お福さんの日記

徒然なるままに、風の吹くまま気の向くまま、茶の湯、庭に咲く花、野菜作りなど、日常の出来事を綴ってみました。

もうすぐ寒い二月です。

2025-01-26 14:50:00 | 日常の出来事

今週のお稽古は、お初釜の設え、お道具そのままに、復習をしました。

変わったことといえば、お花、

ロウバイと雪椿。雪椿だけがよく咲いていますが、白の侘助もピンクの侘助も紅の侘助もそして曙も全く咲いておらず、寂しい限りです。

ロウバイはよく咲いてよい香りを漂わせています。

こちらは素心ロウバイですが、満月ロウバイはまだ蕾が硬いです。

お菓子は、パウンドケーキを作りました。

栗の甘煮、いっぱい入れたんですが、ここには一つだけ。

と、その前に、

山菜おこわを召し上がっていただきました。

それというのも、親戚の農家さん(義妹宅)からもち米をいただいたんで、おこわを沢山むしたものですから、皆さんにお裾分け?ということでね。

なので、この日の夕飯は、

山菜おこわでした。

お菓子のパウンドケーキは、流石に別腹はなし、ということでしたので、お持ち帰りしていただきましたよ。みなさん、お昼ごはんは食べてきていらっしゃるんですものね。

 

ブロ友さんから届きました。

「おおまさり」という種類の落花生の種です。さすがに大きな粒でした。

お福昨年ブロ友さんのブログで「おおまさり」という落花生を知り、蒔いてみようと種を探したんですが、なくて諦めたことをブログに書いたものですから、ブロ友さん、ご親切に送ってくれました。

のんきさん、ありがとうございます。

5月の種まきが待ちどうしいです。

 

11日の鏡開きにお下げした鏡餅、そして神仏にお供えしたお餅をしばらく水につけておいたものを、蒸し返してのし餅に再生しました。

聞けば、多くの方がこんな風にしているようですね。

神仏にあげたものですから、お雑煮にしてありがたーくいただきましたよ。

 

近々、夜咄(よばなし)の茶事をしようと思います。

夜咄の茶事は、冬至の前後三か月頃の夜長に行われ、冬の寒い夜に、燈火の揺らめきの中で、炉を囲み、一服の茶を嗜んで親交を深めるためのものです。

寒い時期の夜間の茶事には、様々な灯りと共に暖をとるための工夫、待合や腰掛待合の火鉢や手焙りなどの工夫が求められます。

正客の持つ手燭の灯りを頼りに連客が雁行する姿や、正客と亭主の手燭の交換、揺らめく焔の明かりに浮かび上がる景色は、あたかも、「光と影の魔術師」を彷彿とさせます。

しばらく使わなかったお道具をだして、足らないものがないかどうか点検しました。

湯桶や足元あんどん、短檠(たんけい)、膳燭、手燭、手あぶり、等々。

和ろうそくも今回六本必要で、一本足りなそうなので、一本は前回使ったものを使用することで事なきを得ました。

来週のお稽古は、少し予習をしておこうかと思います。

 

一年のうちで最も寒いと言われている二月、もうすぐその二月ですね。

ますますコタツでお尻に根が生えそうです。

録画しておいたテレビドラマやネットフリックスでのドラマなどをゆっくり見たいものです。

みなさま、どうぞどうぞ風邪など召しませんように。風邪は万病の元と申します。

あたたかい甘酒や、玉子酒、生姜湯などをめしあがって体調管理につとめてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お初釜の準備やらで多忙。

2025-01-17 10:59:13 | お茶

   

予定より一週間遅れの更新です。

七日のお棚下げ、七草、鏡開き、どんど焼き、いろいろ行事がありました。

三日には日向薬師に初詣。

破魔弓と干支の置物をゲットし、手をあわせてきました。

 

スズナ、スズシロ、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、の七草、例年ですとすべて家のまわりで間にあうのですが、ナズナが探すようでした。毎年あちこちにはびこっているのにです。ゴギョウも、大きくなるとハハコグサともいわれていますが、まったく姿なし。

なので畑のホウレンソウとノラボウナで代用しました。

写真撮り忘れましたが、時にはお粥が美味しいですね。

 

鏡開き、昨年あちこちの神仏にお供えした鏡餅を下げ、お汁粉にしました。

彼の方が好きだったお汁粉、彼の方を偲びながら食べましたよ。

 

どんど焼きもね、確か昨年お福、お棚下げで下げたお飾りを燃やした時のことをUPしたような記憶がありますが、今年も畑でお焚き上げをしました。お団子作って熾火で焼きましたよ。

上新粉で、紅白のお団子を作り、

 

木の枝にさして、床の間の前に飾るんですが、今年はお初釜の設えがしてありましたので、こーんな所に。

彼の方がこちらにいる時は、枝ぶりのよい大きな木を切って来て見栄えがしましたが、お福ひとりになってからは年年木は小さくなってきました(笑)

 

今年の成人の日は十三日でした。

お友達のお孫のお嬢さんが成人式を迎えられ、お振袖を着せてあげました。

古典的なふくら雀を結んであげました。

お母様と。

ご両親と。

お福ね、おはしょりの下線がお着物のたたみジワの関係できちんとできず、すごく心残りでした。ごめんね。

 

もろもろ事が済み、お初釜の準備です。

 

今年もお初釜を無事に迎えることができました。

もう朝早くからお福台所で奮闘。

田舎料理ばかりなんです。今年は七名準備しましたよ。

右手前の椀物ですが(まだすまし汁ははってありません)椀種を今年は卵豆腐にしようと思って作ったんですが、いざ流し缶から椀に入れようと流し缶を持った瞬間敷物につまずき、缶を放り投げる形になってしまい、玉子が見事に崩れ、グチャグチャ

ご覧のごとくです。

 

今年はご亭主をつとめる方が正座がお出来にならないので、立礼の点茶盤を設えました。

お床は、

「福寿」立花大亀老師の揮毫。大亀老師104歳の時の揮毫だそうです。

今年は福鈴を荘りました。

お花は、笛の掛け花入れに雪椿と初嵐、紅白に。枝物は姫ミズキ。

点茶盤の下段に設えられているのは、炭斗です。

松唐草といって、点茶盤での炭手前ではよく使われます。因みに香合は赤富士、お羽根は姉羽鶴。

待合のお掛物は、

「白梅椿鶯図」酒井抱一画 写し

待合で汲み出しを召し上がっていただき、すぐに席入りをお願いしました。

本席の隣の六畳間を待合いにしますが、今回は六畳間に大炉を開いて、末客さんに汲み出しをお願いしました。

二月になればいずれ大炉を開かなければなりませんのでついでに 

皆さん座におつきになりますと、ご亭主さまご挨拶にお出まし。

主客、挨拶をかわし、初炭手前があり、

お懐石を召し上がっていただきました。

お懐石は、お正客様の求めに応じる形で、水屋のお福もご亭主様も本席でお相伴にあずかりました。本来ですと、水屋や亭主は本席には入らず水屋で懐石を食べることになっています。時に応じて、正客様がご一緒に、と勧められます。

その後、

縁高がはこばれ、お菓子を召し上がっていただきました。

今年は幾分大き目の花びら餅をつくりました。

お初釜には菱花びら餅がふるまわれますが、宮中ではお正月には菱花びらをめしあがられていたということで、初釜には花びら餅が用いられるようになったということです。

宮中では、盛り付けがごぼうが前になるようですが、それでは誠におそれおおいということで、一般にはごぼうを向うに盛り付けるようにしたということですが。

お懐石、お菓子を召し上がっていただいて、しばらく休憩していただき、後座の席入りをお願しました。

ご亭主様、濃茶のお点前、各服点てにて濃茶が練られました。

お客様、濃茶点前をご覧になっております。

お福も後座は半東(亭主の補佐)にはいりました。

お正客さま、濃茶点前をご覧になっております。

正客様の濃茶が練られ、召し上がっておられます。

順次末客様まで濃茶が練られ、召しあがられますと、後炭が省略されて薄茶が各服にて点てられました。

本日使われたお茶碗、

本日使われたお茶入。茶入は、瀬戸肩衝で織部、茶杓は、銘「千年の翠」積応作。

お仕覆は、「四季七宝」

 

最後に薄茶を召し上がっていただきます。

煙草盆がはこばれ、

お干菓子がはこばれました。

ご亭主様、薄茶点前です。

お干菓子を召し上がっております。

お福、半東のお役目、頑張れ!

薄茶も各服点てです。

今回のお棗とお茶杓、

お棗は、「宝船大棗」内梨子地、ふた裏には、

認徳斎の花押、そして棗なんですが仕覆に入っています。

箱の蓋裏は、

この頃は棗もお仕覆に入っていたんでしょうか。ご存知の方教えてください。

茶杓は、銘「瑞雲」細合喝堂作。

本日使われたお茶碗、

最後に、

お若かかりし頃はみなさんね、美人さんでいらしたと思います。

できればハートマークはとりたいところなんですが。

 

長くなってしまいました。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

このところ、朝はいつもマイナス1度、2度、寒いです。

みなさまどうぞお風邪など召しませんように。ご自愛くださいませ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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謹賀新年

2025-01-03 10:22:00 | 日常の出来事

     けましておめでとうございます

 

毎年毎年同じ光景の我が家の元日です。

床の間は今年も「鶴亀三友」

お花は、お福我流、薄端に松、千両、菊二種、蝋梅。お供え餅。

長男家次男家の家族。

お福もいれて総勢11人。

あ~、たっちゃんが写ってな~い。どこにも~

それにお福が前日一生懸命作ったおせちも写っていないではないか~

もう大分食べ散らかしましたが、

こーんなテーブルでした。

お福は清めの日本酒を一本用意しておくだけ。ビールやワインはみんながそれぞれ持ち寄ってくる。いつものことだけれど酔いがまわってくるとワイン談義が始まる。

お福、さっぱりわからない

 

昨日UPしようと思ったのですが、goo blogに入ることが出来なくてアタフタ。

ブロ友さんが教えてくださいました。gooシステムがサイバー攻撃をうけてサービスが停止していると。やれやれこれは待つしかないかと。ブロ友さん、ありがとうございます。

NTTドコモがポータルサイト「goo」など一部のサービスでシステム障害が発生したと発表したそうです。

文明の社会、怖いです。

本年もよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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歳暮茶会

2024-12-29 13:51:59 | お茶

暮れも押しつまった日、歳暮茶会にお招きいただき、万障差し繰って行ってまいりました。

場所は大和市の慈録庵でした。

素晴らしいお道具の数々に堪能させていただきましたが、撮影はご遠慮を。ということでしたので、残念ですが画像はありません。

で、

席入りを待っているところですが、お友達が画像を送ってくださいましたが、随分ボケています。

本年最後の茶会でした。

 

ブロ友さんがプチプチマルマルの新鮮極まりない牡蠣を送ってくださいました。

早速牡蠣フライです。

ちょうどイヴの日でした。

牡蠣フライ揚げたて。超美味しかったです。

たっちゃんちから届きました。

牡蠣のバターしょう油焼き。牡蠣の旨味が口の中でダイレクトに。

あと牡蠣のスープを作ってみたのですが、写真撮り忘れました。食べるのが先でした(笑)

沢山いただいたので、少したっちゃんちにお裾分け。やはり牡蠣フライにしたそうです。

ブロ友さ~ん、くちこさ~ん、ありがとうございます。感謝です。

 

 

今年もお餅を搗きました。

例年通り長男家に切餅ひと臼分、次男家にもひと臼分、お福んちは、ひと臼分とお供え餅を六組。以前はお供え餅二十組でしたよ。今ではあまりお世話になっていない神様には失礼しています。

もち米にして12キロ。以前はこの倍24キロでしたが、お福若かったんでしょうね、今の方が疲れます(笑)

 

 

今年最後の更新になりました。

明日はおせち料理づくりです。

皆様良いお年をお迎えくださいませ。

来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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稽古納め 恒例のクリスマスバージョンで。

2024-12-20 10:42:47 | 日常の出来事

    

寒くなりました。

一つの急須から、ご先祖様とお福の茶碗、二つの茶碗にお茶を注ぎ分けると、フワァーと白いう湯気がたちのぼりました。

       

思いました。今年もあと僅か。自らつくった自分の為の誓いのことば、七か条の御誓文(五か条の御誓文ならず)をしっかり守った一年だったか。

誓いに反して頑張ってしまった時もありました。急いでしまった時もありました。肩肘をはってしまった時もありました。

反省をしながら御先祖様にお茶を手向け、手をあわせ、今日一日の無事を願い、お福、熱いお茶をすすりました。

来年こそは誓いにたがわず余生を生きていきたいと思います。

このご誓文ね、病に苦しまれ、ようやく回復した時に誓ったものなんです。居間に貼ってあります。

 

 

今週のお稽古は今年の納めになりました。

例にしてクリスマスバージョンでね。

お床は、

「無事」この時季はいつも「無事」を掛けます。無事に年を越せますように。無事に新年を迎えられますように。と願って。

お花は、

真っ赤なシクラメン。ポインセチアを置こうと思ったのですが買い忘れてしまいました

仕方なく玄関に置いてあったシクラメンで代用

点前座は、

丸卓にクリスマスリースのお水指、クリスマスツリーのお棗。

待合に、

クリスマスグッズと、

クリスマスリーフ。

お菓子は、

マドレーヌとカステラ。

そして、

生徒さんお持たせのクッキー。

マドレーヌと、

カステラは前日作りました。

このねぇ、カステラの切り端が実はとっても美味しいのです、とお福は思うんです。

広間の方で生徒さんほぼ全員が薄茶を点て、薄茶をいただきました。

そしていただけなかったお福と一人の生徒さんが小間のほうで点茶盤での点前で、

いただきました。

炭手前や濃茶点前は省略して薄茶だけで楽しく過ごせたのではないかと思います。

ちなみに炭手前を省略する時は、お床に香合を飾ります。

本日はベルの香合でした。

クリスマスバージョンのお道具、クリスマスバージョンのお道具はまだまだいろいろいありますが、お福んちこれだけ。来年はもう少し目新しいお道具を、と考えてはいます。

最後にお福、

生徒さんが撮ってくれました。

お顔がボケ(お福そのもの)てシワも見えなくてラッキーでした。

それに帯締めの結びめがすこし右寄りでバランスわるいですよね。

よほど急いで着たらしい。というかやはりボケてしまっているかしら。

 

 

今の畑の様子です。

シュンギクとラディッシュと水菜を収穫してきました。

マルチでの玉ネギ、

こちらは、何もしないで植え付けた玉ネギ。

全部で150本ばかり植え付けましたが、果たしてどちらがほどよい玉ネギが収穫できるでしょうかしらね。早く収穫出来るのはマルチの方だとは思いますが、こうして植え付けて観察するのも面白いと思います。

 

 

玄米ご飯のオートミール風、

炊きあがった玄米ご飯をコンソメダシと牛乳とで煮込んだんですがお福の気に入った夕飯になりました。

リンゴはブロ友さんの真似をさせていただいて輪切り、小松菜と白菜、イカとエビとでオイスターソース炒め、トマトとシュンギクのレモンドレッシングかけ、ユズ大根、あとはいつもの山桃酒です。

 

 

たっちゃんの冬の花の花壇です。今落ち葉がいっぱいですが、きれいでしょう。

寒い時にたっちゃんと一生懸命植えたんですよ。

 

 

そろそろお正月の準備にはいらなければいけないのですが、お福まだその気になってきません。大掃除、餅つき、お飾りの準備、年賀状等々やることが次から次へと思い浮かぶのですが、はい、七か条の御誓文にしたがってボチボチとやります。

皆様も無理をせず、万全な体調で新年をお迎えくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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