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おすすめのマウスウォッシュ16選 – 人気商品を徹底比較【2024年版】


口臭ケアや虫歯予防、ホワイトニングなどの効果が期待できるマウスウォッシュ。口内の健康維持やリフレッシュのために使う人も多く、多くの商品が販売されています。だからこそ、興味があるけれど選び方がわからないと悩んでいる人もいるでしょう。

本記事では、2024年のおすすめマウスウォッシュを紹介します。人気商品について、それぞれのメリットを具体的に解説するため、選ぶ際の参考にしてください。

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マウスウォッシュの効果とは?

マウスウォッシュには、虫歯や歯周病の原因となる雑菌を除去する殺菌効果があります。口内に存在する細菌を減らすことで、口内炎などのトラブル発生を抑えることもできます。さらに、口内の細菌が原因となる口臭の発生予防にもつながります

マウスウォッシュの主な役割は、殺菌によって口内のトラブル発生を抑制することです。ただし、すでに発生している歯周病やできてしまった虫歯を治す効果はありません。歯周病や虫歯を治療するには、歯科医院での治療が必要です。マウスウォッシュは、あくまでも口腔内ケアのサポート役として理解しましょう

おすすめマウスウォッシュ16選【2024年版】

Johnson & Johnson(ジョンソンエンドジョンソン)

リステリン クールミント

参考価格710円(税込)

WHY

安定した人気を誇るベーシックなマウスウォッシュ

リステリン クールミントは、医薬部外品のマウスウォッシュです。マウスウォッシュとして人気のリステリンシリーズのなかでもベーシックな商品で、ロングセラーとして安定した使い心地が特徴です。薬用成分が配合されており、歯磨きで落としきれなかった細菌を殺菌し、歯垢や歯肉炎、口臭などの原因となる細菌を減少させます。

メントール配合で、すっきりとした使用感が特徴です。スースーする爽快感を味わいたい人は、一度試してみてください。

商品仕様

一回あたりの価格
¥17
容器
ボトル
使用感
ミント味
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

アース製薬

モンダミン プレミアムケア さわやかなプレミアムミントの香味

参考価格1,150円(税込)

WHY

7つの効果をもたらし、一気に口内ケアができる

アース製薬のモンダミン プレミアムケアは、歯磨きのあとに使うことで7つの効果が期待できるマウスウォッシュです。虫歯や出血、口臭、歯肉炎、歯垢付着を予防できることに加え、口内を浄化し爽快な気分を味わえます。

有効成分のCPCが、虫歯や歯肉炎、口臭の原因となる菌を殺菌し、歯垢の付着を防ぎます。トラネキサム酸が配合されており、歯茎の出血を予防できるのも嬉しいポイントです。フタが計量カップになっているため、外出先でも使いやすいでしょう。

商品仕様

一回あたりの価格
¥17
容器
ボトル
使用感
さわやかなプレミアムミントの香味
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

アース製薬

モンダミン さわやかなペパーミントの香味

参考価格497円(税込)

WHY

爽やかな使い心地と豊富なサイズ展開が魅力

ドラッグストアなどで手軽に購入できるマウスウォッシュのモンダミンには、いくつか種類があります。ベーシックなタイプはペパーミントの香味で、使用後のすっきり感がポイントです。

歯磨きで除去しきれなかった食べカスや口内のネバネバを洗浄し、清潔な口内環境を保つのがメリットです。イオンコーティング成分であるTetPPが配合されているため、歯に汚れが付着するのを予防します。サイズのラインナップも豊富で、自宅に置いたり外出先へ持って行ったり、好きな使い方が可能です。

商品仕様

一回あたりの価格
¥12
容器
ボトル
使用感
さわやかなペパーミントの香味
分類
化粧品
アルコールフリー
×

LION(ライオン)

NONIO マウスウォッシュ クリアハーブミント

参考価格1,016円(税込)

WHY

長時間クリアな息がつづく独自のシステムを採用

ライオンのNONIOシリーズは、歯ブラシや歯磨き粉、ホワイトニング用品などを展開しています。マウスウォッシュは長時間殺菌システムにより、クリアな息を長くキープできるのが特徴です。殺菌成分のCPCが菌の増殖を抑え、快適な口内状態を保ちます。

香味はクリアハーブミント、スプラッシュシトラスミント、ライトハーブミントの3種類で、いずれも天然ミントを配合しており爽快感を味わえます。長く使える大容量サイズのほか、持ち運びに便利なコンパクトサイズもあり、用途に合わせて選べます。

商品仕様

一回あたりの価格
¥19
容器
ボトル
使用感
すっきり爽やかなクリアハーブミント
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

LION(ライオン)

ピュオーラ 洗口液 ノンアルコール

参考価格498円(税込)

WHY

低刺激でしっかり殺菌でき、使い勝手のよさも重視

ライオンのピュオーラ洗口液は、アルコール入りタイプとノンアルコールタイプがあります。ノンアルコールのマウスウォッシュは、低刺激ながら口内をしっかりと殺菌し、快適さが長続きする点が魅力です。

フタが計量カップになっていることに加え、注ぎ口がノズルタイプになっているため、こぼさずに注ぎやすいのがポイントです。マウスウォッシュとしての効果だけでなく、使い勝手の良さも重視したい人に適しています。

商品仕様

一回あたりの価格
¥14
容器
ボトル
使用感
ライムミントの香味
分類
医薬部外品
アルコールフリー
⚪︎

ブレスラボ

マウスウォッシュ マルチケア ダブルミント

参考価格729円(税込)

WHY

口臭を抑え、刺激の有無を選べるマウスウォッシュ

ブレスラボのマウスウォッシュ マルチケアは、口臭が発生するメカニズムの研究によって開発された薬用洗口液です。殺菌効果のあるCPCや抗炎症成分であるグリチルリチン酸ジカリウムが、口臭の発生原因となる細菌や汚れを抑えます。

アルコールが入って爽快感が強いダブルミントのほか、刺激が苦手な人向けのシトラスミントも販売されています。好みの使い心地を選べるため、新しい口腔内ケア習慣が続きやすいでしょう。

商品仕様

一回あたりの価格
¥18
容器
ボトル
使用感
ダブルミント
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

SUNSTAR(サンスター)

Ora2 オーラツーミー ステインケア ナチュラルミントフレーバー

参考価格165円(税込)

WHY

口臭ケアもステインケアも両方叶えられる洗口液

サンスターのオーラツーミー ステインケアは、口臭の原因と着色汚れの原因の両方に対応するマウスウォッシュです。においを吸着する成分と、においのもとを洗浄する成分が配合されているため、口臭ケア効果が持続します。着色汚れの原因も洗い流し、歯の表面をコーティングすることで、ステインがつきにくくなります。

ノンアルコールなので、口内がピリピリしないのもポイントです。優しい爽やかさを感じられるため、初めてマウスウォッシュを使用する人にも適しています。

商品仕様

一回あたりの価格
¥12
容器
ボトル
使用感
ナチュラルミントフレーバー
分類
化粧品
アルコールフリー
⚪︎

アース製薬

モンダミン プレミアムケア センシティブ やさしいプレミアムミントの香味

参考価格646円(税込)

WHY

ノンアルコールながら口内のさまざまなトラブルをケア

モンダミンのプレミアムケアシリーズは、口内のトラブルに対応するのが特徴です。そのなかでもプレミアムケア センシティブは、ノンアルコールで低刺激性なのがポイント。マウスウォッシュで口内のトラブルを抑えたいけれど、刺激が強いのが苦手な人に適しています。

刺激は抑えられていますが、優しいプレミアムミントの香味があるため、使用後はすっきりと感じられます。アルコールが入っていないため、唾液量低下などのアルコールによる影響を気にせず使えるのもメリットでしょう。

商品仕様

一回あたりの価格
¥17
容器
ボトル
使用感
さわやかなプレミアムミントの香味
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

LION(ライオン)

NONIO マウスウォッシュ ライトハーブミント

参考価格510円(税込)

WHY

ライムとパイナップルの香味を感じられるフルーツ系の洗口液

NONIOのマウスウォッシュシリーズには、ノンアルコールタイプもあります。ノンアルコールタイプはライトハーブミントの香味で、使用感にこだわっているのが特徴です。ミントのひんやり感と、搾りたてライムと甘酸っぱいパイナップルの香りを楽しめます。

爽やかすぎるミントだけの香味が苦手で、フルーツ感のある香味のマウスウォッシュを探している人に適しています。ノンアルコールなので、必要な細菌まで洗い流したり唾液量を減らしたりする心配もありません。

商品仕様

一回あたりの価格
¥19
容器
ボトル
使用感
低刺激でやさしいライトハーブミント
分類
医薬部外品
アルコールフリー
⚪︎

SUNSTAR(サンスター)

G・U・M ガム・ナイトケアリンス

参考価格649円(税込)

WHY

口臭と着色汚れの原因をまとめて洗い流せる

サンスターのガム・ナイトケアリンスは、6つの効能を持つ医薬部外品のマウスウォッシュです。CPCの働きで歯の表面が長時間コーティングされ、原因菌を殺菌し、歯肉炎や口臭、歯垢の付着を防ぎます。また、トラネキサム酸の働きで歯茎からの出血を防止します。

就寝前に使えば、翌朝の口臭やネバネバ感を防ぐことができます。ノンアルコールタイプなので、ピリピリとした刺激が気になる人も安心して使えるでしょう。翌朝の口内の不快感を軽減したいと考えている人は、一度試してみてください。

商品仕様

一回あたりの価格
¥12
容器
ボトル
使用感
ナイトハーブ
分類
医薬部外品
アルコールフリー
⚪︎

エースネット

A2Care Mouth Wash

参考価格1,155円(税込)

WHY

水のような使い心地で幅広い世代の人が使える

A2Careシリーズのマウスウォッシュは、アルコールフリーで低刺激な使い心地が魅力です。水のような使い心地でピリピリしないため、今までマウスウォッシュを使っていなかった人や子どもも無理なく使えます。味も香りも控えめなので、強すぎるミント感が苦手な人にも使いやすいです。

就寝前や外出中はもちろん、妊娠中など歯を磨くのが難しいシーンでも使えます。自宅に置いて使えるボトルタイプのほか、携帯に便利なスプレータイプもあるため、ライフスタイルに合わせて適切なものを選んで使用してください。

商品仕様

一回あたりの価格
¥97
容器
ボトル
使用感
水のような優しい使い心地
分類
化粧品
アルコールフリー
⚪︎

MK(マツキヨ)

マウスウォッシュ マイルドミント

参考価格492円(税込)

WHY

使い勝手のよさが魅力のポンプ式で家族で使える

MKのマウスウォッシュは、使いやすさにこだわった商品です。ポンプノズル式で計量が容易なので、誰でも手軽に使えるのが特徴。ポンプを3〜4回ほど押せば、適量が出てきます。マイルドミントの香味で、使用後は口内がすっきりし、爽快感を得られます。

ドラッグストアで気軽に購入できるので、継続して使いやすいのもポイントです。コストを抑えられるため、一度マウスウォッシュを試してみたい人も挑戦しやすいでしょう。

商品仕様

一回あたりの価格
6-10円
容器
ボトル
使用感
マイルドミントの香味
分類
化粧品
アルコールフリー
×

okina(オキナ)

薬用 マウスウォッシュ ロングスピン

参考価格2,402円(税込)

WHY

殺菌成分がきちんと配合されている持ち運びやすいポーション

ロングスピンは、歯科医院向けの予防用オーラルケア製品を手掛けるメーカーが開発したマウスウォッシュです。使い切りのポーションタイプで手軽に使える一方で、薬用成分にこだわった医薬部外品です。CPCが口内の細菌を殺菌し、口臭の原因を抑えます。

手に馴染む大きさの容器に入ったポーションは、持ち運びにも便利です。容器はソフトですがしっかりとしているため、バッグやポーチに入れても破れにくいです。外出先でも口内ケアを徹底したいと考えている人に適しています。

商品仕様

一回あたりの価格
¥25
容器
個包装
使用感
すっきり爽快ミント
分類
医薬部外品
アルコールフリー
×

Thera Breath

セラブレス オーラルリンス

参考価格1,290円(税込)

WHY

口臭対策ができるアメリア生まれのマウスウォッシュ

セラブレスのオーラルリンスは、オーラルケア先進国であるアメリカで誕生したマウスウォッシュです。使用後は長時間口臭を防ぎ、爽やかな息を維持します。

また、くどくないミントフレーバーのマウスウォッシュであることもポイントです。マイルドなミント感があり、口内にしつこく残らないため、すっきりと使えます。アルコールフリー、人工着色料不使用、人工香料不使用なので、口内に刺激を与えたくない人にも適しています。

商品仕様

一回あたりの価格
¥104
容器
ボトル
使用感
マイルドなミントフレーバー
分類
化粧品
アルコールフリー
⚪︎

UPPER HOUSE

MARVIS マウスウォッシュ

参考価格3,520円(税込)

WHY

すっきり感に加え、イタリアならではのおしゃれさが魅力

MARVISは、イタリアで誕生し長く愛されているデンタルケアブランドです。マウスウォッシュは1に対し水4で割って使用します。ハーブやキシリトール、プロポリスなどの成分が口内で働き、爽やかな息をサポートします。すっきりとした使用感を重視したい人に適しています。

また、商品パッケージがおしゃれなのもポイントです。洗面台に置きっぱなしにしても、景観を損ねません。効果はもちろん、見た目にもこだわってマウスウォッシュを選びたい人に最適です。

商品仕様

一回あたりの価格
-
容器
ボトル
使用感
クールなペパーミント
分類
化粧品
アルコールフリー
⚪︎

Aesop(イソップ)

マウスウォッシュ

参考価格3,080円(税込)

WHY

実力とおしゃれさを兼ね備えたアルコールフリー洗口液

Aesopのマウスウォッシュは、アルコールフリーです。低刺激性なので、マウスウォッシュに興味があるけれど口の中がピリピリするのは嫌だと考えている人に適しています。アルコールフリーですが、爽やかな口内を保つのが魅力です。ミントやスパイスなどの香味が、口をすっきりさせます。

シンプルながらおしゃれなパッケージで、洗面台に置きっぱなしにしても雰囲気が損なわれません。朝夜の歯磨きのあとだけでなく、外出前など口臭が気になるシーンで使用してください。

商品仕様

一回あたりの価格
¥123
容器
ボトル
使用感
ミント、スパイス、カンゾウ
分類
化粧品
アルコールフリー
⚪︎

マウスウォッシュの選び方

マウスウォッシュはさまざまなメーカーから販売されているため、商品ごとの特徴を理解して自分に合うものを選ぶ必要があります。以下で具体的な選び方のポイントを紹介するため、マウスウォッシュ選びの参考にしてください。

マウスウォッシュを注ぐ画像

成分で選ぶ

マウスウォッシュに含まれる成分によって、得られる効果が異なります。求める効果が決まっているなら、有効な成分が含まれている商品を選びましょう

例えば、虫歯や歯周病の予防を重視するなら、殺菌成分であるCPC(塩化セチルピリジウム)やBTC(塩化ベンゼトニウム)などが含まれたマウスウォッシュが適しています。虫歯予防には、歯垢分解効果があるデキストラナーゼやフッ素なども効果的です。歯周病予防には、IPMP(イソプロピルメチルフェノール)やGK2(グリチルリチン酸ジカリウム)なども有効です。

口内の炎症や出血が気になる場合は、トラネキサム酸が配合されたマウスウォッシュを選んでみてください。歯茎の腫れや出血などの予防効果が期待できます。

また、口臭予防を目的とするなら、口臭の原因菌を殺菌できるクロルヘキシジンやCPC(塩化セチルピリジウム)などが入ったマウスウォッシュがおすすめです。成分表示を確認し、効果が期待できる成分が配合されたものを選んでみてください。

刺激の有無で選ぶ 

マウスウォッシュの刺激は、製品ごとに異なります。口の中がピリピリとする感覚が苦手であれば、刺激が少ないマウスウォッシュを選ぶようにしてください

ピリピリとして辛いと感じるマウスウォッシュは、多くの場合アルコールが使用されています。刺激があっても問題なく使えるなら、殺菌効果の高いアルコール入りを選んでもよいでしょう。しかし、刺激に弱いならアルコールフリーのマウスウォッシュを選んだほうが続けやすいです。

香味で選ぶ

マウスウォッシュは、爽快感を高めるためにミント系や柑橘系の香味が採用される傾向があります。無理なく使えると感じる味のものを見つけたら、継続して使用してみてください。

ミント系も柑橘系も、使用後に爽やかさを感じられるのが魅力です。スースーとした刺激が苦手でなければミント系を、刺激の強さを抑えながら爽快感を味わいたい人には柑橘系が適しています

使う場所で選ぶ

マウスウォッシュをどこで使うかによって、選ぶべき商品は変わります。

外出先で使うなら、フタがコップになっているマウスウォッシュがおすすめです。フタに目盛りが付いているタイプであれば、1回分の計量がしやすいでしょう。また、個包装タイプのマウスウォッシュであれば持ち運びやすく、外出先でも無理なく使えます。

一方、コップ付きでないマウスウォッシュは外出時には使いづらいです。しかし、自宅で使うのであればコップが付属していなくても問題ないでしょう。購入前に使うシーンを考え、適切なものを選ぶようにしてください。

マウスウォッシュの正しい使い方

マウスウォッシュと歯ブラシ

マウスウォッシュは、正しく使うことで効果を発揮します。何となく使わず、正しい使い方を覚えて実践してみてください。マウスウォッシュの効果を高めるポイントや、注意点なども合わせて紹介します。

マウスウォッシュの効果を得るための正しい使い方

マウスウォッシュは、歯磨きのあとに使うのがおすすめです。

まずは、フロスや歯間ブラシなどを使って歯のあいだに詰まった汚れを取り除きましょう。その後、歯ブラシを使ってブラッシングを行い、口内に付着した汚れを除去します。歯磨きが完了したら、仕上げとしてマウスウォッシュを使ってください。

マウスウォッシュは、適量を口に含んだあと、20〜30秒ほど口の中でぶくぶくとすすぎます。口内全体に行き渡らせるようにすると、成分を満遍なく届けられるでしょう。時間が経ったら、口に含んだマウスウォッシュを吐き出してください。

マウスウォッシュを使用したあとは、水ですすぐ必要はありません。水ですすいでしまうと、マウスウォッシュに含まれる成分が水とともに流れてしまいます。殺菌効果が減少するおそれがあるため、できればマウスウォッシュ使用後に水ですすぐのは避けてください。

マウスウォッシュの効果を高めるポイント

マウスウォッシュの効果をさらに高めたいなら、舌をきれいにしてから使うのがおすすめです。舌に付着する白い苔状の舌苔(ぜったい)は、細菌や汚れを含んでいます。放置すると菌が繁殖するおそれがあるので、落として舌をきれいにした状態でマウスウォッシュを使うといいでしょう。

舌苔を落とすためには、舌専用のブラシを使うのがおすすめです。通常の歯ブラシで舌を磨くと、傷が付くおそれがあります。傷によって舌苔がひどくなったり、他の口内の問題につながったりすることもあるので、舌専用のブラシを使ってみてください。


また、マウスウォッシュは細菌を殺菌する役割を果たすので、歯垢を除去してから使うのが効果的です。歯に付着する歯垢には、多くの細菌が潜んでいます。歯垢から菌が繁殖することで、歯周病や虫歯などのトラブルを招くのです。マウスウォッシュには、歯垢を完全に除去する効果はありません。そのため、事前に歯磨きをして歯垢を取り除いた状態でマウスウォッシュを使わなければ、殺菌効果が得られないこともあります。

歯垢を除去してからマウスウォッシュを使うと、ブラッシングで除去しきれなかった細菌を除去できます。殺菌効果を高めるために、歯磨きをして歯垢を取り除いてからマウスウォッシュを使うようにしてください

マウスウォッシュを使う際の注意点

マウスウォッシュを使う場合は、すぐに吐き出さないようにしてください。すぐに吐き出してしまうと、殺菌効果が十分に得られないことがあります。マウスウォッシュが辛くて30秒間も口に含んでいられないと感じるなら、アルコールフリーなどの低刺激性商品を使うのがおすすめです。

また、フッ素入りの歯磨き粉を使ったあとは、マウスウォッシュの使用を避けたほうがいいでしょう。フッ素の効果を残したほうが良好な口内環境を保てるので、就寝前はフッ素の歯磨き粉、朝はマウスウォッシュなどのように使い分けるのがおすすめです。

マウスウォッシュには対象年齢があるため、子どもが使う場合は商品の対象年齢を確認してください。マウスウォッシュは刺激が強いものも多いので、子どもが使うと痛みを感じることもあります。マウスウォッシュは無理に子どもに使わせる必要はありませんが、どうしても使いたい場合は子ども用の商品を使ってみてください。

マウスウォッシュを使用したあとは、飲食は避けるようにしましょう。マウスウォッシュの効果は数時間持続するため、飲食をしてしまうと殺菌効果がなくなってしまいます。マウスウォッシュ使用後、少なくとも30分間は飲食を控えることが大切です。

そして、マウスウォッシュは口内にトラブルがある場合は使用を控えてください。口内に出血や炎症、傷などがある際にマウスウォッシュを使うと、刺激となってさらにトラブルを引き起こすおそれがあります。傷などの治りが遅くなることもあるため、落ち着いてからマウスウォッシュを使いましょう。

マウスウォッシュの使用で歯磨きは不要になりますか?

マウスウォッシュは単体で使用できますが、歯磨きとの併用が推奨されています。

マウスウォッシュを使えば、口内に存在する雑菌を取り除けます。しかし、歯に付着した汚れや歯垢まで完全に取り除けるわけではありません。マウスウォッシュで落としきれない汚れがあった場合、細菌が繁殖してしまいます。

マウスウォッシュを使う場合も、歯ブラシを使ってブラッシングをするようにしてください。歯磨きで歯垢や歯の間に詰まった汚れを取り除けば、虫歯や歯周病の予防につなげることが可能です。マウスウォッシュは歯磨きの代わりではなく、口腔ケアの効果を高めるアイテムと認識するといいでしょう。

マウスウォッシュは毎日使っても大丈夫ですか?

マウスウォッシュは、口腔内ケアの一環として毎日使用可能です。ただし、使いすぎには注意しなければなりません

マウスウォッシュの多くは、エタノール(アルコール)が含まれています。エタノールが作用することで、口内の細菌を除去することが可能です。しかし、エタノールは揮発性が高く、使いすぎると口内の唾液量を減らしてしまうおそれがあります。
唾液量が減ると口内が乾燥し、口臭を発生させやすくなります。また、口内に必要な細菌まで殺菌してしまい、バランスが乱れて虫歯や歯周病になりやすくなるケースもゼロではありません。マウスウォッシュによって口内環境が悪化しないよう、1日2〜3回程度の使用にとどめましょう。

1日2〜3回でも、刺激が強いと感じたり口内が荒れて痛みがあったりする場合は、アルコールが含まれたマウスウォッシュの使用を中止してください。ノンアルコールタイプのマウスウォッシュもあるので、刺激を抑えて唾液や必要な細菌の量を保ちたい場合はチェックしてみるのがおすすめです。

マウスウォッシュは妊娠中や授乳中に使用しても安全ですか?

マウスウォッシュは基本的に、妊娠中や授乳中も安全に使えます

妊娠中は女性ホルモンの急激な増加により、唾液分泌量が減る傾向があります。歯周病の原因となる細菌も繁殖しやすくなるため、こまめな歯磨きが重要です。しかし、つわりで体調が悪く、いつもどおりに歯磨きができないこともあるでしょう。

そのような場合に、マウスウォッシュの活用がおすすめです。アルコール含有のマウスウォッシュの使用が心配であれば、ノンアルコールタイプを選んでみてください。また、授乳中も特に影響なくマウスウォッシュを使用できます

妊娠中や授乳中に使っても問題ないマウスウォッシュであれば、商品のパッケージや説明書などに記載があります。確認したうえで使用しましょう。

 マウスウォッシュとデンタルリンスの違いは何ですか?

マウスウォッシュは洗口液、デンタルリンスは液体研磨のことであり、それぞれ働きが異なります。

マウスウォッシュは、口内を浄化するために使われるアイテムです。口内にある雑菌を除去して、虫歯や歯周病、口臭などのトラブルをケアするために使われます。ブラッシングとの併用が推奨されていますが、単体でも使用可能です。

一方、デンタルリンスはペースト状の歯磨き粉や液体タイプになった商品です。そのため、口に入れてすすいでから歯磨きをする、または口に含んだ状態で歯磨きをすることで効果が発揮されます。デンタルリンスはあくまでも歯磨き粉の代わりであり、単体で効果が出るものではないという点は押さえておいてください。

マウスウォッシュとデンタルリンスは見た目で区別が難しいこともあります。商品を購入する際は、商品名も確認しましょう。マウスウォッシュは「洗口液」、デンタルリンスは「液体研磨」または「液体歯磨き」と記載されていることがあります。

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