今大会にともに出場する弟子のラトベック(右)と内柴氏。23年夏、ラトベックの来日当時(提供:合同会社EDGE&AXIS) 2004年アテネ、08年北京五輪柔道男子66キロ級を連覇した内柴正人氏は現在、熊本県内の温浴施設でマネジャーを務めている。18年からキルギス共和国の柔道総監督に就任し、19年秋に帰国した後は柔術と柔道の練習をしながら働く、いち社会人となった。 23年春からは熊本・八代市内で夫人が運営する柔道・柔術道場「EDGE&AXIS」で指導も行っている。 これまで、彼はどんな日々を過ごしてきたのか。内柴氏本人がつづる心象風景のコラム連載、今回は「教え子と一緒に試合会場に行ける喜び」の話…