ネット・PC

80年代の古いポータブルPCで動くChatGPTクライアントがサイバーパンク度高い


黒い画面上に単色の文字を打ち込んで操作するCUIで、ものすごく賢いことで知られるChatGPTと会話できるという、この上なくサイバーパンクなソフトウェアがこちら。80年代に作られたDOSマシン上で動くなど、あの日見たSF感が満点です。

制作者はWindows 3.1用のSlackクライアントなどユニークなソフトやガジェットを色々作っているYEO KHENG MENGさん。動画はこちらから。
DOS ChatGPT client on a 1984 IBM Portable PC 5155 – YouTube

使用されているのは1984年製造のIBM社製ポータブルコンピューター、IBM5155。素の状態ではネットワーク機能がなく、そもそも計算能力も低いなどハードウェア的問題もさることながら、16bitマシンなので現代の64bitマシン上でソフトウェアを書くのが面倒といったソフトウェア的な問題も色々あったとのことです。

昔のコンピューターは人類を滅ぼそうとするくらい高性能な人工知能を搭載していたとしても、だいたいこういう見た目で動いていたように思います。あの日の未来が本当に来てしまったというのが驚きです。
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