SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

連載記事

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CodeZine BOOKS(コードジン・ブックス)は、CodeZineの連載からカットアップした、開発現場の課題解決に役立つ書籍シリーズです。

書籍に関する記事を見る

'); googletag.cmd.push(function() { googletag.pubads().addEventListener('slotRenderEnded', function(e) { var ad_id = e.slot.getSlotElementId(); if (ad_id == 'div-gpt-ad-1659428980688-0') { var ad = $('#'+ad_id).find('iframe'); if ($(ad).width() == 728) { var ww = $(window).width(); ww = ww*0.90; var style = document.createElement("style"); document.head.appendChild( style ); var sheet = style.sheet; sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1659428980688-0 iframe {-moz-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-moz-transform-origin: 0 0;-webkit-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-webkit-transform-origin: 0 0;-o-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-o-transform-origin: 0 0;-ms-transform: scale("+ww/728+","+ww/728+");-ms-transform-origin: 0 0;}", 0 ); sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1659428980688-0 div{ height:"+(90*ww/728)+"px;width:"+728+"px;}", 0 ); } else { if ($(window).width() < 340) { var ww = $(window).width(); ww = ww*0.875; var style = document.createElement("style"); document.head.appendChild( style ); var sheet = style.sheet; sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1659428980688-0 iframe {-moz-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-moz-transform-origin: 0 0;-webkit-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-webkit-transform-origin: 0 0;-o-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-o-transform-origin: 0 0;-ms-transform: scale("+ww/320+","+ww/320+");-ms-transform-origin: 0 0;}", 0 ); sheet.insertRule( "#div-gpt-ad-1659428980688-0 div{ height:"+(180*ww/320)+"px;width:"+320+"px;}", 0 ); } } } }); }); } else { document.write('
'); document.write('
'); }
Developers Summit 2024 セッションレポート(AD)

CI/CDパイプラインをコード化する「Pipeline as Code」とは? 構築・メンテナンスを実現する5ステップ

【16-D-5】継続的デリバリーを支えるPipeline as Codeという取り組み

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 CI/CDパイプラインをコード化することで継続的な構築・メンテナンスを可能にするPipeline as Codeという取り組みが注目を集めている。システム開発で当たり前になったコードのバージョン管理や自動テスト・実行環境のメンテナンスがCI/CDパイプラインにも及んでいるのだ。 本セッションでは、NTTコミュニケーションズの杉野博徳氏が、自分たちのチームで取り組んできたPipeline as Codeについて解説した。杉野氏は、NTTコミュニケーションズの社内向けSREという立場で、3年にわたって自分たちと複数のアプリケーション開発チームのCI/CDパイプラインを構築・メンテナンスしてきた。開発チームなどで継続的デリバリーの環境構築・メンテナンスに取り組むエンジニアにとって役立つ事例となるだろう。

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

CI/CDパイプラインで考慮すべき3つのポイント

NTTコミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンター 主査 杉野博徳氏
NTTコミュニケーションズ株式会社 イノベーションセンター 主査 杉野博徳氏

 「継続的デリバリーとは、コード変更をトリガーとして本番環境へのリリースまでのプロセスを自動化すること」と、継続的デリバリーの復習から杉野氏は話を始めた。 ソースコードを書いたらリポジトリにコミットして、ビルドしてテストして、それがOKだったらマージして、さらに検証環境で確認して、本番環境にデプロイするという一連のプロセスの集まりをCI/CDパイプラインと呼ぶ。このようなCI/CDパイプラインでは、3つのポイントを考慮する必要があると杉野氏は語った。

 最初のポイントはバージョン管理である。そのパイプラインを、誰が、いつ、どのように変更を加えたかを管理する。パイプラインをバージョン管理していない場合、変更していくと最新のパイプラインだけが手元にある状態になる。このパイプラインを使ってデプロイした場合、直前の状態にすぐに戻すことができない。また、差分を把握するのも容易ではないだろう。

 2つ目のポイントは、パイプラインの正常性確認である。パイプラインを変更して、動作はしたけど環境を壊してしまったという場合を防止するためには、パイプラインが期待通りに動作することを確認する必要がある。

 3番目のポイントは陳腐化防止である。突然の動作不良や脆弱性にさらされないよう、作成したパイプラインの見直しや更新が必要になる。パイプラインのメンテナンスをしないでずっと塩漬けにしていると、利用アプリケーション・デプロイ先環境のバージョンによって突然動かなくなる可能性がある。

CI/CD パイプラインについて考慮すべき3つのポイント
CI/CD パイプラインについて考慮すべき3つのポイント

 要するに、CI/CDパイプラインを塩漬けにしていると、継続的デリバリーが阻害される可能性が高まり、ひいてはユーザーへの継続的な価値提供が阻害されるリスクが高まることになるのだ。

 「皆さんも、アプリケーション開発で当たり前のようにコードのバージョン管理やリリース時の機能検証、利用しているライブラリの定期的なバージョンアップやセキュリティスキャンなどをやっていると思います。CI/CDパイプラインも、アプリケーション開発と同じように管理していくことが望ましいと思っています」(杉野氏)

 そこで杉野氏らのチームでは、CI/CDパイプラインをコード化して管理するPipeline as Codeを実践することで、望ましいパイプライン管理の実現を目指すことにした。

Pipeline as Codeに期待する効果
Pipeline as Codeに期待する効果

次のページ
Pipeline as Codeの実装からend-to-endテストを導入

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Developers Summit 2024 セッションレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

可知 豊(カチ ユタカ)

フリーランスのテクニカルライター 興味の対象はオープンソースの日常利用、ライセンス、プログラミング学習など。 著書「知る、読む、使う! オープンソースライセンス」。https://www.catch.jp

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

山出 高士(ヤマデ タカシ)

雑誌や広告写真で活動。東京書籍刊「くらべるシリーズ」でも写真を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/19149 2024/04/24 12:00
" ); }

おすすめ

アクセスランキング

  1. 1
    管理職の24.1%、今後管理職を「続けたくない」と回答。理由は「責任やストレス」が最多に NEW
  2. 2
    フロントエンドの定番ライブラリ「React」バージョン19の新機能を紹介──アクションによる非同期処理の進化
  3. 3
    IPA、DXの先進事例を素早く効率的に検索できるWebサイト「デジタル事例データベース」を公開
  4. 4
    ランサーズ、「2024年必要とされたスキルランキング」を公開。「Lancers」上のデータを集計
  5. 5
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  1. 6
    Apple、2024 App Store Awardsの受賞者発表 NEW
  2. 7
    Python初心者向けチュートリアル「Python Boot Camp in 鹿児島 3rd」、2025年1月11日に開催 NEW
  3. 8
    「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載
  4. 9
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  5. 10
    楽天、日本語に最適化したAIモデル「Rakuten AI 2.0」と「Rakuten AI 2.0 mini」を発表 NEW

アクセスランキング

  1. 1
    管理職の24.1%、今後管理職を「続けたくない」と回答。理由は「責任やストレス」が最多に NEW
  2. 2
    フロントエンドの定番ライブラリ「React」バージョン19の新機能を紹介──アクションによる非同期処理の進化
  3. 3
    IPA、DXの先進事例を素早く効率的に検索できるWebサイト「デジタル事例データベース」を公開
  4. 4
    ランサーズ、「2024年必要とされたスキルランキング」を公開。「Lancers」上のデータを集計
  5. 5
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  6. 6
    Apple、2024 App Store Awardsの受賞者発表 NEW
  7. 7
    Python初心者向けチュートリアル「Python Boot Camp in 鹿児島 3rd」、2025年1月11日に開催 NEW
  8. 8
    「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載
  9. 9
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  10. 10
    楽天、日本語に最適化したAIモデル「Rakuten AI 2.0」と「Rakuten AI 2.0 mini」を発表 NEW
  1. 1
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  2. 2
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  3. 3
    ITエンジニア本大賞2025、投票締切直前! みんなで選んだ歴代の大賞本を振り返って一挙紹介
  4. 4
    デスクトップアプリを開発しよう! 「Rust」と「Tauri 2.0」の基本情報と環境整備の仕方を解説
  5. 5
    今後生成AIとどう向き合うべきなのか? 現場のエンジニアと研究者が最新研究事例から語り合う
  6. 6
    2024年12月に開催される注目のITエンジニア向けカンファレンス5選
  7. 7
    日本在住の英語を話すソフトウェア開発者、年収の中央値は950万円に
  8. 8
    Vue.js3.4~3.5の新機能をまとめて紹介! 新しいAPIやSSRの改善
  9. 9
    VSCodeをドキュメント作成に活用――テキストエディタ、Markdownエディタの設定と拡張機能を解説
  10. 10
    2024年の提示年収が高いプログラミング言語は? paiza調査によるランキングが発表

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

メールバックナンバー

アクセスランキング

  1. 1
    管理職の24.1%、今後管理職を「続けたくない」と回答。理由は「責任やストレス」が最多に NEW
  2. 2
    フロントエンドの定番ライブラリ「React」バージョン19の新機能を紹介──アクションによる非同期処理の進化
  3. 3
    IPA、DXの先進事例を素早く効率的に検索できるWebサイト「デジタル事例データベース」を公開
  4. 4
    ランサーズ、「2024年必要とされたスキルランキング」を公開。「Lancers」上のデータを集計
  5. 5
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  1. 6
    Apple、2024 App Store Awardsの受賞者発表 NEW
  2. 7
    Python初心者向けチュートリアル「Python Boot Camp in 鹿児島 3rd」、2025年1月11日に開催 NEW
  3. 8
    「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載
  4. 9
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  5. 10
    楽天、日本語に最適化したAIモデル「Rakuten AI 2.0」と「Rakuten AI 2.0 mini」を発表 NEW

アクセスランキング

  1. 1
    管理職の24.1%、今後管理職を「続けたくない」と回答。理由は「責任やストレス」が最多に NEW
  2. 2
    フロントエンドの定番ライブラリ「React」バージョン19の新機能を紹介──アクションによる非同期処理の進化
  3. 3
    IPA、DXの先進事例を素早く効率的に検索できるWebサイト「デジタル事例データベース」を公開
  4. 4
    ランサーズ、「2024年必要とされたスキルランキング」を公開。「Lancers」上のデータを集計
  5. 5
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  6. 6
    Apple、2024 App Store Awardsの受賞者発表 NEW
  7. 7
    Python初心者向けチュートリアル「Python Boot Camp in 鹿児島 3rd」、2025年1月11日に開催 NEW
  8. 8
    「CentOS Stream 10」発表、Linuxカーネル 6.12 LTSを搭載
  9. 9
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  10. 10
    楽天、日本語に最適化したAIモデル「Rakuten AI 2.0」と「Rakuten AI 2.0 mini」を発表 NEW
  1. 1
    いいエンジニアになるための2つのポイント ──元Google技術者・石原氏が説く「シリコンバレー流ソフトウェア開発術」
  2. 2
    「CUDA」 ~マンガでプログラミング用語解説
  3. 3
    ITエンジニア本大賞2025、投票締切直前! みんなで選んだ歴代の大賞本を振り返って一挙紹介
  4. 4
    デスクトップアプリを開発しよう! 「Rust」と「Tauri 2.0」の基本情報と環境整備の仕方を解説
  5. 5
    今後生成AIとどう向き合うべきなのか? 現場のエンジニアと研究者が最新研究事例から語り合う
  6. 6
    2024年12月に開催される注目のITエンジニア向けカンファレンス5選
  7. 7
    日本在住の英語を話すソフトウェア開発者、年収の中央値は950万円に
  8. 8
    Vue.js3.4~3.5の新機能をまとめて紹介! 新しいAPIやSSRの改善
  9. 9
    VSCodeをドキュメント作成に活用――テキストエディタ、Markdownエディタの設定と拡張機能を解説
  10. 10
    2024年の提示年収が高いプログラミング言語は? paiza調査によるランキングが発表