割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
40代で早期退職したさえない素人投資家がひっそりと書き続けるあてにならない自己満ブログ
自己満ブログですが少しでも参考になることがあれば幸いです
割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
今週投資したばかりの愛知時計電機(7723)が本日16時頃?に上方修正&増配を発表していることに気がついた。株価が下落途中のように思われて買うタイミングについて迷っていたけど、買うのが1週間遅かったら値上りしてたところだった。買うタイミングは難しいなと改めて思った・・・。...
今週は、ローツェ(6323)が大きく下落したこともあり、また、日本株が全体的に下げたこともあり、個別株ポートフォリオは2.5%のマイナスになった。また、前回書いたようにフコク(5185)と愛知時計電機(7723)を新たに追加した。ローツェの下落は先週(特に材料もなく?)大きく上昇した反動と思われる。こんなことなら先週100株だけでも売っとけばよかったなと思うけど、そううまくはいかないもので、今後の課題にしておきたい...
先日、割安株を買うタイミング(いつ買うべきか?)について書いた。結局、さっさと買うことにして今週水曜日に以下の2銘柄を買った。5185 フコク7723 愛知時計電機両銘柄とも株価は下落途中のようにも思えたものの、下げ止まったかどうかの判断は難しそうであり、また、上がるときは一気に上がって買うタイミングを逃してしまう恐れもありそうであり、どうせわからないことをあれこれ思い悩むのも切りがなく非生産的に思えたため...
『じつは作者自身も「答えがわからない」…サイゼリヤの【難しすぎる間違い探し】ができるまで』という記事がヤフーニュースで目についた。サイゼリヤの間違い探しは何度かやってみたことがあるけど、確かに難しくて全てを見つけられたことはない。間違い探しといえば、改めて考えてみると個別株投資は間違い探し的な側面もあるように思われる。すなわち、値付けが間違えている銘柄を探すゲームというような側面もありそうだ。なお...
気になっている割安株がある。5185 フコク6718 アイホン7723 愛知時計電機いずれもPBR0.6~0.7倍程度で配当利回り4~5%程度、かつ、業績が比較的安定してそうで財務も健全そうなプライム市場の銘柄。成長性は乏しそうではあるものの、純資産が増えていくだろうこととPBRを上げようとする力が働くだろうことで、株価(=PBR×一株当たり純資産)は上昇していくのではというような考え。ただ、以下のようなことを考慮に入れたとき、...
今週は、L is B(145A)が決算を受けて大きく下げたものの、ローツェ(6323)が大きく上昇したおかげで全体的にプラスになった。また、昨日書いたようにWiLL Smart(175A)を売却し、北恵(9872)を新たに追加した。ローツェ(6323)は買って以降含み損状態が続いていたけど、今回の上昇でようやく含み損が解消されつつある。このまま上昇を続けて含み益に突入してほしいところだけど、なぜこのタイミングで大きく上昇したのかよく...
本日、北恵(9872)に新規投資した。割安株という観点で会社四季報を改めて見返した中で目に付いた銘柄の一つであり、いわゆるネットネット株へのシケモク投資のように思われる。これまでに投資してきた銘柄の中では藤井産業(9906)がそれ(ネットネット株へのシケモク投資)に近いように思われるけど、北恵はさらにその上をいっているように思われる。ということで、割安株(ネットネット株)へのシケモク投資?も試しつつ、引き...
先日も書いたように、下記3銘柄を先週新たに追加した。いずれも昨年上場した新しい銘柄。145A L is B 175A Will Smart220A Faber Company これら3銘柄とも、買った翌日あるいは翌々日に決算発表があったけど、その結果は先日書いたように2敗1分だった。敗れた2銘柄のうち、Will Smartを今週月曜日に早速売却した。ストップ安になるのではと恐れていたけど、思っていたよりも傷は浅くて助かった。売却に至った主な理由は次...
株式投資の勉強をする際、本を読んで学ぶことが多かったけど、早期退職して以降はユーチューブを見て学ぶことも増えてきた。ユーチューブで学ぶメリットとして、より実践的な話を聞ける点が挙げられる。ユーチューブでいろいろな投資話を聞く中で、今さらながら気付いたことがある。これまで自分は「良い会社に投資する」というようなイメージで投資をしてきたけど、一方で、「良いカタリストに投資する」とでもいえそうなイメージ...
「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」(木原直哉 著)という本を読んでいる。冒頭に書かれていた次の話が印象的だった。 期待値に忠実にプレーしていると、2つの結論を心に刻むことになります。 まず、期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られるのなら、限界まで、ひたすら真剣に努力をすること。 そして、その裏返しとして、考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良...
早期退職して自由な身になったこともあり、今回の決算シーズンは決算発表後の保有株の株価の動きをリアルタイムでチェックしていた。その中で、思った以上に株価が上がった銘柄(例えばコーア商事ホールディングス(9273))や思ったよりも株価が上がらなかった銘柄(例えばいであ(9768))があり、自分の感覚と株価の動きにズレがあるように思った。ズレがあるということは、他の投資家たちの総意(いわゆるコンセンサス)と自分...
今週は、新規追加したり一部売却したりしてポートフォリオが大きく変わった。1.新規追加 先日書いたように上場して間もない銘柄を追加してみた。 145A L is B 175A Will Smart 220A Faber Company2.一部売却 上記新規追加の資金を作るために、また、試してみたいと思っている短期投資用の資金を作るために、以下の銘柄の一部を売却した。 3566 ユニフォームネクスト 3771 システムリサーチ 4012 アクシス 4674...
3週間ほど繰り広げられてきた熱い戦い(決算)も今日で終了。保有銘柄は良かったものもあれば悪かったものもあり、決算発表のあった14銘柄に勝敗をつけるとしたら4勝3敗7分という感じだろうか。■勝ちシステムリサーチ(3771) 3Q 増配アクシス(4012) 4Q 好業績&増配コーア商事ホールディングス(9273) 2Q 好業績&増配いであ(9769) 2Q 好業績&増配■負けL is B(145A) 4Q 業績悪い&今期予想もいまいちWill Smar...
個別株投資を始めてから1年ちょっとが経過した。これまでは中長期投資をしようとしてきたけど、資金の一部で短期投資も試してみたいと思う。理由1.短期投資がうまくいきそうか(中長期投資と比べてどうか)確認したいため理由2.短期投資の経験は中長期投資にも活かせるのではと思うため理由3.単純に興味があるためなお、短期投資とは突発的な出来事や一時的な業績良化/悪化などをきっかにした株価の変動を利用するものとい...
会社四季報(2025年1集 新春号)を改めて見たところ上場して間もない銘柄(例えば135A VRAIN Solution)が気になったと先日書いた。そこで、会社四季報(2025年1集 新春号)に掲載されている証券コードの下一桁が「A」の全銘柄について調べてみた。いつもは会社四季報に掲載されている業績や財務や株価指標などの数値をもとに銘柄を絞り込んでいたけど、今回は異なるアプローチを試してみようと思い、下一桁が「A」の銘柄について...
四季報を読めば「マクロ経済」がわかる、という話が会社四季報ONLINEの『
中高生の頃から音楽を聴くのが好きで、最近もユーチューブでよく聴いている。その際、コメントを読むのも好きだけど、コメントの中に“underrated”という言葉を目にすることがある。日本語でいうと“過小評価されている”というようなことと理解しているけど、この“過小評価”というのは投資の世界において重要なポイントの一つと思われる。すなわち、他の投資家から過小評価されている株を狙うのは一つの手と考えられる。ただ、音楽と...
今週は、久しぶりに大きく上昇してくれた。TOPIX(≒東証プライム市場指数)をこんなに大きく上回ってくれたのも半年ぶりくらいのように思われ、リタイア後も土曜日に書いていたこの観察記録を喜び勇んで?金曜日に書いていしまった・・・。なお、大きく上昇した銘柄は本決算が好調で増配の発表もあったアクシス(4012)と、本決算と来期予想が悪くはなかった(決して良かったわけではない!)ユニフォームネクスト(3566)と、そし...
早期退職してから朝の日課になっていることがある。朝起きてすぐにウォーキングに出かけ、帰ってからモーニングサテライト(録画)を見ながら朝食を食べる、というようなたわいもないこと。最近は朝が寒いのでウォーキングに出かけるのは少し億劫ではあるものの、帰宅後にモーニングサテライトのオープニングを目にするたびに「今日も一日が始まるな!!」と前向きな気持ちになる。ウォーキングをしていると公園に集まってラジオ体...
割安株に注目した前回とは異なる観点で会社四季報(2025年1集 新春号)を見てみようと思い、初めの数ページをパラパラ見ていたところ、以下のような上場して間もない銘柄が気になった。135A VRAIN Solution137A Cocolive138A 光フードサービスいずれも成長盛りのようであり、財務的にも良さそうで(上場して間もないから当たり前?)、また、社長の意欲も高そうだ。特に、VRAIN Solutionはうまくいけば成長の余地がとても大きそう...
「メタゾアの心身問題 動物の生活と心の誕生」(ピーター・ゴドフリー=スミス 著、塩崎香織 訳)という本を読んだ。ヤドカリに心はあるのか?タコに心はあるのか?のような問題についてアレコレ考えを展開していく内容。残念ながら要点がよくわからなかったけど、次の2点が印象的だった。1.ヤドカリは反射的に行動するだけでなく、2点以上の事柄を勘案して総合的に判断している素振りを見せるということ2.心は、進化のどこか...
改めて考えてみると、学生時代からサラリーマン時代までのこれまで約40年間、学校や会社のカレンダーに従った人生をお送ってきた。すなわち、6時~8時頃に家を出て17時~24時頃に帰ってくる、1週間で考えると月曜日に始まり金曜日(あるいは土曜日の昼頃)に終わって次の月曜日までは休み、また、1年で考えると4月から新たな年度が始まり春・夏・冬などに休暇があり3月に年度が終わる。リタイアした今となってはそのような従うべき...
今週は、前澤工業(6489)といであ(9768)が大きく上昇した。前澤工業の上昇は道路陥没事故(水道管破損)の影響と思われる。一方、決算発表を受けてストライク(6196)が大きく下げた。また、先々週に配当予想額の上方修正を発表したシステムリサーチ(3771)が引き続き上げたけど、昨日発表された決算の内容はそこまで良さそうには見えないため、来週は下げるかもしれない。来週も4社の決算発表が控えているため動きがありそう...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、これまでに「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)と「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)を見てみたけど、今回はそれらとは毛色が違いそうな「農林中金<パートナーズ>おおぶねJAPAN(日本選抜)」(農林中金バリューインベストメンツ)をチェックしてみた。このファンドは、「持続的に企業価値を増大できる数少ない企業」を見極めて長期投資するファ...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、今回も「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)を取り上げる。このファンドの特色の一つとして、「今後高い利益成長が期待できる20銘柄程度に厳選し投資を行います。」というのが交付目論見書に書かれていた。直近の月次レポートに掲載されている組入上位銘柄(下記)について、“成長”という観点で業績の推移を確認した中で気付いたことがある。“成長”というと、これまでの自分の銘柄...
プロの銘柄選びから学ぼうということで、前回も書いた「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)について引き続き調べてみた。直近の月次レポートに掲載されていた組入上位銘柄(下記)の株価チャートを確認してみると、どの銘柄も株価は上り調子であり(自分の保有銘柄とは大違い!)、これらのチャートを見る限りではこのファンドの成績はすごくいいのではと思われる。ただ、厳選ジャパンのチャートをインデックスファンド(e...
プロの銘柄選びから学ぼうと思い、前回は「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)をチェックしてみたけど、今回は毛色の違いそうな「厳選ジャパン」(アセットマネジメントOne)について調べてみた。交付目論見書によると以下のような特色があるようで、成長性を重視していると理解した。直近の月次レポートによると、組入上位銘柄は以下のようであり、フジクラや三菱重工業など旬?の銘柄も含まれてい...
先日書いたように、プロの銘柄選びから学ぼうと思い立ち、まずは「大和住銀日本小型株ファンド」(三井住友DSアセットマネジメント)の組み入れ上位銘柄(下記)について調べてみた。1.クリヤマホールディングス(3355)2.ナラサキ産業(8085)3.ニチリン(5184)4.綜研化学(4972)5.第一カッター興業(1716)6.パーカーコーポレーション(9845)7.ニッピ(7932)8.ランドネット(2991)9.遠藤製作所(7841)10.ケーユーホール...
今週は、日本株が全体的に好調だったこともあり、全体で2.4%上昇した。特に大きく上昇したのはシステムリサーチ(3771)であり、16%の上昇となった。先週金曜日に発表された配当予想額の上方修正の影響と考えられる。来週以降は決算発表が続くため、しばらくは上下の激しい展開になるかもしれない。なお、指数との比較の表の中に先週からeMAXIS slim 国内株式(TOPIX)を入れているけど、ベンチマークとしてはこれを使っていきた...
個別株投資を始めてから約1年、これまでは、本などから学んだ知識を元に会社四季報などを活用して銘柄選びをしてきた。このような選び方で良いのだろうかと前々から気になっていたものの、選び方が妥当かどうかは結果で判断するしかないようにも思われる。とはいえ、結果をただ待っているだけというのも効率が悪いように思うので、(自分の悪いところを見つけるためにも)他の投資家たちの銘柄選びについて確認してみるのも良いよ...
40代になって老いを感じることが増えたという記事を以前書き(「40代 老いを感じるとき・・・」)、具体的には下記3点を挙げていた。1.記憶力の低下2.外見の老化3.懐古趣味化あれから4年ほどたち、40代も半ばになった今、当時から恐れていた新たな老化現象に襲われている。それは“老眼”であり、会社四季報も見づらくなってきた。近くが見えない・・・。念のため眼科に行ったところやはりただの老眼のようで、また、老眼の程...
「有価証券報告書の見方・読み方」(あずさ監査法人 編)という本を読んだ。有価証券報告書について解説する内容。有価証券報告書はとっつきにくく感じており、これまではあまり読めていなかった。「主要な経営指標等の推移」「対処すべき課題」「事業等のリスク」あたりをサラっと見ていた程度で、全体の構成すら把握できていなかった。この本を読んでもとっつきにくさは解消しきれなかったけど(消化不良気味)、とりあえず全体...
『株は「ゲリラ豪雨」で買い、「平均気温」で儲ける!』(森和夫 著)という本を読んだ。気象予報士である著者は、投資をはじめた当初はうまくいかなかったものの、気象学と経済学の類似性に気付いてからうまくいくようになったとのこと。気象学と経済学の類似性とは、どちらも「カオス」であり「平均回帰の法則」に従う、というようなことであり、より具体的には、投資における「暴落」は気象における「ゲリラ豪雨」などに例えら...
「新版 財務3表図解分析法」(國貞克則 著)という本を読んだ。会計の専門家ではない人が財務諸表からザックリと会社の状況を分析しようとする場合、まずはたったの4つの数字(下記)をチェックすればいいという話が気になった。①ROE②財務レバレッジ③総資本回転率④当期純利益率図にすると以下のようになる。これまでにも聞いたことのあるような話だけど、このような構図がすぐに頭に思い浮かぶように癖付けしていきたいと思う。な...
「金融と投資のための 確率・統計の基本」(田渕直也 著)という本の感想、2回目。元米財務長官ロバート・ルービン氏が提唱したという“蓋然的思考”に関する話が印象的だった。 自分にとって良いシナリオだけでなく悪いシナリオも考え、どのようなシナリオがどのくらい生じうるか、それぞれのシナリオでどのくらいの損益が生まれるかを冷静に見極めてから判断を下すのです。いってみれば、期待値をできるだけ客観的に算出し、それ...
今週も、よく下げた。9月ごろからほぼ一貫して下げ続けている。一時は630万円を超えていたポートフォリオも530万円以下になってしまっており、このまま下げ続けたらそのうち500万円を割ってしまいそうだ。これだけ下げ続けたら嫌になってしまいそうだけど、めげることなくより一層励んでいきたいと思う(継続は力なり!)。全体的に下がる中、ローツェ(6323)が5%ほど上がってくれた。台湾の半導体メーカーTSMCの決算が好調かつ...
「金融と投資のための 確率・統計の基本」(田渕直也 著)という本を読んだ。株価の変動率の発生頻度に関する話が気になった。株価の変動率の発生頻度の分布は正規分布(ランダムウォーク)からズレているとのことで、図のようなイメージになっているようだ。①重心が右側に偏っている②左の裾が伸びている③ピークが高く中央部分がすぼまっているこのような分布になる理由について、次のような解説があった。大雑把にいうと、平常時...
銘柄を選ぶ際、これまでは会社四季報を読んで候補をピックアップし、それから各候補の詳細を調べて絞り込んでいた。この場合、候補をピックアップする際は主として業績や財務などの数字に着目しており、事業内容の詳細はピックアップした後に調べていた。このような選び方は事業内容よりも業績や財務を重視していることになり、業績や財務は良いけど事業内容はイマイチなものを選んでしまっている恐れがある(候補をピックアップす...
保有している銘柄の中で、東洋炭素(5310)の下げが止まらない。9月末に買って以来下げ続けており、現時点で33%ほどのマイナスになっている。損切りすべき(もっと早く損切りすべきだった)だろうか・・・。そもそもなぜ下げているのだろうか?足元の業績は悪くなく、2月に発表予定の2024年12月度の決算は当初の予想を上回る可能性もあるのではと思う。問題は今後と思われ、投資家たちは今後の業績を懸念しているのだろうと思われ...
ユニフォームネクスト(3566)についてYouTubeで検索すると、社長がランチェスター戦略を解説する動画が出てくる。ランチェスター戦略といえば“弱者の戦略”だけど、そのような解説を動画で聞きながら、個別株投資の分野において弱者な自分はどのような戦略をとるべきだろうか?と改めて疑問に思ってきたため、自分のような投資弱者がとるべき戦略についてアレコレ考えてみた。なお、投資弱者はインデックス投資が最適解なのかもし...
株価 = PER × EPS株価 = PBR × BPSこれらの式を踏まえると、株価 = 投資家の妄想(PERやPBR) × 企業の実態(EPSやBPS)というようなことになるように思う。つまり、とある企業の将来の株価について考える際、その企業の今後について考えるだけでなく、その企業に対する投資家たちの今後の妄想について考える必要があると思われる。すなわち、その企業はどうなっていくだろうか? それはなぜか?? だけでなく、その企業に対す...
2025年の初めの週は全体で2.7%も下げてしまった。システムリサーチ(3771)やクレスコ(4674)が6%~7%ほど下げて、また、東洋炭素も3%ほど下げた。東洋炭素はとうとうPBRが1倍を割ってしまったけど(実績PBR 0.97倍、会社予想PER 11.4倍)、どこまで下げるのだろうか・・・。なお、昨日から書いているように、4銘柄を追加して、代わりに保有している銘柄の中から4銘柄を半分ずつ売却した。■追加した銘柄3566 ユニフォームネク...
今週追加した4銘柄について、前回までにとりあげた3銘柄(ハリマビステム(9780)、藤井産業(9906)、エスティック(6161))に続いて、今回はユニフォームネクスト(3566)を選んだ理由について整理してみる。ユニフォームネクストはこれまでにとりあげた3銘柄とは異なり以前にも投資したことがあるため、前回投資したときの理由と売却した理由についても書いてみる。前回(2024年1月)投資した理由(当時の選定基準のコピペ)1...
今週追加した4銘柄について、昨日とりあげたハリマビステム(9780)と藤井産業(9906)に続いて、今回はエスティック(6161)を選んだ理由について整理してみる。選んだ理由1.指標的に比較的割安(会社予想PER 8.0倍、実績PBR 0.95倍) 2.財務が健全そう(自己資本比率86.6%、有利子負債ゼロ)3.コロナ時の落ち込みはあるものの業績はおおむね右肩上がり4.確認できた範囲(2009年以降)で当期純利益はプラス5.ROEが比較...
前々回書いたように4銘柄を追加した。前回とりあげたハリマビステム(9780)に続いて、今回は藤井産業(9906)を選んだ理由について書いてみる。なお、選んだ理由がハリマビステムと似ているため、前回と同じような内容になってしまう。選んだ理由1.指標的に割安(会社予想PER 6.3倍、実績PBR 0.61倍) ※12.財務が健全そう(キャッシュが潤沢そうで株主還元の余地がありそう ※1)3.業績がおおむね右肩上がり(当期純利益...
前回書いたように4銘柄を追加したけど、今回は、そのうちの1つであるハリマビステム(9780)を選んだ理由について整理してみる。選んだ理由1.指標的に割安(会社予想PER 7.8倍、実績PBR 0.72倍)2.財務が健全そう(株主還元の余地がありそう)3.業績が安定して右肩上がり(12期連続増収、50期連続黒字)4.ROEが比較的高く(実績ROE 9.4)、引き続き純資産が増えていきそう5.景気や為替等の影響を受けにくそう(ビルメ...
今週、4銘柄を追加した。銘柄を追加する際、これまでは保有銘柄と入れ替えていた、すなわち、追加する代わりに保有銘柄を売却して保有銘柄数を10程度に保っていた。今回は、資金を作るために売却はしたものの、保有している10銘柄のうちの4銘柄を半分ずつ売却するにとどめ、保有銘柄数としては純増して14銘柄にした。保有銘柄数を増やした理由は少しでも多くの経験を積みたいと考えた(保有銘柄数を増やした方が経験値が増...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した感想、3回目。投資の達人が使うリスク回避戦略について書かれており、4つの戦略が挙げられていた。1 投資しない。2 リスクを抑える(これはバフェットのやり方の鍵だ)。3 能動的にリスクを管理する(ソロスが驚異的にうまいのがこの戦略である)。4 リスクをアクチュアリ的(数理的)手法...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した感想、2回目。神に従うがごとく自分のシステムに従うべし、という話の中で次のように書かれており気になった。投資家が自分の性格からまったくかけ離れたシステムを用いた場合、結果は散々なものになる。仮にそのシステムが誰か他の人にとってとてもうまくいくものであってもだ。能力や好みなどが自...
「バフェットとソロス 勝利の投資学 最強の投資家に共通する23の習慣」(マーク・ティアー 著、望月衛 訳)という本を再々読した。この本を読むのは3度目であり、個別株投資を始める前に一度、はじめた直後くらいにも一度読んだことがある。前回読んだときもとりあげたように思うけど、“分散”に関する話が一番気になった。達人 ―― 分散投資なんて小鳥さんのやることだと信じている。負け犬 ―― 一つの投資に大きなポジションを取...
少しでも若いうちに少しでも多くを学んでおきたく、リタイア生活において当面は個別株投資に注力していきたいと考えている(歳をとるほどに覚えが悪くなりそうなため・・・)。“注力”するとは具体的に何をするのか? 考えを整理してみた。大きいところでは①調査と②実践の2つが考えられ、より具体的には下記のようなことが考えられる。また、小さいところではこのブログ(③言語化)も挙げられそうであり、考えを整理するために書...
去年の今ごろに始めてゲットして以来、会社四季報との付き合いも今回で5冊目になった。今回は、割安さを重視してチェックしてみたところ、以下の14銘柄が気になった。2153 E・Jホールディングス4752 昭和システムエンジニアリング5185 フコク5699 イボキン6161 エスティック6430 ダイコク電機6488 ヨシタケ6912 菊水ホールディングス7539 アイナボホールディングス7723 愛知時計電機9691 両毛システムズ9780 ハリマビシステム985...
リタイア生活で心がけたいことと、現時点で認識している課題について改めて整理してみた。■リタイア生活で心がけたいこと1.健康管理2.お金の管理3.個別株投資のライフワーク化4.読書、読書、読書、・・・5.新たなことへのチャレンジ■リタイア生活の課題1.人間関係2.人間関係3.人間関係4.人間関係5.アルコールとの関係課題に挙げた“人間関係”の四連打は大げさかもしれなけど、人間社会を生きていく上で“人間関...
これまでは①成長性と②割安さと③財務の健全さを重視して投資をしてきたつもりであり、すなわち、多かれ少なかれ成長していきそうで財務が健全そうな企業が割安(成長性に対して割安)になっているときに買う、そして割安さが解消された時に売る、というのを目指してきた(なかなかうまくいかないけど)。成長性については、成長性の大きそうなもの(成長性重視)と小さそうなもの(割安さ重視)の両方ともを対象としており、また、...
「株式投資入門」(井出正介 著)という本の感想、3回目。この本はバリュー株投資を勧める内容であり、ベンジャミン・グレアム氏のバリュー株選別基準を日本の市場環境に合わせて簡略したがものが紹介されていた。①東証1部上場企業(今なら東証プライム市場になるのだろう)②時価総額1,000億円以上、あるいは2,000億円以上で足切り③予想ROEが10%以上④過去5年と今・来期予想ベースで増益基調にある⑤PERが平均以下また、バリ...
「株式投資入門」(井出正介 著)という本の感想、2回目。ROE(自己資本利益率)の重要さが強調されており印象的だった。たとえば、次のような話があった。株式投資を企業への長期貯金と見なす時は、ROEは企業が大勢の投資家からいろいろなタイミングや形で預かった、株主資本という名の長期の預かり金を、その決算年度に何%で運用したかを示す運用利回りである。ROEの重要さは理屈としては理解できるものの、現実問題として...
「株式投資入門」(井出正介 著)という本を読んだ。タイトルに“入門”とあるけど、株式投資を始めてみようと思い立った人がこの本を手に取るとまえがきの途中で投げ出してしまいそうな内容(「PER」「EPS」「ROE」「ポートフォリオ理論」などの用語がまえがきからどんどん出てくる)。入門としてではなく、一通り勉強したあとに読むと頭の整理になってちょうどいいように思われる。この本の冒頭に、「いま、なぜ株式投資なのか」...
個別株投資において、昨年(2024年)は保有銘柄数を10程度にしていたけど、今年(2025年)はもう少し増やしたいと思う。保有銘柄数を増やす理由は、より分散することでリスクをより抑えたいためというよりも、より多くの経験(成功/失敗)を積みたいため。早期退職したことで増えた時間の一部を銘柄選定に充てたいと思う。なお、投資資金を増やすつもりはないため、保有銘柄の一部を売却してその資金にしたい。ということで、追...
2024年1月4日に個別株投資を始めてから丸1年が経過した。この1年を振り返ってみると、特に印象に残っている売買が5つある。その5つは、おおむね同じような考えで銘柄選定して売買したつもりだけど、結果は以下の図のように明暗が分かれてしまった(図のチャートはヤフーファイナンスからもってきている)。2つがうまくいき、2つがうまくいっておらず、1つはトントン。なぜうまくいったのか? なぜうまくいかなかったのか? 何か...
資産運用を始めるにあたって2013年に書き始めたこのさえないブログを、リタイア後も継続しようと思う。ここ1年半くらいは個別株投資の話ばかりになっていたけど、これからは、読書ネタ(投資本以外も)やリタイア生活ネタなど個別株投資以外の話も書いていきたい。なお、このブログはほとんど読まれないため、読者のために書いているというよりも己の考えを整理するために書いている自己満ブログという感じだけど、そのスタイルは...
前回書いたように早期退職に踏み切ったけど、リタイア後の資金計画について現時点の考えを書いてみる。まず、現時点の資産は次のようになっている。・貯金 :生活費の約27年分 (インフレを考慮すると20年分くらい?)・先進国株インデックス :生活費の約12年分・日本個別株 :約550万円このような資産を次のように使って生きていきたいと考えている。1.これからの20年間は貯金で生活し...
最近はアーリーリタイアに関する記事を書いてなかったけど(身バレを恐れて念のため)、また、アーリーリタイアまでの詳細は今後も書かないつもりだけど(身バレを恐れて念のため)、2024年の後半に早期退職して念願のリタイア生活に突入した!!詳細は書かないつもりではいるものの、次の3点は肝に銘じておきたいと思う。1.早期退職できるのは偶然が重なった奇跡のようなものということ2.地獄のサラリーマン生活の記憶を風化...
今年(2024年)の株式市場は昨日(12月30日)で終わったため、今年最後の記録を残しておきたい。年初(1月4日)に個別株投資を始めてからちょうど1年経過、終盤でかなり減ってしまったものの51万円の増加(500万円の原資が551万円になった、+10.2%)で終えることができた。指数と比較するとイマイチな結果のようにも思うけど、致命的な失敗をすることもなく個別株投資1年目を無難にしのげたよに思うので、そういう意味では良か...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、8回目。インデックス投資と個別株投資、どちらを選ぶべきか? 次のような話があった。 現在では、インデックス投資は世界的に非常に大きな勢力になっています。それはある意味で、ポートフォリオ理論の勝利といえるかもしれません。 ただ、話はここで終わりません。ここまで伝説的な投資家、ウォーレン・バフェットの名前が何度か出てきました。彼の投資手法は、ごく少な...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、7回目。株で勝つのは偶然にすぎないのか? 次の話が気になった。 バフェットの過去60年以上にわたって株価指数を大きく上回ってきた投資成績は、偶然だけでは説明できないでしょう。バフェットとはまったく正反対の投資スタイルをもつルネッサンス・テクノロジーズという運用会社が運用するメダリオンというファンドは、ファンド設定直後にわずかなマイナスを記録して以降...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、6回目。リスク・プレミアムについて書かれており気になった。リスク・プラミアムはリスクの対価とされますが、この場合のリスクとは結果が確定しない不確実性を意味します。人はこのリスクを嫌う傾向が強いと考えられるので、リスクを伴う資産には投資したがらず、そのようなリスク資産の価格は本来あるべき値段よりも安くなるはず、ということになります。たとえば、株の実...
今週は、指数には劣るものの1.4%上昇してくれた。その中でも特に気になったのは、コーア商事ホールディングス(9273)が5.3%上昇してあと一歩で含み損状態から抜け出せそうになってきたこと。含み損状態から抜け出せそうという意味では、アクシス(4012)もあと一歩だ。今年の株取引も残すところあと1日、それら2銘柄にはなんとかプラスに転じてもらって気持ちよく終えたいな。「プラスに転じてもらって気持ちよく終えたいな」...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、5回目。「ウォーレン・バフェットはどうやって資産を増やしたのか」という話の中で、複利の効果が取り上げられており気になった。わずかな差が積み重なると複利の効果で大きな差につながる、というような話。大きな差をつけることなんてできそうにないさえない自分にとって、わずかな差を積み重ねることが大きな差につながるというのはありがたい話であり、利用しない手はな...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、4回目。株式の理論的価値について、最も単純なモデルとして次のような式が書かれていた。株式=EPS/(r+p-g)EPS:一株当たり当期純利益r:長期金利p:リスク・プレミアムg:EPSの成長率配当と内部留保を区別せずに、税引後の利益を株式価値の源泉と考えて、その利益が毎年定率で増加していく場合のモデルとのこと。長期金利は未来永劫一定というような仮定もしていると考...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、3回目。財務戦略における「バランス」について書かれており気になった。ここまでの話をまとめると、財務の健全性を維持しつつ、一定以上のROEを実現し、有利子負債と資本の調達コストを適正に保つ、ということをバランスよく達成するのが財務戦略の目標ということになります。「バランス」について、アーリーリタイア志望者の家計に例えると次のようなことと理解した。安全を...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本の感想、2回目。オランダはなぜ覇権を握ったのか?前回も書いたイギリスの東インド会社とオランダの東インド会社の違いについて、今回は違い②を取り上げる。違い①イギリスの東インド会社:無限責任オランダの東インド会社:有限責任 → 気安く投資できるためより多くの出資を集められる違い②イギリスの東インド会社:航海ごとに出資を募るオランダの東インド会社:一連の航海事業へ...
「新版 金融の基本」(田渕直也 著)という本を読んだ。「オランダはなぜ覇権を握ったのか」という話の中で、1600年頃に設立されたイギリスの東インド会社とオランダの東インド会社の違いが書かれており印象的だった。違い①イギリスの東インド会社:航海ごとに出資を募るオランダの東インド会社:一連の航海事業への出資を募る → 長期的な事業計画が立てられる違い②イギリスの東インド会社:無限責任オランダの東インド会社:有...
今週は、ストライク(6196)が大きく下げた。一次は30%あった含み益がほぼなくなってきた。含み益が30%を超えたのは買ってから1ヶ月たたない頃だったため、その時にタイミングよく売ることができていたらとても効率が良かったけど、現実は、買ってから4カ月を過ぎて含み益がほぼゼロに戻ってきた・・・。なお、ストライクの会社予想PERは12倍台前半まで下がってきたため、業界的に逆風が吹いている?(規制強化で成長鈍...
「孤独を生きる」(齋藤孝 著)という本の感想、3回目。孤独対策として“本”が挙げられており気になった。孤独を解消してくれるものとして、一番にあげられるは、誰が何と言おうと「本」である。私はそう考えます。 (中略) 著者が単独の時間を大事に使って、実りある作品に結実させた。受け取る側の読者は、その熟成した味わいを楽しみ、充実した単独の時間を過ごす。そういった連鎖のなかで、本を読む人は孤独感を覚えること...
「孤独を生きる」(斎藤孝 著)という本の感想、2回目。定年退職後の孤独対策(孤独感に苛まれないようにするための対策)として「使命感を持って事に臨む」という話があり気になった。加えて欲を言えば、「これが自分のミッションだ」と思える何かが欲しいですよね。使命感を持って事に臨み、少しずつ進めていくことは楽しくやりがいがあるし、社会やどこかのコミュニティとつながっていると実感できます。アーリーリタイアを夢...
「孤独を生きる」(斎藤孝 著)という本を読んだ。冒頭に次のように書かれていた。昨今、現代人の「孤独」が大きな問題になっている、といった言説を大きく見聞きします。たしかに、孤独と聞くと、「寂しい」「不安だ」「怖い」「イヤだ」といった言葉がセットでイメージされますし、あまり良いことのようには思えないかもしれません。 (中略) しかし、私は「孤独感のモンスター化」こそ「緊急事態宣言」ではないかと思います...
「NISAで利回り5%を稼ぐ 高配当投資術」(窪田真之 著)という本の感想、2回目。TOPIXを大幅に上回るパフォーマンスをあげてきた日本株のファンドマネージャーだったという著者が運用してきたファンドとは、具体的にどのようなファンドだったのだろうか?前回書いたこの疑問を解消するべく、再度ネットで調べてみたものの、TOPIXを大幅に上回るパフォーマンスの詳細や具体的なファンド名についての情報を見つけることはやはりで...
「NISAで利回り5%を稼ぐ 高配当投資術」(窪田真之 著)という本を読んだ。「はじめに」に次のように書かれており気になった。私は日本株のファンドマネージャーとして25年間、年金・投資信託・海外のファンドの日本株運用を担当してきました。20代で1000憶円、40代で2000憶円以上のファンドを動かし、競争相手である東証株価指数(TOPIX)を大幅に上回るパフォーマンスをあげてきました。窪田氏が運用してきたファンドとは、具...
個別株投資がうまくいっているのかどうかを判断するにあたり、これまでは次の3つの指数を意識してきた。・東証プライム市場指数・東証スタンダード市場指数・東証グロース市場指数なぜこれら3つの指数を意識してきたのかというと、東証プライム市場/東証スタンダード市場/東証グロース市場のそれぞれに上場している銘柄に投資しているから、という単純な理由。ただ、前々から気になっていたけど、自分は配当を再投資しているため...
個別株投資を始めてから1年弱、はじめての株主優待が先月末に届いた。届いたのはcotta(3359)の菓子詰め合わせ(3000円相当らしい)。また、これまでに配当金もゲットしており、整理すると以下のようになる。優待と配当の両方をゲットした感想としては、優待よりも配当の方が断然うれしいな。配当は再投資できるけど優待は再投資できないし、また、配当(お金)であれば何にでも使えるけど優待は自分が必要とするものではな...
今週は、久しぶりに増えてくれた。システムリサーチ(3771)とアクシス(4012)が4%ほど上昇してプラスに転じ、また、クラシコム(7110)も6%ほど上昇した(こちらはまだまだプラ転にはほど遠いけど・・・)。クラシコムの上昇は決算発表の影響が大きい。1Qの決算発表だったけど、さっそく上方修正(業績予想と配当予想)してきた。この時期から上方修正してくるのは、株価の低迷を気にしているというのもあるように思われる...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、8回目。「他の投資法を理解する」という話が気になった。株価が何が何だか分からない理由で、何が何だか分からない動きをするから、不安になる。その不安を取り除くために、他の投資法を頭の隅にしまっておいても損はない。「損はない」というようなレベルではなく、「他の投資法を理解する」のは、もっと言うと、他の投資家たちの考え...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、7回目。「思い込みがないかを疑う」という話が気になった。うまくいかない個人投資家の大半は、「モノゴトを正しく見ることができない」という壁に突き当たってしまうのだ。困ったことに、本人はそれに気付かないか、気付いていてもそれを修正しようとは思わないため、なかなかこの壁を突破することができない。「思い込み」をなくすこ...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、6回目。株主を破滅に導くのは何か? 次の話が気になった。株式投資を続ける限り、すべて読み通りになどということは絶対にない。どこまで調べても、どれほどセンスがあっても、不確実の餌食になることはある。 (中略) ただ、私の経験上、人々が心配しているほど不確実性は株主を破滅に導かない。むしろ、調査不足や経験不足、リス...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、5回目。「アバウトさを許容する」という話が気になった。私はもう30年以上、株式投資をしてきたが、厳密で唯一の正解を求めるような姿勢は根本的に間違っていると断言できる。株価の動きは、所詮は人々の想像の結果なのである。予想する場合は、かなり幅を持たせて判断するほうが現実的であり、正解だ。株式投資に絶対はなく、100%予想...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、4回目。「2つのアプローチを使いこなす」という話が気になった。2つのアプローチとは、銘柄を探す際のボトムアップ・アプローチとトップダウン・アプローチのことであり、次のような話があった。私の場合は、ボトムアップ・アプローチからのトップダウン・アプローチをする場合が多い。どういうことかというと、割安な銘柄を探索し、こ...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、3回目。「鳥の目、虫の目、魚の目を使いこなす」という話が気になった。鳥の目とは、物事を俯瞰し、全体を大きく捉える目だ。逆に虫の目は、1つのものをクローズアップして詳細を分析する力と言える。魚の目とは潮の流れを見る目とされ、つまり、時代や市場の流れを読む力と言えよう。株式投資においてもこの3つは重要な視点である。視...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本の感想、2回目。「理解できない会社には投資しない」という話の中で、理解できない点を明確にするために著者が用いているという5つの問いが紹介されており気になった。☑なぜ成長できているのか?☑成長は今後どの程度続く見込みか?☑成長が止まるとしたらどのような理由が考えられるか?☑既に悪い兆候は出ていないか?☑株価は適正な水準にあると...
「個人投資家入門 by エナフン 株で勝つためのルール77」(奥山月仁 著)という本を読んだ。この著者(個人投資家)の本は3冊読んだことがあるけど、この本はそれらの総集編あるいは集大成という感じであり、実戦を通して培ってきた著者の知見が詰め込まれているように感じた。表紙の裏に書かれていた次の話が印象的だった。正しい知識を得て、オーソドックスな投資法を習得することこそ、勝利への近道である。著者が考えてい...
今週も、また下げた。特に、東洋炭素(5310)とローツェ(6323)の勢いが止まらない。転がり落ちるように下げ続けていく。両銘柄とも、9月末~10月頭頃に会社予想PER15倍前後で買ったけど、12倍前後まで下がってきた。どこまで値下がりしたら買い手が優勢になるのだろうか?売る方はまだまだ下がるかもと思って損切りし、買う方はまだまだ下がるかもと思って値下がりを待つ、というような悪循環に陥っているのだろうか?そ...
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」(ハワード・マークス 著、貫井佳子 訳)という本の感想、8回目。「すぐれた決断」と「儲かる決断」について書かれており気になった。 堅実な分析に基づいて、すぐれた決断を下したにもかかわらず、異常事態によって不利益を被った者がいたのか、またヤマを張ったことで利益をあげた者がいたのかを確実に知るのは、事が起きたあとでも難しいかもしれない。つまり...
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」(ハワード・マークス 著、貫井佳子 訳)という本の感想、7回目。儲けることと損失回避することのどちらを重視するか? 次の話が気になった。並外れた利益の獲得を狙うか、損失を回避するか。二つの投資アプローチのうち、私は後者のほうが確実だと考える。たいていの場合、利益を獲得するには将来起きる出来事についてある程度、正しく予測することが必要だが、...
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」(ハワード・マークス 著、貫井佳子 訳)という本の感想、6回目。リスクをコントロールするという話が印象的だった。私の考えでは、すぐれた投資家はリターンを生み出す能力と少なくとも同じくらい、リスクをコントロ―する能力を持っているという点で卓越している。 (中略) 獲得するリターンに相応するよりも低いリスクをとる者こそ、すぐれた投資家だと私は考...
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」(ハワード・マークス 著、貫井佳子 訳)という本の感想、5回目。サイクルに注意を向ける、という話が気になった。我々が生きている世界にサイクルが存在する根本的な原因は、人がかかわっていることにある。機械に任せれば、物事は一直線に前進しうる。そして、時間は絶え間なく進む。機械も適切な動力を与えられれば、進みつづけることができる。しかし、歴史や...
「投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識」(ハワード・マークス 著、貫井佳子 訳)という本の感想、4回目。心理的要因の重要性について書かれており気になった。本質的価値を算定する際のカギは高度な財務分析にあるが、価格と本質的価値の関係性(そしてその見通し)を理解するうえでのカギは、主として他の投資家の心を読むことにある。短期的に見ると、投資家心理はファンダメンタルズと無関係に、証券...
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割安株を探していた中で気になっていた高圧ガス工業(4097)が、株式の売出しを先週発表してから株価が下がっていた。大株主が保有している株を売出すだけ(発行済株式数が増えるわけではない)のようなので、需給の関係で一時的に安くなっているだけでそのうち元の株価に戻るのではと思って本日少し買ってみた(他の銘柄の同様の事例を調べると株価が一時的に下がってもそのうち回復しているケースが多かった)。本日の取引終了後...
学生時代に最も印象に残っている科目は高校時代の物理であり、モノを投げたら(初速度と投げる角度がわかったら)落ちてくる時間や位置を計算できるというのがとても新鮮に感じた。そのような運動が従う法則を数式に表したものが運動方程式であり、次のように理解している。m×a=ΣFm:質量(動かしにくさ)a:加速度ΣF:かかる力Fの足し合わせ(合計)無理やり感はあるものの、このようなことは株価の動きについてもいえるように思...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本の感想、2回目。次の話が印象的だった。あなたの投資目的は最安値で買うことでも、底付近で買うことでもなく、成功する可能性が最大になる正しいタイミングで買い始めることにある。これはつまり、あなたが株に手を出す前に、株価が狙いの買いポイントまで上昇していくのを、じっと待つことを学ばなければなら...
「オニールの成長株発掘法 【第4版】」(ウィリアム・J・オニール 著、長尾慎太郎 監修、スペンサー倫亜 訳)という本を読んだ。個別株投資を始めてから1年ちょっと、これまではファンダメンタルズとバリュエーションを重視してきたつもだけど、この本ではファンダメンタルズとチャート(と出来高)を重視すべきと説いている。すなわち、ファンダメンタルズの重要さは共通しているものの、PERや配当利回りなどのバリュエーション...
株を保有しているL is B(145A)の社長がYouTubeチャンネル「1UP投資部屋」に出演していた。その中で、次のような話が印象的だった。30%の成長は手堅くいけると思っていたけど、いろいろ予想していなかったことも起こって2024年12月期は25%の成長となった。今期こそ30%成長を確実に達成しようと思っている。というような話。30%の成長を3年間ほど続けてくれたら、株価は2倍くらいになってくれるだろうか。とはいえ、L is Bも...
今週投資したばかりの愛知時計電機(7723)が本日16時頃?に上方修正&増配を発表していることに気がついた。株価が下落途中のように思われて買うタイミングについて迷っていたけど、買うのが1週間遅かったら値上りしてたところだった。買うタイミングは難しいなと改めて思った・・・。...
今週は、ローツェ(6323)が大きく下落したこともあり、また、日本株が全体的に下げたこともあり、個別株ポートフォリオは2.5%のマイナスになった。また、前回書いたようにフコク(5185)と愛知時計電機(7723)を新たに追加した。ローツェの下落は先週(特に材料もなく?)大きく上昇した反動と思われる。こんなことなら先週100株だけでも売っとけばよかったなと思うけど、そううまくはいかないもので、今後の課題にしておきたい...
先日、割安株を買うタイミング(いつ買うべきか?)について書いた。結局、さっさと買うことにして今週水曜日に以下の2銘柄を買った。5185 フコク7723 愛知時計電機両銘柄とも株価は下落途中のようにも思えたものの、下げ止まったかどうかの判断は難しそうであり、また、上がるときは一気に上がって買うタイミングを逃してしまう恐れもありそうであり、どうせわからないことをあれこれ思い悩むのも切りがなく非生産的に思えたため...
『じつは作者自身も「答えがわからない」…サイゼリヤの【難しすぎる間違い探し】ができるまで』という記事がヤフーニュースで目についた。サイゼリヤの間違い探しは何度かやってみたことがあるけど、確かに難しくて全てを見つけられたことはない。間違い探しといえば、改めて考えてみると個別株投資は間違い探し的な側面もあるように思われる。すなわち、値付けが間違えている銘柄を探すゲームというような側面もありそうだ。なお...
気になっている割安株がある。5185 フコク6718 アイホン7723 愛知時計電機いずれもPBR0.6~0.7倍程度で配当利回り4~5%程度、かつ、業績が比較的安定してそうで財務も健全そうなプライム市場の銘柄。成長性は乏しそうではあるものの、純資産が増えていくだろうこととPBRを上げようとする力が働くだろうことで、株価(=PBR×一株当たり純資産)は上昇していくのではというような考え。ただ、以下のようなことを考慮に入れたとき、...
今週は、L is B(145A)が決算を受けて大きく下げたものの、ローツェ(6323)が大きく上昇したおかげで全体的にプラスになった。また、昨日書いたようにWiLL Smart(175A)を売却し、北恵(9872)を新たに追加した。ローツェ(6323)は買って以降含み損状態が続いていたけど、今回の上昇でようやく含み損が解消されつつある。このまま上昇を続けて含み益に突入してほしいところだけど、なぜこのタイミングで大きく上昇したのかよく...
本日、北恵(9872)に新規投資した。割安株という観点で会社四季報を改めて見返した中で目に付いた銘柄の一つであり、いわゆるネットネット株へのシケモク投資のように思われる。これまでに投資してきた銘柄の中では藤井産業(9906)がそれ(ネットネット株へのシケモク投資)に近いように思われるけど、北恵はさらにその上をいっているように思われる。ということで、割安株(ネットネット株)へのシケモク投資?も試しつつ、引き...
先日も書いたように、下記3銘柄を先週新たに追加した。いずれも昨年上場した新しい銘柄。145A L is B 175A Will Smart220A Faber Company これら3銘柄とも、買った翌日あるいは翌々日に決算発表があったけど、その結果は先日書いたように2敗1分だった。敗れた2銘柄のうち、Will Smartを今週月曜日に早速売却した。ストップ安になるのではと恐れていたけど、思っていたよりも傷は浅くて助かった。売却に至った主な理由は次...
株式投資の勉強をする際、本を読んで学ぶことが多かったけど、早期退職して以降はユーチューブを見て学ぶことも増えてきた。ユーチューブで学ぶメリットとして、より実践的な話を聞ける点が挙げられる。ユーチューブでいろいろな投資話を聞く中で、今さらながら気付いたことがある。これまで自分は「良い会社に投資する」というようなイメージで投資をしてきたけど、一方で、「良いカタリストに投資する」とでもいえそうなイメージ...
「東大卒ポーカー王者が教える 勝つための確率思考」(木原直哉 著)という本を読んでいる。冒頭に書かれていた次の話が印象的だった。 期待値に忠実にプレーしていると、2つの結論を心に刻むことになります。 まず、期待値が上がるのなら、少しでもいい結果を得られるのなら、限界まで、ひたすら真剣に努力をすること。 そして、その裏返しとして、考えたところでどうしようもないこと、悩んだところで期待値が上がらず、良...
早期退職して自由な身になったこともあり、今回の決算シーズンは決算発表後の保有株の株価の動きをリアルタイムでチェックしていた。その中で、思った以上に株価が上がった銘柄(例えばコーア商事ホールディングス(9273))や思ったよりも株価が上がらなかった銘柄(例えばいであ(9768))があり、自分の感覚と株価の動きにズレがあるように思った。ズレがあるということは、他の投資家たちの総意(いわゆるコンセンサス)と自分...
今週は、新規追加したり一部売却したりしてポートフォリオが大きく変わった。1.新規追加 先日書いたように上場して間もない銘柄を追加してみた。 145A L is B 175A Will Smart 220A Faber Company2.一部売却 上記新規追加の資金を作るために、また、試してみたいと思っている短期投資用の資金を作るために、以下の銘柄の一部を売却した。 3566 ユニフォームネクスト 3771 システムリサーチ 4012 アクシス 4674...
3週間ほど繰り広げられてきた熱い戦い(決算)も今日で終了。保有銘柄は良かったものもあれば悪かったものもあり、決算発表のあった14銘柄に勝敗をつけるとしたら4勝3敗7分という感じだろうか。■勝ちシステムリサーチ(3771) 3Q 増配アクシス(4012) 4Q 好業績&増配コーア商事ホールディングス(9273) 2Q 好業績&増配いであ(9769) 2Q 好業績&増配■負けL is B(145A) 4Q 業績悪い&今期予想もいまいちWill Smar...
個別株投資を始めてから1年ちょっとが経過した。これまでは中長期投資をしようとしてきたけど、資金の一部で短期投資も試してみたいと思う。理由1.短期投資がうまくいきそうか(中長期投資と比べてどうか)確認したいため理由2.短期投資の経験は中長期投資にも活かせるのではと思うため理由3.単純に興味があるためなお、短期投資とは突発的な出来事や一時的な業績良化/悪化などをきっかにした株価の変動を利用するものとい...
会社四季報(2025年1集 新春号)を改めて見たところ上場して間もない銘柄(例えば135A VRAIN Solution)が気になったと先日書いた。そこで、会社四季報(2025年1集 新春号)に掲載されている証券コードの下一桁が「A」の全銘柄について調べてみた。いつもは会社四季報に掲載されている業績や財務や株価指標などの数値をもとに銘柄を絞り込んでいたけど、今回は異なるアプローチを試してみようと思い、下一桁が「A」の銘柄について...
先進国株への積み立てを続けて10年ちょっと、新規の積み立てを終了することにした(積み立て済み分は継続して運用予定)。理由1.株価が好調で金融資産に占める株式の割合が高くなってきたため(60%を超えてきた)理由2.アーリーリタイアに向けて安全資産(貯金)を増やしていきたいためなお、現時点で含み益が積立額の約1.5倍にまで膨らんでおり、はじめた当初はこんなにうまくいくとは思っていなかった。今まで生きてきた中で...
「株式、為替、商品、金利 金融マーケットの教科書 アナリストの相場観に学ぶ、“勝つ”投資戦略」(真壁昭夫 著)という本を読んだ。金融マーケット(株式、為替、商品、金利)について解説する内容。マクロな視点を持つことの大切さについて書かれた箇所が気になった。 大切なポイントは、世界の経済の全体像を見るマクロの視点=“鳥の目”を持つことです。鳥が空から市場の風景を見渡すイメージというと分かりやすいかもしれま...
今週月曜日、保有しているメディア総研(9242)がストップ高になったのを受けて、利確について考えさせられた。個別株投資をはじめてから約2カ月、まだ利確らしい利確をしたことがない。しいて挙げらればグッピーズ(5127)を売却したときだけど、TOBを受けての売却だったので公開買い付け価格近くでさっさと売っただけであり、売るタイミング(売る時期やそのときの株価)を見計らったわけではない。今週月曜日にメディア総研がス...
2月末時点の資産状況を確認したところ、株が絶好調であり、含み益が生活費1年分程度増加している。株は11月から4カ月連続で上昇しており、この4カ月で含み益が生活費4年分程度増加したことになる。グラフの傾きもすごいことに・・・。なお、株のほとんどは先進国株のインデックスファンドだけど、1月からはじめた個別株投資も好調であり、2月の成績は日経平均を上回った(個別株投資11.4%上昇、日経平均7.9%上昇、先進国株4.8%...
今週はアップダウンが激しかった。月曜日にメディア総研のストップ高もあり、木曜日が終わった時点で先週末比プラス12万円ほどで絶好調だったものの、金曜日に総崩れに遭ってしまって結局プラス6万円ほどで終わった。メディア総研がストップ高になったけど、なぜこのタイミングでストップ高になったのかよくわからない。特に何かの発表があったわけでもないようであり、また、理系人材の不足という社会情勢にマッチしているからだ...
最近はもっぱら個別株投資に励んでいるけど、流行りの言葉を使うと「リスキリング」という位置付けでもある。すなわち、普段「アーリーリタイア」と呼んでいる「個人投資家への転職」に向けた職業訓練というわけだ。そして、あわよくば、このリスキリングで得た個別株投資のスキルが生涯にわたって使える飯の種にならないかとも考えている。なお、あと5年くらいでアーリーリタイアを実現できないかと考えているけど、その間の5年間...
あと5年くらいでアーリーリタイアできるかなと前々から思っていたけど、具体的な実施時期までは考えていなかったので、仮で一旦設定してみることにした。前回も書いたように、以下のような条件で計算すると2028年4月ごろにリタイア資金が貯まりそうなので、そこから少し余裕もみて、また、約5年後できりもいいため、2029月3月まで働いて2029年4月にアーリーリタイアを実現するというのを仮の実施時期としたい。とはいえ、極簡単化...
今リストラされたらどうやって生きて(生活費を確保して)いくか?再就職なんて無理がありそうなさえない自分にとっては切実な問題だけど、昨年5月時点では、生活費を今の60%ほどに抑えれば働かなくてもやっていけそうな計算になった。あれから9カ月たち、その間株価が好調で資産はかなり増えたけど、状況はどうなっているだろうか?改めて計算してみたところ、生活費を今の75%に抑えれば働かなくてもやっていけそうな結果になっ...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んだ感想、3回目。横井氏の経営の肝は「ランチェスター戦略」にあるようであり、「ランチェスター戦略」や「弱者の戦略」といキーワードがたびたび登場する。例えば、次のような感じ。ランチェスター戦略の弱者の戦略には大事な3つのキーワードがあります。1位になること、差別化すること、そして、集中することです。5段階評価で下から2番目が定位置になっ...
前回に続いて、投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んで気になった話。借金に関する次のような話があり、なるほどと思った。以前は、なるべく借金を増やさないようにするためにギリギリで借りていたとのことだけど、その結果、支払日のたびに各銀行の預金を集めるなど資金繰りに時間がかかっていたとのこと。しかし、そのような時間は何の生産性もない非効率な仕事だと気づいて(学んで)からは...
投資先のユニフォームネクスト(3566)の社長(横井康孝氏)のブログを読んでいたら、「何のために上場したのか」という話があり気になった。会社を上場させたいろいろな人と話をしてきた横井氏の経験上、上場する理由を突き詰めていくと結局のところは「お金が欲しい」からか「カッコ良い」からかの二択とのこと。横井氏もカッコ良くありたくて上場を目指したのが本音とのことで、金沢大学の学生に内定辞退された(聞いたことのな...
個別株投資を始めてから2カ月弱が経過したけど、安い時に買うことの大切さを実感している。例えば、3年で1.5倍の成長を実現しそうな銘柄に投資するとしたら、PERが10倍のときに買うことができればPERが15倍のときに買う場合と比較して時間を3年も短縮できる計算になる。といっても、ただ安い銘柄を買えばよいという訳ではなく、良い銘柄が安くなったタイミングで買うことが重要と思われる。それを実現するためには、(これまでに読...
個別株投資を始めてから2カ月弱、金額も含めてポートフォリオを公開している。公開といっても、誰も見てくれないこの自己満ブログにひっそりと書いているだけだけど・・・。今はまだ運用資産も大きくなく、また、まったくの初心者でもあるため、(良い意味でも悪い意味でも)他に与える影響はゼロだろうから問題はないと思っているけど、投資と同じく長期目線で考えてみると、もしかしたら想定以上にうまくいって多少の影響を与え...
これまでは成長株と割安株のそれぞれを100万円の資金で運用してきたけど、前回書いたように割安株を整理したこともあり、その2つを統合することにした。すなわち、成長株と割安株を合わせて200万円の資金で運用していくことにする(「200万円ポートフォリオ」と命名)。割安株の整理に伴い、クレスコ(4674)の新規導入や保有株の買い増しをしたため、現時点のポートフォリオは以下のようになっている。6銘柄となりスッキリした。...
保有していた割安株の見直し(銘柄数の削減)を行った。理由1.成長株と合わせると保有銘柄数が多すぎるように思えてきた理由2.改めて確認するとここ1,2年で既に株価が上昇している銘柄が多い理由3.割安であること以外の(持ち続けたくなる)魅力が乏しい理由4.他に魅力的な(株価が上がりそうな)銘柄がある/新たに見つかったこのような理由から、いであ(9768)以外は売却した。いであ(9768)は、直近こそ増配の影響...
あまりモノを買うことがない(ケチな)自分は、今まで衝動買いをすることなんてなかったけど、このたび株の衝動買いをしてしまった。先週末、保有しているアクシス(4012)の同業企業について、会社四季報に記載されている比較会社伝いに調べてみたところ、数字的に(業績や財務の面で)魅力的な企業が多く、中でもクレスコ(4574)に目が留まった。利益の成長率は10%程度ではあるものの、過去10年間の業績を見ると安定した右肩上...
個別株投資を始めてから1カ月半程度経過したけど、やってみてよかったと思えることが何個かある。①熱中できること(新たな趣味)ができた②知識が増えた③お酒が減った①については、一生楽しめる趣味になりそうな予感がしており、この点だけでもやってよかったと思っている。人には言えない趣味だけど・・・。②は、投資以外で役に立つことはないかもしれないけど、いろいろな知識がついていく(わからなかったことがわかるようになっ...
「22世紀の民主主義 選挙はアルゴリズムになり、政治家はネコになる」(成田悠輔 著)という本を読んだ。冒頭に、民主主義と資本主義の対比に関する話があり印象的だった。経済と言えば「資本主義」、政治と言えば「民主主義」。勝者を放置して徹底的に勝たせるのがうまい資本主義は、それゆえ格差と敗者も生み出してしまう。生まれてしまった弱者に声を与える仕組みが民主主義だ。暴れ馬・資本主義に民主主義という手綱を掛け合...
『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、6回目。DCF法(ディスカウントキャッシュフロー法)を用いて目標株価を算出する話が紹介されていた。株価が高い/安いと言うとき、その判断の拠り所となるものは何なのか?この本の内容も踏まえて、これまでに理解してきた内容を整理してみる。【拠り所1】 配当やフリキャッシュフローを拠り所にする(PERと関連あり、利益が...
『10倍株の思考法 「ビジネスモデル×企業価値」で考える株式投資入門』(ろくすけ 著)という本の感想、5回目。ウォーレン・バフェット氏の言う「素晴らしい企業」の3つの条件について紹介されており気になった。条件1:業績が安定して成長する条件2:少ない投資でたくさん稼ぐ条件3:堅固な「堀」に守られているなお、条件3の「堀」(いわゆる「参入障壁」)について、5つの典型例が紹介されていた。堀1:無形資産堀2:ス...