カワリモノ息子の技術メモ的な~

カワリモノ息子とその母の技術メモ的な〜

学校が苦手な息子くんの作品とその母の作品、はたまた日常などいろいろを在宅エンジニア母が綴る

息子さんキャビネットを買ってスリムロックでロッカーを作っています

突然のスリムロック

 以前に比べて最近はあまりものづくりをしていないように見える息子さんですが、突然「スリムロックを使って何か作りたい!」と言い出しました。

 スリムロックというのはソレノイドでおなじみのタカハ機工さんの製品です。扉のロックをできるようにするソレノイドの装置です。

www.takaha.co.jp

 サイトを確認して気が付いたのですがタカハロックという製品のスリムロックというタイプという位置づけのようでした。
 今回使用した我が家に積んでいたのは、この中の「スリムロックL(解錠レバー付き)」というものです。今から4年前にソレコンでいいね賞をいただいたときにソレノイドギフト券2万円分をいただきそれを使って買ったまま積んでいました。

まずはキャビネット探し

 スリムロックを取り付けられるキャビネットが欲しいということで、カインズの店舗に行きました。
 そこでちょうど良さそうなキャビネットを発見!組み立てたものが展示してあったので持参したスリムロックをあててみてサイズ感もよさそうだったので購入。

 ▼ 購入したのはこちらの商品


キャビネットの組み立て

 買って帰ってすぐに説明書を見ながら組み立てていました。
 私が気が付いた時には、キャビネットのボックスの状態が出来上がっていました。
 説明書と違うのは、扉のストッパーであるマグネットのパーツをつけなかったとのことでした。この部分がスリムロックに置き換わるためです。


キャビネットへスリムロックの取り付け

 いったんキャビネットの状態を確かめてから、また分解して今度はスリムロックを取り付けていきます。

 この位置調整がなかなか難しかったようです。試行錯誤を繰り返しねじ及びねじ穴をダメにして、詰み発言も出ていましたがなんとか乗り越えました。

 なにせDIYに関してはあまり経験がなくわからず、ねじ穴は最初大きくなりすぎてダメになったときは私も一緒にネット検索して木工用ボンドとつまようじを使った下記の方法で乗り切りました。
www.receno.com

 一時はそれでよかったですがねじも違うほうが良いとなり結局ホームセンターでねじとねじ穴修復材を買ってきて対処しました。

 ▼ ねじ穴を修復できる「ねじパテ」。これは便利!
 

 ▼ 穴にねじパテを埋めて復活させ、これにボール盤で穴をあけました。

 ねじに関しては、スリムロックにはM4ねじのネジ穴が両面についており説明書にもそのように記載されているのですが、長いM4ねじを使って貫通させようとした場合貫通させることができませんでした。あくまでスリムロック外側から内側へのネジ穴ということみたいです。

 ▼ M4ねじを使うと青い矢印の向きは大丈夫でしたが、赤い矢印のように貫通させることができなかったです。

 そしてキャビネットの外側からねじで取り付けるように説明が書いてありましたが、息子さんとしてはどうしてもキャビネット内側からスリムロックを貫通させて取り付けたいということで、M4ねじを使わずにM3ねじをつかってキャビネット内側からスリムロックを貫通させる形で取り付けるようにしました。長さは20mmのサイズのネジを使用しました。

スリムロック式キャビネットの完成

 今は強制的に通電させてON/OFFすることで解錠していますが、これからマイコンもしくはラズパイなどを使ってスリムロックの解錠をさせるための仕組みを考えるそうです。
 面白いものができるといいなと思っています。