「酒盗(しゅとう)」は魚のホルモンを使った発酵食品。お酒のおつまみとして人気ですが、料理の調味料としても大活躍します♪今回、「酒盗」を使った晩ごはんレシピを大募集しました。家族で楽しめるアイディアいっぱいのレシピがたくさん!みなさんもぜひお試しくださいね。
そもそも『酒盗』ってなに?
酒盗はかつをやまぐろのホルモン(胃や腸など)を塩蔵熟成させた食品で、昔あるお殿様が「酒が盗まれるようになくなる味」といったのが名称の由来といわれています。
牛や豚のホルモンとは違い、魚介のホルモンは脂肪分がほぼゼロ!約300年前から食されている日本のスローフードです。
酒盗は料理の隠し味にも大活躍!
酒盗は調味料として大注目!和食だけでなく、アンチョビのような感覚で洋食に使ったり、中華料理のコクをアップするなど、さまざまな料理の調味料として使えます。
おいしさのヒミツは豊富に含まれるアミノ酸!天然のうまみ成分“魚ホルモン”が、料理にコクをプラスしてくれます。
牧野直子さん考案 酒盗を使ったレシピいろいろ
- 牧野直子 さん
- 管理栄養士/ダイエットコーディネーター/料理家 スタジオ食代表 「より健康になるための食生活や栄養の情報提供」、「家族みんなが楽しめる、身体に優しい、簡単で美味しいレシピの提案」を各種メディアで展開。
先生からのワンポイント!
酒盗は乳製品との相性が良く、特にクリームチーズとあわせると手軽においしくいただけます。また、熱を加えると液体になり、何とでも合わせやすくなります。いつも使っているドレッシングやソースにちょっと加えるだけでグッと風味が増しますよ!