こんにちは、三谷です。
先日、終息を迎えた123D Design。
今までモデリングツールとして利用してきたユーザーさんは、今後Fusion 360を使用することが推奨されています。
といっても、ユーザーインターフェイスや使い方が微妙に違っていてなかなか慣れない・・・と思われている方も多いようです。
今回は、そんな123D Designユーザーさん必見の、コマンド対応をご用意しました。
全く同じコマンドもあれば、123DにはあってFusion 360にはないものもあります。
考え方が少し違うCADなので、この機能は?というものがあればコメント欄にて聞いてみてください!
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トランスフォーム
移動や回転、拡大縮小をする機能です。
Fusion 360では、[修正]の中に入っています。
プリミティブ
直方体や球などの基本的な形状を作成する機能です。
Fusion 360では、[作成]の中に入っています。
スケッチ
スケッチ曲線を作成するコマンドです。
Fusion 360では、[スケッチ]の中に入っています。
なお、スケッチを描く際には、初めに平面を選択します。
123Dと違い、「平面」を自由に作るため、いろいろな方向に簡単にスケッチを描く事ができます。
構成
スケッチを利用して形状を作成するコマンドです。
Fusion 360では、[作成]の中に入っています。
修正
形状を修正するコマンドです。
Fusion 360では、[修正]の中に入っています。
パターン
形状を並べたり、コピーするコマンドです。
Fusion 360では、[作成]の中に入っています。
グループ化
形状同士をグループにし、一度に操作をするためのコマンドです。
Fusion 360では、[選択セット]という機能です。
複数形状を一度に選択する際には、Fusion 360ではCtrlキーを押しながら簡単に選択できます。
結合
複数の形状を結合したり、切り取る機能です。
Fusion 360では、[修正]の中に入っています。
計測
寸法を計測する機能です。
Fusion 360では、[検査]の中に入っています。
Fusion 360には、単純な計測以外にも、様々な解析機能がついているため、便利です!
文字
文字を作成する機能です。
Fusion 360では、[テキスト]の中に入っています。
スナップ
形状同士をくっつける機能です。
Fusion 360では、[アセンブリ]の中に入っています。
マテリアル
形状に材質を定義する機能です。
Fusion 360では、[修正]の中に入っています。
表示だけを変更する際には[外観]機能でできますが、Fusion 360では材質による重さを計測したり、強度解析を行うために、物性自体を変更する[物理マテリアル]機能も搭載されています。
いかがだったでしょうか。
メニューは違えど、同じようなことができ、Fusion 360の方が非常に高機能です。
今回紹介しませんでしたが、履歴機能も理解すると、編集や変更がとても楽で、123Dには戻れないかもしれません!?
是非みなさんもチャレンジしてみてください!