人のなかにめぐっている感情


喜び
怒り
哀しみ
楽しみ
憎しみ
苦しみ


物事にたいして　感じたことを

素直に惜しげもなく表現することは　

けっして　いけないことじゃない

どんな感情であっても

むしろ　そのほうが人間らしい

血の温度を感じる

感情とは　まさに一瞬のできごと

瞬間に感じた気持ちには二度と戻れない

それを押し殺してしまうと　

いつか　感じていたことさえも忘れてしまう

なにもなかったように　過ごしてしまう

すこしずつ感情が退化していく




なぜなら

人間は愚かな生きものだから




あたしは　不完全ながらも

感じたことを表現することをやめたくはない

どんな自分にもまっすぐ向き合いたい