2024年12月16日
いぶし銀の味。
2024年 12月15日(日) おおむね晴れ
北の風 荒れ模様
夜明け前から晴れていたおかげで日中は青空が広がるいいお天気になったものの、晴れているがために朝の放射冷却は凄まじく、日が高くなるまではかなりキビシイ寒さになってしまった。
外気温に体温を左右されるガメ公は、大きいからなかなか冷え切るまでいかないのはいいものの、ひとたび冷え切ってしまうと今度は温まるまでに時間がかかってしまう。
そのためものたちは機能停止状態から復活するまで相当時間がかかっていたようで、晴れていると知るやすぐさま出てきて日向ぼっこを始めたまま…
…昼過ぎまでほとんど動かなかった。
冷え込みのダメージは大きかったらしく、午後になってもけっして活発になることはなく、まだ日の高いうちに早々と小屋の中に帰っていったガメ公である。
昼に灯台ロード方面を歩いてみると、沿道のリュウキュウアサギマダラたちはヒラヒラとお日様の暖かさを喜んではいたものの、まだ体があったまり切れていないらしく、できることならジッと止まって日光浴したいモードになっていたほど。
暖かい日なら、止まっているときには滅多に翅を広げたままにしてくれないツマムラサキマダラも、日光を求めて翅を広げていたほどだから、早朝は相当寒かったのだろう。
たとえ寒くとも体温が激しく下がるわけではない我々は、日が高くなるとかなり暖かく感じられるようになった。
冷えている時に体を動かすとどこかしら傷めてしまうけれど、これだったら体を動かしてなにかしようという気にもなる。
そこで、しばらく放置し続けてしまったために周りの雑草のせいで塞がってしまった未舗装路を、再び開通させることにした。
とはいっても一気にやるとシンドイから、草刈り機の燃料タンク1杯分で終了しよう…
…と決めて始めたところ、どういうわけだか燃費が良くて、燃料タンク1杯分で余裕で開通した。
しばらく放置していた間にギンネムは伸びるわ増えるわ、左サイドから牛草が、そして右サイドからはススキがそれぞれ道を塞いでいて、元の道がどこなのか前を見ているだけではわからず、時々後ろを振り返ってまっすぐであることを確認しながらの草刈り。
でもそうやってサイドから倒れて好き放題に伸びてきている草たちに覆われていたおかげで、元の道の下生えが育つ余地はまったくなかったようで、基本的に両サイドを刈るだけで済んだ。
やはり雑草たちにとっても、お日様の光は重要なのだ。
道も開通したことだし、さっそくお昼の散歩で通ってみる。
ルート的にはここは我が家から裏浜に行くにもカモメ岩の浜に行くにも便利なところで、散歩中のガメ公にとっても都合がいい道。
もっとも、道とはいっても本来は地図上の「道」ではなく、あくまでも昔から慣例的に道になっているだけで、正しくは人様の土地だったりする。
諸々の事情で現在は持ち主がそーゆー方面のヒトになっているから、これまたなにかあったら四角い仁鶴師匠にま~るくおさめてもらわねばならないのだった。
ああ、島にいても本島にいても、同じことばっかりやっている気が…。
日中に体を動かせば、夕刻のビールはひときわ美味しくなる。
本日はこれ。
今秋のエビスビールの新顔、「燻(いぶし)」。
度数も色も濃い目のエビスは、その名を見て誰もがイメージする味で、なんだか燻製を肴にビールを飲んでいるかのような…。
新顔なのに早くも燻し銀の味とはこれいかに。
喉が渇きまくりの夏にはけっして飲みたくない系ながら、今の季節にはバッチリだ。
ちなみに上の写真は写真を撮るために外に出ているだけで、実際は風呂上りでたちまち湯冷めしてしまいそうなほどに寒い…。
さてさて、今日はもちろん全便欠航だった連絡船も、明日からまた中2日くらいで平常どおりになりそう。
海も再び凪ぐみたいだから、海へGO!…
…と行きたいところながら、あいにく明日はお出掛けだ。