火傷するリスクが高まるからです。
来院前にしっかり剃毛しておくと、剃毛料はかかりません。
一部位につき500~1000円ほどです。
(5)麻酔代
麻酔を使用する時に発生する料金です。
痛みに不安がある方は使用するのをおすすめします。
麻酔の種類はクリニックによって、塗るタイプのものやテープ状で貼るタイプのもの、鼻からガスを吸うタイプのものがありますが、どちらも3,000円ほどです。
7-3.痛みに対してのケアがあるか
前述しましたが、ヒゲの医療レーザー脱毛には痛みが伴います。
痛みの感じ方は人それぞれですので、痛みに対してのケアがあるクリニックの方が安心できるでしょう。
痛みの対策には、麻酔があります。
クリニックは医療機関のため、麻酔を使用することができます。
麻酔には数種類あり、塗るタイプのものやテープ状で貼るタイプのもの、鼻からガスを吸うタイプのものがあります。
麻酔の種類によってはアレルギー反応を起こす可能性がります。
そのため、複数種類の麻酔を用意しているクリニックがおすすめです。
7-4.毛周期に沿った施術を受けられるか
脱毛は毛周期に沿った施術を受けることで効果的に進めることができます。
ヒゲ脱毛を受ける場合は約6~8週間の間隔で施術を受けると良いでしょう。
これより短い間隔で施術を受けてしまうと、脱毛効果を与えられるムダ毛が少なく、十分な脱毛効果を与えられない可能性があります。
脱毛プランの有効期限が1年などの短期間で設定しているクリニックでは、施術を短い間隔で受けなければなりません。
施術の間隔をしっかり空けて施術を受けるには、有効期限を長期間で設定しているクリニックが良いでしょう。
7-5.アフターフォローがしっかりしているか
アフターフォローには、主に以下の2つがあります。
(1)脱毛によって肌トラブルを起こした際の対応があるか
(2)追加施術プランがあるか
(1)脱毛によって肌トラブルを起こした際の対応があるか
脱毛には肌トラブルなどリスクが伴います。
肌トラブルが起こった際の診察や薬の処方を優先的に行ってくれるクリニックが良いでしょう。
肌トラブルを放っておくと、さらに悪化し、肌に痕が残ってしまう可能性があります。
また、無料で処置を行っているクリニックであれば、「肌トラブルかな」と感じた時に気軽に相談することができるでしょう。
(2)追加施術プランがあるか
クリニックによっては脱毛プラン終了後の、追加施術プランを用意していることがあります。
追加施術プランとは、施術5回などの脱毛プランが終了した後、追加で施術を受けたい時に通常価格より割引された価格で施術を受けられるプランです。
脱毛効果には個人差があるため、脱毛プランの施術回数では満足の行く結果を得られない場合があります。
追加施術を受けたい時、複数回施術の脱毛プランを再契約しなければならないクリニックがあります。
この場合だと、必要以上の施術回数分の費用を支払わなければならない可能性があります。
追加施術プランを用意しているクリニックでは、都度契約・都度払いで追加施術を受けることができます。
都度契約・都度払いですので、追加施術を受けたい分だけの費用で受けることができ、余分な費用を支払わなくて済むことがあります。
事前にHPや電話で、追加施術プランを実施しているか確認しておきましょう。
7-6.割引プランがあるか
クリニックによっては割引きプランを用意しているところもあります。
割引プランによって、お得に永久脱毛を受けられることがあります。
割引率は様々ですので、HPや電話にて割引きプランの実施や割引率について確認すると良いでしょう。
上手に活用してください。
◯学割
学生であれば適用できる割引きプランです。
契約する時に、学生証の提示を求められることがほとんどです。
高校生や予備校生でも適用できるクリニックもあります。
◯紹介割
クリニックにすでに通っている方に紹介されて、来院し、契約を結ぶことで契約される割引プランです。
身近な方に脱毛をしてるという方がいらっしゃれば、そのクリニックが紹介割を実施しているか確認すると良いでしょう。
紹介割は紹介した側も何かしらの特典やキャッシュバックを受けられることが多いです。
◯乗り換え割
すでにエステサロンやクリニックで脱毛を受けている方が乗り換える際に、適用される割引プランです。
契約する際に、以前通っていたエステサロンの会員証やクリニックの診察券の提示を求められることがほとんどです。
◯ペア割
家族や友達、恋人と同時に契約することで適用される割引プランです。
8.まとめ
ヒゲの永久脱毛には医療レーザー脱毛とニードル脱毛の2つの方法があります。
以下の3つの特徴からニードル脱毛ではなく、医療レーザー脱毛がおすすめです。
・安価でヒゲを永久脱毛できることが多い
・短い期間でヒゲの永久脱毛が期待できる
・個人差はあるが痛みが強くない
永久脱毛を受ける時のクリニック選びは以下の6つのポイントをチェックすると後悔なく脱毛を受けることができるでしょう。
・医療レーザー脱毛を実施しているクリニックか
・脱毛以外に料金が明瞭になっているか
・痛みに対してのケアがあるか
・毛周期に沿った施術を受けられるか
・アフターフォローがしっかりしているか
・割引プランがあるか
ヒゲ剃りの手間を省くことができれば、朝の時間に余裕が生まれるでしょう。
ぜひ、ヒゲ剃りをなくすことができるヒゲの永久脱毛に臨んでみてください。
【参考】
医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/anzen/kyougikai/h15/documents/131109-a.pdf
医療レーザー脱毛のメカニズム|レーザー脱毛|脱毛の知恵袋
http://www.epi.ac/about_laser_hair_removal/mechanism.html
日本形成外科学会 > 会員の方へ > 形成外科で扱う疾患 > 美容外科 > 脱毛
http://www.jsprs.or.jp/member/disease/aesthetic_surgery/aesthetic_surgery_06.html
脱毛できる部位|レーザー脱毛|脱毛の知恵袋
http://www.epi.ac/about_laser_hair_removal/depilation.html
ヒゲの雑学 – フェザーミュージアム
https://www.feather-museum.com/zatsugaku.html
被毛と毛周期に関する基礎知識
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpan/15/2/15_104/_pdf
毛周期と脱毛の必須知識 | 東京新宿の医療レーザー脱毛ビューティースキンクリニック
https://beautyskinclinic.jp/media/hair_cycle/