「jQuery逆引きマニュアル」が発売されました
「jQuery逆引きマニュアル」がついに発売されました。
本著はjQueryを利用したWeb制作の様々な知識を体系的に学べるように構成されています。
基本ではjQueryの様々なメソッドの解説と、JavaScriptの基礎知識の解説、応用ではイベントデリゲートやクロージャなどの高度なjQueryテクニックを解説。また、インターフェースや装飾、フォーム、Ajax 、API の利用、iPhone/iPad などのスマートフォン対応、開発ツールの活用など121のトピックスについて解説しています。
最近、よく「Web制作の現場で使うjQueryデザイン入門」とどちらを買えばいいですか?という質問をよく受けるのですが、「どっちも買ってください!」
じゃなくて、「jQuery逆引きマニュアル」は「jQueryデザイン入門」と「jQueryクックブック」の間ぐらいを想定している書籍です。
「jQuery逆引きマニュアル」ではjQueryが始めての人でもわかる様に、ほとんどのメソッドについて解説は行っておりますが、要点をまとめたシンプルな解説です。シンプルな分けっこうマイナーなだけど便利なメソッドにまでページを割けています。例えばつい最近話題になったjQuery.stopの引数など。逆に「jQueryデザイン入門」ではサンプルなどが充実したリッチな解説でが、メソッドを重要度で絞り込んで解説を行っています。
「jQuery逆引きマニュアル」は網羅性を重要視しており、121のトピックスについて解説しています。(トピックスの詳細はこちら)422ページで121のトピックスなので1トピックスにつき2ページ-6ページという構成でトピックによっては深く解説しきれてない物もあります。ただし、そういった物も知識としてのイントロダクションになるよう要点をまとめて解説するようにしております。
ちなみに、ページ数で言うとこんな感じ。
「jQueryデザイン入門」 342ページ
「jQuery逆引きマニュアル」422ページ
「jQueryクックブック」458ページ
プログラミングに苦手意識がない方は「jQuery逆引きマニュアル」を、プログラミングに苦手意識がある方は「jQueryデザイン入門」 で基本を押さえてから「jQuery逆引きマニュアル」で理解を深めるといった利用方法がよいのではないかなと思います。
スポンサードリンク
«[書評] HTML5+CSS3で魅せるiPhoneサイト | メイン | 2010年のto-R人気エントリーTOP20»