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恩赦によって死刑囚が世に放たれる漫画描きたい


しょうもない知識を披露するスレ 第40幕
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/army/1581925037/


395 :名無し三等兵:2020/06/16(火) 17:13:46.70 ID:5iIkqcTV.net
ロシア南部、ジェレズノゴルスク市。
かっては地図にも記載されず、都市の名前もつけられず、外界からは閉ざされており、
言及しなければならないときには「クラスノヤルスク26」郵便私書箱の名前で呼ばれた、
1950年、プルトニウム製造のためにだけ作られた人工都市であった。

人口9万人のほとんど全員がプルトニウム製造に関わる者で、
高給と、森や丘もある豊かで安らげる生活空間と引き換えに、他所との行き来は厳重に制限されていた・・・が、

ソ連崩壊直後の1992年、エリツィン大統領が街の存在を公式に明かしたころ、
CISは貧困と混乱の渦の中にあり、
ジェレズノゴルスク市では1996年の住民投票で、
市民の安全と生活環境の確保から「閉鎖性を維持すべき」という民意が採択される。

2010年、市の原子炉が稼働を停止し、長年に渡るプルトニウム製造は終わりを告げたが、
今もなお、ジェレズノゴルスク市立ち入りには連邦保安省と原子力省による許可が必要で、
機密保持を求めるハイテク企業が多数進出、
とりわけロシア製GPS人工衛星は、全てこの街の製品になったという。



397 :名無し三等兵:2020/06/16(火) 17:20:11.92 ID:fI6YhQ/x.net
シベリア鉄道のドキュメンタリーでも地図にも時刻表にも載ってない駅があったりして不気味だった
偵察衛星が飛んでる時代に何やってんだって感じだったけど閉鎖性をちゃんと生かしているのはロシアらしいね
まあ旅行するだけで各種許可証やら証明書やら十数通必要で普通の人は旅行しないので文学が発展した




関連‐「岡田更生館事件」のWikipediaは一気読みしてしまうほど引き込まれ、読み応えのある内容 ←オススメ
    地下300mにあるウクライナの病院【画像】
    「クラウチ・エンド」って海外ドラマがいい感じに後味悪くて面白い
    ウラジオ・ストックではなくてウラジ・オストック


スターリン時代の記憶:ソ連解体後ロシアの歴史認識論争
立石 洋子(著)
慶應義塾大学出版会 (2020-06-17T00:00:01Z)

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コメント
  1. 名も無き修羅 2020/06/30(火) 12:21
    かつて編集に閉鎖都市への取材旅行を打診した新書某作家曰く「先生の作品が本社で売り上げ一位取ったら考えます」と体よく断られた

  2. 名も無き修羅 2020/06/30(火) 12:31
    自費で試みようとしないあたりに、三流である理由がわかるなw

  3. 名も無き修羅 2020/06/30(火) 12:39
    閉鎖されてると文学が発展するってどういう理屈なんだろう

  4. 名も無き修羅 2020/06/30(火) 12:56
    外の世界に出れないから外の世界を妄想する娯楽が発達したんだろ?

  5. 名も無き修羅 2020/06/30(火) 17:44
    スパイを西側の生活に慣れさせるためのアメリカそっくりの閉鎖都市とかあったんだっけ

  6. 名も無き修羅 2020/07/01(水) 22:40
    きさらぎ駅がありそうだな

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