あらゆる業界に昔から続く常識や慣習といったものが存在する。社会が変わりつつあるとき、こうした古き良きレガシーは変革を阻む最大の要因へと姿を変える。長年たまってきた澱(おり)を取り除くために、企業はどのような姿勢で臨むべきか。印刷、物流、広告と様々な業界でトランスフォーメーションをしかけてきたラクスル代表取締役社長CEO(最高経営責任者)の松本恭攝氏の目から見えている風景とは。(写真=的野 弘路)