NFLabs. エンジニアブログ

セキュリティやソフトウェア開発に関する情報を発信する技術者向けのブログです。

2024年も長崎県長与町の小学生の親子向けにセキュリティの授業を実施してきました

教育ソリューション担当の片山です。
昨年に引き続き、今年も7月20日(土)に長与町のプログラミング教室で小学生の親子に向けてセキュリティの講義を行ってきました。プログラミング教室の構成は昨年度と同様で2時間×3回(3週に渡って実施)、親子8組を対象として午前と午後の二部制で実施しました。それぞれの回では、最初の1時間を使ってNFLabs.からセキュリティについて説明をして、長崎県立大学の学生によるSPIKEプライムを使ったレゴプログラミングに入っていきました。

NFLabs.によるセキュリティ講義

セキュリティの講義では、はじめに身近なインターネットを使うものの紹介から行いました。ゲームや動画配信サービスなどを例に挙げたことで生活とインターネットが密接にかかわっていることを知ってもらえました。
続いて、インターネットにつながっていると、遠くにいる悪い人に狙われてしまうことがあることを伝えました。コンピュータウイルスやランサムウェア、フィッシングを例に挙げて、どのような被害が起こるのかを伝えたことでインターネット上には悪い人もいることが伝わったかと思います。

フィッシングの説明

さらにフィッシングに関しては具体的な例を紙芝居と演劇を織り交ぜた形で紹介しました。紙芝居の概要は、友達とオンラインゲームで遊んでいた主人公がレアアイテムを自慢されて、フィッシングにより友達のIDとパスワードを盗み出してレアアイテムを自分のアカウントに送信するといった内容になります。紙芝居の途中でフィッシングの手順を考える並び替え問題を出し、NFLabs.の研修の特徴である受身ではなく自分で考える機会も提供しました。

演劇の様子

最後に、プログラミングを学ぶと紙芝居の主人公のように悪いこともできてしまうけど、悪いことには決して使わないようにと約束をして講義を締めくくりました。

プログラミングをするときのお約束

長崎県立大学によるプログラミング講義

後半は長崎県立大学の学生が講師を務めるプログラミングの講義がありました。1日目はSPIKEプライムを使ったレゴプログラミングで、壁を検知したら停止するような制御を実装しました。小学生に交じり講義を受けさせていただきましたが、大変興味深く、楽しく熱中して受講することができました。

小学生と一緒に講義を受けるNFLabs.講師

おわりに

1年ぶりに長与町プログラミング教室で小学生に向けて講義を行い、楽しそうにしている様子が見られて嬉しかったです。また、長崎県立大学の学生とも交流ができて非常に有意義な時間を過ごせました。
最後になりますが、今回NFLabs.が行ったセキュリティの講義について少しでも覚えて帰ってくれていたら幸いです。