IT系おじさんのチラシの裏
2018年10月~
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Windowsでマイナポータルの特別定額給付金の申請をしてみた

市役所から特別定額給付金の申請書類が届いたのだけれど、せっかくマイナンバーカードもICカードリーダーも持っているため、マイナポータルで申請してみました。

ぼくはWindowsパソコンで申請したのでそれが前提のお話です。

事前準備

物理的な準備

Windowsパソコンがあるのは大前提として、

  • ICカードリーダー
  • 個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票
  • 特別定額給付金の振込先銀行口座の通帳

ぼくが使っているICカードリーダーはSonyのRC-S380です。以前、「楽天ポイントを使ってAmazonで買い物する方法」で紹介したとおり、楽天ポイントをEdyへ変換するために買いました。

「個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票」は
↓こういうヤツ。申請したときに控えでもらいましたよね。
個人番号カード・電子証明書 設定暗証番号記載票

暗証番号を覚えているならなくても構いませんが、「記憶できる程度のパスワードを付けるのはもうやめよう」で書いたとおり、ぼくは基本的に記憶できるようなパスワードは信頼していないので発行されてすぐにスキャンして暗号化ストレージへ保管しています。余談ですが、Windows 10 ProならBitLockerが標準で付いているので便利。

ともあれ、ここに記載された「①署名用電子証明書 暗証番号」と「④券面事項入力補助用 暗証番号」はマイナポータルでの申請時に必ず必要になりますし、3回間違えたらロックアウトされるのでご注意ください。

それから、振り込み先口座についてはネットバンクでも問題ありませんでした。カードの写真を撮らずともネットバンクのスクリーンショットでOK。もちろん銀行名、支店名、口座番号、口座名義などが写った画面ね。

ソフト的な準備

  • ICカードリーダーのドライバー
  • お使いのブラウザ用のマイナポータルAP

うちの場合はRC-S380なので、ICカードリーダーのドライバーは下記ページからダウンロードしました。
https://www.sony.co.jp/Products/felica/consumer/download/windows.html

いつのまにか名称が「FeliCaポートソフトウエア」から「NFCポートソフトウェア」へ変わっていてこれで本当に良いのかちょっとアセった。実際は何も問題なし。

ブラウザのプラグインについてはマイナポータルの動作環境チェックのページからインストールできます。
https://app.oss.myna.go.jp/Application/environmentCheck/initStatic

楽天のEdy Viewerの場合はまさかのIE11専用で面食らいましたが、マイナポータルの場合はChrome用のプラグインもあってホッと一安心。

マイナポータルで特別定額給付金の申請をする

ハードとソフトの準備が整ったら、マイナポータルのトップページにデカデカと「特別定額給付金の申請」「申請はこちら」とあるのでクリックします。

どうせ「ぴったりサービス」というページへ飛ばされるだけなので、いきなり↓このURLでもOK。
https://app.oss.myna.go.jp/Application/search

郵便番号を入れて[地域を検索]ボタンを押すとこんな画面が出てきます。
ぴったりサービス

「お探しのカテゴリーは何ですか?」と聞かれるので「特別定額給付金」のチェックを付け、[この条件でさがす]をクリック。

ぴったりサービス-特別定額給付金

[特別定額給付金]のチェックを付けて、[申請する]をクリック

特別定額給付金

[次へすすむ]をクリック。

マイナポータルの動作確認画面

動作環境の確認画面が出ますが、ここでエラーが出ている場合は事前準備のICカードのドライバーインストールや、マイナポータルAPのプラグインがブラウザに入っていない可能性があります。…ので、やりなおし!w

問題なければSTEP4のチェックを3つ付けて[次へすすむ]

メールアドレスと電話番号の確認

メールアドレスと電話番号を入力して[次へすすむ]。

申請者情報の入力

ようやくマイナンバーカードの出番です。緑色の[マイナンバーカードを読み取り]をクリックします。

マイナンバーカードの読み取り

ICカードリーダーの上にマイナンバーカードを置き、[カードを読み取る]をクリック。

券面事項入力補助用のパスワード

すると券面事項入力補助用のパスワードを要求されるため、入力してOKを押すと、申請者の氏名や住所が自動入力されます。

ただ、ぼくの環境だけかも知れませんが、なぜか氏名(フリガナ)と郵便番号がが自動入力されていませんでした。

入力に不備があると[次へすすむ]ボタンをクリックしても何も反応しないため、なんだこれー!としばらく悩みましたが、ふりがなと郵便番号を入力したら進んだっていう…。エラーメッセージくらい出してよ~!

あとは確認画面と口座番号の入力があるだけなのでスクリーンショットは省略します。ひたすら[次へすすむ]のみ。

あ、そうそう、でもこれはアップしておくかな。

振込先口座の確認書類 金融機関名、口座番号、口座名義人(カナなど)がわかる通帳やインターネットバンキングの画面の写し

「振込先口座の確認書類 金融機関名、口座番号、口座名義人(カナなど)がわかる通帳やインターネットバンキングの画面の写し」

という長ったらしい項目ですが、要は通帳の写真撮って貼り付ければOKです。

準備の項で説明したとおり、ネットバンキングの場合はそのスクリーンショットでもOKみたい。ぼくはそうしました。

あとは内容確認して、最後に電子署名用のパスワードを入力して完了です。

メールアドレスに控えのPDFが入ったZIPファイルも自動送信されてきますので、一応中身を確認しておきましょう。

カード読み取り時のエラーについて

あえて何も準備しないままどんなエラーが出るのか試してみたので参考までに。

■カード読み取り時に遭遇したエラー一覧

マイナンバーカードまたはカードリーダライタを確認してください。EW340-2010

ICカードリーダーがPCに接続していないときに出るようです。

マイナンバーカードまたはカードリーダライタを確認してください。EW340-2011

ICカードリーダーは接続しているけど、マイナンバーカードが置いていない、あるいは微妙にズレている等、読み取れないときに出るらしい。

カードとの通信中にエラーが発生しました。
エラーコード:EW340-2000
エラー詳細:0x8010001d

ICカードリーダーのドライバーがインストールされていない、あるいはWindowsサービスのSmart Cardが起動していない場合に発生するようです。

というか、しましたw

ぼくは使っていないWindowsサービスを無効にするクセがありまして… Smart Cardを無効にしたのをすっかり忘れていたんですね。デフォルトでは「自動(トリガー開始)」になっているため、ICカードリーダー起動時に自動起動するハズですが、無効となるとそうもいかない。

これでちょっとハマってしまいましたが、これは自業自得…(;´∀`)

ぼくが遭遇したエラーはこんなところかな?

まとめ

風のうわさでマイナポータルでの申請は大変だから書類書いたほうが楽、なんて聞いて身構えていましたけど、ある程度覚悟していたためか、思ったよりは簡単に済みました。

あえてドライバーを入れない状態で起動してみたり、WindowsサービスのSmart Cardを無効にしていたり、といったトラブル…というか、テスティング?w みたいなこともしましたが、事前にちゃんとドライバーとマイナポータルAPを入れておけば何ら問題はなかったハズ。

Webページはやたら[次へすすむ]が多くてテンポ悪いなぁーとは感じましたが、PCに慣れていない方も多いでしょうし、そういう場合はひとつの画面に情報を詰め込みすぎないほうが良いのでしょう。

以上、特別定額給付金の申請をまだしていない方で、Windows PCで申請しようかなーと思っている方の参考になれば幸いです。

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