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【2025】各社CADソフトを徹底比較!価格別3DCADとおすすめ3DCADの比較

昨今、3DCADはハイエンドからローエンドまで様々な種類が登場しており、その中から一つを選ぶということが簡単ではなくなってきました。

そこで今回は、おすすめの3DCADと主な3DCADを価格帯別に比較してみました!
3DCAD導入の際の検討材料として、ぜひ参考にしてみてください。

ポイント
価格に関しては、最近の傾向として「永年ライセンス方式」と「年払い(月払い)」の複数形態を持っている場合が多く、年払いのみのライセンス形態に移行するCADも増えつつありますが、特に表記しない場合、永年ライセンス価格で表示しています。

さて、そもそもCADはどのくらいの価格帯で販売されているものなのでしょうか。

CADの価格帯はどのくらい?

CADの価格帯はどのくらい?

従来3DCADは数百万円ほどかかり、とても高額なものでした。
現在は技術の進歩や開発元の努力によって、数十万円ほどに価格が下がってきているものの、導入費用はなるべく抑えたいのが一般的だと思います。

今回の記事では、3DCADの価格を比較した表を用意しました。
各CADの詳細についてもご紹介していますので、どんなものがあるか一緒にチェックしていきましょう!

3DCADを価格で比較してみました!

3DCADを3つに分類して、3DCADソフトのそれぞれの詳細を表にまとめてみました。
価格の比較と合わせて参考にしましょう!

おすすめの3DCAD

ハイエンド3DCAD

ミドルレンジ3DCAD

比較その1:おすすめの3DCAD【3選】

年間ライセンス
(税込)
永久ライセンス
(税込)
備考 コストパフォーマンス おすすめ度
autodesk-fusion-icon
Autodesk Fusion
  • 1か月
    12,100円
  • 1年間
    96,800円
  • 3年間
    290,400円
学生や教育機関、非営利団体の方であれば無料で利用可能 4.5
4.5/5

5/5
Onshape
Onshape
  • Standard
    177,650円
  • Professional
    297,990円
  • Enterprise
    417,120円
パブリッククラウド上でデータを公開すれば無料で利用可能
4/5
4.5
4.5/5
BricsCAD
BricsCAD
  • BricsCAD Lite
    48,400円
  • Pro
    87,120円
  • BIM
    169,500円
  • Mechanical
    162,800円
  • Ultimate
    187,000円
  • BricsCAD Lite
    75,900円
  • Pro
    115,060円
  • BIM
    225,500円
  • Mechanical
    214,500円
  • Ultimate
    248,600円
30日間の無料体験版あり
5/5
4.5
4.5/5

比較その2:ハイエンド3DCAD【3選】

年間ライセンス
(税込)
永久ライセンス
(税込)
備考
CATIA V5
CATIA V5
160万円~540万円
Creo Parametric
Creo
49万円~469万円
NX
NX
情報取得不可

比較その3:ミドルレンジ3DCAD【5選】

年間ライセンス
(税込)
永久ライセンス
(税込)
備考
SolidWorks
SolidWorks
  • Standard
    581,037円
  • Professional
    663,247円
  • Premium
    940,447円
  • Standard
    1,138,500円
  • Professional
    1,362,900円
  • Premium
    1,824,900円
永久ライセンスは別途年間保守契約が必要
Inventor
Inventor
  • 3年間
    1,168,200円
  • 1年間
    389,400円
  • 1か月
    48,400円
PDMコレクションを利用すれば、年間479,600円(税別)で他15ソフトとセットで利用可能。
TopSolid
TopSolid
98万円~
Solid Edgeロゴ
Solid Edge
  • 1年間
    221,520円~
  • 1か月
    24,614円~
有料ライセンスを30日間無料で使える「無料体験版」の提供あり
iCAD
iCAD
  • iCAD-SX
    約140万円
  • iCAD-MX
    約120万円

長期的な運用を考えた場合、永年ライセンスの方がコストパフォーマンスに優れていることが分かります。しかし、価格だけでCADを選ぶということはほとんど無いと思います。

CADを選ぶときに抑えておくべきポイントは、「価格」「機能」「データ拡張子・ユーザーインタフェース」の3つです。次の詳細紹介の項目で、この3点をチェックしてみましょう。

おすすめの3DCADを比較【3選】

まずは、おすすめのCADソフトを3つご紹介します。
CAD選びに悩んでいる方は、この3つの内から選んでみると良いでしょう。

いずれも条件や使用期限付きで無料版が用意されているので、お試しで始められますよ!

おすすめの3DCADその1:Autodesk Fusion

「Autodesk Fusion(旧:Fusion 360)」は、Autodesk社が提供する3DCADです。
3DCADのモデリング機能に加えて、3DCAMやレンダリング、アセンブリ、2次元図面などの機能が搭載されています。

データはクラウド上で管理されるため、Webブラウザでもすぐに見てもらうことができる点も特徴です。

商用利用の場合は有料ですが、個人利用向けの非商用利用であれば無料で使うことができます。
学生や教育機関、非営利団体、スタートアップ企業であれば、無料ライセンスの対象になりますよ。

簡潔ですが表にまとめてみたので、自分がどのライセンスに適しているのかチェックしてみてください。

Autodesk Fusionのスペック

機能 ソリッド・サーフェス・自由曲面のモデリング、アセンブリ、図面作成、
履歴、プラグイン、レンダリング、アニメーション、CAM、CAE
対応OS Windows(64bit)、Mac
インポート拡張子 wire、dwg、iam、CATProduct、dxf、iges、prt、obj、asm、g、neu、
3dm、sat、sldprt、step、stl、skp 他 計33種(詳細はこちら
エクスポート拡張子 dwg、ipt、dxf、fbx、igs、obj、sat、smt、step、stl、skp
URL https://bizroad-svc.com/fusion360/

Autodesk Fusionのライセンスの種類

Autodesk Fusion 無料ライセンス Autodesk Fusion 有料ライセンス
価格(税込) 個人利用向け:無料
スタートアップ企業向け:無料
1年間ライセンス:96,800円
 ↓
割引キャンペーン:67,760円
3年間ライセンス:290,400円
対象ユーザー スタートアップ企業向け
  • 従業員数10名以下、年間総収益10万ドル未満の企業親会社を含む
  • Autodesk Fusionコミュニティで
    ストーリーを共有できる企業
  • 1年契約。更新には承認が必要

個人利用向け

  • 個人による非商用目的のデザインプロジェクト、
    または自宅での非商用目的の製造

学生・教育機関向け

  • 学生、教育者、教育機関
商用利用
機能制限 あり なし

Autodesk Fusion CAMについて

Autodesk Fusion CAM

Autodesk FusionはCAM機能も搭載されています。
Autodesk FusionのCAMは視覚的にわかりやすいソフトで、初心者でもわかりやすいインターフェイスとなっています。

CAMについてあまり分からない人でも使いやすいですし、社員同士でのデータ共有もしやすいので周りの社員がそこまでCAMに詳しくない、という会社でも導入しやすいでしょう。
CAMのみをご利用の方は下記から無料体験することができます。

Autodesk Fusion CAMの無料ダウンロードはこちら

Autodesk Fusion CAMの使い方は、以下の記事を参考にしてみてください。

初めての方でも分かるAutodesk Fusion CAM(製造作業スペース)の使い方

おすすめの3DCADその2:Onshape

続いて紹介するのは、PTC社のフルクラウド3DCADの「Onshape」です。
基本機能を無料で使えるフルクラウド3DCADソフトなので、アカウント情報の登録だけですぐ使い始めることができます。インターネット環境があれば良いので、OSの制限で使用できないといったストレスもありません。

「Onshape」にも無料版と有料版がありますが、無料版でも基本的なCAD機能に制限なく利用することができます。ただし作成して保存したデータは、すべてOnshapeのパブリッククラウド上にアップロードされるため、世界中の誰でも検索し、閲覧することができるようになります。
作成したデータを他人に見られたくない場合には、有料版を使う必要があります。

無料版で操作感を試してみて、仕事のニーズや好みに合うようならば有料版に切り替える、というのが一般的な流れのようです。
アカウント登録のみの手軽さなので、始めやすいおすすめの3DCADです。

Onshapeのスペック

機能 ソリッド・サーフェス、アセンブリ、図面作成、履歴
対応OS フルクラウドシステムのため、インターネットが使用できれば良い
インポート拡張子 dwg、iam、CATIA v4/v5/v6、dxf、iges、obj、neu、3dm、sat、
sldprt、step、stl、他 計30種(詳細はこちら
エクスポート拡張子 dwg、ipt、dxf、igs、sat、step、stl、他 計10種(詳細はこちら
URL https://bizroad-svc.com/ptc-creo-onshape/

Onshpeのライセンスの種類

Onshape 無料ライセンス Onshape 有料ライセンス(1年間)
価格(税込) 無料 Standard:177,650円
Professional:248,710円
Enterprise:355,300円
対象ユーザー ユーザー制限なし
※使用には以下の条件があります。
  • 作成データの公開

ユーザー制限なし

機能制限なし
(※基本的なCAD機能)なし

おすすめの3DCADその3:BricsCAD

「BricsCAD」はAutoCADとの高い互換性が魅力のCADソフトウェアです。

2DCADの機能面に注目しがちですが、「機械設計(アセンブリ設計、板金設計、稼働シミュレーション、BOM)」、「BIMデータ」といった本格的な3DCADの機能も備わっています。
2DCADデータから3Dデータが書き起こせるので、2Dの経験があってこれから3D化を検討している方にもおすすめです。

「BricsCAD」は無料体験版の「BricsCAD Ultimateトライアル」が提供されています。
この無料体験版はインストールしてから30日間、無料で全機能を使用することができます。

有料の製品版は永久ライセンスが用意されています。必要な機能に応じて複数のバージョンがありますが、全ての機能を使うことができる「BricsCAD Ultimate」が一番お得と言えるでしょう。

ランニングコストをかけずにCADを導入したいという方にとくにおすすめしたいCADソフトです。

BricsCADのスペック

機能 2D作図機能、2D拘束、図面拡張、3D機能、ダイレクトモデリング、
API拡張機能、アセンブリ機能、3D拘束機能、BIMの機能 等
対応OS Windows(64bit)、Mac、Linux
インポート拡張子 dwg、dxf、dwt、dwf、wmf、emf、wmz、emz、dae、dgn、3dm、
skp、ifc、rfa、rvt(詳細はこちら
エクスポート拡張子 dwg、dxf、dwt、dwf、wmf、emf、wmz、emz、3dm、ifc、fbx、
stl、udatasmith、asat、asab、pdf、svg、bmp(詳細はこちら
URL https://bizroad-svc.com/bricscad-license/

BricsCADのライセンスの種類

BricsCAD
Ultimateトライアル
BricsCAD有料ライセンス
(永久ライセンス)
価格(税込) 30日間無料体験
無料
BricsCAD Lite:75,900円
Pro:115,060円
BIM:225,500円
Mechanical:214,500円
Ultimate:248,600円
対象ユーザー ユーザー制限なし ユーザー制限なし
機能制限 なし ライセンス形態により使用できる機能が異なる

ハイエンドの3DCADを比較【3選】

続いては、ハイエンドの3DCADと呼ばれる部類のソフトウェアを3つご紹介します。

ハイエンド3DCADその1:CATIA V5

「CATIA」はダッソー・システムズ社が開発・提供している3DCADです。
ハイエンドCADに分類され、パーツ/アセンブリモデリングから、デザイン向け、樹脂金型向け、解析設計向けなどの様々なパッケージ形態があります。

高機能で比較的大規模なものや複雑な設計に向いており、主に自動車や航空機開発で用いられています。

CATIA V5のスペック

機能 モデリング機能(ハイブリッドモデリング)、スケッチおよび3次元モデリング、
NC加工のシミュレーション、アセンブリ、図面生成、パイピング、チュービング 等
対応OS Windows(64bit)
インポート拡張子 -(※情報取得不可)
エクスポート拡張子 -(※情報取得不可)
URL https://www.3ds.com/ja/products-services/catia/

ハイエンド3DCADその2:Creo

Creo」はPTC社が開発・提供している3DCADです。
パラメトリック系の3DCADですが、最近のバージョンではダイナミックモデリングの手法も取り入れ、より直感的な操作でのモデリングが可能になっています。

「Creo Direc」や「Creo Elements/Direct」というダイレクトモデリングの製品も、Creo製品群として揃っています。また、Unite Technorogyと呼ばれる異種CAD間のデータ互換にも力を入れています。

Creoのスペック

機能 モデリング機能、付加製造、モデルベース定義(MBD)、
ジェネレーティブデザイン、拡張現実(AR)、
スマートコネクティッドデザイン 等
対応OS Windows(64bit)
インポート拡張子 -(※情報取得不可)
エクスポート拡張子 -(※情報取得不可)
URL https://bizroad-svc.com/ptc-creo-onshape/

Creoの無料ダウンロードはこちら

高機能PLMソフト Windchillについて

また、PTC社が開発している高機能PLMソフト「Windchill」と連携が可能です。
PTC社のWindchillは標準機能で素早く業務効率化が可能な高品質なPLMで、製品ライフサイクル全体のリードタイムを大幅に削減し、収益や品質向上につなげるための業務改革の実現や、企業の開発力や競争力の向上を実現します。

Windchillの詳細はこちら

ハイエンド3DCADその3:NX

「NX」はPLM(製品ライフサイクル管理)ソフトウェアの一部として紹介されており、CADといった枠組みを超えた製品群の一部の位置づけとなっています。

主な機能として、シンクロナスモデリングとパラメトリックモデリングの両方で作業が可能となっており、ユーザー独自のルールで自動チェックや、大規模アセンブリにも対応しています。

NXのスペック

機能 モデリング機能、配線・配管設計、アセンブリ、製図、2Dレイアウト、CAE機能、CAM機能 等
対応OS Windows(64bit)
インポート拡張子 -(※情報取得不可)
エクスポート拡張子 -(※情報取得不可)
URL https://www.plm.automation.siemens.com/global/ja/products/nx/

ミドルレンジ3DCADを比較【5選】

続いては、ミドルレンジの3DCADと呼ばれる部類のソフトウェアを5つご紹介します。

ミドルレンジ3DCADその1:SOLIDWORKS

ミドルレンジ3DCADとしての先駆け的存在の「SOLIDWORKS」ですが、最新版でもおよそ240項目に及ぶ機能強化がなされたりと意欲的な開発継続が行われています。

デザイン性の高い製品の図面にも対応できますが、その本質は機械系のモデラーなので複雑なサーフェースを持つ製品より、少量多品種のバリエーション展開するような製品に向いています。

「SOLIDWORKS」は市場のシェアが40%あり、取引先や下請け業者など、多くの企業で利用している場合が多い3DCADです。
そのため、取引先へデータをそのまま渡すことが可能で、意思疎通がしやすいCADソフトと言えるでしょう。

SOLIDWORKSのスペック

機能 CADの基本機能、デザインコミュニケーション、フィーチャー認識、
標準部品ライブラリ、簡易CAD管理、部品の簡易静解析、
流体簡易シミュレーション 等
対応OS 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10
インポート拡張子 IGES、STEP、Parasolid、SAT (ACIS)、Pro/ENGINEER、DWG 、
DXF、STL、VDAFS、VRML、TIFF、CGR (CATIA graphics) 、
Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、ScanTo3D、
IDF (SOLIDWORKS Premiumのみ)、IFC、Unigraphics、
Rhinoceros、SolidEdge、Autodesk Inventor、
MDT (Autodesk Mechanical Desktop)、CADKEY、DXF 3D
エクスポート拡張子 IGES、STEP、Parasolid、SAT (ACIS)、Pro/ENGINEER、
DWG、DXF、STL、VDAFS、VRML、TIFF、
CGR (CATIA graphics)、Adobe Illustrator、Adobe Photoshop、
ScanTo3D、 IDF (SOLIDWORKS Premiumのみ)、
Adobe PDF / 3D PDF 、JPEG、IFC、MTS (Viewpoint)、
HSF (HOOPS)、HCG (CATIA highly compressed graphics)、
3D XML、XPS (XML Paper Specification)、eDrawings、
AMF (Additive Manufacturing File)
URL https://cad-kenkyujo.com/category/howto/solidworks/

ミドルレンジ3DCADその2:Inventor

「Inventor」はAutodesk社が開発・提供している、プロフェッショナル向けの3DCADです。3DCAD機能と図面機能は、同社の「Autodesk Fusion」の上位機能を備えています。

フィーチャーベースの3DCADで、BIMへの対応や、アセンブリからのBOMの自動生成、標準で100万点以上の部品ライブラリを持っています。

CAD機能以外にもレンダリング、解析、ダイナミックシミュレーション、アセンブリなどの機能が搭載されています。

DWGファイルや別の3DCADデータと連動したモデリングも可能です。

Inventorのスペック

機能 CADの基本機能、図面の作成、他社製CADデータの活用、BIMとの相互運用性、
Revitとの相互運用性 等
対応OS 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10
インポート拡張子 Alias、CATIA V4、CATIA V5、PTC Creo、IDF、IFC、IGES、JT、NX、OBJ、
Parasolid、Pro/ENGINEER、Pro/ENGINEER Granite、Pro/ENGINEER Neutral、
QIF、Rhino、SAT、SolidWorks、Solid Edge、STEP、STL
エクスポート拡張子 Alias、CATIA V4、CATIA V5、PTC Creo、IDF、IFC、IGES、JT、NX、OBJ、
Parasolid、Pro/ENGINEER、Pro/ENGINEER Granite、Pro/ENGINEER Neutral、
QIF、Rhino、SAT、SolidWorks、STEP、STL
URL https://www.autodesk.co.jp/products/inventor/overview

ミドルレンジ3DCADその3:TopSolid

「TopSolid」は、カーネルにParasolidを採用したパラメトリック・フィーチャ・ベースの3DCADです。機械製造、板金、木工業界における形状、コンポーネント、アセンブリの設計・製造に用いられています。

ソリッド・サーフェス・シートメタル・ワイヤーを組み合わせたモデリング・内蔵PDM・解析などに加え、大規模アセンブリに対応した高速読み込みが可能です。

「ハイエンド機能をミッドレンジ価格で(提供する)」というのが「TopSolid」の売りとなっています。

TopSolidのスペック

機能 モデリング機能、シートメタル、設計製図、アセンブリ 等
対応OS 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10
インポート拡張子 3D XML、3mf、ACIS Spatial、Amf、AutoCAD、Cadenas、Catia V4 Spatial、
Catia V5 Spatial、Catia V5 Datakit、Catia V6 Spatial、IDF、IFC、
IGES Spatial、Inventor Spatial、JT、Neutral、OpenPackage、
ParaSolid 計42種(詳細はこちら
エクスポート拡張子 3mf、Amf、Autocad、ACIS Spatial、Catia V4 Spatial、Catia V5 Spatial、
DSTV、FBX、IFC、IGES Spatial、JT、MatLab、Me10、OpenPackage、
ParaSolid、STEP、Spatial、STL、VDA Spatial、VRML、TopSolid’Gmi、
PDF3D、X3D
URL https://topsolid.kodamacorp.co.jp/

ミドルレンジ3DCADその4:Solid Edge

「Solid Edge」はシンクロナス・テクノロジーを採用し、ダイレクトモデリングのスピードとシンプルさ、パラメトリック設計の柔軟性と制御性を兼ね備えた3DCADです。

様々な買収の過程を経て、現在はシーメンスPLMソフトウェア社が提供しています。
同社のハイエンドCADのNXに次ぐミッドレンジのCADとして活躍しています。

Solid Edgeのスペック

機能 3D設計、アセンブリ、シンクロナス・テクノロジー、電気設計、
シミュレーション、コンピューター支援製造(CAM) 等
対応OS 64 ビット版 Microsoft® Windows® 10
インポート拡張子 DWG、DXF、IGES、Parasolid、ACIS、IGES、STEP、JT 、XML、
STL、IFC、CATIA V4/V5、NX、I-deas、Pro/E 、SOLIDWORKS、
Inventor
エクスポート拡張子 DWG、DXF、IGES、Parasolid、ACIS、IGES、STEP、JT 、XML、
STL、IFC、CATIA V4/V5、XGL、PDF、3D PDF、u3d、bip、sev、
VRML、3MF、bmp、jpg、tif、emf
URL https://bizroad-svc.com/solidedge-lp

ミドルレンジ3DCADその5:iCAD

「iCAD」は、同じソフト名ですが大きく分けると「iCAD-SX」と「iCAD-MX」に分かれており、それぞれに違った特徴を持っている3DCADです。

「iCAD-SX」は、主に機械設備などの大規模アセンブリに特化した高速エンジン(100万部品を0.2秒で処理する3次元CADエンジン)を持っています。
一方「iCAD-MX」は、2D/3Dの中間的なCAD(Hybrid設計CAD)となっています。2D図面と3Dモデルを同時表示して編集することができます。

iCADのスペック

機能 3次元2次元両用設計、電機・制御融合設計、アセンブリ検証、構造解析、
マスプロパティチェック、3次元モデルからの図面化 等
対応OS Microsoft Windows OS製品(32bit/64bit)
インポート拡張子 IGES、STEP、Parasolid、STL、JT、CATIA V5、I-deas、Pro/E、NX、
DXF、DWG、DMNDOS、BMI、_MCD、MicroCADAM図面、ME10
エクスポート拡張子 IGES、STEP、Parasolid、STL、JT、DXF、DWG、DMNDOS、BMI、
_MCD、MicroCADAM図面、VRML、VPS
URL https://www.icad.jp/

何百万の部品もスラスラ扱えるiCAD SX

iCAD SX

iCAD SXは大手企業や大きいビジネス向けに利用できる、大量の部品を扱ってもスラスラ軽く使える3DCADです。
もちろん2DCADも利用できて、基本的な機械設計や建築設計に利用することができます。

iCAD SXは無料体験版があるので、ぜひ自社のプロジェクトに合うかどうか一度試してみてください。

iCADの無料ダウンロードはこちら


「おすすめの3DCAD」でご紹介したCADについては、専門のセミナーが開講されています。

「使い始めてみたけど勝手がよく分からない」「興味があるけれど操作できるか不安……」「CADを勉強してみたい!」という方、「今あるCAD知識をもっと深めたい」という方にもおすすめのセミナーです。

どんなセミナーなのか、最後にチェックしていきましょう!

CADを学びたい方に! 業務向けおすすめセミナーのご紹介

セミナーを受講する

「おすすめの3DCAD」内でご紹介した「Autodesk Fusion」「Onshape」、「ミドルレンジ3DCAD」でご紹介した「SOLIDWORK」を学ぶことができるセミナーをご紹介します。

基本知識からモデリングまで丁寧に教わることができ、CAD初心者の方も安心して受講することができます。

Autodesk Fusionセミナー講習

Fusionセミナー紹介

 

2日間の講習。3DCAD未経験者でも安心して受講できるカリキュラムが組まれています。
短期間で集中して身につけたい方にぴったりのセミナーです。

申し込み後、1年間いつでもどこでも視聴可能なeラーニング版もあります。講習の日程が合わない方や、マイペースに進めたい方はeラーニングを選んでみると良さそうですね。

到達目標
  • 3DCAD「Autodesk Fusion」を使った3Dデータの作成方法や設計を理解できる。
  • モデリング知識、3Dデータ作成スキルを習得する。
  • 製品設計や高度なモデリング手法を習得する。 等
受講スタイル
  • 会場受講
  • ライブウェビナー
  • eラーニング
料金(税込) 会場受講
58,300円
ライブウェビナー
58,300円
eラーニング
eラーニング特価 41,800円

Onshape CADセミナー講習

Onshape CADセミナー講習

2日間の講習。Onshapeをすぐに業務で使用できるよう、基礎的なモデル作成に必要なコマンドの習得をはじめ、応用的なデータ作成など広範囲な内容を学ぶことができます。
法人向けとして、社員教育としても好評のセミナー講習です。

到達目標
  • 3DCAD「Onshape」を使った3Dデータの作成方法や設計を理解できる。
  • モデリング知識、3Dデータ作成スキルを習得する。
  • 製品設計や高度なモデリング手法を習得する。
  • 3DCADオペレーターとして活躍できる。 等
受講スタイル
  • 会場受講
  • ライブウェビナー
  • eラーニング
料金(税込) 会場受講
52,800円
ライブウェビナー
52,800円
eラーニング
eラーニング特価 41,800円

SOLIDWORKSセミナー講習

SOLIDWORKSセミナー講習

こちらも2日間の講習で、人気3DCADのSOLIDWORKSの使い方を学ぶことができます。
趣味はもちろんビジネスや仕事でも活躍できる技術をたくさん得ることができるので、SOLIDWORKSが初めての人でも少し利用したことがある人でも満足できるセミナー講習となっています。

到達目標
  • 人気3DCAD「SOLIDWORKS」を使った基本設定や3DCADの設計が学べる
  • 実際に課題をモデリングして自分で3Dモデリングを行う力がつく
  • 寸法やデータ共有など詳しい使い方も学べる
  • ボトムアップ設計とトップダウン設計といった仕事に使える高度な設計もできるようになる
受講スタイル
  • 会場受講
  • ライブウェビナー
  • eラーニング
料金(税込) 会場受講
58,300円
ライブウェビナー
58,300円
eラーニング
eラーニング特価 41,800円

CADソフトの徹底比較についてまとめ

今回は、「おすすめの3DCAD」「ハイエンドの3DCAD」「ミドルレンジの3DCAD」とCADを3つに分類してご紹介しました。ご自身の目的に合ったCADは見つかったでしょうか?

冒頭の繰り返しになりますが、ご紹介したCAD以外にも世の中にはたくさんのCADがあります
無料体験版を用意しているCADもありますので、迷われたときはお試しで利用して、感触を知るというのが良いですね。

この記事が少しでもCAD選びの参考になったら嬉しいです!

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