猫好きさんにオススメしたいイラスト集「カマノレイコ作品集 Reiko KAMANO artworks」
こんにちは、曇天です当ブログでは、小説や絵本、その他詩やイラストの本、果てはトーク本までもを取り上げています今後の世界を担う子どもに向けての紹介を目指していますが、大人向けの絵本も取り上げるなど、老若男女問わず楽しめるように書いています僕自...
本作について本作は、パウルクレーの絵に、谷川俊太郎が詩を添えて作られた本である発行は2000年10月であるパウル・クレーは1879年スイスのベルン近郊で生まれた。音楽教師の父、声楽家の母を持つ4歳の頃、祖母から絵を学び、7歳でヴァイオリンを...
海外絵本ジョン・クラッセンは、カナダ出身の絵本作家・イラストレーターである2012年刊行の「ちがうねん」は、権威ある絵本の賞であるコルデコット賞とケイト・グリーナウェイ賞をダブル受賞した。その他「どこいったん」、「そらから おちてきてん」な...
すべての飼い主さんに読んでいただきたい作品本作は、猫の視点で物語が進む絵本であるある猫が住む家に、小さな生き物が突然あらわれたそれは「人間の赤ちゃん」だった赤ちゃんは少しずつ成長していく猫はその赤ちゃんのそばで成長を見守っていくのであるいつ...
15年ほど前に出会っていた作家酒井駒子さんの本は、15年くらい前に地元の図書館で手に取ったことがあったその時にどんな一冊読んだかは覚えていないしかし、優しいタッチのイラストと儚げな少女の絵は鮮明に覚えていた美術には詳しくないのだがその時は、...
様々な街や生き物が住まう世界junaidaの絵本を取り上げようと思うこの優しいタッチのイラストを眺めていると心がとても穏やかになるそこに描かれた街の風景、建物や人々、幽霊や怪物までもがとても愛らしく見える本作は、見開き2ページに渡って、一つ...
平成初期に出版された本本作は1992年に出版された谷川俊太郎の詩と、広瀬弦というイラストレーターのイラストで描かれておりどこか人間味のあるカバが、考えたことやつぶやきを各ページに散りばめている絵本もしくは詩集であるX(旧Twitter)がこ...
当サイト「曇天さんの書斎」の、管理者の曇天ですこの度は当ブログにお越しくださりありがとうございます当ブログの方針はこちらをご参照くださいここでは、軽く自己紹介したいと思います好きなもの読書読書は元々好きでしたが、いま現在ほど読書量が多かった...
フランスの哲学人、ヴォルテールは言った「膨大な量の本があるにもかかわらず、読む人のなんと少ないことか!」読む人が少ないことには様々な理由はありそうではある現代の日本は「社会人になったら本を読む時間がない」という風潮がある僕の体感では、たぶん...
人形は笑わない (名探偵 夢水清志郎事件ノート 第7巻 はやみねかおる
サワサワテイスト「人形は笑わない」というタイトル、手に取ってみて息を呑むうわぁ、今回扱うのはホラーかよ。である。ホラー系はなるべく読みたくない、想像がさらなる想像を生み自身の中でそれが熟成されていって、非常に濃厚な恐怖を生成するためであるそ...
秀逸すぎるキャッチコピーとても可愛らしく素敵なイラストの数々イラストの他に魅力的なのがそれぞれのメニューに添えられた、洗練された「キャッチコピー」であるそれぞれのメニューとの邂逅を祝福するような秀逸なメッセージが一つ一つよく吟味され、丁寧に...
放課後ミステリクラブ 1(金魚の泳ぐプール事件) 知念実希人
少年少女が織りなす謎解きの物語主人公の柚木陸(ゆずきりく)、本作の主人公で合気道を習っている小学4年生神山美鈴(かみやまみすず)、陸の幼馴染で、体操クラブに通う、運動神経抜群な女の子辻堂天馬(つじどうてんま)、大人向けのミステリ小説を好んで...
メッセージ性の強い 絵と言葉まず本作は、右から読めば良いのか左から読めば良いのか悩んだよく見ると、ページには数字が振られていたのでそれに沿ってページをめくっていく左右のページに同じようなデザインのイラスト「写し鏡」であるようで無いものが有る...
宮沢賢治が語る「クラムボン」とはなにか僕は本作を、絵 山村浩二、英訳 アーサー・ビナード版で読んだ巻末にアーサー・ビナードさんが「クラムボン」について言及している「クラムボン」とはなにかプランクトンが元になった節プランクトンをシャッフルして...
「クラムボン」とはなにか僕は本作を、絵 山村浩二、英訳 アーサー・ビナード版で読んだ巻末にアーサー・ビナードさんが「クラムボン」について言及しているクラムボンとはなにか、プランクトンが元になった節、プランクトンをシャッフルして「クランプトン...
オートメーション化した社会で人間は本作は36編のショートショートが収録された作品であるその36編の中でのお気に入りは「あすは休日」という話だ近未来の世界で、全てのことがオートメーション化した社会そこでは自動目覚まし機、自動調理器、ベルト道路...
世界で最後の花 絵のついた寓話 ジェームス・サーバー 村上春樹訳
娘の未来の平和を願ったこの絵本の作者ジェームス・サーバーがこの絵本を世に出したのは1939年11月、時は第二次世界大戦の始まりの頃であるナチス・ドイツがポーランドに侵攻した世界は、大きな戦争の気配、きな臭さに包まれていたウクライナとロシアが...
その恋、その友情、依存かも。帯に書かれた言葉である装幀の担当は鈴木久美さん装画はヒグチユウコさん今回は辻村作品を読もうと思い、装幀を見て即決した女の子・猫・ヴァイオリンが描かれた繊細なタッチのイラストと上記の帯の言葉である恋愛ものもたまに読...
職人、研究者の真髄 安易に手を出すと火傷する そう感じる自家焙煎珈琲の匠達の対談集だ 本書を手に取ったのは偶然が幾重にも絡まりあってのことであった たまたま仕事で大分まで行く機会があって たまたま福岡空港に降り立ち たまたま時間があったので
本編なしでも楽しめる傑作本 主人公は、「Re:ゼロ」の本編に出てくる ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア 王選候補のクルシュ・カルステンに仕えている老紳士 また「剣鬼」の異名をもつ老剣士でもある 彼の、若かりし頃の話である なんといってもその
数年前に読んだ短編本作自体は数年前に読んだ「Re:ゼロ」の短編集である4編の短編から構成されておりその中で「後追い星をやめた日」という話が好きである主人公はプリシラ、王選候補の一人である「Re:ゼロ」の本編では女帝のように振る舞い、主人公の...
数年前に読んだ短編 本作自体は数年前に読んだ「Re:ゼロ」の短編集である 4編の短編から構成されており その中で「後追い星をやめた日」という話が好きである 主人公はプリシラ、王選候補の一人である 「Re:ゼロ」の本編では女帝のように振る舞い
なにやら堅いタイトルだが タイトルから、古事記や日本神話などを連想させ、ちょっとお堅い感じを受ける 本屋においてタイトルに惹かれ手に取るか迷い、取らない 手に取ったとしても棚に戻す そういうような扱いを受けそうな印象を持っている しかし、装
いまも忘れない、20年近く前に読んだ本 シオドア・スタージョンは、海外のSF作家である 装丁が綺麗だったのと、少し厚みのある本を読みきってみたくて 地元の小さな書店で購入した思い出がある 本作「不思議のひと触れ」は短編集であった その中で一
機巧館のかぞえ唄(名探偵 夢水清志郎事件ノート )第6巻 はやみねかおる
大人にもおすすめしたい 名探偵夢水清志郎事件ノートも第6巻まできたわけだが しばらく経ってからまた再読したいほど、頭を使う面白い話だった 児童文学にしては難しいかもしれない 柔軟な脳を持つ子どもの方が理解できるのかな? 頭の体操には十分すぎ
踊る夜行怪人(名探偵 夢水清志郎事件ノート)第5巻 はやみねかおる
読後感が爽快な作品 最初は怪しげな感じで始まる 妖怪が出てくるのかなぁ 光って踊っているような妖怪が出没か?と思う ミステリーだからそういうゾワッとする場面は避けられないものだが 小中学生の時にはそういう作品はやっぱり読むのは気がひけた 今
庶民には縁のない世界 ショミーンには縁のない世界の話ですね 主人公は、富久丸百貨店の外商員という仕事をしている 百貨店での一月の購入額が150万円以上の方を対象にカードを発行し 外商部の人員がその方のお宅に訪問し、客はVIP待遇でショッピン
ちょっと不気味な感じ 前半はそうでもないが、後半の方は 過去の話から見ると、少し不気味な、奥行きのある話だと思った 曰く付きのある集落は、現実世界にもあると思うのでノンフィクション的なものかも それはそれで、リアルな感じでよかったと思う 現
消える総生島 名探偵 夢水清志郎事件ノート 第3巻 はやみねかおる
クローズドサークル 主人公の亜衣・真衣・美衣の3姉妹が、映画に出演することになった 撮影のロケーションは「総生島」という孤島である 島に着いたと同時に、乗って来たボートが爆発してしまい、一同は島に取り残されてしまう 見事に、島・館・雪という
黒髪の乙女の青春時代 京都大学に入学した大学生1年生の女の子(黒髪の乙女)が主人公 夜の街に繰り出て行き、そこで様々な大人に出会う 彼女自身かつてない人生経験を積み、人間的成長をしていく過程を表現した作品である 著者の「四畳半神話大系」とい
たまたま手に取った本 地元の書店に足を運び、店内をふらふらしていてたまたま手に取った本 読もうと思っていたけれど、本棚でしばらく温められていたハードカバー そのようにたまたま出会った本で面白い本に当たると得した気分になる 読んだ後は、もう少
亡霊は夜歩く(名探偵 夢水清志郎事件ノート) はやみねかおる
名探偵 夢水清志郎事件ノートシリーズ 第2巻 「そして5人がいなくなる」で、名探偵の夢水清志郎が事件を解決(?)したその後の物語 舞台は、亜衣、真衣、美衣の3姉妹が通う中学校、虹北学園へと移る 虹北学園に伝わる4つの伝説にまつわる物語 学校
選ばれし犠牲者 クローズドサークルもののミステリーである 廃墟に閉じ込められた元大学の友人たち7名と、山で迷っていた親子の3名 計10名の人々がその廃墟に閉じ込められてしまう 廃墟から出るにはその中の一人を犠牲にしなければならない そんな状
狂おしいほどの深き愛 高嶺の花というわけではない すぐそこにあり、手が触れかかっているのに届かない だからこその苦悩、葛藤、絶望 人の感情というものは、なかなかにコントロールできないものである それが男女という違いがあれば自ずとすれ違うこと
誰も死なないミステリー 青い鳥文庫で扱われている児童文学 優しいミステリーとして物語が綴られている 殺人事件を扱うようなミステリーが苦手な方にもおすすめの一冊 主人公は亜衣・真衣・美衣の三姉妹 三姉妹が住む家の隣に洋館があり、そこに越してき
不気味な短編集 ジャンル分け不能と背表紙に書かれていた たしかに、何ジャンルなのかわからない、ホラーのような、ミステリーのような ゾワッとする話が多めだったと思う 僕が気に入った「SEVEN ROOMS」という話は 海外映画の「SAW」を思
雑談の中に本質がある 著者の星野源が好む「雑談」 脱線することが当たり前の、楽しくて自由な普段の会話 本書は12名の著名人との「雑談」が収録されている なるべく手を入れずに、実際の会話に近い雑談として収録したと著者本人が記している 僕自身は
概要 著者は、浅倉秋成で、「ミステリー」のカテゴリーになるらしい 就職活動をする大学生の話、登場人物は有名大学に通っている優秀な人物ばかり どの学生も飛び抜けて優秀なため甲乙つけがたい人物ばかりである 最終選考にまで進んだ6人の就活生はグル
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