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宇宙空間では遠くまで到達するために核エネルギーが必須だと言われているが… Photo: Getty Images

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アルジャジーラ(カタール)ほか

アルジャジーラ(カタール)ほか

Text by COURRiER Japon

2028年までに完了予定


ロシアと中国が共同で月面に原子力発電所を建設するプロジェクトが進行しており、インドメディア「ミント」は、インドもこのプロジェクトに参加する可能性があると報じている。

月面では夜が14日ものあいだ続くため、太陽光発電などに頼らず電力を継続的に供給できる原子力発電への期待は大きい。

将来的に月面居住地を建設した際に電力を確保することがこのプロジェクトの目的だ。最初のミッションは2026年に予定されており、2028年までに完了する予定だという。

同プロジェクトを主導するロシアの国営原子力エネルギー企業ロサトムは、この月面原発は小規模な地域を賄うほどの電力(最大0.5メガワット)を供給する計画を発表している。

ロサトムのプロジェクト責任者アレクセイ・リハチェフは、月面原子力発電所の構築に関して、「中国やインドのパートナーもこのプロジェクトに強い関心を持っている。国際宇宙プロジェクトの基盤を築くことを目指している」と述べた。

インド政府やインド宇宙研究機関(ISRO)はまだ公式なコメントを出しておらず、3ヵ国間での協議があった確認はできていないため、今後の動向に注目が集まっている。

人類を「惑星間種」にする技術だ


「長らく論争の的となってきたエネルギー源である原子力が、宇宙でも復活を遂げている」と報じるのは、カタールメディア「アルジャジーラ」だ。
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