「彼のこと大好きだし別れたくないけど、ちょっとマンネリかも。特にエッチが…」
お付き合いが続けば、そんなふうに思うこともままあるもの。そのマンネリの渦からなかなか抜け出せなくなったら、思いきって2人だけの世界から飛び出してみるのもアリかも!?
マンネリの原因は誰のせい?
関係がマンネリ化してくると、「私が悪いのかな?」と考える人もいるのでは?
そして、最初は謙虚にそう思っていても、だんだんと「いや、彼だって」なんて怒りが湧いてきちゃったりして。
でも、パートナーがいる人…特に男性にとっては、マンネリを感じるのは本能みたいなものなのかもしれません。
アメリカの第30代大統領カルビン・クーリッジの、こんなエピソードをご存知でしょうか?
クーリッジ効果って知ってる?
あるとき、農場を視察した大統領の夫人が、雄鶏と雌鶏の交尾を見かけました。
係員から「雄鶏は1日に何十回も交尾をします」との説明を受けた夫人は、「それを夫にも教えてあげて」と一言。
その話を聞いた大統領は「雄鶏はいつも同じ雌鶏と交尾をするのか?」と質問し、係員が「毎回相手を変えています」と答えると「そのことを妻にも教えてやってくれ」と応じたとか。
男性は本能的に新しい女性を求める傾向にあって、それをこのエピソードから「クーリッジ効果」と呼ぶそうです。
たった1つのエピソードからそんな名前が付けられちゃうなんて、大統領の言動は、よほど如実に男心を現しているのでしょう。
つまり、マンネリの原因の中には「仕方のない本能」も含まれているんですね…。
嫉妬と興奮の渦がたまらない?
そこで!
マンネリを持て余しているのなら、思いきって2人の世界から出るのもいいかも!?
例えばハプニングバーとか、カップル喫茶とか。
「そんな所に行ったら、彼を誰かに盗られちゃう!」と思うかもしれませんが、筆者(ニュージーランド在住)の周囲では、こんな声がチラホラ。
Aさん:「目の前で、妻が他の男に抱かれてると興奮するんだよね。あ、興奮ってだけじゃなくて、嫉妬もするんだけど。なんか、嫉妬と興奮が入り混じるみたいな」(40代)
Bさん:「まぁ自分の前でされたら、嫉妬もするよ。でも、妻がめちゃめちゃエロく見えるんだよね」(40代)
年に何度かそんな刺激を取り入れているというこの男性たち。その後に夫婦でエッチをすることがお決まりなのだとか。そうすると、普段のエッチの何倍も盛り上がるんだそうです。
ほかにも、
Cさん:「2人の信頼関係や愛情は全く変わらないわけだから、そういう楽しみ方もアリだと思うよ、俺は!」(30代)
と、語気を強める男性も。40代のAさんとBさんも、大きくうなずいていました。
しかしCさん自身は
「でも、奥さんは絶対に嫌がるんだよなぁ…」と続けていましたが(笑)。
カップル交換のメリットは?
自分が見ている前で妻や恋人が赤の他人に抱かれる…この状況は男性にとって、絆も愛情もしっかりキープしたまま、パートナーが「再び追う対象」になりうる、ということみたい。
ただし、奥さんがこっそり他の男性とエッチするのはNGとのこと。
「それは浮気じゃん!ダメに決まってる」なんだそうで…。
ハプバー拒否の男性もいる?
とはいえ、男性なら誰でも「いろんな女性と近づきたい」「あわよくばエッチもしたい」と思っているわけではないようです。
前出の3人の男性に対して、こんなふうに鼻息を荒くする人も。
Dさん:「俺は絶対イヤ!妻が他の男とするとか。俺自身も他の女としたくないし」(30代)
年齢のせいなのか気質なのかは不明ですが、一途で潔癖な男性もいる、とわかって女性としては、ちょっとほっとしたり。
オリジナルのマンネリ解消法を!
人それぞれの倫理観もありますし、ご紹介したのはあくまでニュージーランドでの話なので、日本とは多少、価値観も違うかも?
…というのはさておき、ハプバーやカップル喫茶でマンネリ解消できるかどうかは、当たり前だけどカップル次第。何よりも大事なのは、今の2人の関係や性生活です。
それからお互いにどんなことを考えていて、どんな不満があって…。そういうことを率直に話し合える関係を作ることなのかも。そこができていれば、2人だけのマンネリ解消法も、生み出せそうですよね♪