業務システムに活用したいjQuery製のBootstap用テーブルプラグイン8選
Bootstap単体でも開発を行うことは十分にできますが、ユーザインタフェースを考慮すると、予め用意された機能だけでは実装できない場合もあります。
そこで、使ってみたいのが今回紹介するプラグインです。これらのプラグインを使うことで、よりカスタマイズされた画面表示、操作を実現できます。さらに開発工数自体を減らし、優れたユーザーインタフェースをもたらすことでしょう。
ブラウザ内で表を編集できるプラグイン
jQuery-Tabledit
テーブルの内容をその場で編集、削除できます。バリデーション機能もあります。
コードも
$('#example1').Tabledit({
url: 'example.php',
columns: {
identifier: [0, 'id'],
editable: [[1, 'nickname'], [2, 'firstname'], [3, 'lastname']]
}
});
と、これだけで動かせます。このプラグインが同種のものと比較して優れている点は、ボタン押下時の処理が追加しやすいことです。
ライセンスはMIT Licenseです。
editableTableWidget
こちらも同様にテーブルのデータが編集できるようになります。他に比べて優れているのは計算処理も可能ということです。
ライセンスはMIT Licenseです。
フィルタ機能を追加できるプラグイン
Filterable
名前の通り、表にフィルタを挿入できます。
たとえば下図のように
普段は隠れた状態でボタン押下時に入力ボックスが出てきたり、下図の左手ヘッダー「color」のように
フィルタ化したものだけ色が変わるなどの機能があります。ことフィルタについてのUIは他のプラグインより優れたものになっています。
ライセンスはMIT Licenseです。
表の見た目に関するプラグイン
FooTable
画面の大きさに対して臨機応変に表示を変えたいならFooTableを使いましょう。こちらのサンプルにあるように画面サイズ次第で、レスポンシブルに表示を変えてくれます。加えてテーブルへソート、フィルタ、ページネーションを加えることができます。Bootstrapに限らず、通常のテーブルタグにも活用できます。Bootstrap版はこちらからダウンロードしてください。
こちらライセンスはGPL v3です。
tablecloth
Bootstrapで作った表の見た目をより見やすくしたいなら、tableclothが使えます。たった2行のコードだけでホバー時に縦列、横列のハイライト表示をすることができます。
ライセンスはMIT Licenseです。
操作を追加できるプラグイン
navigable-table
テーブルに限らず、グリッドで配置された入力項目をショートカットで簡単に移動できるようにできたり、簡単にセルを挿入できるプラグインがnavigable-tableです。
具体的には、
jump(次の項目にジャンプ)
alt + arrow keys
move(移動)
alt + shift + up/down
insert(行の挿入)
alt + enter (+ shift)
duplicate(行の複製)
alt + d (+ shift)
delete(行の削除)
alt + shift + backspace
といったショートカットでテーブル操作をより快適にします。
ライセンスはMIT Licenseです。
総合的なプラグイン
Table plug-in forjQuery
DataTablesを使うとデータの絞込、ソート、ページングができるようになります。
ライセンスはMIT Licenseです。
有償ライセンスの購入をすればサポートを受けることができます。作成元はSpryMedia 社です。どういったパラメータがあるかはDataTables – Usageが参考になります。
bootstrap-data-table
フィルタ、ページネーション、1ページあたりの表示件数の変更、検索、データの並べ替えなどテーブルに対して多くの機能を追加できます。ページネーションを日本語化する際には多機能テーブルDataTablesを使う | HOS Co.,Ltd.が参考になります。
ライセンスはMIT Licenseです。
まとめ
今回はBootstrapのjQueryプラグイン、特に業務系システムに使えそうなテーブルに関するものを紹介しました。ぜひこれらを皆さんの開発で役立ててください!
コメントは受け付けていません。