はてなブログでは未来日付の記事は「原則としては」書かないことにします、他(追記あり)

【最初に追記(2019年2/15記載)】
bogus-simotukareのブログということでココログにもブログを作ったので紹介しておきます。
ただ「今のところはてなの方が書きやすい(ココログだと脚注のつけ方がよく分からない、エンターキーで改行すればはてなだとそのまま改行になるが、ココログだとそうならない)」ということではてなの方で書くことが多いかと思います。
【追記終わり】
【2022年2月6日追記】
北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る - bogus-simotukareのブログとして未来日付の記事を書きましたが、「拉致が一定の解決を見た日(あるいは家族会が、蓮池透氏と和解し、救う会と絶縁し正常化した日)」には削除の予定です。
 https://bogus-simotukare.hatenadiary.jp/entry/2022/01/22/151801については「いったん書いた」ものの、「残しておくほどの記事でもないかな」と考えが変わったので削除することにします。
【追記終わり】
【2023年6月9日追記】
 「紙屋研究所」名義で俺に悪口雑言するコメントがつきましたが
1)「ブログでしか物が言えない内弁慶は黙れ」云々と「内容が無内容」
2)本物の紙屋がすこぶる怪しい(掲載してることが紙屋への風評被害になりかねない)
と思い削除しました。
【追記終わり】
 bogus-simotukareのブログでは未来日付の記事も書いていたのですが、はてなブログだと未来日付記事がたくさんあると、新規記事を書いてもそれが目立たず非常に見づらい気がするので、基本的には未来日付記事は書かないことにしたいと思っています。なお、この文章は2019å¹´1月28日に書いています(これは、目立つところに置いた方がいい「お断りの文章」なので未来日付の記事ですが。なお、俺が勘違いしてるのかもしれませんが「あまり遠くの未来日付」だといろいろと作業が厄介な様なので「2019å¹´1月28日の約1年後」にしています。しかし、当然ながら、冒頭にいつも表示される様に適宜、日付の設定は変更する予定です)。
 http://d.hatena.ne.jp/bogus-simotukare/25000101/1256334886:title(残念ながらはてなダイアリーが消滅したのでリンク切れ。sorarisu0088氏への謝罪文)ですが、id:Bill_McCrearyさんのご教示(2019年8/18)によれば結局はてなダイアリーは2019年7月末日でなくなったそうです(事前に連絡がなかったか、連絡があったが小生が見落としていたのでしょう。それにしても全削除の決定が随分早かったなと言う気はします。もちろん停止したサービスをそのようにすることは予想できたことではありますが)。
 id:Bill_McCrearyさんご教示ありがとうございます。
 以前、

1)はてな社の方針では当面、はてなダイアリー記事は「更新やコメントはできないが」記事自体は残る
(もちろん、最終的にははてな社が「やはり削除」という方針にする可能性もゼロではないでしょうが将来的な問題はひとまずおきます。その場合、さすがにはてな社は事前広報くらいするでしょう。その場合はこちらに謝罪文を移そうとは思います)
2)はてなブログにまで過去の恥をさらしたくない(まあ俺個人のくだらない感情論ですが)
つうことで、まあこの記事での「謝罪相手」である御仁が「どうしてもブログにまで謝罪文そのものを残せ」と言ってくるならまた話も別ですが、「ここにお断りの文章を載せること」で「謝罪文そのもの」はここにはひとまず載せないことにします。

としたので「弱ったな」というのが正直な感想です。本当に「過去のはてなダイアリー」がきれいすっかりなくなっている上に、小生はこの謝罪文を別に「ワード文書など他の文書」の形で保存していません。なので謝罪文を正確に復元しようがない。
 無理に思いつきででっちあげてもかえって問題でしょう。つうことでsorarisu0088氏から「こういう文面で乗せろ」つう要望がない限り、とりあえずこのままにしておこうかと思います(こちらから彼に問い合わせるのは挑発行為と認識される危険性がある気がするのでそれはしません。彼が小生に対して何のアプローチもしなければ、今の彼にとって小生が「どうでもいい存在である」ということなのでしょうから)。「sorarisu0088氏と小生が過去にトラブって、小生が非を認め謝罪文を掲載した」ということだけはここに指摘しておくので、それでご容赦、ご勘弁願いたいと言うのが正直な感想です。

【2019年1月29日追記】
 早速、移行後、コメント設定を修正。
 コメントは通常設定だと「はてなユーザー」という設定ではてなユーザーしかコメントできないようですね(コメントするときははてなのID、パスワードでログインする)。
 当然(?)ながら「俺にとってはてなユーザーにコメント者を限定する理由がない」、というか従来コメント頂いていた方々はおそらく「ほとんどがはてなユーザーじゃない」ので「ゲスト(誰でもコメント可能)」に変更します。しかし通常設定は「ゲスト」であるべきじゃないんですかね。
 俺みたいなうっかりは「はてなユーザー設定」に気づかず、「何で移行前にコメントしてくれた方たちがコメントしてくれないんだろうな」と悲しむという皮肉なことになりかねません。いや「はてなユーザーを増やしたい」という企業の立場からは、一理ある「通常設定」でしょうけどね。
 「はてなブログーユーザーの利便性をなんだと思ってるんだ!」つう反発は感じます。

北朝鮮拉致問題で「大きな動きのあった年」に「何があったか」を振り返る

 拉致限定であり、「金丸訪朝(1990年)」「南北朝鮮国連ダブル加盟(1991年)」「カーター訪朝による米朝合意(1994年)」「金大中・金正日首脳会談(2000年)」「トランプ・金正恩首脳会談(2018年)」など『拉致と直接関係ない』北朝鮮ニュースは取り上げません(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)。赤字が朝鮮半島関係です。

【1977年:横田めぐみ拉致など拉致事件の発生(福田赳夫内閣:外相は日中平和友好条約(1978年)を締結した園田直氏(大平、鈴木内閣でも外相)など)】
1977年 - Wikipedia、1977年の日本 - Wikipedia
◆1月20日
 カーター大統領就任。
◆1月27日
 ロッキード事件丸紅ルート初公判。31日全日空ルート初公判。
◆6月13日
 全米女子プロゴルフ選手権で樋口久子が優勝、日本人初の世界タイトルを獲得。
◆7月13日
 津地鎮祭訴訟の最高裁判所大法廷判決
◆7月17日
 キャンディーズが日比谷野外音楽堂で行われたコンサートで「普通の女の子に戻りたい」と解散することを宣言
◆8月12日
 文化大革命終結宣言
→なお、毛沢東の死去は1976年9月9日。四人組の逮捕は1976年10月6日。文革で失脚していた鄧小平の復活(党副主席、副首相、人民解放軍総参謀長への就任)は1977年7月。
◆9月3日
 巨人の王貞治選手が対ヤクルト戦でホームラン世界新記録の756号を達成
◆9月5日
 国民栄誉賞が創設される。王貞治が第1回目の受賞者
◆9月28日
 ダッカ日航機ハイジャック事件が発生。
◆10月1日
 経営難に陥っていた安宅産業を伊藤忠商事が吸収合併
◆10月15日
 長崎バスジャック事件で犯人1名を射殺、人質は全員無事
◆11月19日
 エジプトのサダト大統領がイスラエルを訪問(アラブ諸国の元首として初のイスラエル訪問)。
◆11月22日
 プロ野球ドラフト会議でクラウンライターライオンズが法政大学の江川卓を指名するも、江川本人が12月3日に拒否(江川事件の始まり)
◆12月3日
 横浜市の飛鳥田一雄市長が日本社会党委員長就任を受諾。
◆12月25日
 喜劇王、チャールズ・チャップリン死去(享年88歳)

【1988年:橋本敦質問及びそれに対する梶山国家公安委員長、宇野外相答弁(政府が初めて公式に北朝鮮拉致疑惑を認める)(竹下内閣:外相は宇野宗佑氏(後に首相))】
1988年 - Wikipedia、1988年の日本 - Wikipedia
◆2月6日
 衆議院予算委員会で浜田幸一予算委員長が日本共産党の宮本顕治議長について「殺人者」と不規則発言。委員長辞任(2月12日)に追い込まれる
◆2月25日
 韓国の盧泰愚大統領が就任

◆3月24日
 中国で起きた上海列車事故で、修学旅行中の高知学芸高校の生徒と教師計28名が死亡。
→橋本敦質問ではこの件についても「日本政府の適切な対応」を求める質問がされたと記憶しています。
◆3月26日
 参議院予算委員会で日本共産党の橋本敦が拉致疑惑について質問。これに対し竹下内閣国家公安委員長の梶山静六は北朝鮮による拉致の疑いが濃厚との見方を示し、真相究明のために全力を尽くす考えであることを表明した。これは北朝鮮による日本人拉致疑惑を政府が認めた初めての公式答弁である
(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆4月14日
 ソ連がアフガニスタンからの撤退に関して合意(ジュネーヴ合意)。翌年2月15日迄に撤退を完了。
◆6月18日
 朝日新聞がリクルートによる川崎市助役への未公開株譲渡を報道し、リクルート事件発覚
◆7月3日
 イラン航空655便撃墜事件。イラン航空655便がアメリカ海軍のイージス艦「ヴィンセンス」に撃墜され、乗員乗客290名全員が死亡。
◆7月23日
 なだしお事件。遊漁船「第一富士丸」と海上自衛隊の潜水艦「なだしお」が衝突、死者30名。8月25日には瓦力防衛庁長官(竹下内閣)が引責辞任
◆8月8日
 ビルマで、8888民主化運動が発生。
◆8月20日
 イラン・イラク戦争停戦が正式に成立。
◆9月17日
 ソウル五輪開幕(10月2日まで)

→前年(1987年)の「北朝鮮による大韓機爆破」はソウル五輪に対する妨害工作であったというのが通説的見解でしょう。
◆9月18日
 ビルマでソウ・マウン国軍総参謀長がクーデターにより全権掌握。国家法秩序回復評議会を設立。
◆11月8日
 米国大統領選挙でジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュが当選。
◆12月2日
 パキスタンでベナジル・ブットが首相に就任。イスラム国家では初の女性首相となる。
◆12月9日
 宮澤喜一蔵相(竹下内閣)がリクルート疑惑で辞任
◆12月21日
 リビアによるパンアメリカン航空103便爆破事件。

【1997年:安明進証言(横田めぐみ拉致)とそれを契機とした家族会結成(橋本内閣:外相は小渕恵三氏など(後に首相))】
1997年 - Wikipedia、1997年の日本 - Wikipedia
◆1月2日
 ナホトカ号重油流出事故
◆2月3日
 この日発売の産経新聞と週刊誌アエラ(朝日新聞社)が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道
◆2月8日
 この日放送のテレビ朝日「ザ・スクープ」が「安明進証言(横田めぐみ拉致)」を報道

(2月3日、8日の件についてはけっきょく「横田めぐみ拉致問題における安明進証言」などというものにのっかったのが、高世仁が会社をこかした淵源(の少なくとも1つ)ではないか - ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)参照)
◆3月25日
 「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)」結成
(北朝鮮による拉致被害者家族連絡会 - Wikipedia参照)
◆4月1日
 消費税増税実施(3%から5%に)
◆4月2日
 最高裁が愛媛県靖国神社玉串料訴訟で違憲判決
◆4月22日
 ペルー日本大使館公邸に特殊部隊突入、人質全員解放(ペルー日本大使公邸占拠事件)。
◆5月1日
 イギリス総選挙で労働党が勝利。翌日、党首のトニー・ブレアが首相に就任、労働党は18年ぶりの政権奪還を果たした
◆7月1日
 香港返還
◆8月1日
 連続射殺事件の死刑囚で小説家として活動していた永山則夫の死刑が執行される。
◆9月11日
 第2次橋本改造内閣発足。ロッキード事件で有罪が確定した佐藤孝行が総務庁長官で初入閣したが、世論の批判で9月22日に辞任。
◆9月18日
 ヤオハンが倒産、会社更生法を申請
◆10月8日
 金正日、朝鮮労働党総書記に就任。

◆11月16日
 サッカー日本代表が延長戦の末3-2でイランを下し、ワールドカップ(フランス大会)初出場を決める。(ジョホールバルの歓喜)
◆11月17日
 北海道拓殖銀行が経営破綻
◆11月22日
 山一證券が経営破綻
◆12月1日
 地球温暖化防止京都会議開幕。11日、京都議定書が採択される。
◆12月19日
 韓国大統領選挙で、金大中が当選

◆12月20日
 伊丹十三(俳優、映画監督)が自殺。

【2002年:小泉訪朝(第一次)&八尾恵『謝罪します』刊行(有本恵子拉致への関与を認める)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第一次)当時))】
2002年 - Wikipedia、2002年の日本 - Wikipedia
◆1月23日
 雪印牛肉偽装事件発覚。8月6日には日本ハムも発覚。
◆1月29日
 ブッシュ大統領が、一般教書演説で北朝鮮、イラン、イラクを非難する「悪の枢軸」発言

◆2月8日〜24日
 ソルトレイクシティ五輪
◆3月18日
 自民党の鈴木宗男衆院議員が「ムネオハウス疑惑」などで離党
◆3月28日
 社民党の辻元清美衆院議員が、秘書給与流用問題で議員辞職
◆4月2日
 鈴木宗男事件への関与から、東郷和彦オランダ大使を罷免
◆4月9日
 加藤紘一元自民党幹事長が元事務所代表の脱税疑惑や自身の政治資金流用問題の責任を取り、議員辞職。
◆5月3日
 朝日新聞阪神支局襲撃事件(1987年)の時効成立(当時、殺人の時効は15年、現在は時効が撤廃された)
◆5月5日
 フランス大統領選挙決選投票で現職のジャック・シラクが再選
◆5月8日
 北朝鮮からの亡命者が中国瀋陽にある日本の総領事館へ駆け込む事件が発生

◆5月20日
 東ティモールが独立。21世紀初の独立国。9月27日には国連加盟
◆5月28日
 経済団体連合会(経団連)と日本経営者団体連盟(日経連)が統合、日本経済団体連合会(日本経団連)が発足
◆5月31日〜6月30日
 2002 FIFAワールドカップ(日本・韓国の共同開催)

◆6月19日
 鈴木宗男衆院議員を収賄容疑で逮捕
◆8月9日
 田中眞紀子前外相が公設秘書給与流出疑惑の責任を取り、議員辞職
◆8月26日
 南アフリカのヨハネスブルクで持続可能な開発に関する世界首脳会議(地球サミット2002)が開幕。
◆8月30日
 小泉首相が9月17日に、北朝鮮を訪問することを表明
◆9月2日
 日本海中部海域不審船事件。
◆9月17日
 小泉首相が訪朝。日朝首脳会談で金正日国防委員長(朝鮮労働党総書記)が日本人拉致問題を公式に認めた。

◆10月8日
 小柴昌俊東京大学名誉教授にノーベル物理学賞が決定。翌日には田中耕一島津製作所社員にノーベル化学賞の受賞が決定
◆10月12日
 インドネシアのバリ島で爆弾テロ事件が起こり、202人が死亡
◆10月15日
 北朝鮮に拉致された日本人5人が帰国。

◆10月23日
 モスクワで劇場が占拠される事件が起こり、特殊部隊の強行突入で一般人129人が死亡。
◆10月25日
 石井紘基・衆院議員刺殺事件
◆11月14日
 アルゼンチン政府が世界銀行向け債務の不履行(デフォルト)を発表した。
◆12月19日
 韓国大統領に盧武鉉が当選

【2004年:小泉訪朝(第二次)(小泉内閣:外相は川口順子氏(小泉訪朝(第二次)当時)など)】
2004年 - Wikipedia、2004年の日本 - Wikipedia
◆1月19日
 自衛隊イラク派兵(初めての陸上自衛隊の戦闘地域への派兵)
◆2月12日
 秘書給与の流用による詐欺罪に問われていた辻元清美前衆議院議員に対し、東京地裁が懲役2年、執行猶予5年の判決。検察、被告とも控訴せず、判決が確定
◆4月7日
 イラク日本人人質事件発生
◆5月7日
 年金未納問題で、福田康夫官房長官が辞任
◆5月22日
 小泉首相が北朝鮮を再訪問。日朝首脳会談が行われ、拉致被害者・蓮池夫妻、地村夫妻の家族5人が帰国。

◆5月27日
 イラクで取材中の日本人フリージャーナリスト2名が乗った車が銃撃され、殺害される。
◆7月1日
 中国の「高句麗前期の都城と古墳」、北朝鮮の「高句麗古墳群」、日本の「紀伊山地の霊場と参詣道」などがユネスコの世界遺産に登録
◆7月9日
 インドネシアのジャカルタで拉致被害者・曽我ひとみが夫であるジェンキンスら家族と再会。18日には家族が日本に帰国(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆7月21日
 小泉首相と韓国の盧武鉉大統領が済州島で会談。

◆7月30日
 扇千景が女性初の参議院議長に就任
◆8月13日
 アテネ五輪開幕(29日まで)。
◆8月13日
 沖縄国際大米軍ヘリ墜落事件。
◆9月14日
 2001年に発生した大阪教育大学附属池田小学校襲撃事件(8名殺害)で死刑が確定していた加害者の死刑が執行される
◆10月23日
 新潟県中越地震。死者68名
◆11月11日
 パレスチナ自治政府のアラファト大統領死去。
◆12月17日
 小泉首相、鹿児島県指宿市で盧武鉉韓国大統領と会談

【2014年:いわゆるストックホルム合意&横田夫妻と孫・ウンギョンさんの面会(第二次、第三次安倍内閣:外相は岸田文雄氏(現首相)、拉致担当相は古屋圭司、山谷えり子(国家公安委員長の兼務))】
2014年 - Wikipedia、2014年の日本 - Wikipedia
◆1月13日
 アントニオ猪木参議院議員、2013年11月以来となる北朝鮮訪問

◆1月19日
 沖縄県名護市長選挙で、名護市辺野古地区への普天間基地からの米軍移転反対派で現職の稲嶺進が再選
◆1月28日
 下村博文文部科学大臣、中学校と高校の学習指導要領解説書を改定、中学校の社会科、高校の地理歴史と公民に、尖閣諸島と竹島を「固有の領土」と明記したことを正式に発表。1月29日には韓国では慶尚北道が管轄する竹島に、金寛容・慶尚北道知事が上陸。前日に発表された学習指導要領解説書記載内容に抗議する声明を発表

 理化学研究所が「STAP細胞」の作成に成功したと発表(しかし、後に小保方研究員による捏造の疑いが発覚、発表が撤回される)
◆2月1日
 小学館の学年別学習雑誌に1978年から掲載されていた漫画『あさりちゃん』(室山まゆみ作)がこの日発売の小学二年生3月号を以って35年に及ぶ連載を終了
◆2月5日
 桐朋学園大学非常勤講師の新垣隆が、自らが作曲家・佐村河内守のゴーストライターを18年間務めていたことを発表したことを受け、予定されていた佐村河内の全国ツアーが中止となり、レコード会社の日本コロムビアがCDの出荷やインターネット配信を停止するなどの影響。
 ビッグコミックオリジナル(小学館)に1973年から掲載されてきた野球漫画『あぶさん』(水島新司作)が41年間に及ぶ連載を終了
◆2月7日~23日
 ソチ五輪
◆2月9日
 東京都知事選挙で、自民党、公明党の支持を受けた元厚生労働大臣の舛添要一が初当選
◆2月17日
 北朝鮮の人権状況を調査した国連調査委員会が日本人拉致や公開処刑など残虐な人権侵害行為を挙げ、北朝鮮が国家として組織的に「人道に対する罪を犯した」と非難する最終報告書を公表。国連安全保障理事会に対し、国際刑事裁判所に付託するよう勧告

◆2月22日
 デモ隊が大統領府を封鎖、ヤヌコーヴィチ・ウクライナ大統領がロシアへの亡命に追い込まれる。議会は亡命したヤヌコーヴィチを正式に大統領から解任し、5月25日の大統領選挙開催を決定。2月24日、多数の市民を殺害した容疑で、ヤヌコーヴィチと側近を指名手配(2014年ウクライナ騒乱)。
◆2月24日
 外務省が『日本海が19世紀初頭から国際的に確立された唯一の呼称であり、近年になって日本海の単独呼称に異議を唱え「東海(トンへ)」併記を求める韓国の主張は根拠がない』とする主張を同省ウェブサイトにて開始

◆3月1日
 中国雲南省昆明市の昆明駅前で無差別殺傷事件発生、少なくとも29人が死亡。中国公安部は新疆ウイグル自治区の独立を狙う組織による計画的なテロ事件と断定、現場で容疑者の男女4人を射殺、女1人を逮捕
◆3月2日
 沖縄県石垣市長選挙で、陸上自衛隊の石垣島配備に柔軟姿勢を取る現職の中山義隆が、配備反対派で元市長の大濵長照を破り再選
◆3月10~14日
 モンゴルのウランバートルで横田夫妻が孫であるウンギョンさん(拉致被害者・横田めぐみの娘)と面会
◆3月16日
 北朝鮮により日本海側に10発のロケット砲が発射

◆3月18日
 ロシアのプーチン大統領が、ウクライナからの独立を宣言したクリミア自治共和国のロシアへの編入を表明
 中国と台湾の間に結ばれたサービス貿易協定に反対する学生が台湾立法院(国会)を占拠。4月10日に退去(ひまわり学生運動)。
◆3月26日
 北朝鮮、中距離弾道ミサイル「ノドン」2発を日本海に向け発射

◆3月27日
 静岡地裁、袴田事件の犯人として48年前に逮捕され、34年前に死刑判決が確定し拘置されている袴田死刑囚について、「重要な証拠が捜査機関に捏造された疑いがある」として、再審開始を認め、同時に「拘置を続けることは耐え難いほど正義に反する」との理由で刑と拘置の執行停止も決定、即日釈放。
◆3月31日
 国際司法裁判所、オーストラリアが日本の南氷洋における調査捕鯨を国際捕鯨取締条約違反として訴えた裁判で日本の調査捕鯨は「研究目的ではない」と述べ、条約違反と認定、今後実施しないよう命じる判決を下す
 フジテレビ『森田一義アワー 笑っていいとも!』が放送終了。1982年の放送開始から31年半の歴史に幕を下ろす。
◆4月1日
 消費税が5%から8%に増税
 武器輸出三原則に代わる新たな政府方針として防衛装備移転三原則を制定
◆4月7日
 渡辺喜美みんなの党代表、化粧品会社DHCからの8億円借入金問題を受け、党代表を辞任
◆4月16日
 クルーズ旅客船「セウォル号」が沈没、死者299人

◆5月22日
 タイ軍がクーデターを宣言。憲法を停止。
◆5月29日
 北朝鮮当局による拉致被害者再調査がストックホルムでの日朝協議により合意
(北朝鮮による日本人拉致問題 - Wikipedia参照)
◆5月30日
 内閣官房に内閣人事局を設置。初代局長には内閣官房副長官の加藤勝信を任命
◆6月12日〜7月13日
 2014 FIFAワールドカップ ブラジル大会
◆6月16日
 石原環境相が東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設建設をめぐり難航している福島県側との交渉について「最後は金目でしょ」と述べ、最終的に交付金など金銭で解決するとの見方を示したことに対し、佐藤雄平福島県知事らが批判。19日に発言を撤回し謝罪
◆6月21日
 富岡製糸場の世界文化遺産登録決定
◆6月26日
 終戦前後に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の遺族9人が墓参のため北京経由で北朝鮮に到着、7月5日迄滞在
◆7月1日
 北京で日朝局長級協議

 臨時閣議において、集団的自衛権の行使を条件付きで認める憲法解釈の変更を閣議決定
◆7月3日
 習近平・中国国家主席、国賓として韓国を初訪問。朴槿恵大統領とソウルの大統領府で会談。共同声明で、北朝鮮による「朝鮮半島での核兵器開発に断固として反対する」と明記。従軍慰安婦問題について、関係機関による共同研究を進める旨、声明付属文書に記載
◆7月10日
 1日に北京で開かれた日朝政府間協議の際、北朝鮮が複数の拉致被害者を含む約30人の日本人生存者リストを提示したと日本経済新聞が同日付朝刊で報じたことについて、菅官房長官が記者会見で否定
◆7月11日
  日本大使館は自衛隊創設記念行事の開催会場として予定していたソウルのロッテホテルが、前日の10日夜に「国民感情に触れる」などとして取消を通知したことに対しホテルに抗議。菅官房長官、岸田外相が遺憾の意を表明。レセプションについては日本大使公邸に会場を変更し予定通り開催

◆8月1日
  前日に解党した日本維新の会の「石原グループ」が「次世代の党」、「橋下グループ」が「日本維新の会」をそれぞれ結党
◆9月18日
 スコットランドでイギリスからの独立を問う住民投票を実施。結果は「否決」。
◆9月28日〜12月15日
 香港で雨傘革命(2014年香港反政府デモ)が起きる。最終的に警察の強制排除で終了
◆10月7日
 ノーベル物理学賞受賞者に赤崎勇・天野浩・中村修二の3人が決定
◆10月20日
 公選法違反疑惑で小渕経産相、松島法相が辞任
◆10月24日
 アジアインフラ投資銀行(AIIB)設立の覚書が中国で21カ国代表により結ばれる。
◆11月16日
 沖縄県知事選挙で翁長雄志が現職の仲井眞弘多を破り当選
◆11月19日
 みんなの党が解党決定
◆11月27日
 ユネスコの無形文化遺産に「和紙」が登録
◆12月15日
 海江田万里・民主党代表が衆院選(12月14日投開票)での「民主党の不振(63→73と10議席の増加にとどまった)」「海江田自身の落選」を理由に代表辞任を表明
◆12月17日
 アメリカ大統領バラク・オバマとキューバ国家評議会議長ラウル・カストロが両国の国交正常化交渉の開始を発表

新刊紹介:「経済」2025年5月号

「経済」5月号を俺の説明できる範囲で簡単に紹介します。
特集「人間の自由とマルクス」
◆未来社会と人間の自由(萩原伸次郎*1)
◆マルクスの疎外論から「自由な時間」を考える(岩佐茂*2)
◆現代日本の労働時間をめぐる戦い(福島利夫*3)
◆「生活時間」をめぐる研究と課題(水野谷武志*4)
◆のぞましい睡眠時間とは(杉田義郎)
◆若者の学び、自立を奪う高額比・奨学金(大内裕和*5)
◆AI・ネット社会と人間の自由(金谷義弘*6)
◆「ネオリベ経済学」と人間の自由(阿部太郎*7)
◆消費社会と現代社会(森脇丈子*8)
◆「自由な時間」獲得へのイメージトレーニング(長久啓太*9)
◆グローバル経済入門1(増田正人*10)
◆資本による労働の包摂と解放(関野秀明*11)

*1:横浜国立大学名誉教授。著書『アメリカ経済政策史:戦後「ケインズ連合」の興亡』(1996年、有斐閣)、『通商産業政策』(2003年、日本経済評論社)、『世界経済と企業行動:現代アメリカ経済分析序説』(2005年、大月書店)、『米国はいかにして世界経済を支配したか』(2008年、青灯社)、『日本の構造「改革」とTPP』(2011年、新日本出版社)、『TPP:アメリカ発、第3の構造改革』(2013年、かもがわ出版)、『オバマの経済政策とアベノミクス』(2015年、学習の友社)、『新自由主義と金融覇権:現代アメリカ経済政策史』(2016年、大月書店)、『トランプ政権とアメリカ経済:危機に瀕する「中間層重視の経済政策」』(2017年、学習の友社)、『世界経済危機と「資本論」』(2018年、新日本出版社)、『金融グローバリズムの経済学』(2019年、かもがわ出版)、『「新しい資本主義」の真実』(2023年、かもがわ出版)等

*2:一橋大学名誉教授。著書 『環境の思想:エコロジーとマルクス主義の接点』(1994年、創風社)、『環境保護の思想』(2007年、旬報社)、『マルクスの構想力:疎外論の射程』(2010年、社会評論社)、『マルクスとエコロジー』(共著、2016年、堀之内出版)、『マルクスの生活者の思想とアソシエーション』(2024年、櫻井書店)等

*3:専修大学名誉教授。著書『格差社会の統計分析』(編著、2009年、北海道大学図書刊行会)

*4:北海学園大学教授。著書『雇用労働者の労働時間と生活時間』(2005年、御茶の水書房)

*5:松山大学教授、中京大学教授を経て、武蔵大学教授。著書『教育基本法改正論批判』(2003年、白澤社)、『民主党は日本の教育をどう変える』(2010年、岩波ブックレット)、『ブラックバイトに騙されるな!』(2016年、集英社)、『奨学金が日本を滅ぼす』(2017年、朝日新書)、『ブラック化する教育2014-2018』(2018年、青土社)、『教育・権力・社会:ゆとり教育から入試改革問題まで』(2020年、青土社)、『なぜ日本の教育は迷走するのか:ブラック化する教育 2019-2022』(2022年、青土社)等

*6:宮崎大学名誉教授。著書『管理通貨と金融資本の蓄積』(1996年、文理閣)、『管理通貨と現代資本主義:インフレーションと投機の経済学』(2009年、文理閣)

*7:名古屋学院大学教授

*8:流通科学大学教授

*9:岡山県労働者学習協会職員。個人ブログ長久啓太の「勉客商売」

*10:法政大学教授

*11:下関市立大学教授。著書『現代の政治課題と「資本論」』(2013年、学習の友社)、『金融危機と恐慌』(2018年、新日本出版社)、『インフレ不況と「資本論」』(2024年、新日本出版社)

新刊紹介:「歴史評論」2025年5月号

特集「歴史学の焦点」
◆渡辺晃宏*1
◆辻浩和*2
◆今村直樹*3
◆森田直子*4
◆永島育
◆鄭栄桓*5

*1:奈良大学教授。著書『平城京と木簡の世紀』(2009年、講談社学術文庫)等

*2:立命館大学教授。著書『中世の〈遊女〉』(2017年、京都大学学術出版会)

*3:熊本大学准教授。著書『近世の地域行財政と明治維新』(2020年、吉川弘文館)

*4:上智大学准教授

*5:明治学院大学教授。著書『朝鮮独立への隘路:在日朝鮮人の解放五年史』(2013年、法政大学出版会)、『忘却のための「和解」:『帝国の慰安婦』と日本の責任』(2016年、世織書房)、『平和なき「平和主義」:戦後日本の思想と運動』(2016年、法政大学出版局)、『歴史のなかの朝鮮籍』(2022年、以文社)

kojitakenに突っ込む(2025年3/28分)

泉房穂、2023年に民民共同代表就任の打診を断ったと暴露 (のちXを削除)/朴勝俊氏がXで三春充希氏に絡んだ/日枝久がフジ・メディアHDの取締役を退任 - kojitakenの日記
 泉房穂氏の失言で支援白紙に 参院選めぐり、関係者「もったいない」 [兵庫県]:朝日新聞ということで「Xを削除した」とはいえ、「一時は自分に国民民主がすり寄ってきた」と泉が「自分を大物に見せたかったのか」、自画自賛したことに国民民主側が反発し、泉出馬が白紙になる可能性が出てきました。
 勿論俺的には「パワハラ泉が出馬しないこと」は良いことです。
 これに対する泉房穂氏、玉木雄一郎氏に謝罪「配慮の欠けた対応」「誠に申し訳ありませんでした」Xに投稿 - 社会 : 日刊スポーツという泉の態度は「醜悪」としか言いようがない。
 なお、日枝辞任について私見を言えば「日枝が留任し続けるよりはマシ」だが、

総務省|村上総務大臣閣議後記者会見の概要(令和7年3月28日)
問:
  フジ・メディア・ホールディングス及びフジテレビが、昨日、役員人事の刷新を発表し、日枝取締役相談役らの退任などが明らかになりました。第三者委員会の調査報告書が月内にまとまる見込みですが、その前の人事発表ということになりました。フジテレビの信頼回復の観点から、今回の人事についての大臣のお受け止めをお聞かせください。
答(村上大臣):
  御指摘の第三者委員会の調査報告書につきましては、まだ公表されていませんので、公表されましたら、まず、その内容をしっかりと確認したいと考えております。
  総務省としては、一連の事案について早急に事実関係が明らかにされて、視聴者やスポンサーの信頼が回復されることが必要であると考えております。 何はともあれ、第三者委員会の報告書を見ない限りは、コメントは今の段階では言えないと思います。

という指摘と「俺は同意見」で「3/31に公表予定という、第三者委員会の調査報告書が出ないと評価できない」ですね。
 勘ぐれば「第三者委員会の報告が酷い」から「日枝辞任」でごまかそうとしてるとも理解できる。
 また、日枝が辞めようと「第三者委員会がまともな報告を出さない」のなら、中居問題は何一つ解決していません。
 なお、「日枝同様に悪評が高いために、この機会に辞めてもらった方がいい」ということでしょうが、

「飲み会断らない女」退任 フジ&フジ・メディアHD社外取締役・吉田真貴子氏「天下り」批判も 新任は(スポニチ) | 毎日新聞2025.3.27
 社外取締役では吉田真貴子氏も退任*1する。吉田氏は戸籍上の名字*2。総務官僚時代は結婚前からの「山田真貴子*3」として活動。
 菅義偉*4内閣で、内閣広報官を務め、首相の記者会見時に進行役を担っていた。広報官時代、総務審議官在任中の高額接待*5が問題となった。菅氏の長男から勤務会社*6から高級ステーキ店で接待を受けたことが判明し、内閣広報官を辞任。この際に「私は飲み会を断らない。断る人は2度と誘われない。私は飲み会を絶対に断らない女としてやってきた」などの過去の発言も話題となっていた。
 フジテレビ、フジ・メディアHDの社外取締役は昨年6月の株主総会で承認されて就任。「放送局は総務省の管轄。天下りではないか!!」「内閣広報官だったのにこれまでのひどい会見に助言できないなんて役に立っているの?」など、視聴者から批判の声が上がっていた。

だそうです。
 なお、これで終わらせてもいいですが、kojitaken記事に適当にコメントしておきます。

 鹿内信隆も、敗戦でそれまでの財界指導者たちが没落した隙を突いて(ボーガス注:自らがトップを務めたフジサンケイグループに?)独裁権力を作り上げた極悪人

 「没落」とは「財閥解体*7」や「公職追放(戦争協力した財界人が辞任に追いやられた*8)」のことでしょう。予備知識があれば分かりますが、ここで「敗戦後の財閥解体や公職追放による没落」等、わかりやすく書かない辺り「kojitakenらしい、独りよがりで不親切な文章」とは思います。
 鹿内(1911~1990年:ニッポン放送社長、フジテレビ社長、産経新聞社長を歴任)に対する「独裁権力」「極悪人」評価の是非はともかく、彼のような「戦後派の財界人(戦後成り上がった財界人)」は俺が知ってる人間だと他にも

財界四天王 - Wikipedia
 経済評論家・三鬼陽之助(1907~2002年)の命名。池田勇人*9首相と親しい関係にあった大物財界人4名。全て日清紡社長の宮島清次郎(1879~1963年)と親しい関係にあるという共通点がある。
・小林中(1899~1981年)
 富国徴兵保険(現・富国生命保険)社長、東急電鉄社長、日本開発銀行(現・日本政策投資銀行)総裁など歴任
 なお、小林を、吉田*10首相に対し、日本開発銀行総裁に推薦したのは宮島(吉田に近い財界人の一人)。
・水野成夫(1899~1972年)
 戦前は日本共産党の活動家だったが右翼転向(この辺りのことは、モデル小説なので事実そのままではないが、水野のモデル小説である、辻井喬*11『風の生涯』(2003年、新潮文庫)が詳しい)。文化放送社長、フジテレビ社長、産経新聞社長を歴任するが、晩年、部下の鹿内によって実権を奪われる。
 なお、宮島を社長とする「国策パルプ工業」(後に山陽国策パルプ、現在の日本製紙)の経営に関与したことで宮島と知己になる。
・永野重雄(1900~1984年)
 富士製鉄*12社長、新日本製鉄*13会長、経済同友会代表幹事、日本商工会議所会頭を歴任
・桜田武(1904~1985年)
 日清紡社長(日清紡社長だった宮島の元部下)。日経連(日本経営者団体連盟*14)会長。日経連会長時代に鹿内を日経連専務理事として抜擢し、鹿内の出世の足がかりを作った。

小佐野賢治 - Wikipedia
 1917~1986年。国際興業グループ創業者。1945年(昭和20年)に二代目・根津嘉一郎*15から熱海ホテル*16、富士山麓電気鉄道(現・富士急行)から山中湖ホテル、東京急行電鉄から強羅ホテル*17を買収し、ホテル事業に進出。1946年(昭和21年)には、東京観光自動車と東都乗合自動車を東京急行電鉄から譲り受けてバス事業に進出。その後、山梨交通、富士屋ホテル、国民相互銀行*18、日本電建*19などを買収・傘下に収めるなどして事業を拡大。
 小佐野は日本航空、全日空の大株主となり航空業界への進出を狙っていたものの、全日空への新型機導入に絡んだ「ロッキード事件」の発覚(小佐野が偽証罪に問われた)により頓挫したといわれる。
 田中角栄*20元首相と親しい関係にあったとされる。

などがいますね。
【参考:山田真貴子への接待】

「絶対に断らない女」山田真貴子広報官 豪華“7万4千円接待”を受けた理由は自身のポリシー?|FNNプライムオンライン2021.2.24
 菅政権で総理会見の進行などを担当する山田真貴子内閣広報官が、総務審議官だった2019年11月、総理の長男らと懇談の趣旨で会食を行い、7万4000円を超える高額接待を受けた問題。
 加藤*21官房長官(衆院内閣委・午前):
 「会食の具体的な中身は明確ではありませんが、和牛ステーキ・海鮮料理などがメニューというか、提供されたということであります。」
 7万円を超える高額接待を受けていた山田内閣広報官は、1カ月の給与のうち6割を自主返納することになった。

山田広報官が辞任 首相長男から高額接待 - 日本経済新聞2021.3.1
 政府は1日、山田真貴子内閣広報官の辞任を持ち回り閣議で決定した。山田氏が提出した辞職願を認めた。山田氏は菅義偉首相の長男を含む放送事業会社「東北新社」から高額な接待を受けた。同日に出席予定だった衆院予算委員会も入院を理由に欠席した。

*1:フジ・メディア・ホールディングス役員人事 - 産経ニュース(2025.3.27)によれば他にも小島浩資(東海テレビ放送社長)、熊坂隆光(産経新聞社長、会長を経て相談役)、寺﨑一雄(テレビ西日本会長)が社外取締役を退任

*2:山田真貴子 - Wikipedia、吉田博史 - Wikipediaによれば総務省情報流通行政局地上放送課長、総合通信基盤局電気通信事業部事業政策課長、大臣官房審議官(情報流通行政局担当)、情報流通行政局長、総務審議官(国際担当)等を歴任した吉田博史氏が夫

*3:郵政省放送行政局業務課国際放送係長、貯金局営業課長補佐、大臣官房文書課長補佐、大臣官房国際部国際政策課長補佐、総務省情報通信国際戦略局(現在の国際戦略局)国際政策課長、総合通信基盤局総務課長、大臣官房会計課長、情報通信国際戦略局参事官、第二次安倍内閣首相秘書官、総務省情報通信国際戦略局長(総務省初の女性局長)、大臣官房長、情報流通行政局長、総務審議官(国際担当)等を歴任。総務省退官後、内閣広報官を務めた。菅義偉首相の息子が勤める東北新社からの接待問題(総務審議官時代に接待を受けていた)により、2021å¹´3月1日に内閣広報官辞職を余儀なくされた(山田真貴子 - Wikipedia参照)

*4:第一次安倍内閣総務相、第二~第四次安倍内閣官房長官、首相を経て、現在、自民党副総裁

*5:山田内閣広報官(総務審議官時代に接待を受けていた)以外にも当時の黒田武一郎総務事務次官(現在は宮内庁次長:例えば宮内庁次長就任の黒田氏、初の会見「職責果たせるよう努力」と抱負:朝日新聞(2023.12.25)参照)、谷脇康彦総務審議官(現在はインターネットイニシアティブ社長:例えばIIJ社長に谷脇氏就任へ、元総務審議官 元財務次官の勝氏は退任:朝日新聞、IIJ、勝栄二郎社長が退任 谷脇元総務審議官が昇格 - 日本経済新聞(いずれも2025.1.9)参照)、吉田眞人総務審議官(現在は全国地域情報化推進協会理事長)、秋本芳徳情報流通行政局長(現在は日本郵政常務:例えば総務省「接待問題官僚」が続々復権 古巣所管の業界に堂々「天下り」 | 【公式】三万人のための総合情報誌『選択』- 選択出版(2024å¹´7月号)参照)ら総務省幹部への接待が明らかになった(東北新社役職員による総務省幹部接待問題 - Wikipedia参照)。しかし「当時、処分を受けても、現在は宮内庁次長として復権した黒田」のようにほとぼりが冷めた頃に、自民党政権が「復権させる」のにはげんなりしますね。宮内庁次長なんて「重要ポスト」でもマスコミ(村野瀬氏曰く「報道業者」)もろくに批判しないし

*6:菅の長男が当時、メディア事業部統括部長を務めていた東北新社のこと

*7:財閥解体 - Wikipediaによれば三井本社、三菱本社、住友本社、安田保善社(安田財閥:安田善次郎が創設。現在も明治安田生命保険が存続)、大倉鉱業(大倉財閥:大倉喜八郎が創設者。現在もホテルオークラが存続)、浅野本社(浅野財閥:浅野総一郎が創設。浅野セメント(現・太平洋セメント)など)、古河鉱業(古河財閥:古河市兵衛が創設。現在も古河機械金属、古河電気工業が存続)、渋沢同族株式会社(渋沢財閥:渋沢栄一が創設)、野村合名会社(野村財閥:野村徳七が創設。現在も野村證券が存続)等が解体された。但し、これらのうち「財閥が復活した」わけではないが、三井、三菱、住友、安田は三井グループ等のグループ企業の形で今も存続する。

*8:中華人民共和国建国(1949年)、朝鮮戦争(1950年)を契機に始まったいわゆる「逆コース」によって追放を解除され、経営に復帰した財界人も多いが、公職追放 - Wikipediaによれば足立正(1883~1973年。戦前、王子製紙社長。追放解除後、ラジオ東京(現TBS)社長、日本商工会議所会頭、日本生産性本部会長)、石田礼助(1886~1978年。戦前、三井物産代表取締役。追放解除後、日本国有鉄道総裁)等が公職追放されている。

*9:1899~1965年。吉田内閣蔵相、通産相、石橋内閣蔵相、岸内閣蔵相、通産相を経て首相

*10:1878~1967年。戦前、天津総領事、奉天総領事、スウェーデン公使、外務次官、イタリア大使、英国大使を歴任。戦後、東久邇宮、幣原内閣外相を経て首相

*11:西武セゾングループ総帥だった堤清二(1927~2013年)のペンネーム。辻井には『風の生涯』の他にも、住友財閥重役の川田順(1882~1966年)を描いた『虹の岬』(1998年、中公文庫)、俳人・石田波郷(1913~1969年)を描いた『命あまさず:小説石田波郷』(2005年、ハルキ文庫)、大平正芳首相(1910~1980年)を描いた『茜色の空:哲人政治家・大平正芳の生涯』(2013年、文春文庫)等の評伝小説、モデル小説がある(堤清二 - Wikipedia参照)

*12:1950年(昭和25年)に財閥解体により日本製鉄が富士製鉄と八幡製鉄に分割されて誕生。1970年に八幡製鉄と富士製鉄が合併して新日本製鉄が誕生

*13:2012年に住友金属工業と合併し新日鉄住金。2019年に日本製鉄に社名変更

*14:2002年に旧経団連(経済団体連合会)と合併し、新経団連(日本経済団体連合会)となったことで消滅

*15:1913~2002年。初代根津嘉一郎(1860~1940年)の長男。東武鉄道社長、東武百貨店社長を歴任

*16:1977年に営業を停止し、建物も取り壊された(熱海ホテル - Wikipedia参照)

*17:1998年に経営を停止。跡地はアーバンコーポレイショングループが取得し、2006年(平成18年)に新たなホテル「季の湯 雪月花」をオープンしている。(強羅ホテル - Wikipedia参照)

*18:1999年に経営破綻。2000年8月に八千代銀行(現・きらぼし銀行)へ営業譲渡され消滅

*19:後に大東建託へ事業譲渡され消滅

*20:1918~1993年。岸内閣郵政相、池田内閣蔵相、佐藤内閣通産相、自民党政調会長(池田総裁時代)、幹事長(佐藤総裁時代)等を経て首相

*21:第二次、第三次安倍内閣官房副長官、第三次安倍内閣一億総活躍等担当相、第四次安倍内閣厚労相、自民党総務会長(第二次安倍総裁時代)、菅内閣官房長官、岸田内閣厚労相等を経て、現在、石破内閣財務相

今日の産経ニュースほか(2025年3/28、3/29日分)

矢田稚子首相補佐官 今月31日付けで退任 | NHK
 岸田政権時代に「国民民主取り込み」の意味で「国民民主出身の矢田」を首相補佐官にしたわけですが、「取り込む効果は無く、あまり意味も無かった(103万円の壁などで玉木が石破を非難)」「岸田首相時代の任命で石破には関係ない」から「辞めさせる」という結論に達したのですかね?。

反党分子『松竹伸幸』を批判する(2025年3/28日分)

イスラエル本の「あとがき」 | 松竹伸幸オフィシャルブログ「超左翼おじさんの挑戦」Powered by Ameba
 恐らく『パレスチナ (狙われた国と地域4) 』(2024年、あすなろ書房:松竹伸幸監修、稲葉茂勝著)のことでしょう。

 イスラエルをめぐる問題は、「世の中の答えは1つではない」ことが分かるものとして、他にない題材

 「『正解が一つではない題材』つうなら、

1)「野放しにするわけにもいかないが安易な法規制も適切ではない」という『性的表現の自由』
2)「既に一定程度、介護分野などに外国人労働者を受け入れてる」ので今更受け入れないわけにも行かないが、どのような社会構築をして、どのように外国人を社会に受け入れていくべきか、難しい『日本の移民問題(外国人労働者問題)』
3)「高齢者の働く権利」は大切だが、「働く義務」になって「低年金の正当化」になってはまずい『高齢労働者問題』
4)子育て費用の軽減などで、少子化の克服自体はすべきだろうが「戦前の産めよ殖やせよ」の再現になってはまずい『少子化問題』

とかいくらでも他に題材はあるやろ(上記は一例にすぎませんが)。まあ、どれも、松竹は知識以前に興味が無いんだろうけどな」
「むしろ逆じゃねえの?。『イスラエルは許しがたい悪』と言う『答えが一つしか無い』問題じゃねえの?」
「松竹ってイスラエルシンパなの?。

赤旗ラファへの総攻撃やめよ/田村委員長 日本政府に行動求める2024.2.15
 日本共産党の田村智子委員長は14日、国会内で記者会見し、イスラエルがパレスチナ・ガザ南部ラファへの総攻撃を行う姿勢を示していることについて、「極めて重大な局面だ」と述べ、イスラエルのガザでのジェノサイドを防ぐよう命じた国際司法裁判所の判断や国際人道法を順守して軍事行動をやめるよう求めました。

赤旗国際社会の自制要請を無視 イスラエルを強く非難/志位議長が表明2024.4.20
・イスラエルによるイランへの軍事攻撃を強く非難する。
・イスラエルによるガザ市民へのジェノサイドをただちに中止することを強く求める。

赤旗ガザ停戦合意について/志位議長が談話2025.1.17
 イスラエルに対し、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)をはじめ国際的な人道支援活動への妨害を直ちにやめることを強く求める。

赤旗ガザへの無法な攻撃に強く抗議 停戦協議の再開を/志位議長が表明2025.3.20
 イスラエルは18日、パレスチナ・ガザ地区への大規模な攻撃を強行し、多くの子どもを含めて数百人の住民が犠牲となりました。これは、今年1月まで人々に耐えがたい苦しみをもたらした15カ月のジェノサイド(集団殺害)を再開する蛮行です。国際法・国際人道法に違反し、ハマスとの停戦合意を一方的に破るものであり、強い憤りを込めて抗議します。
 イスラエルに対して、これ以上のガザ攻撃と人道支援への妨害を止め、ただちに停戦合意に戻り、協議を再開するよう強く求めます。

といった志位議長ら党執行部のイスラエル批判に逆張りする反党分子なの?」
ですね。
 「ハマスに問題があろうともイスラエルのガザ侵攻は許しがたい悪」と言う意味で「答えが一つしか無い」問題(イスラエルに大いに非があり、イスラエルは占領地からの撤退を求める国連総会決議に従うべき)ではないか。
 つまり反党分子『松竹伸幸』に悪口する(2025年3/26日分) - bogus-simotukareのブログで紹介した

『パレスチナ (狙われた国と地域4) 』(2024年、あすなろ書房)松竹伸幸監修、稲葉茂勝著
谷岡隆
◆タイトルは「パレスチナ」だが、内容はイスラエル擁護の学校図書
 シオニズム運動とイスラエル建国に始まる「パレスチナ問題」を子ども達にまじめに説明する本ではなく、従来の中東研究を無視し、イスラエル側を擁護する本でした。「ガザ侵攻はイスラエルの自衛」「悪役はハマスとイラン」と子ども達に刷り込む展開になっています。

と言う松竹批判は正しかったのではないか。
 なお、上記は松竹記事に投稿しますが掲載拒否でしょう。賛同コメント以外掲載しない松竹には心底呆れます。