システム開発二部 第三プロダクトグループの紹介

こんにちは。システム開発二部、第三プロダクトグループのNです。
この記事では、第三プロダクトグループについてご紹介します。

 

役割
私たち第三プロダクトグループは、外国株(米国株および中国株)のシステムを担当しています。
外国株システムは、米国および中国の株式市場で取引される株を扱うためのシステムで、それらに対する新機能の追加や既存機能の改善といった開発案件をプロジェクトマネージャー(PM)として担当します
米国株は、皆さんがよく知っているであろうAppleやGoogleといった有名な銘柄をはじめとして、世界中で取引されています。また中国株は急速に市場が成長しています。
第三プロダクトグループでは、こうした日本株とは異なる市場の動向に触れながら、グローバルな視点でシステムに関わることができます。

 

体制
第三プロダクトグループは約10名で構成され、フロント・バックシステムチームと、現地取次先システムチームの2つに分かれています。
フロント・バックシステムチームは、顧客からの株の売買注文を受け付ける画面・機能や、それらの取引を処理・管理する機能といった機能を担当しています。
現地取次先システムチームは、フロント・バックシステムと、現地取次先システムとの連携を担当しています。米国株の現地取次先システムの担当者と、英語でコミュニケーションしているメンバーもいます。

 

外国株システムの醍醐味
証券会社の扱う商品の中でも、外国株には特有の面白さ・難しさがあります。

①時差
外国株システムでは、ニューヨーク証券取引所や香港証券取引所等、世界各国の市場と連携する必要があるため、時差を考慮したシステムの設計が求められます。
例えば、ニューヨーク市場と日本市場の間には約13〜14時間の時差があるため、リアルタイムのデータ処理や取引のタイミング調整が重要です。
このような時差を考慮したシステム設計は、グローバルな視点で物事を考える力を養うことができます。

②多様な市場動向
世界各国の市場は、それぞれ異なる経済状況や政治情勢に影響を受けます。
外国株システムに関わることで、米国、中国といった市場の動向に振れる機会があります。

③法律・規制の違い
各国の証券取引には、それぞれ異なる法律や規制が存在します。外国株システムに関わることで、こうした多様な法規制に対応する機会があります。
各国の異なる法規制に対応するための知識と柔軟性が求められ、システム開発において非常にチャレンジングな機会です。

④多通貨対応
外国株を扱う場合、複数の通貨で取引が行われます。これにより、為替レートの変動やリスク管理が重要な課題となります。多通貨対応のシステムを構築することで、為替リスクを理解し、適切に管理するスキルが磨かれます。


最後に
外国株システムを担当する第三プロダクトグループの仕事は、日本株システムと比べて多くのチャレンジがある一方で、その分だけ得られる経験やスキルも豊富です。
時差や多様な市場動向、法律の違い、多通貨対応など、グローバルな視点で案件を推進する能力が求められます。
外国株システムに関わることで、金融市場の国際的な舞台で活躍するためのスキルと知識を身につけることができます。
ぜひ、この面白くも挑戦的な分野に一緒に挑戦してくれる方をお待ちしています。

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