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畑に吹く風 https://blog.goo.ne.jp/yukiguni01-47

 雪国魚沼生まれの魚沼育ち。生粋の田舎人です。愛犬マックスと共に畑仕事や魚沼の自然を紹介しまします。

 早期退職をして早六年。細々と始めた個人経営の農産物直売所の営業も五年目のシーズンを無事に終えています。 無農薬、減農薬を主体とし、減化学肥料、有機主体の農業に挑戦しています。 石の上にも三年。徐々に畑の趣旨も知られるようになり、長岡の「越後の台所 すずきち」は大のお得意さん。なんと、お店には私たち夫婦と私の畑の写真が沢山掲げられていますよ。

スベルべ
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魚沼市
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魚沼市
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2012/03/02

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  • カモシカ雪崩の巣窟から脱出

    どう見ても、どう考えても餌を探している風には見えない。下に見える、小型で子供と思われるカモシカの動きは鈍くて、動けないのでしょうか。親と思える、大型の1頭は、沢の中心部を越えました。それでも、子供と思われるカモシカは付いていこうという動きには見えません。引き返して、付いてくるように促しているのでしょうか。子供もようやく動き出す決心をしたように見えます。やがて、親が左側の斜面に取り付き、上り始めたら後を追うように2頭とも見えなくなった。沢の上部を見ると、まだまだこれから落ちるであろう大きな雪塊がある。カモシカの動きで、全層雪崩が発生し巻き込まれるところを見なかったのは幸いでした。スベルベもある年の3月に、杉林に近い斜面を登ろうとして苦労した経験もあります。山の縁などは、降り積もった雪で切り立ったような状態に...カモシカ雪崩の巣窟から脱出

  • カモシカが雪崩の巣窟に(その2)

    右上のカモシカの方が、下の1頭よりも体が大きく見えます。下のカモシカの動きが鈍く見えるのは、急斜面に足がすくんで動けないのか。雪が茶色に見えるのは、スベルベも崩落の瞬間を見た雪崩の跡です。ご覧いただき分かるように、斜面には晴れた空から光が射して光って見える。すぐ上には、降り積もった雪が大きな塊になって、留まっている。少しの衝撃や、気温の上昇によっていつ大きな雪崩になって落ちるかもしれない状態。柔らかな雪に足を摂られる様子まで分かります。激しい降雪時は、彼らは我が家の山の畑近くの杉林に潜んでいるはず。底雪崩、全層雪崩によって出た斜面の土から伸び始める草を求めてでしょう。でも、山の上の平らな部分から、斜面に下りるのは雪で出来た大きな段差を降りなくてはならない。そして、いったんその段差を降りてしまったら、同じ場...カモシカが雪崩の巣窟に(その2)

  • カモシカが雪崩の巣窟に(その1)

    大寒波の襲来に伴う降雪で、白一色の世界になっていました。それが、3月末から4月上旬とさえ言われる気温上昇で風景も一変しています。急斜面の雪は、次々と全層雪崩となって崩落し、土が剥き出しに。土が出ると、そこからは植物が青い芽を伸ばし始めます。もちろん山菜も。地元では「奥沢(おくそう)」と呼ぶ、猛烈な急斜面の雪崩を確認していると・・・。なんと、視線に入ったのは、動く生き物の姿。雪崩の巣窟とでも呼ぶような急斜面に2頭のカモシカ。全層雪崩で土が出た場所での餌探しでもなさそう。どうやら、危険な、今にも全層雪崩が発生しそうな場所に迷い込んだようです。体格がかなり違うから、親子なのかもしれません。小さい個体の動きは鈍くて、怖さから足がすくんで動けないのかもしれません。カメラのレンズを最大135mmのズームレンズから30...カモシカが雪崩の巣窟に(その1)

  • 大寒波の後の牛ヶ首展望台

    昨日の朝です。5時に家を出て、牛ヶ首展望台へと向かいました。10分足らずで、到着しますがなんと既に先客の姿が何人も見えます。図々しく割り込んで「足場はいかがですか、昨日私が踏み固めました」なんて、アピール。でも、いいのですよこれで、会話が始まりますから。でも、下の街の灯りを入れて写そうという目論見は外れました。家を出るる際も、霧が深くて不安を抱えつつ向かったのですが、やはりだめでした。これはこれで仕方なしと、夜明け前の明るくなりつつある風景を撮影。すると、会話を交わした二人の男性は、すぐにカメラを収納し帰り支度です。カメラの角度が、変だとは思っていましたが、彼らは星空の撮影だったようです。帰宅して、フェイスブックの情報で知りましたがこの夜は特別の星空だったとか。惑星が一直線に並ぶ一夜だったようです。到着し...大寒波の後の牛ヶ首展望台

  • 豪雪の村

    今朝は久し振りに晴れの天気予報です。牛ヶ首展望台に行こうと思っています。その前に、展望台の事前調査に昨日の午後出かけました。ついでに、その奥の村を訪ねます。我が家の山の畑とほぼ同じ標高と思われる、この村は雪が多くて空き家でしょうが雪に埋もれた家も。昔の小学校で、今は宿泊所か何かに転用されている建物も雪の中。手前の車庫は、頑丈な鉄筋コンクリート造なのでしょうね。屋根雪は一回は下ろしたのかな。これも、車庫ですね。アパートのように何軒分かが並んでいます。家が斜面に点在し、こういう風にしないと、自動車が出せないのでしょう。さすがに、軒先だけは雪を落としています。雪庇がせり出したのでは危険ですから。それにしても、この雪の壁です。降雪が続いている際も除雪は行われていたのです。昔だと、雪の中を歩いて下の町まで出るしかな...豪雪の村

  • 大寒波の後と先

    今年の大寒波襲来のように、何日も気温が上がらずに雪が降り続けるとこんな風景に。普通だったら、寒暖を交互に繰り返すために、山の急斜面の雪は落ちて、留まることは無いのです。分かり難いかもしれませんが、中央付近に左から右に続く尾根があります。その、尾根の上や、尾根の向こうの沢を隔てた山の上に、こんもりと雪は溜まっています。二枚の大寒波が居座って、シベリア方面に引き上げつつあるのが、前2枚の風景。そして、これはその二日後です。一か所で大規模な雪崩が発生。全層雪崩とか、底雪崩と呼びます。全層雪崩は、土も多少ともなって一気に崩れ落ちます。崩れ落ちた斜面にも、雑木なども生えているのですが、それはしっかりと残ります。もう少しアップしてみましょう。急斜面の雑木が曲がって生えている理由が分かります。雪崩が発生した斜面と、こち...大寒波の後と先

  • 東京と魚沼を日帰りで往復

    昨日は日帰りで、東京を往復。新幹線の清水トンネルを越えると別世界。上毛高原駅までは少しだけ見えた雪も、あっという間に全く雪のない世界へと。あるビルの19階で昼食のために入ったレストランから見た都心のビル街です。雪で白一色の世界から、青空の広がる関東平野へと1時間半ほどで別世界。雲一つない青空なんて、本当に久しぶりです。こんな世界もあるのだと実感しつつ食事です。この右側の広大な空き地は、旧築地市場跡です。都心でこの空き地にと驚く。空き地の左側は、築地場外と呼ばれた、飲食店街でしょう。並ぶのはインバウンド客かな。スベルベが注文したのは、焼き魚と刺身の定食でした。やはり、築地という立地からか、魚類は美味しいですね。今度は下の鮨屋かな。東京に向かう際は、富士山が良く見えて驚きました。久しぶりに見る富士山です。帰り...東京と魚沼を日帰りで往復

  • 大寒波の終焉

    昨日は大寒波の終焉を告げるかのように陽も差す一日となった。手前は自然落下式の屋根から落ちた雪と、それを小型ロータリー除雪機で飛ばした山です。広がる青空に、なんだか気分も高揚し、写真を撮りまくり。左側の山沿いに走るのは、JR上越線。右側は国道17号線になります。二階に上がって国道を通るトラックを写しました。普通乗用車などは、全く見えない。積もった雪と排雪した雪が高い壁になっています。大型トラックの上半分しか見えませんね。あの、伝説的な大雪の「56豪雪」の際は、トラックの最上部が少し見えるだけでした。「奥沢(おくそう)」は、大量の雪で埋め尽くされて見える。56豪雪時は、あの最上部から、一週間余りにわたって積もった雪が一気に崩れ線路を埋め尽くした。さて、昨日は新幹線の切符の手配と、地蔵清水での水汲みを兼ねて浦佐...大寒波の終焉

  • 道路除雪

    「歩道君」なんて呼ばれることもありますが、歩道専門の除雪車です。この日は二回目の出動でした。朝は早くて3時前後に来ることさえあります。除雪車の左側には、車道と歩道を区分する縁石がある。除雪作業のタイミングは難しい。早い時刻だと人が動き出す頃にまた積もっていますから。歩道除雪が終わると、次に来るのがこのタイヤドーザーです。舗装面の雪を、何回も往復を繰り返しながら、道の片側に押し付ける。何だか、除雪機械のオペレーターも毎年メンバーが違うような。今年は丁寧だけれども、時間がかかる。仕事はスピードも大切なのですがねー。最後にロータリー除雪車で雪を飛ばして一連の除雪作業は終わります。国道の場合は、タイヤドーザーではなくて、グレーダーと呼ぶ機械で片側に雪を寄せる。そして、寄せた雪をロータリー除雪車で飛ばすのは同じ流れ...道路除雪

  • 一人チーズフォンジュ

    事情で一人での夕食になりました。買い物でひらめきチーズフォンジュをすることに。おなじみのイタリア製フォンジュパンです。冬の山の上でも活躍していました。コレステロール70%オフですって。味はどうなんでしょう。迷ったのは、一袋に入っている分量です。三種類ありましたからね。ところが、このスーパーにフランスパンが無くて、明日入荷しますなんて。このパンのために、滅多にいかない離れたスーパーに行き、買い求めたがなんと残り1本でした。食事は大体、野菜を最初に口にすることから始めます。具材は主役のパンの他に、茹でブロッコリーとこれまた火を通したウインナーソーセージも。フォンジュパンは一度ガスコンロにかけてチーズを溶かす。ある程度溶けたところで、テーブル上の電熱器のに移します。お、チーズを足そうかな。抑えようとしても、進む...一人チーズフォンジュ

  • 久しぶりの青空

    食堂の窓が明るくなった。カーテンを開くと青空が少しだけ見える。あわてて、カメラを持ち出して、食堂のガラス窓を開け、寒気を吸いながらの撮影です。地元の人でも、この写真の一帯に移る地域の名前なんてご存じないだろうな。「滝林」というのですが、この尾根の向こう側の大きな滝から名付けられたのかな。この一帯も山菜の宝庫だけれど、底雪崩による崩落を繰り返して、毎年地形が変わります。あの、杉の木には毎年トンビが営巣し、カラスと揉め事を繰り返しています。最低気温は-3度程度で、日中は上がっても+2~3度の日々。斜面にも、木々にも降り積もった雪は、寒さから落ちずに溜まっています。広角にして、斜面の全景をカメラに収めます。上越線の、電化柱コンクリートの柱が半ば雪に埋もれて見えます。上越線を走る電車は、上半分しか見えない。国道は...久しぶりの青空

  • 線路も国道も雪の中

    雪の中を7時01分発の2番電車が近づいてきました。1番電車は6時07分だったかな。2番目はそれでも楽に走っているように見える。車体の半分は雪に埋もれたように見えます。降り積もった雪と、小型ロータリー除雪車で雪を投げて山のよう。一方国道はと言うと、こんな風景になっています。黄色の車体は、大型ロータリー除雪車ですが、上が少し見えるだけです。普通車は全く雪の陰で見えず、大型トラックも上が少し見えるだけになっています。建物が立て込んでいると、ロータリーは自分の前に投げる。前送りという除雪方法ですが、こうして前に集積しそれから空き地に投雪です。我が家の前に出来た、高さが10mにも及ぶ雪の山は何回か見て頂きました。この、三叉路も雪が多くなり、共同のゴミ集積ボックスもほぼ雪に魔イボとしました。そして、その向こうの空き家...線路も国道も雪の中

  • 雪仕事の合間にクルミ剥き

    幼馴染の女性と、秋のうちの約束のサツマイモを持参しました。帰宅した、スベルベを追うようにご主人が、お返しに持っていけと言われたと大量のクルミを持参。昨日は降雪も一段落の感じが見えて、雪片づけの合間を縫ってクルミ剥き。水にくぐらせた固いクルミを、鉄製の古いフライパンで炒り続けると口がわずかに開く。ご存じでしょうが、左はクルミの固い殻を挟んで割る道具。右は、かなり使用感がありますが、殻から身を取り出すための道具です。殻をパチンと割って、少し貯めてから今度は身を取り出します。先端が二種類になっています。引き出しを見たら2セットもありましたよ。中身を傷つけずに、割ることが出来ると、稀に殻の形のままの身も。こうしてみると、木の実、ナッツ類という感じが出てきますよね。さて、初めて経験するジーさんの冬仕事でしたが、大量...雪仕事の合間にクルミ剥き

  • 第二次大寒波

    冬の長期予報は、10年に一度の大雪を予想していた。満更、外れでも無かったですね。1月は思ったよりも少なくて、安心していましたが。さすが、大雪と思うのは日中も間断なく降り続けることでしょうか。今は、回数は少ないとはいえ、除雪車による道路除雪がされていて有難い。小学生時代は、機械除雪など無く、カンジキで踏み固めただけの雪道でした。そんな、中を息が出来ないほどの猛吹雪の中でも親を頼らずに、登下校していました。雪国新潟の天気予報はこんなもの。中越地方山間部と呼ばれる地域です。こんな風に、終日雪だるまのマークが並んでいるが、見慣れた画面ですね。これは、降水確率の場面ですが、終日90%代の確率です。降水確率とはいえ、もちろん雨ではなくて雪の降る確率にはなりますが。昨日午後6時から、今朝の6時までの降雪量予想です。先ほ...第二次大寒波

  • エッグタイマー!

    きっと、前にもアップしていたと思います。先日作った「煮卵」にもう一回挑戦してみようと思い思い出したものがあった。何回も繰り返して作った記憶もあり、茹で時間に訂正まで入れてある。レシピの説明通りに、芯からトロリと黄身が流れ出るという具合になかなかならないのです。そこで、ようやく思い出したのが、このエッグタイマーなるもの。何かの本の勧める記事を見て、百円ショップに駆け付けて勝った代物です。エッグタイマーに印が着いているが、鍋に入れてその色の変化で見る。やや古くなって、色が変わってきているけれど、機能は変わっていませんでした。漬け汁に入れて、丸一日近くで娘家族たと食べることになりました。孫に、「ほら、ジーちゃんの煮卵だぞ」なんて言いながら、ペティナイフを入れると・・・。うーん、やや硬すぎかな。それでも黄身は固ま...エッグタイマー!

  • 雪よ来い、大寒波よ来い

    家の裏が、屋根からの落雪で高床式住宅の基礎部分まで埋まった。雪の役を崩して、スノーダンプで搬出して、隣家との間に落として処理する。昨日は前日の作業の疲れと、日曜日でもありゆっくりしていた。ところが、早くからす音に気付いた。近所のオジサンが応援に来てくださったのです。しかも、下のコンクリート舗装まで出そうと頑張っている。予定外、想定外の仕事になったけれど、二人だったら仕事も早い。雪を四角のブロックにして搬出。雪のブロックを崩しては、小型ロータリー除雪機で飛ばします。ところが、投げた雪が小山のようになり、その壁がなかなか越えられません。家の横幅も、7間12.6mと長くて二人でやった午前と、一人での午後とで半分終了。残り半分は、雪のブロックを一段だけ切り出して、窓の下を1mほど出したところで終了。今日、17日か...雪よ来い、大寒波よ来い

  • 山菜畑の全容

    前回の大寒波襲来の前ですから、1月末だったか2月初めだったか。ノルディックスキー散歩で、魚野川の堤防に行った際の風景ですこの一帯は、通称「岩根」と呼ばれる険しい斜面の山です。木々が葉をつけると、分かり難くなるのですが、今は小さな沢の姿が分かります。猛烈な急斜面で、20年前の中越地震の際は、頂上付近から崩れてしまった。崩れ落ちた土砂は、手前に見える線路を埋め尽くし、離れた国道まで届いたのです。地震ではなくても、斜面が急すぎて、雪が底雪崩となり土を巻き込み崩れる。何千年、何万年かこんな現象を繰り返してきたのでしょう。でも、自然は強くて、独活やゼンマイがたくさん出ます。さて、もう少し歩を伸ばすと、その岩根の斜面の後ろの沢が見えてきます。沢が昔の町村界になっていますが、左側の我が集落は「ヨシガキの沢」と呼び、反対...山菜畑の全容

  • 晴れ間を縫い裏の雪を運び出す

    降り続いた雪のために、家の裏が雪の山になってしまった。降ったり止んだりを繰り返したら、小型ロータリー除雪機で飛ばすのですが。降り続いていると、落雪が怖くて、作業が出来ず溜まってしまったのです。先ずは、家から離れて屋根の上の雪を確認。国道のバス停から見ます。両隣に比べると、リフォームで屋根の再塗装をした我が家は雪の滑りも良い。確認して帰り、雪に埋まらないようにカンジキで足元を固めて開始。高床式で、基礎の高さは2mほどあるから、かなりの雪の量です。キッチン、食堂部分の窓です。窓に映る我が姿。地下水が豊富に出ていたころは、機械の力はもちろん、人力も必要は無かったのに。ものは考えよう。冬の運動不足解消には良いのかもしれません。スノーダンプがあるから、仕事は楽。便利でこれは素晴らしい発明でしたね。隣家とそして、その...晴れ間を縫い裏の雪を運び出す

  • 雪後晴れ後雪?

    2月11日の昼前でした。久しぶりの青空が広がりました。我が家の裏の風景で、水田は見渡す限りの雪原。右に見えるトラックも上半分だけの姿。これでも、昭和56年の今でも語り継がれる「56豪雪」よりは少ない。左側に上越線の電化柱と分かり難いが信号機も。その信号機が埋もれて見えなくなり、掘り出していた。電化柱も半ばは雪に埋もれて、通る電車の姿もほとんど見えなかった記憶が残っています。青空に誘われて、表に出てみます。我が家の真ん前と、もう一つの雪の山。注目すべきは、杉林の向こうの急斜面です。「56豪雪」時は底雪崩が発生し、線路が埋め尽くされました。息をのむような美しさでもあります。低温続きのために雪は落ちない。強風にあおられると、一斉に雪崩のようになって落ち、雪煙が発生するのですが。尾根続きの北側の斜面上の風景です。...雪後晴れ後雪?

  • 雪の中の鎮守様

    晴れ間を利用して、農家組合長に届け物に出かけた。帰りは雪になってしまった。今、カメラを構えている、この地点に昭和32年まで我が家はありました。懐かしいです。鎮守様と、我が家の間にはもう一軒家があり、次に道を挟んで二軒の家。二軒のうちの、北側が我が家でした。そこの古い家で生まれた私は10歳までそこで育った。石の鳥居には、ブルーシートが掛けられています。これはもちろん寒さしのぎではありません。雪が積もらずに滑り落ちるようにしています。毎日お参りをする人が、それほどいるとも思えないけれど、慣習で社に入られるようにしています。スベルベも、この神社と祭りの担当者をしたことがありました。降雪の度に雪片づけでしたよ。この、集落の守り神、若宮八幡宮は中越地震の際に大規模損壊。よくぞ、建設資金が工面できましたよね。建築の坪...雪の中の鎮守様

  • 大きなかき氷?

    我が家の前の雪の山が、限界に近付いてきた模様。最大のパワーを発揮したら、山を越して投げられるのでしょうが、向こうは駐車場。投雪口の角度を調整していますが、うーん、スピードを落として考える。でも、これ以上積み上げたら、崩れ落ちてくる可能性も出てくるでしょう。オペレーターは二人です。相談したのかな、バックして再度投げ始めました。今度は、雪山の山頂付近ではなく、裾野にあたる部分から、再度積み上げ始めました。さて、仕事は一段落。何かに見えません?ほら、かき氷ですよ。汚れた土色の雪だから、アズキかな?大きな大きなかき氷。夏までは残りませんがね。この、大きなかき氷の右下にご注目。横断歩道の標識がわずかに頭だけを見せていました。大きなかき氷?

  • 雪が降り止まない!

    2月4日の早朝から降り始めた雪が降り止まない。小康状態はあったけれど、降雪が全く無い日は無く8日間も降り続く。晴れ間があれば、雪の山もダンプカーで搬出するのだが、そんな日は来ない。我が家の前に出来た雪の山は、優に10mは越えている。令和新山なんてジョークです。我が家の前も、駅の前も交差点に近く、どうしても雪捨ての場所が限られる。そこで、大きな山になるのです。向こうに見える跨線橋は一度下ろしたが、まだ降り積もった。我が家の食堂から国道を見ると、普通車は全く見えずトラックが半分だけ。降った雪と、道路除雪の雪とが積み重なるのです。昔は、トラックさえ隠れましたが。線路も国道と同じ条件で雪に埋もれ、電車は上半分しか見えない。真ん中に信号機が見えるが、あれが雪に埋もれて掘り出さなければならなかった事も。先日、家の裏を...雪が降り止まない!

  • 車庫が雪でつぶれそう

    降り続く雪で、車庫の屋根の雪も限界に達するほど積もりました。スベルベが上がって下ろされないことも無いけれど、娘夫婦に応援を要請です。隣家との間にあり、風の通り道で雪は結構飛ばされる。周囲よりは多少少ないとは言え、上がった娘たちには1.5mの報告です。さすがに若くてパワーがあります。作業は早く進みます。二人で屋根に上がった当初は、雪の重さと体重で車庫はグラグラと揺れました。少ないように見えますが、屋根は奥に向かって傾斜し徐々に雪は増える。それでも一時間ほどで雪下ろしは終えることが出来ました。これで一安心です。家の前には細いけれども流雪溝があり、下ろした雪はその中へ。スベルベジーさんが、小型ロータリー除雪機で飛ばして投げ入れます。水量は少ない流雪溝で、すぐに詰まる。孫のが雪をつついて流してくれました。下ろした...車庫が雪でつぶれそう

  • 雪が窓まで迫ってきた

    雪が降り続き、家の裏が雪に埋もれてきました。降ったり止んだりの繰り返しだったら、機械で処理できるが降り続くと難しい。家の中から見ると、こんな感じになります。降り続くと、自然落下式の屋根からの落雪が止まらず下には入れません。雪が一時的に止みました。家から離れて、無屋根の上に雪が無いことを確認する。チャンスとばかりに、小型ロータリー除雪機で挑戦したが、雪の山が高過ぎて不可能。そこで、やむなく人力でやることにして、久しぶりに足元をカンジキで固め行動開始。スノーダンプで、雪の山を崩して搬出する作戦です。落下した雪は、普通は固く締まるのですが、低温続きの雪で柔らかい。雨上がりに、アリが巣穴から土を運び出すかのような仕事です。散水消雪が設置されるまでは、連日のこんな仕事でした。地下水が減り、昔に戻った。1時間ほどの作...雪が窓まで迫ってきた

  • 除雪車も間に合わないほどの雪

    やはり災害級と言っても過言ではない大雪になって来ました。右側の歩道は専用小型ロータリー除雪車が早く来ています。でも、車道は遅い。車道・歩道を分ける縁石の周りが綺麗なのは、スベルベの仕事。大型機械は小回りが利かないために、自家用の小型ロータリー除雪機で飛ばしています。向こうに見える建物は、旧鉄道官舎で今は無人になっています。そのために屋根の雪は手付かず。2m近い積雪が今のこの地域の状態です。タイヤドーザーが、路面の雪を道路の片側に押し付けます。その後を追ってくるのが、大型ロータリー除雪車です。飛ばして一か所に投雪です。降ったり止んだりを繰り返すと、雪の山もダンプカーで搬出できる。でも、これだけ間断なく降り続けると、除雪車のオペレーターで手一杯状態。カメラの位置が低いこともありますが、大げさではなくて屋根の高...除雪車も間に合わないほどの雪

  • 災害級の大雪が始まった

    呑気に嵐の前に一瞬の静けさを、楽しんだ翌日です。深夜から降り始めるという予報は外れて、朝の5時過ぎから降り始めました。これは、一日に一回の雪掻きでは済まないと判断。10時頃にやや雪が溜まったところで雪掻き開始。縁石からみると15cmほどか。地下水の揚水量が減ったので、節約して使っています。コンクリート舗装の下に埋設した、配水管の穴から水が出始めました。こうして、楽ら歩けるのだからまだまだ少ない。でも、降る雪の様子を見ると夕方までにはかなり積もるでしょう。車庫から、小型ロータリー除雪機を出します。小さいけれども、頼りになる機械ですね。ガソリンさえ補充したら愚痴も言わずに働きます。左側の歩道側は歩道専用の小型ロータリー除雪車が来ます。右の車道側は、最初にタイヤドーザーが来て、雪を片側に押し付けます。その後に大...災害級の大雪が始まった

  • 嵐の前の静けさ「魚野川」方面は

    警報級の大雪が予想されている。その前にノルディックスキー散歩です。スベルベママの勧めもあり、今回は左の古い板を引っ張り出して使いました。今は無くなってしまったけれど、新潟県に有ったカザマスキー製です。スベルベママが勧めた理由は、この底面のうろこ状の底がしっかりと雪を捉えるから。今年使い続けてきたこのスキー板は、競技用で底はまっ平。レースで使う際は、クラシカルスタイルの競技は靴底の下にあたる部分に滑り止めのワックスを使います。スキー板と専用シューズを固定する金具もややスタイルが違いました。こちらは、競技用のスキー板の金具です。矢印が見えますが、この部分で止まります。対して、こちらのカザマスキー製は古いこともありますがやや大雑把。ツーリングと書いてあるから、競技よりも楽しむスタイル向きなのかな。シューズを履い...嵐の前の静けさ「魚野川」方面は

  • 猛烈な降雪が始まった

    昨日は夜半から本格的な雪になるという予報。4時に起きたら、まだ舗装が出ていて積雪ゼロ。ところが5時から降り始めた。新潟、魚沼の雪は降りだしたら積もるのも早い。みるみる積もる。と、言っても過言ではない。中央に点々と見えるのは地下水の噴出口です。どうせ一日降り続けて、雪掻きは一回では済まないでしょう。雪掻きの回数の節約でも無いけれど、10時ころに仕事を始めます。まだ、歩道除雪車も車道の除雪車も出動しない。そちらも、回数の節約のためにぎりぎりのタイミングを待っているのでしょう。歩道と車道を分ける縁石の上の雪を書き落としたら、除雪機の出動です。縁石周りを綺麗に除雪すると、歩道・車道除雪もスムーズにいくという考えです。こんな感じの作業跡。駅に向かって縁石に沿って除雪。そして、折り返し縁石の車道側を雪を飛ばしながら帰...猛烈な降雪が始まった

  • 嵐の前の静けさか

    昨日の朝です。朝食の準備をしようと思ったら表が明るい。これならば、牛ヶ首展望台から日の出が見られるかと思い、急いで行ってみた。牛ヶ首展望台までは、時間を計ったら我が家から、10分ほどでした。遠く、新潟や長岡から写真撮影に訪れる皆さんも多いから、スベルベはラッキーです。ただ、残念なことに雲が多い空で、山から太陽が顔を出すあたりは雲が多い。撮影条件だけで言うと、山際に雲が無く、上空に雲だと茜色に染まるはずなのですが。太陽が完全に登り切っても、やはり良い茜色には染まりません。そんなタイミングで、知己の写真家が教室の生徒らしい女性を何人も連れて到着。越後三山の西方には、頂上が深い雪で真っ白に見える巻機山。この牛ヶ首展望台は、スベルベ家族が過去に登った山々が良く見えて好きなポイント。ニュースで繰り返し報じられている...嵐の前の静けさか

  • 大きな足跡の主は?

    新雪が2~30cm積もり、スベルベ自身のスキー跡も含め、みんな隠れた。この先の上越線をまたぐ跨線橋は、撮り鉄たちの撮影のメッカで足跡が続くのですが。軽トラの荷台からスキーとストックを下ろして履きます。新調したスキーシューズとスキーの相性は良く、爪先を踏み込むだけでカチッと固定される。この辺りでは、雪虫と呼ぶ小さな昆虫の姿が見えました。この雪虫は、ネットで調べても出てこない。降雪前に出る大きな昆虫は有るのだが。魚沼特有の呼び方で、小さな昆虫で春を知らせる虫ともいわれるのですが。跨線橋を渡り切り、夏季は広域農道の上を歩いていると、大きな足跡。歩幅は1mにもなる、大きな足跡に驚く。足跡の正体は誰のものなのでしょう。越後野ウサギの足跡と、交錯しています。ここで、ようやく気付きました。2枚目の写真のように雪の表面は...大きな足跡の主は?

  • ゼンマイと独活の畑を見ながら

    大沢川沿いに下ると、古い農道にかかる橋に差し掛かります。何年か前の水害時に分かったことですが、これは国交省、県には登録されていないという。そんな、存在の橋は「勝手橋」と呼ぶそうだが、法にうるさい役所が見逃したとも思えない。建設当時は、何らかの交渉、例えば土地買収などと絡んで許可したのではないかと思う。つまり、水害や老朽化の理由で壊れた場合、許可も予算もつかないという事。そんな、理屈はともかくとして橋の無い川なんて困ります。と、動物たちも渡っていました。水面も両岸も、枯草で覆われている。そして、動物たちの足跡も見える。昔、多く発生水害のために拡幅工事が行われ、豊富だった魚も減ってしまった。線路越しに山を見ると、底雪崩が発生し沢筋がくっきりと見える。通称「岩根」と呼ばれる一帯で、遠い昔から冬は土を伴って雪崩に...ゼンマイと独活の畑を見ながら

  • 雪景色を独占する

    10年に一度クラスの大雪の予報も今のところは外れ状態。雪が少ないのは有難いけれども、普通に降った方が山菜採りには良いのですが。手前にはスベルベのスキーの跡。向こうの家々は我が家を含む駅前通りです。魚野川の堤防上に出ました。誰かさんのスノーシューで歩いた跡があるだけ。山の上の木沢集落は雲の中。いつも風景写真を撮りに行く牛ヶ首展望台は、その左側です。ずっと続いていた、キツネの足跡は魚野川の岸辺まで続く。きっと、岸辺で眠るカモなどの水鳥が目標なのでしょうね。魚もひょっとしたら捕まえられるし。堤防から下りる農道の斜面を使って滑り降りる。魚野川の支流の大沢川に沿って下ります。もう少し下流に入ったら橋がありますから。大沢川の支流にも、動物の足跡は無数に見えます。山は不思議な地形で、手前の尾根は我が家の山の畑からの続き...雪景色を独占する

  • スキーを履いて魚野川へ

    何回もノルディックスキーで広域農道の上を山方面に歩いた。この日は、川方面、魚野川を目指します。30mほど歩き国道を横断してスキーを履きます。農道の橋の上から下流方を眺めます。スベルベに気づいたカモが飛び立つ。12月の狩猟解禁で姿を見せなくなっていたのでしたが。猟師がいなくなったら戻っていました。こんな風に、自分の影が雪面に写る珍しく晴れた日です。雪は柔らかくて、少しスキー板が沈むくらい。歩くには最適の条件です。かなり前に買い求めたノルディックスキー板。スベルベ夫婦は一時期、冬の散歩と言えばスキーを履いて出かけていました。雪面に真っすぐついた動物の足跡。特徴的な直線はキツネでしょう。餌を求めて、山から下り、線路を越え国道を越えての命がけの行動ですね。(続く)スキーを履いて魚野川へ

  • 小千谷「風船一揆」の思い出

    下りに自信のないメンバーは先行します。雪の道は、登りよりも下りの方がスリップしやすくて危ないですからね。下りは、なんとショートカットして下る登山者も多いらしい。真似をして、短いコースを下ろうとすると、足元が柔らかくて往生しましたが。登山口が見えてきました。もうすぐ着きます。赤い屋根の建物が見えるけれど、なんと夏場はトコロテンが名物の茶屋さえ開きます。突然のこの一枚は、10数年前に山の会で雪の中を登った際のもの。皆さんが壮年という感じで若々しい。今では施設に入った仲間もいるのですが。この時の登山目的は、小千谷の冬の風物詩「風船一揆」を見ることでした。今は会場も変わったが、この時は城山の眼下で上がる光景が見られたのでした。小さく見えますが、実はこの熱気球は巨大で、吊り下げられたゴンドラに何人か乗っています。こ...小千谷「風船一揆」の思い出

  • 「城山」山頂からの眺め

    霧が晴れて、風景も見え始めました。低山とは言え天候の変化もめまぐるしい。向こうに頂きが白い低山が見えます。「山本山」という名前で、海苔の宣伝のような名前です。こちら側は西方に当たり、天候が良かったら日本海が見えます。そして、現在は運転していないけれど、柏崎刈羽原発も良く見えるのですが。上、最奥部は長岡市から、新潟平野方面になります。こちらも晴れていたら、弥彦山などが見えるはずですが、霞のかなたです。休憩をしているうちに、徐々に空は晴れて風景もくっきりと。眼下の市街地が、小千谷市の中心部になります。下にたなびく雲は信濃川からの霧かな。10時半を過ぎたころに、留守部隊、新年会会場係から着電。新年会の準備は整いましたが、そちら白山の登山グループはどうしているかと問い合わせ。しばらく休憩し、写真を撮ったりしている...「城山」山頂からの眺め

  • 山の会で初登り

    日曜日は、所属する「堀之内山の会」の新年会でした。山の会の新年会は、正午からの開催。それまでに山を登ってくるという計画です。目指す山は、小千谷市の一角、「城山(城山)」です。自動車を道路の端に止めて歩き出す。ここは、冬の積雪期も夏山も、何回か登っていますが始めてみる光景も。こんもりとした、小さな建物には煙突が着いていて、薪もたくさん積まれていた。なんと、小千谷市の片隅、「城山」の登山口付近に作られたサウナです。酔狂などと言ったら叱られるかもしれません。登山で掻く汗よりも良いのかな。雪山登山とは言え、手軽な山という事で登山者も多い。そのために、登山道は踏み固められて、カンジキ、スノーシューも必要ない。軽登山靴スタイルのスベルベを見て、驚いた女性メンバーも。大丈夫です。防水機能の登山靴にロングスパッツで足元の...山の会で初登り

  • カリッとそしてジューシーに

    仕上げには、油温を200度まで上げてカリッという感じに仕上げる。上はモモ肉で、下が手羽先です。ここまでが孫用の唐揚げ。そして、大人用に溶き粉にカレー粉を混ぜます。こちらは出来上がった、大人用のカレー味の唐揚げです。もっとも、その味付けは考え過ぎで、なんと孫たちもカレー味も大好きでした。さて、スベルベジーさんは、買い物の際に筋肉も買っていました。お得意の「牛筋ゴボウ」ですが、これも孫たちは美味しいと言いながら食べます。さて、男の料理の仕上げです。孫たちの到着が遅いので、包丁を研ぎあげる。これは何10年も使っている宝物。孫たちは、翌日友達が訪ねてくるという事で早めに帰るという。午後8時過ぎには帰りますが「早く帰って休みなさい、洗い物はジーちゃんがするから」。食洗器もあるのですが、これくらいの量だったら平気で手...カリッとそしてジューシーに

  • 孫への二つ目のメニュー

    さて、煮卵に次ぐ第二弾のメニュー。これもDanChyuから取った「わが家の繰り返し」料理。鶏の唐揚げです。国産鶏肉のもも肉ブロックが主体になります。ご存じの通り鶏肉も揚げると縮むので、ややお決めにカット。加えて二つ目はこれも同じく国産鶏の手羽先です。衣、溶き粉もレシピ通りで、卵一個にごま油、塩少々に片栗粉です。油はこめ油です。温度が上がったことを、少し溶き粉を落として確認。頃は良しとばかりに、溶き粉をまぶしたもも肉ブロックを投入します。先ずは180度の温度でじっくりと揚げます。今のガスレンジは、タイマー内蔵、温度の保持もでき、薬缶の沸騰も知らせる優れもの。(続く)孫への二つ目のメニュー

  • 孫に御馳走作ろうか

    娘が孫二人を連れて夕食に来るとメールが入った。よしっ、それではジーさんが一つ、腕を振るおうかと古い本を引っ張り出す。先ずは「奇跡の煮卵」です。何回も試して半熟の茹で時間も確認済み。何回か作って感じるのは、卵の微妙な大きさの違いなどもあり難しいという事。プロは間違いなく、トロトロの半熟卵を作るからコツがあるのでしょう。レシピには、水から入れて煮立ってから6分30秒と有るけれど、これだと硬い。最近のガス器具は使いやすくなっていてタイマーも内蔵です。そこで、煮立ったと同時に、6分を設定。30秒前には音が鳴り秒数のカウントダウンが始まる。同時に別の小鍋で漬け汁を作ります。醤油、味醂、砂糖を合わせて一煮たちさせてから冷まして使います。漬け汁に殻をむいた茹で卵を浸します。こうして、12時間以上漬け込んで出来上がる。夕...孫に御馳走作ろうか

  • ステップターンすりゃ~♪(その2終わり)

    スベルベのスキーの跡です。前回来た際は、スノーシューの足跡があったけれどもこの日は無い。こんな青空はこの時期としては珍しいのだけれど、今年は多い。エルニーニョ現象の話まで持ち出し、大雪になると言った予報は外れたのかな。木に絡みついた、太いフジの蔓にキノコが見えます。これは、ヒラタケですね。食べられるキノコで栽培すると「シメジ」として売られている。1時間半ほど歩き、軽く汗をかいて今日の散歩は終わり。スキー板やストックを乾かしておこう。スベルベママの友達が見て「小学生がいるの」と聞いたとか。ま、小学生のような気持ちや行動のスベルベなのかもしれませんが。乾燥しなければならないのは、このスキーブーツです。予算を節約して、最も安価なものを選んだら、中まで濡れてしまうのでした。それでも、履き心地は上々で、快適に履ける...ステップターンすりゃ~♪(その2終わり)

  • 雪が降り出す前に

    消雪用の地下水の出が寂しくなっている。家の前と後ろで交互に使う手もあるのですが。一昨年からかな、近所のオジサンから小型ロータリー除雪機を譲り受けて、今はそれに頼り切り。仕事を始める前に写真を撮ろうとしてカメラを落としてしまった。別のカメラを取り出して、そんな光景を写してから仕事を始めました。溜まった屋根からの落雪は、高さが1.5mほどでしょうか。結構広い屋根面積で、しかも片屋根でほとんどが後ろに落ちるので雪の量は多い。しかも、高床式住宅の屋根は高くて落ちた雪は締まって固くなる。スコップで突き崩しつつ、飛ばす。飛ばしてはまた突き崩す繰り返しです。これくらいの量だったら、簡単です。1時間ほどで終わりです。左の基礎の壁コンクリートが赤くなっているのは、最初の頃の水垢の色です。鉄分とも言われれていましたが、澄んで...雪が降り出す前に

  • ステップターンすりゃ~♪

    またもノルディックスキーを履いて散歩に出ました。新雪が降った直後で、空は青空ですが杉の木の枝には雪が残っています。気温の上昇により、杉の木は上から着雪が落ちて雪崩状態。次々と落ちるのだが、なかなかカメラで捉え切れない。ようやく捕まえた一枚です。ここは、私が踏切を渡ってくる道と、広域農道の合流点。山際から地下水が滲み出る場所で、雪は常に解けてアスファルト舗装が出ています。このコースに散歩に来るのは、動物の足跡を見るためでもある。今冬初めて見る足跡。右は道路側溝ですが、このややジクザクな足跡ははて?先日、イノシシの引き上げを手伝った際に見た足跡とも違う。歩いてから時間が経過していて、明確な足跡は見えないが、何の足跡でしょうか。(続く)ステップターンすりゃ~♪

  • 不幸な日でした

    軽トラにノルディックスキーを積んで散歩のスタート地点に。スキー板を履いたところで、携帯に着信。「町で火事だよ」なんて。10時前後だったでしょうか。消防車のサイレンが聞こえたのはこれでした。火災特有の黒っぽい煙は、消火活動の始まったことで、やや薄い色に変わってきました。後ほど分かった内容は、ずいぶん切ないお話でした。施設に入所中の連れ合いを御葬式のために家に連れ帰り、葬儀の準備中だったらしい。仏様にお供えした、蝋燭かお線香からの出火だったのでしょうか。隣家など4軒を焼くという大きな火災になってしまいました。お気の毒です。表面が凍り気味の雪質で、少しの斜面でも滑りすぎるほどに滑る。あまり汗をかかないうちに帰ろうと思って、下り始めたら大転倒してしまった。転んでそのまま空を見上げて、カメラを構えたらまたも携帯に着...不幸な日でした

  • 「牡丹鍋」の出来上がり

    イノシシの肉に火が通ったところで、仕上げにネギと豆腐です。煮上がったところで、具材を壊さないように、木のしゃもじで掻き回す。出来立てを盛り付けて、さて頂きましょうか。味噌と少量のニンニク醤油で、味付けもばっちり決まりました。スベルベママにも好評でした。肉片だけをアップすると、こんな感じです。豚肉も同じですが、この脂身がなんとも言えない味なんですよね。これは、前日頂いた日に大部分を焼いて食べた、ハツ(心臓)です。塩コショウを施して、バターを使ってフライパンで焼きましたがこれも美味。こうして、14日に捕獲されたイノシシは美味しく頂き一件落着。昨日は日曜日で、娘たちが、家の片づけの手伝いなどで来宅し、冷凍ものは持ち帰りました。深い雪の中で移動した、イノシシの群れで有り長岡の大学の研究者にメールしたけれど、今のと...「牡丹鍋」の出来上がり

  • 男の料理で「牡丹鍋」

    3家族用に切り分けて、フリージングパックに入れて、これは当日用。綺麗に脂身が着いた部分を、スライスしました。男の料理たるゆえんで豪快な厚さです。蒟蒻、ゴボウにニンジンと白菜とすべて自家産野菜。この他にも、冷凍してあったキノコ2種類と、大根が加わります。いずれの材料も、大まかですね。ゴボウは一応、笹掻きなのですが、こうしてみると繊細さには欠けていました。白菜を下に敷いて、他の野菜も順次載せていく。下地に日本酒をたっぷりと使い、水を加えて火にかけました。野菜がしんなりとしたタイミングで、イノシシの肉を載せます。味付けは、もちろん臭み抜きもかねての味噌仕立て。臭みは全く感じはしないのですが。(続く)男の料理で「牡丹鍋」

  • イノシシの命をいただく

    一昨日、スベルベに助太刀を頼んできた友人から着信。あの、イノシシの肉が、届いているから取りに来てという連絡でした。大きな、ジッパー付き袋に入ったイノシシの肉です。受け取ってきて、すぐに一部と、別袋のハツ(心臓)は焼肉で食べていました。冷蔵庫から、そのジッパー袋を取り出し、切り分けます。実に見事に処理されていました。射止めた猟師は本当にベテランの腕利きですね。脂身の部分も付いていました。豚肉でも同じですが、脂身も美味しい。この柔らかさから見ると、あの五頭のうちでも小ぶりの若いイノシシかもしれません。こんな、赤身の部分もありましたが、きれいな赤い肉色です。すぐに食べる部分と、娘たちの家族にも分けるために4等分します。(続く)イノシシの命をいただく

  • イノシシが五頭獲れた(その3終わり)

    軽トラに積む準備のために、獲物5頭を並べました。手前の巨大な雄は150kg超。最も奥の小さなものでも30㎏は有るのかな。この地域での伝説にもなるでしょう。こんな雪国で5頭も獲れたなんて。スベルベが射止めた訳でも無いけれど、作業の一端を担ったという事で記念撮影です。こんなに大きなイノシシを4人いるるとはいえ、手で持ち上げられるものではない。考えて、除雪車の作業終点まで軽トラをバックさせて、獲物は雪の上を滑らせて荷台に。なお、射止めた腕利きの猟師さんは地元出身でも今は長岡暮らし。小一時間もかかる道のりを、彼はどんな気持ちで運転して帰ったのでしょうか。現場で活躍したスベルベのスノーシューです。下部には大きな爪が着いていて、スリップせずに力いっぱいイノシシを引けたのでした。昨日は所用で関東に向かい、川端康成の小説...イノシシが五頭獲れた(その3終わり)

  • イノシシが五頭一気に獲れる(その2)

    仕留めてから2時間は経っていないでしょう。無念の表情にも見えなくはない。雌雄で群れは作らないというのだが・・・。しかし、どう見てもこの150キロを超える巨体の雄がボスらしい。雪国で生きる知恵で、群れを作らなければ生きにくいという事なのだろうか。驚いたのは、この行動の形跡です。植えの杉林から、一気に沢に向かって降りてきています。この上には集落もあります。あの、巨体の雄が先頭で深い雪を掻きわけて沢を目指したらしい。移動した跡は、深い溝を掘ったかのようにも見える。深さは50cmは有るでしょうか。最後は、沢の川の中へと続く移動した跡です。いくらあの巨体でも、深い雪の中でエサを探すのは簡単ではない。イノシシは雑食性と言われ、小動物から植物性の食べ物まで何でも食べるという。射止めてすくぐに解体を始めた猟師さんは、内臓...イノシシが五頭一気に獲れる(その2)

  • イノシシ五頭が一気に獲れる(その1)

    昼食後の昼寝が、スマホの着信音で目覚めさせられました。「イノシシの大物が獲れたが、大きすぎて動かせない。手伝いを頼む」という内容。3人掛かりで、河畔から上の道に引き上げようとしていましたが、3人では動かない。なにしろ、最も大きい雄は、150kgを越えようかという大物でしたから、無理もない。当歳子と思われる二頭はすでに、軽トラの場所まで搬出済み。中くらいの一頭は、川岸から斜面を引き上げて水田と思われる平地に有る。最も大きな雄が150kg超と見えると言うから、次の一頭は100kg超か。その二頭の引き上げには苦労する。ロープを二本掛けてそれぞれ二人で引き上げる。しかも、雪の上で滑りやすいように、大きなビニールを掛けての仕事。休憩を交えながらも、四人でようやく引き上げたけれど、さすがに150kgは重い。(続く)イノシシ五頭が一気に獲れる(その1)

  • 塞ノ神(その2終わり)

    火勢は一気に強くなり、しめ縄やお札を納めた塔は一気に燃え上がる。会場は村の守り神、鎮守様の境内です。かつて遠目にも見えた杉や榎の大木も無くなってしまったが。カヤや稲わらの燃えカスが、炎の勢いで空に舞い上がる。火の勢いの怖さというか、力というか、何か勇気づけられるような火の勢い。火勢が弱まってきたタイミングで、皆さんが持参したするめなどを焼く。集落の役員が、子供たちには袋入りのお菓子、大人にはお神酒を分配します。以前は、お神酒で元気づき、社を会場に酒盛りをする人々もいたらしい。しかし、昔のような破天荒な人間は減り、妙に分別臭くなったようにも感じる。棒の先に吊るしたスルメを見て、皆さんが口々にその高価さを言う。お神酒とはいえ、スルメは日本酒には昔からピタリのおつまみにもなります。そして、やがて塔の中心にしてい...塞ノ神(その2終わり)

  • 塞ノ神(その1)

    一昨日12日に塞ノ神が行われました。年行事と呼ばれる今年度の担当者たちが、昨年からカヤを刈ったりして準備をしていました。枯らしたカヤを中心にして、周りを稲わらで囲います。そして、その中には正月飾りのしめ縄や、神社仏閣のお札などを納めます。準備が整い、点火予定時刻の9時になり点火開始です。48歳を筆頭にこの年の年男が名誉の点火役です。周囲から満遍なく点火です。集落50数軒の皆さんがほぼ全戸集合という形だったかな。手前の道路側で、遠巻きにしてみていますが参加者数はかなりのものでした。火勢は勢いを増して、煙は空高く舞い上がります。無病息災を祈る、昔から続く行事です。カヤの葉が燃えて空高く舞い上がります。休日法などと言う、伝統行事の存在を度外視した法律で何だかあいまいな実施日。昔は1月15日がその日で、曜日など関...塞ノ神(その1)

  • 熱々おでんと寒梅と

    我が家の野菜では、他にニンジンとゴボウまで入れます。皮は剥かず、亀の子たわしで丁寧に洗うだけ。そして、これも大根同様面取りします。他には、大きめの里芋も皮を剥いて入れる。これも亭主スベルベの仕事。添加物の多さを考えると、少なくしたい練り物ですが、やはり無いと寂しい。さて、ほぼ完成のおでんです。火を加えるごとに味はアップです。茹で卵も我が家の場合は、欠かせない。使ったステンレスの多重鍋は煮過ぎになりがち。具材の買い出しに二人で行った際にスベルベママが食べたいと言った牡蠣。この日は、ネギをたっぷり入れた「牡蠣汁」仕立てで。これもまた美味しいです。ここは一番、とっておきの越乃寒梅を開けましょうか。夕食を前にして、集落の若者が私を頼って相談に来て、お土産におでんを進呈。そして、近所の一人暮らしのオジサンにも進呈し...熱々おでんと寒梅と

  • 寒い夜には~♪

    大根がたくさん貯蔵してある。久しぶりにおでんという相談の結果。夫婦で阿吽の呼吸。大根をした処理するのは亭主スベルベの仕事です。包丁を入れると、バリンと割れるほど身が充実しています。皮を引き、同じサイズに切りそろえて面取りをする。厚さが同じなのが自慢です。おでんに相談の結果決まったのは、このためもあります。久し振りで、スベルベママが手作り蒟蒻に挑戦していたからです。大根は先に下煮をし、蒟蒻も下茹でして灰汁抜きをしています。今回の蒟蒻は、スベルベママ久し振りとはいえ、硬くて中々の出来具合です。我が家の根菜は、なんでも入れるのが我が家のおでんの流儀。ニンジンもゴボウも皮は引かず、亀の子たわしで丁寧に擦っただけです。二つの根菜はこれも一応、面取りを施します。口当たりが違いますからね。もう一つの根菜と、言うか芋類の...寒い夜には~♪

  • あの頃の雪は

    年を追うに従い、降雪量は少なくなっています。これは、20年前の風景。中越地震が発生した冬は雪の量も多かった。この雪の溝のように見えるのは歩道です。歩道除雪が間に合わず、右の雪の山は車道と歩道を隔てる縁石の上の雪です。これは、同じ中越地震が発生した翌年の1月でしょうか。当時、スベルベは集落の農家組合長。この建物の管理をする責任者でした。内部が壊れてしまい、使える状態ではなくて、つぶれても仕方ないと思っていた。ところが、雪国の建物は柱も太くて、つぶれない。電力会社から電線が切れると要請があり、雪を下した。そして、この2、3年後から一人暮らしの高齢者の家の屋根雪下ろしをするようになった。しかも、2軒を引き受けていたから、スベルベも若かったですね。一人で2軒は辛かった。一人で上がった家の屋根からみた風景です。1m...あの頃の雪は

  • 嵐の前の静けさか

    青空が見えて、冬とは思えないような一日になった。雑用を済ませてから、ノルディックスキーを履いて今冬二回目の雪上散歩です。ヤマウルシかハゼノキでしょうか。小さな実がたくさんついています。小鳥たちには、格好の餌場と見えて何羽もの小鳥たちが集まりだしました。鳥に対する知識はそれほどでも無いスベルベにも何種類かは分かります。ヤマガラにシジュウカラ。そしてもう一つ小柄に見えるのはコガラかなヒガラかな。動物たちもつかの間の晴れに、餌を探しているかのような足跡を残す。判別できるだけでも、タヌキ、そして野ウサギですね。山には想像を超える数の動物がいる。望遠レンズに換えて我が集落と、その向こうの山の上の村を写す。山で見た小動物たちも、餌を求めて家の方向へと向かっている足跡を残しています。西高東低の典型的な冬型の気圧配置も、...嵐の前の静けさか

  • 鮭のマリネと小松菜炒め

    メニューの手持ちは沢山有るけれど、毎食のチョイスには迷うことしばしば。大抵は二人で相談して決めるけれど、この日の夕食は久し振りに鮭のマリネにしました。スベルベママは冷凍の塩鮭を出したけれども解凍をしすぎてしまった。もう少し、凍っていたら薄切りも楽なんですけれどもね。北海道には生鮭を凍らせたルイベも食べられています。玉ねぎの細切りをたっぷり入れて、彩に青菜も少々。オリーブオイルと酢を合わせ、混ぜ合わせたら軽く胡椒を振って出来上がり。ここからはスベルベジーさんの出番です。小松菜と、ウインナーソーセージを炒めます。味付けは少々の塩と胡椒のみ。これで、二品が完成ですが、他に残り物のおかずが加わります。さて、ここからがまた相談。「今日は何を飲む」とお酒を選ぶ相談から夕食は始まります。鮭のマリネと小松菜炒め

  • ハヤブサとキツネと

    跨線橋を超えた山の奥には先行者のスノーシューの足跡がありました。スベルベのスキーのシュプールと並んでいますが、遠い山を越えている。こんな長い距離を距離を歩くのは、山の会の先輩に違いない。後で聞いてみましょう。鉄道のコンクリート製電柱の上に一羽の鳥が停まっている。小型の猛禽類のようだから、ハヤブサかな。獲物を狙っているのでしょうか。そのハヤブサかと思える鳥を見ていると、下方に狐の姿。スベルベの姿に気付き、走りながら去ろうとしていた。結構早い足取りです。スベルベの視線から遠ざかり、山の方向に帰ろうと思った様子。でも、どうしたことか大急ぎで引き返してくる。線路下の水路が邪魔したらしい。水路が雪で隠れている場所まで戻り、水路を越え線路を越えて山に入った。山の杉林に入ると、安心したかのようにゆっくりと、周囲を見回し...ハヤブサとキツネと

  • ノルディックスキー散歩

    朝はまぶしいような太陽の光が射していたが午後からは雨の天気予報。午前中から出かけたかったけれども、雑用に追われて午後から一人でノルディックスキー散歩へ。シューズを新品にしたら、誠に快適です。つま先を踏み込むだけで、パチンと固定される。滑り終えたらストックの先で赤い部分を押すだけで簡単に外れる。久しぶりの感触に感激です。跨線橋のかなり手前で、除雪は終わっていて、この辺りは撮り鉄たちの足跡のみ。何回かお話しましたが、左右に防護柵がある部分はスベルベが若い時に監督して架設しています。跨線橋を渡り終えて、山へと向かって歩き出す。ありましたありました。これを見たくてのノルディックスキー散歩です。野ウサギの足跡が点々と残っています。魚沼市でも南魚沼市でも減っていると聞く野ウサギもここではかなり生息しているようです。そ...ノルディックスキー散歩

  • ジーさんへのお年玉

    昨日は、久しぶりにノルディックスキーを出してみました。スキー板とストックは新品同様。シューズも何とか履ける状態でした。ところが、いざスキーを履いて歩きだしたとたんにシューズが壊れた。プラスチック部分がシューズに占める割合が高く、それが劣化して破損したのでした。少し壊れたなんて状態ではなく、つま先部分が完全に分離したのでした。思いついて、小千谷市のスポーツ用品店に買いに行き、最も安価なものを選択。それでも、孫たちのお年玉よりも多くの出費になり、スベルベジーさんのお年玉になりました。なぜ、ノルディックスキーを出してみたかと言うと散歩中に見た光景からでした。山と線路の方向から里へと向かってきた、動物たちの足跡が何か所も見えたからです。山で暮らす動物たちが、里へ出てくるにはいくつもの関門があります。先ずは、線路を...ジーさんへのお年玉

  • 小雪の中を散歩する

    正月三が日も無事に終えて、昨日はお昼前にのんびりと散歩に出る。雪が全く無かったら、スニーカーでも履くのですが、これだけあるとゴム長靴対応。集落を過ぎても、人が歩いた形跡もなく、二人の足跡が残るのみ。もちろん、右側のやや開き気味の足跡がスベルベで左はスベルベママの足跡です。途中で、道路を横断し家々のある方向へと続く足跡を見つける。「ウサギ?」「違う違う、ほら足をそろえて一直線に進むのはテンだよ」なんて会話。2、30分歩いて身体も温まり引き返すことにしました。今風の雪国の家は、屋根の雪を掘らずに、自然に落下するような設計がほとんどです。小雪にけむる我が家の畑がある山の風景です。10年に一度クラスの大雪という、長期天気予報でしたが、今のところは外れ気味。でも、同じ上越線沿線でも越後湯沢は例年よりも多めに積もって...小雪の中を散歩する

  • 穏やかな正月三が日

    大雪という天気予報に反し、穏やかな正月三が日でした。スベルベママと夫婦二人で、空模様に誘われて午前の散歩を楽しみます。畑がある、河岸段丘の山も空には青空も出ていました。雪が降り続き、鉛色の空が続く日々が普通なのに、珍しい気候です。我が家と山の畑とでは、標高差が百数10メートルあります。そんなわずかな標高差でも、積雪量は大きく異なり、山の上は1mは超える量でしょう。そこで、気になるのが野生動物たちの消息です。カモシカは、元来雪も深い深山を住処として生きていて、この山の上でも生き延びている。姿はなかなか見せないけれども、確実に行動し始めたイノシシです。イノシシは足の長さもあり、積雪が40cmを超えると生き延びられないとされています。昨年秋には、山の畑へと続く広域農道の路肩がミミズを探すためか大きく掘られていま...穏やかな正月三が日

  • 孫たちが電車でお年始に

    長岡の孫たちが、電車に乗りたいと言ったらしい。久しぶりに電車を利用しての来宅で、スベルベジーさんバーさんもお出迎え。実は、一週間も務めずに10年以上続けてきたホーム除雪の仕事を止めました。雇用体制が変わり、あまりにも理不尽な条件と対応で、我慢できなくなったのでした。上下ホーム共に、滅茶苦茶な雪の積もり方。これでは、お客さんはここに停車したら下りられませんね。理不尽と言うのは、同じ人員構成で隣の駅と二駅の除雪という話に。説明会の三社の挨拶はそれぞれ「10年に一度の大雪」と言いながら勤務日数は減らした計画。「挨拶の内容と、除雪体制の計画に齟齬があります」と抗議の声を上げたのはスベルベ。「安全第一と言われるけれど、安全よりも予算優先か」と痛いところをついたら面白くなかったらしい。2両編成の電車だったから、孫たち...孫たちが電車でお年始に

  • 山の上で暮らす

    明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。先日、青空に誘われて展望台に行った際の続きです。先へと足を延ばしてみました。山の上の集落に着きました。目についたのはこの屋根の雪の多さです。この様子では、家は無人なのでしょう。中越地震以降、離村された方も多いと聞きます。我が家から見える、明るく光るナトリウムランプはトンネルの入り口。トンネルを抜けると、眼下に今は冬期間は誰も暮らしていない数軒の民家です。ただただ白一色が広がる静寂の世界です。向こうに広がる風景は、かつては山古志村と呼ばれた静かな村の暮らしでした。雪の上には、野ウサギの足跡が点々と続いています。人も動物も雪の下で、懸命に生きているのです。誰も生まれる場所は選べない。かつては、別名二十村とも呼ばれた山古志はいくつもの集落がこうし...山の上で暮らす

  • 久しぶりの青空に誘われて

    つかの間に晴れと呼んでも良いような空模様。窓から差し込む明るい光に、久しぶりに向かったのは牛ヶ首展望台です。手前の山は、雲の影に入り暗く、我が家の辺りは陽の光に輝く。理想郷、桃源郷、シャングリラなどの言葉が頭の中を駆け巡ります。遠く続く山並みの向こうは妙高・長野方面でしょう。「山の向こうの空遠く・・・」カールブッセの詩も思い出させる。時刻は8時少し前だったでしょうか。積雪は1mは無いのでしょうか。これからまだまだ降り積もる師走の山です。ここ、牛ヶ首展望台は冬期間は雪の捨て場になっています。あの立派なコンクリートで舗装された展望台は今は雪の下になっていました。除雪車で押し付けられて、小山のようになった雪の上に上がっての一枚。この道は進んで、本道に戻ると思い走ったら、下の廃村になった牛ヶ首に入り、慌てて引き返...久しぶりの青空に誘われて

  • 大雪注意報の日

    昨日は朝食後に、家の裏の落下した屋根雪を小型ロータリー除雪機で処理。高床式住宅の基礎部分が埋まるほどだから、高い所は1.6mはありましたね。左に見える配管は、地下水を散水して雪を溶かすためのもの。中越地震や下水道工事で深く掘って、地下水脈が変わったか水量が減ってしまった。そんなタイミングで、近所のオジサンから譲り受けた除雪機が活躍。小型で飛ばせる雪の高さも限られているから、スコップで突き崩しつつ飛ばします。2時間ほどで、ようやく処理を終えました。前日は、小千谷の知り合いの女性に頼まれて、同じように落下した屋根雪の処理。帰宅してからは、この小型ロータリー除雪機を譲り受けたオジサンの家の屋根雪を飛ばしています。仕事を終えるタイミングで、再び雪が降り始めました。頭、肩の上にも滑り落ちる雪が当たり始めて、ぎりぎり...大雪注意報の日

  • 降り続く雪の日の夕食

    天気予報通りに雪は降り続いています。まだ、積雪量としては数10センチでそれほどではありませんが。国道には帰宅を急ぐ車列のテールランプです。駅前通りの皆さんは、我が家も含めて朝から2~3回の雪かきをしています。さて、夕食にしましょうか。先日、牡蠣鍋の際に使った白菜です。一見、チコリかと思わせるような白さで、生で食べたくなりました。5時半まで、「仕事の流儀」を見て、それから夕食準備。生の白菜はドレッシングで。向こうの塩鮭は焼きすぎちゃいました。先日、札幌から送られてきた鮭と一緒に入っていたものです。この他には、先日に作った鶏のレバーと砂肝を煮たものの残りが加わりました。さて、越の三梅と呼ばれる酒のうちの「雪中梅」を開けましょうか。製造年月日が1か月ちょっと前。今年の新酒と言ってもよいタイミングで美味しい。さて...降り続く雪の日の夕食

  • トゲクリガニ!

    昨日は青森県の陸奥湾特産の美味しいカニを頂きました。義弟の亡くなった連れ合いが、陸奥湾沿いの町の出身で義父が送ってくださった。カニ味噌の部分です。好きな方は、ここに熱燗を注いで飲むとか。でも今夜はワインだから・・・。ご存じのように、足の付け根辺りには身がぎっしり。カメラのピントがずれちゃいましたね。下の足の部分だけはっきりと。実は一人での夕食でした。一人で食べるって味気ないですね。あまり上手な食べ方では無かったけれども、一杯をほぼ完食です。酒好きとカニの相性ってどうなんだろう。食べることに集中しがちです。本当は白ワインを合わせたかったけれども、前日開けた赤ワインがありました。先日テレビでお酒の飲み方の話が有ったけれども、その話の実証でも有った。カニに気を取られて、グラスにはたまに手を付けるのみ。それでもい...トゲクリガニ!

  • 東京の空と魚沼の空と

    久しぶりに用事で東京に出かけ、その変貌ぶりに驚く。ビル群の向こうには雲も見え、快晴とは言えぬまでも暖かな空が広がります。魚沼との気温差は、体感で10度くらいでしょうか。雪が見えないだけでも暖かな気分。雪国の人々があこがれる青空です。木々も冬可否異をする必要も無く、伸び伸びと枝を広げて見える。そういえば、街路樹のイチョウの葉が落ちずについている。暖かかったと見えます。新幹線と上越線を乗り継いで、我が家がある駅に到着。先日降り積もった雪も、気温が高い日続きだいぶ溶けていました。これからの予報でも大雪が報じられています。左に見える、駅名表が完全に雪に埋もれるような雪が間もなく降ってきます。東京と魚沼を往復して、大きな環境の差を感じた日でした。でも、一概にどちらが良いとも言えませんね。東京の人々の温かさにも触れて...東京の空と魚沼の空と

  • 地蔵清水

    以前も紹介しましたが、時々新幹線と上越線の駅から1キロ余りの地蔵清水です。近くに用事があるときに、ついでにという感じで汲んできますが、軟水で美味しい水です。何方が描いたのか、イラストで全体図が示されていました。地域の皆さんに愛されているのですね。昔は近くの小学校も飲料水として使っていたらしい。板壁には、汲み取りの際のマナーと一緒に、神様のお札やしめ縄も。汲みに立ち寄って、誰もいないことはめったにありません。この日も先客が一名。今年の7月の日付の水質検査証が張られていました。大切ですよね。長年愛された清水が検査の結果汚染されていたなんてこともありましたから。友人から頂いた、4ℓの焼酎ボトルが活躍します。これを8本持参すると、合計で32ℓになりますが、あっという間に満タンになる水量。我が家では飲み水として使っ...地蔵清水

  • 大寒む小寒む山から・・・

    一度山の木々を真っ白に染めた雪も消え気味です。右の山頂付近に、廃道になった九十九折の道が見えていますね。昼前の暖かさに誘われて、スベルベ夫婦は散歩に出たけれど・・・。雪が消え残った、水田の中の農道と水田の間の雪の上に誰かさんの足跡。雪が消えた水田の中を歩き、魚野川の堤防まで足跡は続く。誰の足跡かなー。タヌキや野ウサギなどの小動物ではなさそうです。堤防の上をしばらく歩き、そして元来た方向に帰ったようです。山の上には、もっと雪が積もっていることでしょう。一面が雪に覆われているはず。この足跡を見て、誰の足跡なのか想像できました。つま先が二つに割れた偶蹄目独特のこの足跡はカモシカでしたね。でも、小さいから子供か若いカモシカなのでしょう。しかも、一匹らしい。山からここまで来るには、上越線の線路も横断しなければならな...大寒む小寒む山から・・・

  • 熱々の下ろし雑炊

    夫婦で昼食メニューの相談をして意見が一致したのは「下ろし雑炊」です。「下ろし雑炊は、トーチャンの方が上手」なんて、上手くおだてられて男の料理。粗目の大根おろし器を使って、たっぷりと大根おろしを作り鍋へ。鶏の胸肉を少し入れました。昔テレビで見たメニューは大根おろしは水でさらしていた。でも、大事な栄養素が詰まった、果汁のような汁を捨てるなんてもったいなくてできません。ご飯がほぐれて、大根おろしと馴染んだタイミングで味付け。塩少々が基本ですが、香り付けに醤油も少々入れるのが私流です。二人分で、卵2個を割り入れて掻き回す。このあたりの煮あがり方が好みの分かれるところですが、スベルベはあまり煮込まない。完成しました。冬の食事にはぴったりだと思います。小さい大根でしたが、ほぼ1本丸々と摩り下ろしたから栄養は十分でしょ...熱々の下ろし雑炊

  • 連載328「なってみなけりゃ分からない」(その2)

    元気盛りの還暦の頃なってみなけりゃ分からない(その2)気になり、身近な人たちに症状を話すと、それは「ずずらご」、医学的には「帯状疱疹」の代表的な症状ではないかという意見が多い。そこで、今は高齢化により廃業された皮膚科専門の開業医の門をくぐったのでした。皮膚科専門という先生はかなりの年齢と見た。そして、看護婦さんさえ奥さんでも無かろうが、かなりのご年配。診察を受けたら、そのお二人が口を揃えて感嘆の言葉を口にする。「これは典型的な帯状疱疹ですね。医学生に見せてあげたいほどだ」なんて言われる。そして、「今は良い薬が出ているから心配はありません」とも、付け加えられる。そのころ、近くの飲食店のマスターが漢方系なのか、キノコの一種「メシマコブ」を煎じた汁がどんな病にも薬効を現わすと言って愛飲していたのでした。幸いなこ...連載328「なってみなけりゃ分からない」(その2)

  • 連載328「なって見なけりゃわからない」(その1)

    元気だったあの頃なって見なけりゃわからない(その1)最近「ずずらご」とも地域では呼ばれる「帯状疱疹」が増加傾向にあるという。これって、結構対処が難しい。どの病院の何課の診察を受けたらよいのだろうか。一つ対処を間違えたら大変なことになるとは、口伝に聞いていた。特に、顔面耳や鼻に発症し、処置を間違えると大変な後遺症が残るとも言う怖い話さえ耳にする。今では、生涯に三人に一人が罹患するとさえ言われる、珍しくも無い病気にもなったようですが、実態はどうなのだろう。他人事のように語るのは簡単だが、それはあくまでも耳知識。見聞によって知ることが多いのではなかろうか。という事でその、簡単なようで難しい病「帯状疱疹」に罹患した経験話しです。あれは、今から10数年前の事だろう。思いもしなかった症状が現れたのは、還暦の記念すべき...連載328「なって見なけりゃわからない」(その1)

  • 小人閑居してつまみを作る

    先日、お使いを頼まれてスーパーに。若いころは苦手だった買い物も最近は苦にならない。メモを見ながら、頼まれた買い物を済ませて、お駄賃代わりに国産牛筋肉を買いました。冷蔵庫の中に有ったような気もするけれど、念のために蒟蒻も。蒟蒻は茹でてあく抜きをし、千切り蒟蒻。その方が味がしみこみます。後は我が家のゴボウがあればこれで、準備は終了です。ゴボウもあえて皮は引かず、束子で丁寧にゴシゴシと洗うだけ。牛筋肉は、食べやすい大きさに切り分けます。かなりの昔話ですが、六日町に牛肉専門店があり珍しい「アキレス筋肉」があったっけ。牛筋ゴボウとはいえ、材料の比率としてはゴボウの方が多い。そして、蒟蒻も負けずに大量です。栄養のバランスでしょうかね。男の料理も。味付けはこれもシンプルに、我が家製のニンニク醤油がベース。少量の砂糖を加...小人閑居してつまみを作る

  • ひつじ?

    切り株から出た緑色の新芽が雪に埋もれています。「蘖(ひこばえ)」と呼びますが、正式名称は穭(ひつじ)と呼ぶようです。まれには、米までにはならないけれど、穂が出ることさえあります。一昨年、八重山諸島を旅した際には、1年に3回稲を育てた時代があったと聞きました。堤防に上がりました。堤防上の積雪は10㎝足らずで歩きやすい。川向こうの大きな建物は、下水処理場です。そしてその上は雪に埋もれた木沢集落です。堤防上を、魚野川の水面から飛び立つ鳥たちを見ながら歩く。さて、かなり歩いたから帰ることにしましょうか。きれいな山を見ながら。10年に一度の大雪と、ずいぶん早くから長期予報で言われています。覚悟はしていましたが、今のところは予報でいうほどの積雪にならす助かっていますが。(終わり)ひつじ?

  • 山の畑を見上げたら

    水田の中の農道を歩きながら、見る風景。遠く見えるはずの越後三山は、曇り空の中。水田には雪を冠ったすねの刈り跡。来た方向を振り返ると、大沢川にかかる橋の欄干が見える。水田は、わずかにできた水たまりで、雪は縞模様に消え残っています。左側が農道ですが、2、3年前にアスファルト舗装されています。誰の踏み跡もない雪に覆われた農道を、時には写真を写しながら歩き続ける。山を見上げます。まっすぐ上が我が家の山の畑になります。山の畑と、我が家では標高差が140mありますが、積雪量はかなりの違いです。青空も見えています。陽の光を浴びた山の木々は光輝いて見える。さて、もうすぐで魚野川の堤防に到着します。枯草で滑って転ばないように行きましょうか。(続く)山の畑を見上げたら

  • 雪の中を二人で散歩

    冬の魚沼は、散歩をするような天候にもなかなか恵まれない。雪マークばかりの予報の中、午前中に珍しく日が差し始めて散歩に誘われる。この日までの最大積雪深は20㎝前後だったでしょう。根雪にはなると思われるのだけれど、雨模様の日が続き積雪が増えないのは嬉しい。草に覆われて、川幅も狭くなって見える魚野川の支流「大沢川」です。水田の中を流れる下流方は鴨撃ちが連日来る。上流の国道沿いは発砲できないのでカモが群れている。地平線が平らに見えるのが、魚野川の堤防です。その向こうの山が、木々に積もった雪で全体を覆われ、関越自動車道も木に隠れて見えません。山の上の木沢集落は霧に覆われています。左手の尾根に隠れているところに、いつも写真撮影に行く牛ヶ首展望台があります。(続く)雪の中を二人で散歩

  • チーズフォンデュ!

    夫婦二人の食事は、なんだか味気ないし、メニューに悩むこともある。二人で相談の結果、久しぶりにチーズフォンデュをしようかと話はまとまった。結構使用感のあるフォンジュパンはなんとイタリア製。冬に山の畑に登って、チーズフォンデュをやりたくて、長岡の店で取り寄せてもらった。以来、30数年は使い続けているのかな。2つ購入したのでしたが、1つは中越地震の際に壊れてしまった。チーズフォンデュの準備として、まじないのようなものですがニンニクをこすりつける。ガスコンロでチーズが溶けるまで加熱して、溶けたらテーブルへ。テーブルの上には、電熱器を置いてフォンジュパンを載せます。ワイングラスは大小2つ。チーズと、パンが主材料。おっと、もちろんワインも欠かせません。本場のスイスで食べたことのある、スベルベママには物足りないらしいが...チーズフォンデュ!

  • 連載327「むくろっち」(その2終わり)

    高校に入学したら、長髪OKに。ただし、制帽は必ず着用の校則。むくろっち(その2終わり)他にもこれはあだ名だが「味噌玉」なんて呼ばれた子供もいた。今は「味噌玉」などと言っても分からない人が多いだろう。昔は田舎では味噌は自家用として、大豆の栽培から始めて味噌に仕立てていたものです。春先に庭先の釜土に大鍋を掛けて大豆を茹でる。茹で上がった大豆は大型の引きつぶす機械の大きな受け口に入れてハンドルを回す。すると、円筒状の口に沢山の穴が開いていて、そこからにょろにょろと出てきたのだ。これを円錐状に丸めたのが味噌玉。熱々の味噌玉はムシロの上で熱を取るとともに、形を作って固まるのを待つ。固まったら、藁などで縛りあの頃だったら、囲炉裏の上に吊り下げて乾燥したものでした。そんな情緒たっぷりな味噌玉だが、こんなあだ名は付けられ...連載327「むくろっち」(その2終わり)

  • 連載327「むくろっち」(その1)

    中学校を卒業するまでは坊主頭が当たり前むくろっち(その1)「むくろっち」あるいはなまって「もくろっち」なんて言ってた者もいたようだ。日に焼けて真っ黒になったイガグリ頭をからかう言葉だった。真っ黒でカチカチに硬い実をそう呼んだのだが、正確に言うと「ムクロジ」と言う木の実の事ですね。今は見ることも無くなったが、羽子板を使って羽根突き遊びをするときに使った、色とりどりの鶏の羽が刺さった黒い木の実の事です。少なくともこの辺りでは、昭和年代の子供たちは坊主頭、イガグリ頭が男子の普通のヘアースタイル。小学校入学時に長髪、坊ちゃん刈りと呼ばれた頭の子は、同じ学校の校長先生の倅だけでした。しかも、床屋さんに行けるのは恵まれた町場の子供たち。農村部の子供たちは、母親又は父親にバリカンで刈ってもらっていたものです。切れないバ...連載327「むくろっち」(その1)

  • ようやく採った雪の下大根

    3~40㎝程度積もったとはいえ、まだ雪は少ない。動物の足跡も残っていたけれど、これはイノシシのように思えます。我が家の畑、そしてデントコーン畑の刈り跡に足跡も集中。雪に覆われて、たちまち食べ物不足に陥り、慌てている様子が分かります。帰る途中で軽トラを停めて広域農道の下を見る。我が家の軽トラの跡だけが見えます。滑って軽トラを脱輪させたら帰れません。ここから、下を見るたびに思い出す光景です。10数年、いやもっと前かなー。ノルディックスキーを履き、マックスと山に行った帰りです。さて、苦労して持ち帰った雪の下大根の味はどうだったのでしょうか。輪切りにして、塩を振りしばらくすると、塩分の浸透圧で水分がにじみ出る。でも、昔のようなパリパリ感には欠けて、少し気落ちする味。雪の下大根にして食べたくて残していたのは、耐病総...ようやく採った雪の下大根

  • 山の畑に向かったが

    家の裏の雪を小型ロータリー除雪機で飛ばし終えて、次は山の畑へ。採り残してある大根が、雪の下になり美味しくなったはずだと思ったのです。広域農道は途中で分岐していて、車の轍はそこまではかすかに見えた。それ以降、山の畑のある山頂に向かい、登った車の形跡は全くない状態です。広域農道から、細い我が家の畑に向かう道は雪が深い。軽トラの腹を雪が擦り始めて、道幅も定かには分かりません。ギアは4輪駆動に切り替えていたけれど、雪を抱えて前進不能に。少しずつハンドルを切り返し、ようやく方向転換。畑までは行きつけない。歩いて畑まで行こうと、雪の中に下りて足を踏み出すと御覧の通り。膝までもある積雪は、我が家の周りの雪とはさすがに違い、あきらめざるを得ません。(続く)山の畑に向かったが

  • 小型ロータリー除雪機試運転

    散水消雪の点検試運転に続き、次は小型ロータリー除雪機の点検と試運転。本来、事前にオイルなども点検補充が必要だが、バッテリーの充電だけでエンジンを始動。広い屋根面積からの滑り落ちた雪の量は多い。降雪10~20cmの雪の量とは思えない多さと、屋根からの落下で固くしまっている。ロータリー除雪機の口よりも高い雪の壁です。それでも、エンジンは快調で雪をぐんぐんと飛ばしてくれます。本来は、高床式住宅の基礎コンクリートに取り付けたパイプから散水していた。その水だけで、十分に処理できていたのでしたが、地震の影響などで水の量が減ってしまった。30分ほどで仕事を終えました。少し残してあるのは、機械を傷めないためです。幅は一間半、2.7mほどで延長は18mほどです。無駄とも思える雪処理のための土地も必要なのです。小型ロータリー除雪機試運転

  • 根雪になるのかな

    一昨日の深夜から降り始めた雪が、昨日になっても止まず降り続く。一昨日の午後に写した我が家の前の風景ですが午後にはグンと減りました。家の裏の様子です。築30年以上になる我が家の屋根は雪が自然落下式。少し積もると、自重で引っ張られて滑り落ちます。その雪の処理が大変なのですが。そして、昨日も降り続き、こんな風に自動車の轍が目立つほどに。除雪車の初出動があっても良いと思われるのに、未だ出動の気配もない。まだ、自家用の地下水による消雪設備の点検と除雪機の点検は未終了。気になるけれども、雪降り前にと無理をして雨の中で野菜の収穫をして風邪を引くことに。昨日の午後は、地下水汲み上げのポンプの電源を入れてみました。半年使わなかったので、送水管の錆び水が噴き出してきたが先ずは一安心。ようやく雪も落ち着いてきたかに見えますが明...根雪になるのかな

  • 雲海は途切れることなく変化する

    展望台眼下の沢にも朝日が当たり始めました。今は耕作はしていないのでしょうが、苦労して水田にしていた形跡も見える。動画でお見せできないのは残念ですが、雲海は次々と変化する。関越自動車道の車列もまた、途切れることが無く続いています。かなり、明るくなってきました。この地の人々は、沢に降りて稲作をし、収穫物は背負って上がったのでしょう。実は昨日は平場にも雪が降りました。何回かの降雪を見ている、越後三山も山全体が白一色になったことでしょう。さて、帰宅することにしましょうか。暖かな朝食が待っていることでしょうから。我が家から車で10分ほどの行程で、こんな絶景に会えるなんて幸せなことですね。(終わり)雲海は途切れることなく変化する

  • 越後三山の夜明け

    月の末に牛ヶ首展望台の夕景色をアップしました。タイミングか遅くなりましたが、その翌日の朝も晴れる雰囲気に誘われて直行。日の出の時刻が遅くなってきたので、出かける時刻も遅い。左中央付近に、小さく灯りが入っていますが、関越自動車道の車列です。今の日の出は、左なだらかな稜線を持つ身丈ヶ岳と越後駒ケ岳の間から。雲海の様子を見ると、右奥の小出駅の裏の峰辺りから滝雲のような姿も見える。太陽が顔をのぞかせ始めました。こうなると早い。太陽の下の緑の点は、プロが嫌う光でしょう。皆さん色々な工夫で防いでいらっしゃいます。18mmから135mmまでのズームレンズを装着しているから便利です。アップすると、小規模ながらも尾根を流れ落ちる滝雲が見えます。(続く)越後三山の夜明け

  • 手作りイカの塩辛

    寺泊の通称「魚のアメ横」でも、最も名前の知られて店が長岡にも進出。大きな食品スーパーの一角にあったが、初めて入店し新鮮なスルメイカを購入。しかし、帰宅してレジ袋から取り出してみると思いのほか小さい。少々気落ちしながら捌いたけれど、最近は大きなスルメイカは獲れないのかな。気を取り直して、2杯のスルメイカを切り分けました。ゲソだって無駄にはしません。ただし、吸盤の固い部分は包丁の背でしごき取る。昔のレシピ本を頼りに作っていたころは、塩分がきつすぎていた。隣家の主人が、割烹の板前さんなので聞くと「ゴロ」肝臓にまぶす程度の塩だとか。ただし、この日の「ゴロ」は小さいので、目分量で塩を使いましたが、少し多いかな。時々、イカの塩辛も食べたくなるけれど、既製品の添加物を見ると気が引ける。自分で作ったら、もちろん添加物など...手作りイカの塩辛

  • ウィロウハウス

    15年来の付き合いになった、飲食店「スズ滝」グループが新たな店舗を開店。新しい店内のように見えるけれど、なんと登記簿では明治元年という古い建物のリノベーションです。長岡市でも、古くから醸造の町として知られている摂田屋にあります。旧青柳邸を買収し、地元の職人の手で、半年以上かけて改築したといいます。一、二階の天井を床を抜いて、吹き抜けにしたのでしょう。二階の部屋の展望も目を見張る古さ。ともすれば、殺風景になりがちな広い壁には素敵な絵画が。柱も梁も雪国の旧家とあって、太い木材ばかり使われていて貫禄十分。きっと、購入時から架けられていた額でしょうね。勉強不足で、意味は分かりません。揮毫した方の名前も読めませんが堂々たる書です。隣の招待客たちが話をしていたけれども、このグラスのセットはできたばかり。「なんとか、今...ウィロウハウス

  • TKG

    先日、岩手の友人から荷物が届きました。美味しくて、重宝させていただいているモチ米に加えて、平飼いの新鮮な鶏卵まで。大農家であり、飼育している鶏にはクズ米や野菜くずが与えられている。大規模養鶏のケージ飼育と違い、平飼いされている鶏卵はストレスが無いのか美味しさが違う。なんと言っても、ここは卵かけご飯ですね。世の中ではこれを「TKG」なんて呼ぶ向きも。頭文字の羅列ですね。同じような飼育方法の新潟市の宮尾さんの「みやたま」も同じ飼育方法。不思議と、黄身の色が薄いけれども、これが自然な色なんですね。餌に色素を添加し色を濃くする向きもあるとか。宮尾さん宅にお邪魔して、昼食まで頂いたことがあったけれどその時学んだ方法。熱々のご飯に、直接卵を割り入れて、醤油を垂らしてかき混ぜるのです。これがもう、本当にめちゃくちゃ美味...TKG

  • 文化祭巡り

    11月3日の文化の日には文化祭巡りでした。あっという間に、一か月も経ってしまったのでした。先ずは友人から頂いた案内葉書の「白象展」から。白象会(はくしょうかい)という名前の魚沼市を中心とした絵画集団です。何回も見させていただいているうちに、作品で作者が分かるほどになりました。画風って、彼らほどの手腕だとなかなか変えられるものでもないらしい。それが、個性であり自己表現の世界なのでしょうか。でも、それぞれに素晴らしい。独特のタッチは水彩画です。私と同年齢の彼の作品はメルヘンチック。題材に採った風景は、スベルベも何回か見に行った、破間川ダムの雪流れです。これも同年齢かな。考えたら同年齢の作者も多いですね。この風景が彼の感性に合うのか、季節ごとの何枚かを見させていただいたような。独特なタッチは、同級生の手による作...文化祭巡り

  • 「ひなた」結成25年ライブ

    長岡の人気アコースティックデュオ「ひなた」のライブに行ってきました。かれらも、なんと結成25周年になるという事で、それを記念してのらいぶです。コンセプトワードは「一期一笑」でもちろん一期一会を使った造語。元気のよいデュオは、笑いでもみんなを幸せにしたいという考え方なのです。会場は長岡駅前の市の複合施設の「アオーレ長岡」です。プロバスケットボールのアルビレックス新潟BBのホームでもあります。計画では5千人の入場者という話を先日のワンスピリットライブで聞いていました。この広い会場を埋め尽くすファンを見ると、その話も大げさではなくて大変な客数でした。ライブは基本、撮影禁止ですが時折撮影タイムも設けるサービス精神。共演する出演者も彼らの付き合いの広さ、人気から小学生からダンサーまで。実は、そんな人気者のデュオ「ひ...「ひなた」結成25年ライブ

  • ワンスピリットライブ(その2終わり)

    もう一つのコンセプトとでも言うべき言葉です。ハワイの諺だと聞きましたが「雨が降らなければ虹は出ない」だとか。「つらいことの後にはきっと良いことがある」ということだといいます。その言葉に「NoSnow」と付け加えたのかな。春の来ない冬は無いと日本では言いますが。受付で頂いた冊子にありました。「人は、悲しみを経験するほどに人に優しくなれるから」長くなります、お読みください。人生の応援歌かもしれません。雪国ならではでしょうか。観客全員が元気をもらえたようなライブだったと思います。演奏者のパートナーに促され、立って拍手をする際にはジャンプを繰り返す人も。そして、そっと記念で頂いたハンカチで涙をぬぐう人さえ見えました。スベルベ夫婦も会場を勘違いして、開演にようやく間に合いましたが、なんと座ったのは前から二列目。その...ワンスピリットライブ(その2終わり)

  • ワンスピリットライブ(その1)

    思わぬことから、ライブに行くことになった。娘婿からの招待というか、勤めている会社の創立記念日の祭典です。題して、「ワンスピリットライブ」。名前は聞いた事はあったけれども初めて聞く、三味線奏者です。名前さえ見たことはあっても、発音も知らず「史佳(ふみよし)」って初めて知りました。こちらの「ひなた」はスベルベ夫婦とは、親しい間柄です。今年も二人で、47日間の全国ライブツァーを終えてから我が家にサツマイモ掘りに来ています。先ずはその「ひなた」の演奏から開始です。金曜日のライブであり、平日の午後でお客さんは年配者が多い。でも、元気のよいメンバーの二人による歌と踊りにたちまち興奮の渦。そして、どんなご縁なのかなんと一人のタヒチアンダンサーも登壇し盛り上がります。休憩をはさんで、次は三味線奏者の「史佳」さんの登場です...ワンスピリットライブ(その1)

  • 山よさよなら~♪

    日が沈み始めてしばらくすると、越後三山はピンク色に染まる。先回説明した紅ハナコの始まりです。山全体が雪に覆われるとまた風景は変わります。左の越後駒ケ岳と右の中の岳をアップします。越後駒ケ岳は深田久弥の日本百名山にも選ばれた山で、どっしりとした山容です。越後三山のうちの八海山です。お酒の名前としても知られていますが、古くから信仰の山として知られ、信者が登山します。そして、越後駒ケ岳の左奥に位置するのが荒沢岳です。なだらかに見えるけれど、とんでもない危険な山で遭難者も多く出ます。里にも夕暮れが迫り、まさに秋の陽はつるべ落とし。帰って夕食にしましょうか。こんな夕日だと翌日は晴れるはず。朝日を見に来ましょう。山よさよなら~♪

  • 夕日を撮影に行くと

    大根を収穫して帰宅し、洗い始めたけれど空が気になる。きれいに晴れ渡った空で、冠雪の越後三山を牛ヶ首展望台に見に行きたくなったのです。撮影のタイミングとしては、上々のコンデイションでしょうか。宇賀地盆地は日陰に入ったけれども、周辺の山々は夕日に紅葉が光って見えます。ひとりで、静かに移り行く風景を眺めていたら突然、車が急停車。遠慮も無く、展望台の直近に3台の車を止め、4人の撮影グループが登場。でも、分別盛りとも思える年齢のこのグループはスベルベに声をかけるでもなくカメラをセット。おいおい、マナー、エチケットというものもあるでしょう。泥だらけのスベルベの姿を馬鹿にしたのかな。一人は講師と見え、一人の女性はしきりに撮影に関する質問を連発する。いや、絞りがどうのこうの、ピントはどうのこうの、構図がどうのこうのと姦し...夕日を撮影に行くと

  • 大根採りを急ごうか

    今の時期としては遅いけれども、越後三山に二回目の降雪がありました。いよいよ、冬、降雪の時期が近づいてきて、大根採りにも気が急きます。少しは、雪に遭わせて「雪大根」にもしたいけれど、収穫が間に合わなかったら大変。何年か前の、忘れもしないが12月12日のことです。初雪の量が多くてそのまま根雪に。100本以上もの大根を採りそこね、収穫がすべてが泡と消えた苦い経験もしたのでした。大根を数10本収穫しての帰り道から見た越後三山です。若いころの11月3日に、越後駒ケ岳の小屋じまいの手伝いで登ったことがあった。その日は快晴でしたが、雪は膝の深さまでありました。一人、ラッセルで頂上の道標を外して担いで小屋の中に。我が家の畑のある山から見える、特徴的な山の未丈ガ岳も白い。この辺りから見える山をすべて登ろうと考えて、最後に登...大根採りを急ごうか

  • 山芋のフルコース

    思いがけずに沢山の山芋が掘れた。夫婦二人、自分たちだけで食べきれるはずもない量で、友人たちを食事に招く。この日は、自前の農産物直売所「農天市場」をやっていた際に知り合った知人でした。ある若者が、農天市場の話を聞き、野菜を置かせてくれと頼まれた。以来のご両親含めてのお付き合い。先ずは定番の山芋料理、トロロ汁です。我が家流は、煮干しで出汁を取り醤油で味をつけたシンプルな汁で伸ばしています。スベルベ亭主が、40分以上も時間をかけてトロロ汁を伸ばしている間にもう一品。こちらは、スベルベママが担当して、摩り下ろした山芋を使っての海苔巻きです。超シンプルな食べ方の、山芋のざく切りです。シンプルな味ながら、豊潤でアワビのようだと言う方もいらっしゃいます。そして、山芋は枝分かれして細くなった部分もあります。その部分や、摩...山芋のフルコース

  • 終わりにと思っても山に向かう足

    山芋は十分に掘ったし、もうおしまいにしようと思っているのだが・・・。天候が良いと、つい山の足が向かう。しかも前回掘った周りに気になる蔓もあったのです。たまには、こんな僥倖を得ることもあります。目的の一本を掘り始めたらその後ろにもう一本。どう見ても、雑木に絡みつく蔓は一本しか見えないのに不思議です。蔓が切れたのでしょうね。そんな、僥倖も最後まで生かしきれなかった。2本を掘り上げることは出来たけれども、肝心の先端まで到達できなかった。悔しくて、その後に掘りだした先端部分をくっつけてみたり。それにしても、十分な太さの山芋です。10年以上は人の手に触れていませんね。こんな、山の主かお化けかと思えるような大物も掘りました。最後は固い砂礫の層に当たり、大きく手を広げたような形になっていますが。スベルベは、昨年からフェ...終わりにと思っても山に向かう足

  • 連載326「父母と姉たちと夫婦喧嘩と」(その2終わり)

    撮影した年月を考えると、両親とも今の私よりも若かったに違いない。父母と姉たちと夫婦喧嘩と(その2終わり)それでも、姉たちの言葉の端々、会話の中に「父ちゃんみたいな人と結婚したい」なんて何回も聞いていたのだから羨ましい話である。欧米並みに離婚率が上昇している日本でもある。身近でも離婚が珍しくも無くなった時代に、ついこの亡父母のことを思い出してしまう。そして、中々結婚せずに両親を悩ませた私は「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」なんて聞かされた言葉が忘れられない。そうです、そのとおり、結婚なんてしてみなくては分からない。「結婚する前は両目で相手を見る。結婚したら相手を片目をつむって見る」そんな、寛容な心を持った父と母だったのかもしれない。(終わり)連載326「父母と姉たちと夫婦喧嘩と」(その2終わり)

  • 連載326「いい夫婦の日に」(その1)

    亡くなった両親は、遊び心も持ち、山菜採りは二人揃っていくことも。これは、私も同行してのキノコ採りで、山での昼食の光景です。父母と姉たちと夫婦喧嘩と私とは年齢がかなり違った姉たちが三人いる。(実は私のすぐ上にもう一人姉がいたが、終戦の年の混乱の中、一歳の誕生日を待たずに早逝している)私の記憶がはっきりする年齢、小学校から中学校へかけての年頃だったかと思う。一人の姉のみでは無かったと思うが「結婚するなら父ちゃんみたいな人とする」なんて言っていた記憶がある。私が娘二人を持つ身となり、その言葉をかみしめる。残念ながら我が娘たちは私にそんな嬉しい言葉など掛けてはくれなかったから。酔態を見せたり、夫婦喧嘩をたびたび見せていたのでは無理も無い事なのだろうが。反面教師とはなり得ても、人生の師、ましてや父と似たような伴侶な...連載326「いい夫婦の日に」(その1)

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