世界的にスマホゲームやアプリの分析を行う『Sensor Tower』は中国スマホゲームの2020年5月の全世界売上Top30を発表した。
同統計によると、5月の中国スマホゲームの全世界売上Top3は3月と変わらず、Top1はテンセントの『PUBG Mobile』、Top2はLilith Gamesの『Rise of Kingdoms』、Top3はNetEaseの『荒野行動』となった。
一番売れているのは『PUBG Mobile』
2020年5月の中国産スマホゲームの海外売上ランキングTop30は以下の通り。
Top1は前回と変わらずテンセントの『PUBG Mobile』でシーズン13開始と新マップの更新に伴い5月13日には米国App Storeセールスランキングで1位を獲得した。同作の5月売上は約117億円(1.06億ドル)と前月比14%増加、前年同期比33%増加と引き続き売上を伸ばしている。
G.Wに『七つの大罪』コラボを行ったNetEaseの『荒野行動』は5月1日の単日売上が約9.5億円(860万ドル)を記録するなど、過去最高の月間売上となった。
他には日本市場で人気の高い『コード:ドラゴンブラッド』がTop12、『魔剣伝説』がTop14と新しくTop15入りしている。
PUBG MobileのDL最多国はインド
2020年5月の中国産スマホゲームの海外ダウンロードランキングTop30は以下の通り。
5月の海外市場ダウンロードランキングは『PUBG Mobile』がDL数3200万回を記録しTop1を維持した。同作のDL数国別分布はインド市場が38%、エジプトが7%、トルコが7%の3カ国が上位を占めており、海外ユーザー数は6億近くいると見られている。
Top18の『Art of War』はDLランキングの中で一番売上の高いミッドコアゲームで、昨年11月のリリースから総DL数2260万回、累計売上は16億円を突破している。
当記事のまとめ
■まとめ
・海外で一番売れている中国ゲームはPUBG Mobile
・PUBG Mobileの月売上は約117億円
・荒野行動IPコラボ単日売上は約9.5億円
関連情報
Sensor Tower記事:こちら
3月のTop30記事:こちら
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