ソースコードリーディングを開催しました
3月10日、hifiveのソースコードリーディングを開催しました。hifive本体のソースコードをはじめ、JavaScriptの周辺テクニックも紹介しました。
今回、特に重視したのは変数のスコープです。JavaScriptでは変数を定義した際のスコープが動作に大きな影響を及ぼします。
hifiveでは、グローバルな変数定義をなるべく避け、h5というオブジェクトだけが定義されています。後はcomposeメソッドを使って開発者が好きな形でコントローラなどを好きな名前でグローバルに定義できるようになっています。
さらに細かなJavaScript開発における注意点であったり、hifiveの中で使われているテクニックを紹介しました。大量のデータをスクロールする場合や、hifive 1.2で実装されたシーン機能なども紹介しました。
後半として、hifiveチームが開発しているSeleniumライブラリであるPitaliumについても紹介しました。Pitaliumは標準のSeleniumで提供されているスクリーンショット撮影機能を拡張し、表示領域全体を撮影できるようにしています。
先日リリースされたPitalium 1.1では横方向のスクロールや、画面の一部が縦スクロールする場合のスクリーンショット撮影もサポートされました。また、今後一部分だけの横スクロールもサポートする予定です。
座学の後は懇親会を開催しました。今回はソースコードリーディングということもあり、ごく限られた方々向けに行われましたが、多くの方に懇親会に参加いただきました。
hifiveでは今後もJavaScriptを使った大型システム開発に対するノウハウを発信していきますので、ぜひご参加ください!
コメントは受け付けていません。