宮脇:世界選手権予選落ちです(笑)。アジア選手権は私としてはいい結果ではなかったので…。(予選落ちの)あそこがドン底だったので、逆にいろんなことにチャレンジしていこうと思いました。これ以上悪くなることはないと思ったので。
目先の勝ちを意識して、新しいことにチャレンジしたり、何か大きく変えたりとか(シーズンの)前半はやらなかったけど、やっぱりそれはよくなかった。向上心のない練習だったので、後半はもっとチャレンジしていました。前半と後半ではフェンシングの練習の感じとか、意識もぜんぜん違いましたね。
---:フェンシングの練習はどんなことをするのですか?
宮脇:ウォーミングアップしたあとに、フットワークといって基本的な動作の確認をひとりで、シャドーで剣を持たずにやります。そのあとにプロテクターを着けて、コーチと1対1でレッスン。
新しい技を教えてもらったり、実際に突かせてもらったり。最後にみんなで試合形式で、試合と同じように(剣に)電気をつないでガンガン練習をやる、といった感じですね。
2015年アジア選手権
---:練習はどこでしているのでしょう?
宮脇:赤羽にあるナショナルチームのトレーニングセンターで毎日練習して、時々三田にあるジムで筋トレをしています。
---:フェンシングは体のどこを一番使うのですか?
宮脇:足だと思います。腕は瞬間的にパッとやるくらいで、常に動いて辛くなる部分は足です。
---:練習で使っているナイキのトレーニングウエア「パワー スピード タイツ」について、使用感はいかがですか?
宮脇:ウォーミングアップとダウンのときに履いていますが、動きやすくて、ストレッチもしやすいので重宝しています。あとデザイン性があって、今までは短パンなど適当に履いてきたのですが、最近は「この下にはこういうカラーの上がいい」とか、そういう考えができるのが楽しいですね。
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●フェンシング・宮脇花綸選手に聞く
その1 5歳で「気づいたら剣を握っていた」
その2 目標は「東京オリンピックで金メダル」