かき氷機を使わずにかき氷を作る

自力で削る

我々は凝り固まっているのだ。それがないとできないと思い込んでいる。それがなくてもできる方法はあるのにだ。それが全てではない。それの代わりにあれでやればいいのだ。 

かき氷機がなくてもかき氷はできるのだ。氷はいる。シロップもいる。でも、かき氷にかき氷機はいらない。逆にかき氷にかき氷機いらないのだ、逆に。

私の服装に意味はない。ナイフとナタは煮沸している。準備は整った。かき氷を作ろうではないか。

この量を削るのに10分かかっている。かき氷機なら数秒だろう。でも、いいのだ。削っている間に削った氷がどんどん溶けたけど、いいのだ。それを粋、あるいはチャームポイントと呼びたい。

漢のかき氷

見た目は問題ない。文明の利器に頼らず作った、このかき氷。漢のかき氷だ。漢らしく食べようではないか。 

氷の粒が大きい。ガリガリ言っている。溶けるタイプの砂利を食べている感じ。溶けるタイプの砂利を知らないのであれだけど、食感はそんな感じ。頭がキンキンすることだけは間違いない。以上だ。

文明に逆らわない

かき氷機という文明の利器が、割と安くあるので、それを使った方がいいね、ということだ。削る氷より、溶けていく氷の方が多かったもんね。